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Yamareco

記録ID: 291018
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

奥秩父の秘峰 和名倉山へ

2013年04月27日(土) 〜 2013年04月29日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
27:04
距離
42.6km
登り
3,672m
下り
3,675m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

04月27日(土):1025鴨沢−1419七ツ石小屋、昼食。
     1447歩き再開−1710雲取山荘。テント泊。夜朝は小屋飯。
04月28日(日):0413山荘出発−0445山頂、0450ご来光鑑賞。0525朝食。
     0726テン場出発−山頂経由−0843三条ダルミ−1110北天のタル、昼食。
     1157歩き再開−1245飛龍・サオラ峠分岐。1300歩き再開−1535将監小屋。
     テント泊、夜朝は自炊。
04月29日(月):0445テン場出発−0703東仙波−0843二瀬分岐−0903和名倉山
     −1111造林小屋跡−1227登尾沢ノ頭−1410埼玉大山寮−1434秩父湖バス停
    
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き;電車:0559牛久−東京−新宿0744−ホリデー快速おくたま一号ー0906奥多摩。
   バス:0930奥多摩駅ー1005鴨沢。
帰り;バス:1505秩父湖−1515大滝温泉湯湯館、温浴。
   バス:1615大滝温泉湯湯館−1700西武秩父駅。
   電車:1710西武秩父ー1757飯能1806ー1854池袋−1921上野
      −1930フレッシュひたち57号−2007牛久
コース状況/
危険箇所等
小雲取から雲取山荘までのまき道、残雪が少し残って凍っていました。

将監峠から和名倉山への道は、東仙波を過ぎて所々固い残雪が残り、そこでは慎重歩行が必要です。

二瀬分岐以降の秩父湖までの道は人が少なくなり、山道の状況もローカル色に。造林小屋跡、登尾沢ノ頭、地図が点線で所要時間が判らないですが、思ったより時間を費やします。道も迷いやすいですが、過信せず目印を慎重にたどれば大丈夫。

軌道跡は平坦ですが荒れていて油断しない方が良いです。

登尾沢ノ頭から秩父湖までは、とんでもない急降下が二時間も続き大変な思いをします。

西武秩父駅は、羊山公園の芝桜見物のGW観光客で混んでいて、池袋までの特急電車は予約した方が無難です。

新宿発0744ホリデー快速おくたま一号が終着駅の奥多摩で掃き出した乗客は、各方面行きのバスに乗り込みます。
0930発丹波行きの2台目に大きなザックを膝にかかえつつ何とか座れました。
新宿発0744ホリデー快速おくたま一号が終着駅の奥多摩で掃き出した乗客は、各方面行きのバスに乗り込みます。
0930発丹波行きの2台目に大きなザックを膝にかかえつつ何とか座れました。
碧い奥多摩湖が見えてきました。サイクリング車も走っており、連休初日を感じさせます。
碧い奥多摩湖が見えてきました。サイクリング車も走っており、連休初日を感じさせます。
鴨沢バス停より歩き始めます。
鴨沢バス停より歩き始めます。
晴天の中、最初からぐんぐんと傾斜を登って行きます。
2013年04月27日 10:34撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/27 10:34
晴天の中、最初からぐんぐんと傾斜を登って行きます。
キランソウ。
2013年04月27日 11:09撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/27 11:09
キランソウ。
ヒトリシズカの群生。
2013年04月27日 11:01撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/27 11:01
ヒトリシズカの群生。
ヤマツツジ。
2013年04月27日 11:12撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/27 11:12
ヤマツツジ。
深山へ入り込むイメージです。
2013年04月29日 22:01撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 22:01
深山へ入り込むイメージです。
七ツ石小屋です。この時期は店番が居ます。直下の登りがしんどかった。
ここで和名倉山の山バッヂを買いました。
2013年04月27日 14:09撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/27 14:09
七ツ石小屋です。この時期は店番が居ます。直下の登りがしんどかった。
ここで和名倉山の山バッヂを買いました。
インスタントラーメンの昼食。
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インスタントラーメンの昼食。
富士山が見えてます。
2013年04月30日 23:33撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/30 23:33
富士山が見えてます。
広大な石尾根。
2013年04月27日 15:17撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/27 15:17
広大な石尾根。
奥多摩小屋のテント群。ここで幕営すると時間的に楽ですが、小屋飯が食べられない。
2013年04月29日 22:03撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 22:03
奥多摩小屋のテント群。ここで幕営すると時間的に楽ですが、小屋飯が食べられない。
雲取山荘到着。大型宿泊施設です。11月に来たときは小屋泊まりでしたが、今回はテント泊です。
2013年04月27日 17:10撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/27 17:10
雲取山荘到着。大型宿泊施設です。11月に来たときは小屋泊まりでしたが、今回はテント泊です。
晩の小屋飯。オプションで選択しました。
晩の小屋飯。オプションで選択しました。
早起きして、朝飯前に山頂へ登り、ご来光を拝みます。
2013年04月28日 04:52撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/28 4:52
早起きして、朝飯前に山頂へ登り、ご来光を拝みます。
富士山もほのかに赤く。
2013年04月30日 23:53撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/30 23:53
富士山もほのかに赤く。
ご来光を見に山頂へやって来た人々。
2013年04月28日 05:00撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/28 5:00
ご来光を見に山頂へやって来た人々。
南アルプスも見えてました。
2013年04月30日 23:57撮影
4/30 23:57
南アルプスも見えてました。
小屋へ戻って朝飯。
朝の雲取山荘前。
2013年04月28日 05:41撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/28 5:41
朝の雲取山荘前。
テントを撤収します。
2013年04月29日 22:10撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 22:10
テントを撤収します。
下って三条ダルミからの富士山。
2013年04月30日 23:58撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/30 23:58
下って三条ダルミからの富士山。
三ツ山、飛龍山の山腹を巡る道は、この様な崖への架け橋が多い。
2013年04月28日 10:17撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/28 10:17
三ツ山、飛龍山の山腹を巡る道は、この様な崖への架け橋が多い。
北天のタル。ここで昼食にしましたが、北からの吹き曝しで、冷たい風に閉口しました。
2013年04月29日 22:13撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 22:13
北天のタル。ここで昼食にしましたが、北からの吹き曝しで、冷たい風に閉口しました。
飛龍山から将監小屋までの道は日を浴びながらの消耗戦ですが、富士山、南アルプスに癒やされました。
2013年04月29日 22:17撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 22:17
飛龍山から将監小屋までの道は日を浴びながらの消耗戦ですが、富士山、南アルプスに癒やされました。
将監小屋、日の明るい時間に着けて良かった。まずは缶ビールを・・。
2013年04月28日 15:35撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/28 15:35
将監小屋、日の明るい時間に着けて良かった。まずは缶ビールを・・。
ここでは、自炊をします。
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ここでは、自炊をします。
テント内の水分が、フライーシートで凍っています。
テント内の水分が、フライーシートで凍っています。
最終日は、0445の早出をしました。
最終日は、0445の早出をしました。
和名倉山までの山道は、穏やかな景色が多いです。
2013年04月29日 05:49撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 5:49
和名倉山までの山道は、穏やかな景色が多いです。
西仙波。シャクナゲの植生帯に入って直ぐでした。
2013年04月29日 06:35撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 6:35
西仙波。シャクナゲの植生帯に入って直ぐでした。
東仙波の手前のビューポイントから。
2013年04月29日 06:58撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 6:58
東仙波の手前のビューポイントから。
東仙波。
2013年04月29日 07:03撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 7:03
東仙波。
東仙波の北側は結構残雪が多い。
2013年04月29日 07:08撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 7:08
東仙波の北側は結構残雪が多い。
和名倉山の山頂と、秩父の二瀬ダムへの分岐。
2013年04月29日 08:43撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 8:43
和名倉山の山頂と、秩父の二瀬ダムへの分岐。
和名倉山山頂。眺望が無い場所です。なおさら秘峰っぽい。
2013年04月29日 09:03撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 9:03
和名倉山山頂。眺望が無い場所です。なおさら秘峰っぽい。
苔むした山道。
2013年04月29日 09:39撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 9:39
苔むした山道。
「この先スズタケのヤブ遭難多し」と書いてあります。
実際スズタケが現れたのは、だいぶ歩いて後でした。
2013年04月29日 10:15撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 10:15
「この先スズタケのヤブ遭難多し」と書いてあります。
実際スズタケが現れたのは、だいぶ歩いて後でした。
三峯神社らしきものが・・。
2013年04月29日 10:18撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 10:18
三峯神社らしきものが・・。
スズタケのヤブ。
2013年04月29日 10:34撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 10:34
スズタケのヤブ。
ハシリドコロ。
2013年04月29日 10:59撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 10:59
ハシリドコロ。
造林小屋跡。
2013年04月29日 11:11撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 11:11
造林小屋跡。
ネコノメソウとハナネコノメ。
2013年04月29日 11:14撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 11:14
ネコノメソウとハナネコノメ。
森林軌道跡が続きます。倒木や落石崩壊など障害も多い。
2013年04月29日 12:23撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 12:23
森林軌道跡が続きます。倒木や落石崩壊など障害も多い。
スミレ。
2013年04月29日 12:24撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 12:24
スミレ。
登尾沢ノ頭。ここから驚くほど急降下の道になります。道というか何というか。
2013年04月29日 12:27撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 12:27
登尾沢ノ頭。ここから驚くほど急降下の道になります。道というか何というか。
辟易とする急角度の下りの連続。平らな地面が恋しくなります。
2013年04月29日 12:31撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 12:31
辟易とする急角度の下りの連続。平らな地面が恋しくなります。
ミツバツツジ。
2013年04月29日 12:59撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 12:59
ミツバツツジ。
やっと秩父湖(二瀬ダム)へ、足が疲労困憊。
2013年04月29日 13:59撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 13:59
やっと秩父湖(二瀬ダム)へ、足が疲労困憊。
満面と水をたたえる秩父湖。
2013年04月29日 14:01撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
4/29 14:01
満面と水をたたえる秩父湖。
秩父湖バス停までの道すがらの八重桜。
2013年04月29日 14:12撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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4/29 14:12
秩父湖バス停までの道すがらの八重桜。
秩父湖バス停付近。
2013年04月29日 14:45撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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秩父湖バス停付近。
バス待ちの時間、バス停付近の酒屋で喉を潤すものを調達。
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バス待ちの時間、バス停付近の酒屋で喉を潤すものを調達。
道の駅大滝温泉の湯湯館。
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道の駅大滝温泉の湯湯館。
西武秩父駅に着いたら、乗ろうとした特急とその後の特急まで既に満席でした。
やむなく最小限のものを購入し普通電車へ。
西武秩父駅に着いたら、乗ろうとした特急とその後の特急まで既に満席でした。
やむなく最小限のものを購入し普通電車へ。

感想

二泊三日の一人テント旅。奥多摩湖から登り、秩父湖へ下りました。

GW初日、27日(土)奥多摩駅から丹波行きのバスは混んでいました。奥多摩湖の碧さに癒やされました。
いきなり脱水状態を起こしたようで、七ツ石小屋までが遠いこと。二時間近く遅れましたが、昼食後体調を取り戻す。小雲取から雲取山荘までのまき道、残雪が凍っていて恐る恐る。レスキューが4名逆方向へかけて行きました。
相方とはぐれ、連絡が付かない事件が2件。夜の冷え込みが厳しくも、両者とも大事には至らず。凍える夜。

二日目の28日(日)は、朝食前未明より、ご来光を見に雲取山山頂へ。
素晴らしい日の出でした。富士山もほのかに赤く。
山荘へ戻り、幕営撤去後、再度山頂、三条ダルミ、三ツ山下と山腹歩行、北天のタルでの昼食は吹き曝しだったので、体が冷えました。
飛龍山・サオラ峠分岐後、秩父主稜歩きは南側となり気温も上昇。南アルプス、富士山の景観が爽快。さすがに疲れつつ将監小屋は明るいうちに到着。よく眠れる。

三日目の29日(月)0245起床。朝食、幕営撤去後、0445出発。
和名倉山方面は、誰も歩いていなくて若干不安になるも、富士山が後方にくっきり見え、東仙波に着いた頃には、人とすれ違ったり追い抜かれたり、結構歩いている人が居る。所々固い残雪が残り、そこでは慎重歩行に。
二瀬分岐では、重いザックを置いて、和名倉山頂へ往復。
二瀬分岐以降は人が少なくなり、山道の状況もローカル色に。造林小屋跡、登尾沢ノ頭、地図が点線で所要時間が判らなかったが、思ったより時間を費やす。
ここから秩父湖までは、とんでもない急降下で更に二時間の地獄の苦しみ。
バス停で30分ほどのバス待ちの間、酒屋で缶ビールを買いに入ると、「和名倉かい?予想以上に時間がかかる、と皆言ってるね。」。
大滝温泉湯湯館でバスを降り、一時間後に再びバスに乗車。三回頭にシャンプーしたりしていると、時間が無くなり慌ただしい。
終点の西武秩父駅で特急電車に乗ろうとしたら、二時間先まで満席。羊山公園の芝桜の時期だったか!

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