記録ID: 2621278
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
紅葉ピークの涸沢から奥穂高岳 日帰り(上高地⇒屏風パノラマ⇒涸沢⇒奥穂高岳⇒吊尾根⇒上高地へ下山)
2020年10月03日(土) [日帰り]
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 09:46
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,558m
- 下り
- 2,548m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:45
16:08
上高地から涸沢、奥穂、前穂、岳沢を上高地に下山を日帰りで、というプランでしたが、前穂は疲労の為パスしました。
いいかげん歩き飽きた横尾まで平坦路を何とかしたいと思い、今回初めて屏風パノラマコースから涸沢へ向かいましたが、屏風のコルまではかなりの急斜面。下りで使う人は多いが登りは少ない理由がわかりました。ただ、コルまで出ればそこからの槍ヶ岳・穂高連峰のパノラマはまさに絶景で、苦労して登ってきたかいがありました。横尾からの方が早いですが、たまにはパノラマも悪くないかも。きついけど。
紅葉シーズンの涸沢は初めてだったので、日本一と言われる紅葉を楽しみに来ましたが、今回一番綺麗だったのは屏風のコルの紅葉した木々の間から見える槍ヶ岳でした。涸沢の紅葉もきれいでしたけど、曇天だったせいかそこまで感激はしなかったなあ。赤っていうかオレンジでしたね。滑落シーン目撃直後で気が動転していたってのも大きいですけど(後述します)。
滑落騒動もあってちょっとドタバタした結果、涸沢から奥穂を目指すのが予定より少し遅れましたが、せっかくここまで登ってきたし、予定通り奥穂も登っていこうと決めました。天気は下り坂っぽくて風も冷たい。ザイテンの登り久しぶりでしたがそれほど難しくはなかったんですが、後からトレランのめっちゃ早い人が来て、何となく一緒に歩く感じになって結局ものすごいハイペースで登ってしまい、かなり足に来ました。その後奥穂から吊尾根の間ですれ違いで結構渋滞したりして時間がかかり、前穂の登頂は今回見送ることに。天気もあまり良くなかったし、これ以上渋滞に巻き込まれるのも嫌だったし。
重太郎新道の下りは、とにかく長かった。前も思ったけど吊尾根から重太郎新道の下りは結構急斜面だし切れ落ちてるところ多いしかなり危険だと思います。そして長い。今回は疲労もあってか紀美子平から上高地まで3時間半くらいかかりました。普通の人なら5時間くらいかかるんじゃないかな?もうこの下りはしばらく歩きたくないと思いました。
終わってみれば、パノラマコース経由の涸沢・奥穂・吊尾根ルートとしては結構早めの10時間弱で帰って来れました。横尾経由なら渋滞していても前穂もいけたと思います。(横尾まで走らないといけないですが。)
今回もかなり疲れたので、来年は日帰りチャレンジやらないかもしれません。
いいかげん歩き飽きた横尾まで平坦路を何とかしたいと思い、今回初めて屏風パノラマコースから涸沢へ向かいましたが、屏風のコルまではかなりの急斜面。下りで使う人は多いが登りは少ない理由がわかりました。ただ、コルまで出ればそこからの槍ヶ岳・穂高連峰のパノラマはまさに絶景で、苦労して登ってきたかいがありました。横尾からの方が早いですが、たまにはパノラマも悪くないかも。きついけど。
紅葉シーズンの涸沢は初めてだったので、日本一と言われる紅葉を楽しみに来ましたが、今回一番綺麗だったのは屏風のコルの紅葉した木々の間から見える槍ヶ岳でした。涸沢の紅葉もきれいでしたけど、曇天だったせいかそこまで感激はしなかったなあ。赤っていうかオレンジでしたね。滑落シーン目撃直後で気が動転していたってのも大きいですけど(後述します)。
滑落騒動もあってちょっとドタバタした結果、涸沢から奥穂を目指すのが予定より少し遅れましたが、せっかくここまで登ってきたし、予定通り奥穂も登っていこうと決めました。天気は下り坂っぽくて風も冷たい。ザイテンの登り久しぶりでしたがそれほど難しくはなかったんですが、後からトレランのめっちゃ早い人が来て、何となく一緒に歩く感じになって結局ものすごいハイペースで登ってしまい、かなり足に来ました。その後奥穂から吊尾根の間ですれ違いで結構渋滞したりして時間がかかり、前穂の登頂は今回見送ることに。天気もあまり良くなかったし、これ以上渋滞に巻き込まれるのも嫌だったし。
重太郎新道の下りは、とにかく長かった。前も思ったけど吊尾根から重太郎新道の下りは結構急斜面だし切れ落ちてるところ多いしかなり危険だと思います。そして長い。今回は疲労もあってか紀美子平から上高地まで3時間半くらいかかりました。普通の人なら5時間くらいかかるんじゃないかな?もうこの下りはしばらく歩きたくないと思いました。
終わってみれば、パノラマコース経由の涸沢・奥穂・吊尾根ルートとしては結構早めの10時間弱で帰って来れました。横尾経由なら渋滞していても前穂もいけたと思います。(横尾まで走らないといけないですが。)
今回もかなり疲れたので、来年は日帰りチャレンジやらないかもしれません。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
屏風パノラマコースで涸沢入りしましたが、コルから涸沢方面に向かう最初のロープがかかった沢で滑落者を目撃しました。著しく危険な道ではありませんが、このコースは遭難者多発なので要注意です。 あとは基本的に高山の岩場なのでワンミス命取りです。登りより下りが危険です。先日も吊尾根で滑落死者が出ましたが、吊尾根〜重太郎新道は「すごく危険なルートでない」と思われている点がいけない。縦走の後半通過する場合は疲労もあって集中力が散漫になるので、結構危険だと思います。 |
写真
感想
【滑落目撃について】
屏風パノラマコースで涸沢に向かう途中、屏風のコルから涸沢方面の斜面に入って最初のロープがかかる沢のトラーバス箇所で、滑落者を目撃しました。
詳細は省きますが、電波が入らなかったので通報は別の方に任せて、僕は涸沢ヒュッテまで救助要請しに走りました。現場から急いでヒュッテに30分後くらいには到着、登山相談所に滑落があったことを伝え、その後涸沢の山岳警備隊で詳細を救助隊員の方に伝えました。その後、山岳警備隊の方は無線で本部とやりとりして、通報があったかどうか定かではありませんが、現場に救助に向かわれました。
結果としては、滑落した方は骨折されたようですが、命は助かったようでした。ほっとしました。
思ったのが、登山者から「滑落があった!」と伝えられた瞬間、屈強な島崎三歩みたいな山男がダッシュで救助に向かうorすぐにヘリが飛んできて収容してくれる、というイメージを描いていましたが、現実はそうでも無いんだな、という事。救助に向かうまでかなり時間がかかります。ヘリだっていつも飛べるとは限りません。
今回色々と思うところありましたが、滑落現場で我々素人ができることは限られています。滑落者の所まで降りて行くなんて絶対できないし、救助要請するくらいしかできない。救助要請も電波入らなければ山小屋に助けを求めるしかないです。自分にできることを全てやれたかと言われると自信ありませんが、いい経験になりました。皆さん、落ちたらいけませんよ。くれぐれも注意しましょう。
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こんばんは🌙😃❗
ほとんど居ないパノラマの上りでした❗😂
11時頃に滑落事故が起きた場所を通りました、救助隊員が登山道に居て、ヘリがつり上げる前に下に石を落とさないように声かけしてました❗
涸沢テント泊、翌日の上はガスで真っ白でしたが、ジャンダルムから天狗沢で岳沢小屋に降りましたが、釣り尾根.重太郎新道と1時間も変わらないかも⁉️
コメントありがとうございます。
ヘリ来てたんですね・・・。動画見させてもらいました。見た時は激しく動揺しましたが、助かって本当に良かったです。
高知から車で北アルプスまで来られるとはすごいですね。私も今年の2月に高知マラソン走りました。それ以後マラソン大会は全て中止になりましたが・・・。またゆっくり行きたいと思っています。
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