屋久島(1)宮之浦岳


- GPS
- 09:13
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 11:02
天候 | 快晴のち曇り~雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
感想
前々から行きたかった屋久島に4泊5日で行ってきた。車を大阪空港のアイパークさんに預かってもらい11:15出発の屋久島直行便(到着便の遅れで25分遅れ)JAL2451に機乗。
屋久島到着すると天気予報に反して快晴。プランを変更して28,29はキャンセルして30日に行くと宿に連絡を入れる。当日キャンセルのため費用は全額発生するとのこと。まあしゃあないこっちの勝手なんだから。GOTOもキャンセルになるし2重で痛い。当初予定していた荒川登山口から淀川登山口への周回はその間の歩きが今の自分の体力で完踏できるか不安だったため急遽淀川登山口からの往復に変更。
尾立峠まで行く荒川登山口方面は通行止め。事前の町のHP情報では昼間の時間は開いているとのことだと思ってたのに、ちょうどよし。15:00に淀川登山口に車をデポ。ちょうどバスが着いた後だったので登山者が一人。
淀川避難小屋15:50到着。その日は小屋利用者はさっきの登山者それと降りてきた若者2人含めて4人。飯作って腹こしらえして5時には就寝。
いったい今から何時間寝んねん。しかし他にすることなし。長い夜の始まり。
誰かのいびきがひどい。時に音もスタイルも変わる。加えてさぶい。マットとシュラフの選択ミス。気温は0℃くらいなんだけど寒い。自分の体が寒さに弱くなっているせいなのかきつい。持っている服全部着て足ザックに入れて、最後にはシュラフ出して体にかぶって寝た。3時になると待ってましたと起き、腹ごしらえ、昨夜に作っておいたジフィーズの「キムチビビンバ」と牛丼、あまりおいしくないな、冷えて。4:20ナイトハイク スタート。激しいのぼりじゃないけどやっぱりゆっくりとしか歩けないし、時々ルートがわからなくなってGPSに頼りっぱなし。花之江河も真っ暗の中、感動なし。黒味岳への分岐も真っ暗、予定では明日の帰りのに登る予定。栗生岳のあたりでだんだんとうっすら明るくなってくる。なんとか宮之浦岳山頂付近で日の出が見れたら最高なんだけどと先を急ぐ。宮之浦岳手前で岩が一面凍っていて滑りそうになる。先週永田岳で亡くなった人のことを思い出しながらおニューの軽アイゼンを取り付ける。さすが新しいのはすこぶる調子がいい。でも氷はそのあと大したところはなかった。2名の山ガールとすれ違う。あとで他の人から聞くとその子らは朝2時に新高塚小屋を出てきたそうだ。
宮之浦岳山頂手前で日の出が上がる、すごいきれいな朝日だ。
途端に気温も上がってきたような。太陽の力は偉大だ。アイゼンは外す。
宮之浦岳山頂到着。先に出てた昨日小屋で一緒だった人も山頂に。ほかにもう一人新高塚小屋からの登山者。山頂からの永田岳の景色は素晴らしい。360°きれいに見える。記念撮影してここから永田岳に。周りが低い笹の高原。気持ちのいい登山道。北と南の果てなんだけど羅臼岳山頂直下に似てるようだなと自分で思いながら歩く。途中で登山者のカップルを連れた山岳ガイドとすれ違う。その人にこの先凍っているところありますかと聞くと大丈夫との返事。一安心。やっぱり何か熟練者の人は雰囲気が違う。
今日は高塚小屋まで行くと言ってた先行の登山者は永田岳には荷物をデポして上がると言ってたけど、あまり自分はそのまま山頂まで。10時前に永田岳山頂到着。
今日は鹿之沢小屋で泊まる予定だったけど、それではあまりにももったいないのと今夕から天気が崩れそうなのでこのまま帰ることに。正直もう6時間も行動してるので少し足に来てる。2回目の宮之浦岳への登りはもうひーひー言いながら登る(心の中で悪態つきながら)。2度目の登頂。山頂には1組の宝塚からの親子。関西弁はすぐにわかるみたい。彼らも今朝淀川登山口から上がってきという。息子はこれから永田岳に行き、お父さんの方はこのまま淀川小屋に帰るとのこと。お互いに安全を声掛け合って別れる。
帰りは来るときには見えなかったいろいろな奇岩に見とれて写真撮りまくり。
花之江河は季節が悪いのかあんまり大したことはないな〜と。
黒味岳への登りは分岐を少し外れたところに荷物をデポ。GPS,携帯、水だけ持って登る。もうこのあたりではかなりヘロヘロ、登りがつらい。ストックは最後の岩場の登り手前でおいて岩を登る。山頂到着。やった。三岳完登。写真を撮ったらすぐに下山。降りしなに宮之浦岳山頂で出会ったあの親子の息子とすれ違う。こいつ早いな。若さやねと思いながら再度あいさつを交わす。俺の方は今日はあのひどい夜をもう一日避難小屋でせずに宿に行って温泉入って布団で一人で眠りたい。もう頭の中にはその思いだけ。水がなくなりふらふらになりながら淀川小屋到着。水場で水をくみ上げ残り1.5km淀川登山口まで最後の力を振り絞り車まで到着。\(^o^)/何とか。
ここであの宝塚からの若者が寄ってきて父親を見ませんでしたかと俺に聞いてきた。父親とはぐれたようだ。もう一度探しに戻る。昔の悪い記憶が頭をよぎるがこちらは心配するだけで一緒に探しに戻る余裕はなし。そのあとなにもそういう情報が入ってきてなかったので無事合流できた模様。雨が約束通り降り出してきた。宿へ移動。
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