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Yamareco

記録ID: 2756698 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 関東

奥多摩湖〜大菩薩峠〜河口湖

情報量の目安: S
-拍手
日程 2020年11月22日(日) ~ 2020年11月23日(月)
メンバー
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
電車バス

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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.5~0.6(とても速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち74%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

1日目
山行
8時間39分
休憩
36分
合計
9時間15分
S深山橋バス停06:3706:42陣屋バス停07:10ババアサマ07:24大寺山07:2508:00タナグチ山08:0008:27鹿倉山08:2708:43シロヨシ山09:06大丹波峠09:0909:19大丹波峠分岐09:1909:30大田和峠09:3510:15中指山10:1510:26タグチ沢ノ頭10:2810:35大ダグラ沢ノ頭10:3510:44ナカクロモ沢ノ頭10:4410:55追分10:5911:33ノーメダワ11:3312:20フルコンバ12:2212:52大菩薩峠13:0413:15熊沢山13:1513:20石丸峠13:2013:29天狗棚山13:3013:39狼平13:3914:06小金沢山14:0714:30牛奥ノ雁ヶ腹摺山14:3414:58川胡桃沢ノ頭14:5815:21黒岳15:2115:35白谷丸15:3715:54湯ノ沢峠
2日目
山行
10時間3分
休憩
54分
合計
10時間57分
湯ノ沢峠05:0405:29大蔵高丸05:3705:54ハマイバ丸05:5506:29天下石06:2906:38米背負峠06:3906:50大谷ヶ丸06:5007:12コンドウ丸(金洞丸)07:1207:20曲り沢峠07:2007:24大鹿山・景徳院分岐07:2407:33大鹿峠07:4208:32米沢山08:3309:11笹子雁ヶ腹摺山09:1109:32笹子峠09:4610:07中尾根ノ頭10:0710:31カヤノキビラノ頭10:3110:41大洞山10:49摺針峠10:5011:021335P11:0211:19ボッコノ頭11:1911:44大沢山11:4511:50女坂峠11:5412:01女坂峠分岐12:0112:09ガレ地点12:1012:36八丁山分岐12:3612:52大幡八丁峠12:5312:56ヤナ沢の頭12:5613:08大幡山13:0813:16茶臼山13:1613:51御巣鷹山13:5114:00三ッ峠山14:1014:16四季楽園14:1614:20三つ峠山荘14:2114:23展望ポイント-214:2314:35三角点峰「木山」14:3514:57送電鉄塔14:5815:06霜山15:20湖畔分岐15:2015:37天上山展望台15:3815:53ナカバ平展望広場15:5415:57天上山公園入口16:0016:10ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
・全体的に落ち葉でわかりにくい箇所あり
・米沢山〜笹子峠:所々鎖場や両側が切れた場所あり、落ち葉と組み合わさると怖い
・笹子峠〜清八山:破線ルートだが、しっかりとした道がある。女坂は木の根っこを掴みながら登る感じ(下りの方が恐そう)。一箇所結構な崩落個所あり
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 ヘッドランプ 予備電池 カメラ 地図(大菩薩) コンパス 筆記具 保険証 水(2LTRパック) ハイドレーションチューブ ファーストエイドキット タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 シュラフ マット 時計 非常食 朝夕食 行動食 ロールペーパー ツェルト 細引き ペグ ストック キャップ 帽子 替下着 日焼け止め 食器 アルコールストーブ アルコール

写真

何年ぶりの始発だろうか
2020年11月22日 05:18撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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何年ぶりの始発だろうか
こちらも久しぶり
2020年11月22日 06:01撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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こちらも久しぶり
深山橋から入山
2020年11月22日 06:28撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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深山橋から入山
シカクラではない
2020年11月22日 07:35撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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シカクラではない
頭だけ見えてる
2020年11月22日 07:40撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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頭だけ見えてる
林道が出てきた
2020年11月22日 08:11撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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林道が出てきた
丹波山村が見える
2020年11月22日 08:31撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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丹波山村が見える
ハンターがいた
2020年11月22日 09:41撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ハンターがいた
ここで林道は終了
2020年11月22日 10:16撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ここで林道は終了
同じ方の作品のようだ
2020年11月22日 10:35撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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同じ方の作品のようだ
木が積まれている
2020年11月22日 10:55撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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木が積まれている
謎の分岐は右へ
2020年11月22日 11:07撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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謎の分岐は右へ
吹き溜まりは腿までくる
2020年11月22日 11:29撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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吹き溜まりは腿までくる
フルコンバが見えた
2020年11月22日 12:09撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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フルコンバが見えた
ここも良い感じ
2020年11月22日 12:28撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ここも良い感じ
石が埋まっている
2020年11月22日 12:29撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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石が埋まっている
白い仏塔と奥多摩湖が見えた
2020年11月22日 12:41撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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白い仏塔と奥多摩湖が見えた
富士山は見えない
2020年11月22日 12:43撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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富士山は見えない
この辺りの笹は美しい
2020年11月22日 13:07撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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この辺りの笹は美しい
これから行く道
2020年11月22日 13:26撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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これから行く道
何度も振り返る
2020年11月22日 13:28撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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何度も振り返る
山梨百名山なのか
2020年11月22日 13:56撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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山梨百名山なのか
牛奥ノ雁ヶ腹摺山...長い
2020年11月22日 14:20撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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牛奥ノ雁ヶ腹摺山...長い
あの雲の向こうにラピュタがある
2020年11月22日 14:23撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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あの雲の向こうにラピュタがある
春にも来てみたいな
2020年11月22日 15:22撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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春にも来てみたいな
あそこも良さそう
2020年11月22日 15:26撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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あそこも良さそう
トイレも素晴らしい
2020年11月22日 15:46撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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トイレも素晴らしい
全員テントで7張りほど
2020年11月22日 15:51撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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全員テントで7張りほど
うーん、小屋に入りたい
2020年11月22日 16:28撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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うーん、小屋に入りたい
久しぶりのアルスト(不快)
2020年11月22日 16:40撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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久しぶりのアルスト(不快)
ここで何があった?
2020年11月23日 05:45撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ここで何があった?
おはようございます
2020年11月23日 05:50撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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おはようございます
1
今日は長くなる
2020年11月23日 05:56撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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今日は長くなる
サンライズ待ちする
2020年11月23日 06:08撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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サンライズ待ちする
10分以上待った
2020年11月23日 06:15撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10分以上待った
富士山の前に見えるのがゴール
2020年11月23日 06:42撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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富士山の前に見えるのがゴール
この辺りはまだ余裕があった
2020年11月23日 06:56撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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この辺りはまだ余裕があった
中央道が見える
2020年11月23日 07:56撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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中央道が見える
稜線からの富士
2020年11月23日 07:56撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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稜線からの富士
この辺りが一番ツラかった
2020年11月23日 08:21撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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この辺りが一番ツラかった
ここも山梨百名山
2020年11月23日 08:58撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ここも山梨百名山
落ちてる
2020年11月23日 10:01撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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落ちてる
ふむふむ
2020年11月23日 10:31撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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ふむふむ
ピンクテープが増えた
2020年11月23日 11:20撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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ピンクテープが増えた
もう少しで女坂
2020年11月23日 11:43撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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もう少しで女坂
女坂は根っこで登った
2020年11月23日 11:51撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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女坂は根っこで登った
ラスボスが近い
2020年11月23日 13:12撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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ラスボスが近い
御巣鷹山を越えたとこ
2020年11月23日 13:52撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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御巣鷹山を越えたとこ
南アルプスの端かな
2020年11月23日 13:58撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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南アルプスの端かな
金峰、甲武信など
2020年11月23日 13:59撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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金峰、甲武信など
ここが岩場か
2020年11月23日 14:14撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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ここが岩場か
水分補給
2020年11月23日 14:16撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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水分補給
あとは下るだけ(左)
2020年11月23日 14:25撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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あとは下るだけ(左)
河口湖が見える
2020年11月23日 14:58撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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河口湖が見える
物々しいな
2020年11月23日 15:35撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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物々しいな
天上山護国神社
2020年11月23日 15:49撮影 by PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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天上山護国神社
ゴール!
2020年11月23日 16:11撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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ゴール!
一時間に一本
2020年11月23日 17:02撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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一時間に一本
トーマス仕様だった
2020年11月23日 17:03撮影 by MAR-LX2J, HUAWEI
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トーマス仕様だった
1

感想/記録

2020年11月22日(日) :晴れ

奥多摩を一通り歩いたなぁ、と思ってマイマップを見たら、すぐ隣の山塊に真っ白なキャンバスが広がっていた。このところ低山というと体力作り目的の山行が多く、また空き時間も少ないため、近くて気軽に行ける所が多かった。その積み重ねが密な奥多摩と周辺にあるそれ以外のエリアというマップができたようだ。奥多摩を出よう。そして、未知の山野を歩こう。ここからあそこまでの距離感を脚で感じよう、というのが今回の動機だった。義母様のおかげでできた自由な3日間、本来であれば真っ白な立山を滑っている予定だったが、私の足は落葉の大菩薩に向かっていた。

最寄り駅から始発で山に向かう。奥多摩行きの青梅線、鴨沢行きのバス、いずれも始発は何年ぶりだろう。そんなに昔のことには思えないけれど、たぶん8年ぶりくらいだ。目覚める前から頭の中でオレンジレンジの「SUSHI食べたい」が流れていてとても嫌だ。深山橋でバスを降りる。テント泊装備を持ってそうな登山者は多くいたが、おそらくほとんどは雲取山だったのだろう。ここで降りたのは私だけ。8月に登った大寺山に取り付く。落葉樹の葉が落ちたおかげで、稜線から目指す山頂の仏塔が見えた。白く輝いていてまぶしい。鹿倉山の稜線から雲取の稜線が良く見渡せた。

大丹波峠に3台ほど駐車されており、そこにいたオレンジベストの方とお話する。北側の斜面で猟をしているそうで、行き先を聞かれた。そこから中指山まではハンターの方が稜線にいて、北側の斜面からは犬の鳴き声が聞こえる。誤って撃たれないか少し不安だった。追分からノーメダワの間はどこか歴史を感じる道だった。途中にあった石積みの竈のようなものはなんだったのだろうか(中に何かが安置されていた)。炭治郎も炭を売るためにここを歩いたのだろうか、などと妄想しながら所々落ち葉をかき分けて歩いた。

フルコンバに向けた最初の登りで落ち葉の吹き溜まりがあり、なんと太腿くらいまであった。そこから大菩薩峠までの間もどことなく古道の雰囲気がある。峠からは歩き出しの尾根と仏塔、奥多摩湖が見えた。水の残りが1リットル以上あることを確認して人の多い峠を離れる。ここからはグンと人が減るが、笹原の広がる景色は素晴らしい。その合間に朽ちた森のある感じは、どこか奥秩父の植生に近い気がする。当初大鹿峠あたりでの幕営を予定していたが湯ノ沢峠に変更し、変わる光景を噛みしめながら歩いた。

湯ノ沢峠は避難小屋もバイオトイレも素晴らしかった。少し下ったところで水も汲めるので、この辺りでは数少ない快適な天場だと思う。コロナ禍だからか、避難小屋だからか、小屋利用者はおらず、それぞれがテントを張っていたので、自分もツェルトを張った。久しぶりのアルコールストーブは不完全燃焼で目が痛い。生煮えのペンネにカルパスと豆、ソースをかけたものを流し込んだ。夜半地震と鹿の来訪があり、遠くのテントから「オラぁ」と怒鳴るような声が聞こえた。エアマットとモンベル#3で暖かかったが、結露はすごかった。ツェルトはしんどい。

2020年11月23日(月):晴れ〜曇

なんとなく目が覚めて4時前に起床。寝ているのか起きているのかわからない感じでよく眠れなかった。ウマーメシ(カレーメシの一種)に期限切れのアルファ米を足して流し込む。水を1.5リットル強汲んで5時過ぎに出発。大蔵高丸は眺望のある山のようだが、残念ながらまだ暗く、甲府と首都圏の夜景と富士山のシルエットが少し見えただけだった。途中歩きながら写真を撮り、少し小高いところで陽が出るのを15分ほど待った。その結果、予定より30分早く出たマージンを使い切り、その後、CT比0.5で計算したタイムに遅れることになる。

大鹿峠までは快適な下りでスピードが出たが、依然として予定より遅れており少し焦る。お坊山までの登り325mがツラく、笹子峠でのリタイヤが頭を過ぎる。米沢山あたりでクエン酸を摂取して少し回復するも、その後の鎖場は岩に落ち葉が乗っていて少し怖い。笹子峠で膝に手をついてしばし思案する。峠には東から風が吹いている。ここで下りたら後悔しそうだし、時間も体力もまだ残っていること、行く先が案外しっかりした登山道(山と高原地図では破線)であることを確認し、行くことにした。ただ、余裕はないのでここで一眼をザックにしまう。

その後は、狭い稜線をアップダウンしながら小ピークで方向を変えて次のピークへ移るような感じで進む。やや単調だが、ここはここで今までと雰囲気が違って楽しめる。今回の核心と思われた女坂は、根っこを掴みながら慎重に登った。下りの方が恐いだろうと思う。また、清八山直下に至るまでに一箇所恐ろしい崩落箇所があった。清八山の手前に出ると目指す三つ峠山が直線上に見えて、いよいよ終わりを感じられる。ここからもエスケープは出来るが、ここまで来たら行くしかない。

御巣鷹山までの最後の登りは300mで、2日目の登りとしては一番長かったと思う。登りながら日航機墜落事故のことを考えたが、あれは御巣鷹の尾根で現場は群馬だったようだ(下りてから調べた)。三ッ峠の山頂で残りのアルファ米を食す。ここで食べないと下山後確実に捨てるからだ。富士山は雲に隠れてもう見えない。四季楽園のテラスから岩場を見る。クライマーはいなかった。また、ここでほぼ水が切れたので、自販機で300円の炭酸飲料を買って飲んだ。

あとは快適な下り。疲れたし、日没も近いので巻けるピークは全部巻いた。下山後は駅前の天ぷら屋さんで天丼を食す。天丼も美味しいがてんやがあればてんやでも良い気がした。それよりも味噌汁が荒れた胃に染みた。長い充実の2日間だった。これで冬への準備は終わった。
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