記録ID: 27700
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
木曽駒ヶ岳
2008年07月19日(土) [日帰り]
- GPS
- 10:51
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,939m
- 下り
- 1,939m
コースタイム
4:21桂木場―6:03大樽小屋(5合目)6:10―7:22分水嶺―8:00将棊頭山8:11―8:27聖職の碑―8:44濃ガ池分岐―9:55木曽駒が岳10:19―10:47乗越浄土―11:08駒飼ノ池―11:44濃ガ池―12:30西駒山荘12:47―13:05分水嶺―13:47信大ルート分岐―15:12桂木場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
江戸時代からの木曽駒のクラシックルートだそうです。ロープウェイができてから寂れて荒れていると思ったのですが、とてもよく整備されていて危険な所はありません。安心して楽しんで歩けるコースでした。分水嶺から将棊頭山への尾根コースはあまり歩かれていないようで、草花を踏まないよう注意が必要でした。 宝剣小屋から濃ガ池のコースは、今年は残雪が多く6箇所ほど雪渓のトラバースがありアイゼンを持っていかなかったので、多少神経を使いました。 信大コースも、予想以上に歩かれていて特に迷う所・危険な所はありませんでした。ただ、途中「望学台」から二手に分かれますが、百曲りコースはあまり歩かれていないようで、水無坂コースのほうが無難と思います。 |
写真
撮影機器:
感想
3連休の初日と言うことで白馬岳はもとよりどこも人で一杯と思い、穴場的なコースを選んでみました。さすが歴史ある登山道だけあって、歩きやすくかといって軟弱でない標高差1700mの十二分に楽しめる道でした。お手軽なロープウェイコースは高齢者に譲り、もっともっと沢山の人に知って欲しいコースでした。ただし、森林限界を超えてからはガスに巻かれたときはかなり気をつけなければならないと思いました。台風に遭遇すれば、逃げる所もなくただただ這松の下にもぐるより術はありません。大正の遭難碑の生徒たちは、さぞや恐ろしい夜を過ごしたものと現地を歩いてみて実感しました。
千畳敷から木曽駒のメインルートをちょっと外れただけで、本来の静かな山歩きが楽しめましたが、帰りに寄ろうと思っていた行者岩は僅か往復1時間だそうですが、寄る気力も体力もなくパスしてしまいました。
信大コースの最後に背の高い砂防ダムがあり、金網の階段の上り下りになっていて最後に疲れがどっと出た感じでした。
疲れましたが予想以上の好天でラッキーな1日でした。
マイナーなコースと思っていましたが、割合多くの方が入られていて驚きました。一行の価値ある花丸のコースだと思います。
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こんにちは、いつも丁寧な報告参考になります。
私も以前にロープウエーを利用して安易に行っていましたが、クラシックルートもいいですね。標高差1700mは、私にとって日帰り登山の限界ですが、行ってみたいですね。
こちらこそいつも参考にさせてもらってます。
ピークハントの気持ちが全くないと言えば嘘になりますが、深田久弥ではないですが、百山百色を感じています。最近はできるだけ歩いたことのないところを意識的に選んでいますが、単独が多いゆえ無理だけはしないようにしています。
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