甲武信ヶ岳(ドクロの雪形発見):雁坂峠-甲武信ヶ岳-三宝山-十文字峠
- GPS
- 52:57
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,334m
- 下り
- 2,090m
コースタイム
[2日目]8:15雁坂小屋-8:39雁坂峠-9:40雁坂嶺-11:10東破風山-12:18西破風山-13:19西破風山避難小屋-15:08木賊山-15:31甲武信小屋
[3日目]6:41甲武信小屋-7:05甲武信ヶ岳-8:05三宝山-10:19武信白岩山-11:18大山-12:28十文字峠-14:15毛木平-15:32梓山BS
天候 | 晴れ(夜間は雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【3日前の続き】 3日前の4月27〜28日には、新地平(広瀬湖)-雁峠-笠取山-雁坂峠-西沢渓谷入口を歩いた。3日前の記録は下記を参照。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-289803.html 今回はその続きである。 雁坂峠-破風山-甲武信ヶ岳-三宝山-十文字峠-梓山 【ドクロの雪形】 タイトルあるドクロの雪形は写真74.75,76を参照。 【雪】 雪は南斜面は無くなり、北斜面は氷に近い。軽アイゼンでもよいので、必要である。 |
写真
感想
【天気】
3日とも晴れであったが、15時を過ぎると天気が悪くなり、雪が降った。雪はにわか雪で、朝には止んでいたので、登山条件はとてもよかった。但し、寒波が来ていたので、たいへん寒い5月の連休であった。朝、5時頃気温はマイナス3〜4℃であった。
【残雪】
北斜面を中心に残雪がある。特に雪の少ないところは昼間融けて、夜凍るため、氷に近い。ここを歩くのは軽アイゼンでも可能だが、ボックス型ではなく、4本程度でも爪のあるのが良い。
但し、南斜面には雪はないので、雪のあるところと、無いところが交互に現れる。雪の無いところや岩が露出している登山道は爪のあるアイゼンは歩きにくい。この場合はボックス型の軽アイゼンが便利である。
凍結箇所があるので、アイゼン無しは無謀である。
【景色】
寒波が来て冷えていたためか、冬のように遠方の山が良く見えた。
富士山、南アルプス、八ケ岳、谷川連峰はまだ、真っ白であった。
【テント】
今回、特に感じたのはテント泊の人が多いことである。山小屋の主人も同じことを言っていた。ブームなのだろうか。
【てん】
破風山避難小屋の辺りで野生の「テン」と出くわした。テンはこちらに気がつくとこちらを見ていた。こちらが歩き始めると山の中へ消えて行った。(写真40)
【十文字峠】
甲武信ヶ岳から、十文字峠経由で梓山へ下山した。千曲川源頭を回って梓山へ降りたほうが早いが、周囲の山を見たかったので、尾根歩きを選んだ。実際、破風山を北側から見たり、武甲山を見たり、成果があった。
【雪形】
甲武信ヶ岳を北側から見ると雪形を見ることができる。驚いたことに、ドクロを斜め正面から見ているように見えた。(写真74,75,76参照)もう少し穏やかな物に例えたいのだが、いいアイデアがあったら、教えてほしい。見ようによってはパンダにも見える。いかがなものか?
【人工衛星】
4/27にはISS(国際宇宙ステーションきぼう)が良く見えた。
今回は、ISSは見えないが、エンビサットとハッブル宇宙望遠鏡が通過する予定であった。残念ながらその時間は雪が降っていて、観測できなかった。
【星空】
5月3日の未明、甲武信小屋から外に出たときに星空を見ることができた。残念ながら小屋の立地から南側は見えないが、北から東側は見ることができる。
月がいたが、うっすらと天の川を確認できた。北側にはカシオペア、北斗七星、夏の三角形、秋の四角形などである。この時間、秋の星が昇り始めていた。不思議なものである。
【花】
まだ雪が有るので、花はまだまだである。
麓にはミツバツツジが咲いている。桜はさすがに終わっている。
高度の低い沢沿いには、ハシリドコロの群落がいくつもあった。
所々に、紫色のタチツボスミレが咲いていた。
(記:Tokennzakai)
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