ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2942127
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳

2016年10月21日(金) 〜 2016年10月22日(土)
 - 拍手
nabekuni その他3人
GPS
32:00
距離
14.8km
登り
1,446m
下り
1,450m

コースタイム

1日目
山行
6:30
休憩
2:20
合計
8:50
6:10
5
美濃戸
6:15
6:25
50
7:15
7:25
60
8:25
8:45
95
10:20
10:30
25
10:55
11:10
20
11:30
12:30
55
13:25
13:40
70
14:50
14:50
10
2日目
山行
4:05
休憩
1:10
合計
5:15
7:05
40
7:45
8:15
25
8:40
8:45
55
文三郎分岐
9:40
10:05
120
12:05
12:15
5
12:20
美濃戸
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんでした。
その他周辺情報 美濃戸口J&Nでランチ、小淵沢・延命の湯で温泉。
美濃戸の駐車場を管理している山小屋・赤岳山荘。
2016年10月21日 06:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 6:09
美濃戸の駐車場を管理している山小屋・赤岳山荘。
赤岳山荘の外トイレ。室内照明は無いので夜間はヘッ電が必須。
2016年10月21日 06:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 6:10
赤岳山荘の外トイレ。室内照明は無いので夜間はヘッ電が必須。
標高1,720mの美濃戸駐車場。駐車料金は1日1,000円。70台収容だが、平日のせいか20台程度。
2016年10月21日 06:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 6:08
標高1,720mの美濃戸駐車場。駐車料金は1日1,000円。70台収容だが、平日のせいか20台程度。
林道の最も奥にある美濃戸山荘。既に今年の営業は終了していたが、トイレは使用可能。今回宿泊した赤岳天望荘と同じ経営だ。
2016年10月21日 06:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 6:26
林道の最も奥にある美濃戸山荘。既に今年の営業は終了していたが、トイレは使用可能。今回宿泊した赤岳天望荘と同じ経営だ。
林道終点の堰堤広場まで約1時間の林道歩き。秋の風情を感じながら楽しく歩ける。
2016年10月21日 06:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 6:28
林道終点の堰堤広場まで約1時間の林道歩き。秋の風情を感じながら楽しく歩ける。
美濃戸から50分で最初の休憩地点・堰堤広場に到着。
2016年10月21日 07:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 7:20
美濃戸から50分で最初の休憩地点・堰堤広場に到着。
堰堤広場から赤岳鉱泉までは北沢沿いの登り。幾度となく橋を渡る。
2016年10月21日 07:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 7:35
堰堤広場から赤岳鉱泉までは北沢沿いの登り。幾度となく橋を渡る。
小枝に支えられた大岩。いつまで保つだろうか?
2016年10月21日 07:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 7:39
小枝に支えられた大岩。いつまで保つだろうか?
水量豊富な北沢の流れ。
2016年10月21日 07:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 7:42
水量豊富な北沢の流れ。
高度が上がるにつれ紅葉が鮮やかになる。
2016年10月21日 07:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 7:57
高度が上がるにつれ紅葉が鮮やかになる。
苔と胞子嚢
2016年10月21日 08:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:03
苔と胞子嚢
今年の紅葉は赤い葉が少ないが、これはレアな赤い紅葉。
2016年10月21日 08:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:14
今年の紅葉は赤い葉が少ないが、これはレアな赤い紅葉。
やっほ〜っ
2016年10月21日 08:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:15
やっほ〜っ
堰堤広場から1時間で赤岳鉱泉に到着。右の奇妙な構造物は人工氷瀑「アイスキャンディー」の芯になる櫓。
2016年10月21日 08:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:28
堰堤広場から1時間で赤岳鉱泉に到着。右の奇妙な構造物は人工氷瀑「アイスキャンディー」の芯になる櫓。
赤岳鉱泉はその名の通りお風呂付きの山小屋。通年営業で200人収容。
2016年10月21日 08:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:28
赤岳鉱泉はその名の通りお風呂付きの山小屋。通年営業で200人収容。
玄関
2016年10月21日 08:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:29
玄関
赤岳鉱泉のトイレはなかなかキレイ。暖房便座なので冬も快適!
2016年10月21日 08:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:31
赤岳鉱泉のトイレはなかなかキレイ。暖房便座なので冬も快適!
小屋の入口前から硫黄岳への登りが始まる。
2016年10月21日 08:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:44
小屋の入口前から硫黄岳への登りが始まる。
紅葉も美しいが、苔むす森も美しい!
2016年10月21日 08:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 8:48
紅葉も美しいが、苔むす森も美しい!
赤岳鉱泉から1時間35分で稜線に出た。
2016年10月21日 10:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 10:20
赤岳鉱泉から1時間35分で稜線に出た。
西穂、前穂、奥穂、涸沢岳、北穂、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳と続く槍・穂高連峰。
2016年10月21日 10:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 10:21
西穂、前穂、奥穂、涸沢岳、北穂、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳と続く槍・穂高連峰。
赤岩の頭から硫黄岳に続く稜線。
2016年10月21日 10:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 10:22
赤岩の頭から硫黄岳に続く稜線。
つらい登りはもう終わり。ここから赤岳までは大展望の稜線漫歩が続く。
2016年10月21日 10:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 10:33
つらい登りはもう終わり。ここから赤岳までは大展望の稜線漫歩が続く。
硫黄岳の山頂直下はちょっとした岩場。
2016年10月21日 10:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 10:52
硫黄岳の山頂直下はちょっとした岩場。
硫黄岳
2016年10月21日 11:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 11:00
硫黄岳
硫黄岳は火山。巨大な爆裂火口が大迫力で迫る。
2016年10月21日 10:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 10:56
硫黄岳は火山。巨大な爆裂火口が大迫力で迫る。
今日のゴールは赤岳山頂の頂上山荘もしくは赤岳手前の天望荘。
2016年10月21日 11:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 11:02
今日のゴールは赤岳山頂の頂上山荘もしくは赤岳手前の天望荘。
硫黄岳を下り、硫黄岳山荘に向かう。
2016年10月21日 11:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 11:24
硫黄岳を下り、硫黄岳山荘に向かう。
硫黄岳山荘
2016年10月21日 11:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 11:30
硫黄岳山荘
稜線にありながら水の豊富な硫黄岳山荘。140m下の沢から汲み上げているのだ。
2016年10月21日 11:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 11:41
稜線にありながら水の豊富な硫黄岳山荘。140m下の沢から汲み上げているのだ。
トイレは理想的なウォシュレット。全ての山トイレが見倣って欲しい。
2016年10月21日 11:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 11:41
トイレは理想的なウォシュレット。全ての山トイレが見倣って欲しい。
シチューを温めてランチタイム。
2016年10月21日 11:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 11:52
シチューを温めてランチタイム。
今日のランチはクリームシチュー、バターロール、コーヒー。
2016年10月21日 11:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 11:57
今日のランチはクリームシチュー、バターロール、コーヒー。
硫黄岳山荘がもうあんなに小さい。
2016年10月21日 12:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 12:45
硫黄岳山荘がもうあんなに小さい。
雲海の彼方に富士山が見えるようになった。
2016年10月21日 12:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 12:59
雲海の彼方に富士山が見えるようになった。
この先岩場が続くのでヘルメット装着。気分はクライマー!
2016年10月21日 13:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:12
この先岩場が続くのでヘルメット装着。気分はクライマー!
鎖場が連続するので緊張して通過する。慣れるまではちょっと恐い?
2016年10月21日 13:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:16
鎖場が連続するので緊張して通過する。慣れるまではちょっと恐い?
高度感満点の断崖絶壁。落ちたら助からないが、落ちる気はしない。
2016年10月21日 13:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:18
高度感満点の断崖絶壁。落ちたら助からないが、落ちる気はしない。
慣れてくると楽しくなってくる?緊張が快感に変わる?
2016年10月21日 13:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:19
慣れてくると楽しくなってくる?緊張が快感に変わる?
横岳最高峰・奥ノ院(2,829m)に登頂。全員「山が好き」です。
2016年10月21日 13:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:24
横岳最高峰・奥ノ院(2,829m)に登頂。全員「山が好き」です。
彼らのランチは彼女の手作りの「ロールキャベツ」。おいしそう!
2016年10月21日 13:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:33
彼らのランチは彼女の手作りの「ロールキャベツ」。おいしそう!
横岳の岩稜帯はまだまだ続く。気を引き締めて行こう。
2016年10月21日 13:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:42
横岳の岩稜帯はまだまだ続く。気を引き締めて行こう。
近そうで遠い赤岳。山頂にあるのが赤岳頂上山荘。下にあるのが赤岳天望荘。今夜の宿はどっちにしようか?
2016年10月21日 13:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:43
近そうで遠い赤岳。山頂にあるのが赤岳頂上山荘。下にあるのが赤岳天望荘。今夜の宿はどっちにしようか?
1時間も岩場をよじ登っていると慣れて来る。昌子さんも余裕。
2016年10月21日 13:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 13:59
1時間も岩場をよじ登っていると慣れて来る。昌子さんも余裕。
階段
2016年10月21日 14:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:00
階段
岩場
2016年10月21日 14:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:03
岩場
まだまだ続く鎖場
2016年10月21日 14:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:15
まだまだ続く鎖場
稜線上に建つ赤岳天望荘。八ヶ岳の山小屋は通年営業が多いが、稜線上の小屋で厳冬期も営業しているのは天望荘くらい。
2016年10月21日 14:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:23
稜線上に建つ赤岳天望荘。八ヶ岳の山小屋は通年営業が多いが、稜線上の小屋で厳冬期も営業しているのは天望荘くらい。
すっかり慣れた感じだが、油断は禁物!最後まで気を抜いてはいけない。事故が起きるのは危険地帯を抜けた後が多いのだ。
2016年10月21日 14:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:33
すっかり慣れた感じだが、油断は禁物!最後まで気を抜いてはいけない。事故が起きるのは危険地帯を抜けた後が多いのだ。
行者小屋に下る地蔵尾根の分岐点・地蔵ノ頭。
2016年10月21日 14:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:52
行者小屋に下る地蔵尾根の分岐点・地蔵ノ頭。
行者小屋に下る地蔵尾根の分岐点・地蔵ノ頭。
2016年10月21日 14:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:53
行者小屋に下る地蔵尾根の分岐点・地蔵ノ頭。
赤岳天望荘はもう目前。頂上山荘まではさらに40分。どうしよう?
2016年10月21日 14:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:54
赤岳天望荘はもう目前。頂上山荘まではさらに40分。どうしよう?
標高2,720mの稜線に建つ天望荘。200人収容。
2016年10月21日 14:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 14:59
標高2,720mの稜線に建つ天望荘。200人収容。
到着!
2016年10月21日 15:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 15:01
到着!
体力と時間は残っているが、気持ちの問題で今日のお宿は天望荘に決定!
2016年10月21日 15:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 15:02
体力と時間は残っているが、気持ちの問題で今日のお宿は天望荘に決定!
食堂の下にある大部屋。1泊2食付で9,000円。山小屋としては普通。
2016年10月21日 15:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 15:21
食堂の下にある大部屋。1泊2食付で9,000円。山小屋としては普通。
定員は畳1枚に2人だが、今日は平日で空いているので、8人分のスペースが我々4人で貸切。
2016年10月21日 15:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 15:21
定員は畳1枚に2人だが、今日は平日で空いているので、8人分のスペースが我々4人で貸切。
通路がパブリックスペース。空いているので問題ない。
2016年10月21日 15:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 15:22
通路がパブリックスペース。空いているので問題ない。
大部屋の上にある受付と食堂兼談話室。
2016年10月21日 15:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 15:26
大部屋の上にある受付と食堂兼談話室。
コーヒー、お茶は飲み放題。カップが朝夕の食券代わりなのだ。
2016年10月21日 15:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 15:34
コーヒー、お茶は飲み放題。カップが朝夕の食券代わりなのだ。
食堂の半分は座敷席。炬燵席はスタッフ専用。
2016年10月21日 15:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 15:34
食堂の半分は座敷席。炬燵席はスタッフ専用。
珍しい縦の虹が出現。太陽に近く同じ高度なので「玄日(げんじつ)」のようだ。
2016年10月21日 16:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 16:03
珍しい縦の虹が出現。太陽に近く同じ高度なので「玄日(げんじつ)」のようだ。
夕映えの横岳
2016年10月21日 16:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 16:34
夕映えの横岳
個室棟、浴室、トイレに繋がる地下トンネル。
2016年10月21日 16:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 16:48
個室棟、浴室、トイレに繋がる地下トンネル。
5〜6人が余裕で入れる大きな五右衛門風呂。今年5月末に泊まった時に入った。
2016年10月21日 16:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 16:50
5〜6人が余裕で入れる大きな五右衛門風呂。今年5月末に泊まった時に入った。
洗面所
2016年10月21日 16:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 16:51
洗面所
ウォシュレットではないがキレイな水洗トイレ。
2016年10月21日 16:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 16:51
ウォシュレットではないがキレイな水洗トイレ。
今夜の宿泊客は26人。明日は土曜日なので170人泊まるらしい。
2016年10月21日 16:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 16:53
今夜の宿泊客は26人。明日は土曜日なので170人泊まるらしい。
天望荘の食事は山小屋では珍しいバイキング。
2016年10月21日 17:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:19
天望荘の食事は山小屋では珍しいバイキング。
一番手前がデザートの杏仁豆腐とフルーツゼリー。
2016年10月21日 17:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:23
一番手前がデザートの杏仁豆腐とフルーツゼリー。
続いて柴漬け、キノコ、山菜。
2016年10月21日 17:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:24
続いて柴漬け、キノコ、山菜。
山菜の水煮と天ぷら。秋なので山菜は冷凍だろうが贅沢を言ってはいけない。
2016年10月21日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:25
山菜の水煮と天ぷら。秋なので山菜は冷凍だろうが贅沢を言ってはいけない。
メインディッシュは鶏肉のトマト煮と豚肉と大根の煮物。
2016年10月21日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:25
メインディッシュは鶏肉のトマト煮と豚肉と大根の煮物。
最後は炊き込みご飯と豚汁。
2016年10月21日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:25
最後は炊き込みご飯と豚汁。
山小屋としては豪華な夕食。しかも全てお代わり自由の食べ放題だ。水が貴重なので、食器は発泡スチロール。
2016年10月21日 17:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:28
山小屋としては豪華な夕食。しかも全てお代わり自由の食べ放題だ。水が貴重なので、食器は発泡スチロール。
かんぱ〜い
2016年10月21日 17:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:29
かんぱ〜い
かんぱ〜い
2016年10月21日 17:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:29
かんぱ〜い
山では何を食べても旨いが、旨いモノは更にウマイ!
2016年10月21日 17:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 17:33
山では何を食べても旨いが、旨いモノは更にウマイ!
諏訪の街灯り。右下に行者小屋の灯りが見える。
2016年10月21日 18:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 18:22
諏訪の街灯り。右下に行者小屋の灯りが見える。
赤岳のシルエットと頂上山荘の灯り。
2016年10月21日 18:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 18:28
赤岳のシルエットと頂上山荘の灯り。
おやすみなさい。ここの寝具はモンベルのシュラフなのだ。
2016年10月21日 18:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/21 18:52
おやすみなさい。ここの寝具はモンベルのシュラフなのだ。
夜明け前の赤岳と富士山。今日は朝から快晴だ。
2016年10月22日 05:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 5:33
夜明け前の赤岳と富士山。今日は朝から快晴だ。
雲海に浮かぶ富士山。美しい!
2016年10月22日 05:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 5:33
雲海に浮かぶ富士山。美しい!
奥秩父方面から陽が昇る。朝焼けが美しい!
2016年10月22日 05:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 5:45
奥秩父方面から陽が昇る。朝焼けが美しい!
朝焼け空と富士山
2016年10月22日 05:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 5:47
朝焼け空と富士山
日の出前、オレンジに染まった空が素晴らしい!
2016年10月22日 05:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 5:50
日の出前、オレンジに染まった空が素晴らしい!
英さん、昌子さん
2016年10月22日 05:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 5:54
英さん、昌子さん
素晴らしい日の出だ!これだけでも登って来た甲斐がある。
2016年10月22日 05:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 5:58
素晴らしい日の出だ!これだけでも登って来た甲斐がある。
モルゲンロートに染まる赤岳。
2016年10月22日 05:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 5:59
モルゲンロートに染まる赤岳。
朝食もバイキング。海苔、梅干し、オレンジ。
2016年10月22日 06:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:05
朝食もバイキング。海苔、梅干し、オレンジ。
ほうれん草、タケノコ、卵焼き
2016年10月22日 06:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:06
ほうれん草、タケノコ、卵焼き
ウインナとミートボール
2016年10月22日 06:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:06
ウインナとミートボール
ご飯と味噌汁
2016年10月22日 06:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:07
ご飯と味噌汁
いただきます
2016年10月22日 06:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:08
いただきます
朝の食堂風景
2016年10月22日 06:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:26
朝の食堂風景
無料でいつでも自由に飲めるコーヒー。お茶もお湯も無料だが、水は有料。
2016年10月22日 06:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:26
無料でいつでも自由に飲めるコーヒー。お茶もお湯も無料だが、水は有料。
昨日よりクリアに見える槍・穂高連峰。
2016年10月22日 06:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:58
昨日よりクリアに見える槍・穂高連峰。
阿弥陀岳。雲が美しい!
2016年10月22日 07:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:00
阿弥陀岳。雲が美しい!
赤岳
2016年10月22日 06:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 6:58
赤岳
赤岳への登り
2016年10月22日 07:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:08
赤岳への登り
赤岳直下にも鎖場が続く。
2016年10月22日 07:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:19
赤岳直下にも鎖場が続く。
まもなく山頂
2016年10月22日 07:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:33
まもなく山頂
赤岳のまさに頂上に立つ「赤岳頂上山荘」。200人収容。
2016年10月22日 07:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:41
赤岳のまさに頂上に立つ「赤岳頂上山荘」。200人収容。
こちらが本当の赤岳山頂。小屋から約50m。
2016年10月22日 07:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:42
こちらが本当の赤岳山頂。小屋から約50m。
天望荘から40分で赤岳に登頂。
2016年10月22日 07:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:43
天望荘から40分で赤岳に登頂。
2,899mの赤岳山頂。
2016年10月22日 07:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:47
2,899mの赤岳山頂。
赤岳山頂
2016年10月22日 07:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:50
赤岳山頂
雲海に浮かぶ富士山
2016年10月22日 07:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:48
雲海に浮かぶ富士山
北岳、甲斐駒、仙丈など南アルプスの山々。手前の双耳峰は権現岳、右の丸い山頂は編笠山。
2016年10月22日 07:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 7:48
北岳、甲斐駒、仙丈など南アルプスの山々。手前の双耳峰は権現岳、右の丸い山頂は編笠山。
行者小屋への下りは急峻な岩場が連続するので慎重に下る。
2016年10月22日 08:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 8:20
行者小屋への下りは急峻な岩場が連続するので慎重に下る。
赤岳の西側に聳える阿弥陀岳(2,805m)。手前は中岳(2,700m)。
2016年10月22日 08:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 8:44
赤岳の西側に聳える阿弥陀岳(2,805m)。手前は中岳(2,700m)。
文三郎分岐から行者小屋への下りは階段が延々と続く。
2016年10月22日 08:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 8:44
文三郎分岐から行者小屋への下りは階段が延々と続く。
文三郎分岐から行者小屋への下りは階段が延々と続く。
2016年10月22日 08:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 8:54
文三郎分岐から行者小屋への下りは階段が延々と続く。
まだまだ続く階段
2016年10月22日 09:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 9:04
まだまだ続く階段
赤岳鉱泉とともに八ヶ岳のベースになっている行者小屋。
2016年10月22日 09:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 9:41
赤岳鉱泉とともに八ヶ岳のベースになっている行者小屋。
赤岳鉱泉とともに八ヶ岳のベースになっている行者小屋。
2016年10月22日 09:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 9:41
赤岳鉱泉とともに八ヶ岳のベースになっている行者小屋。
ぐびっ!ぶどうジュースではありません。
2016年10月22日 10:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 10:00
ぐびっ!ぶどうジュースではありません。
しばらくは緩やかな下りが続く。
2016年10月22日 10:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 10:15
しばらくは緩やかな下りが続く。
体毛が黒く、角が大きい鹿。
2016年10月22日 10:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 10:17
体毛が黒く、角が大きい鹿。
大岩を支えるつっかい棒!
2016年10月22日 11:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 11:00
大岩を支えるつっかい棒!
紅葉
2016年10月22日 11:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 11:29
紅葉
今回のルートで最も鮮やかな紅葉。
2016年10月22日 11:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 11:47
今回のルートで最も鮮やかな紅葉。
駐車場の紅葉もなかなか見事だ。
2016年10月22日 12:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 12:21
駐車場の紅葉もなかなか見事だ。
J&N。犬好きの3人はワンちゃんにご挨拶。
2016年10月22日 12:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 12:48
J&N。犬好きの3人はワンちゃんにご挨拶。
ジョッキグラスに入ったサラダ。銅のジョッキはビール。もちろん運転手は水だけ。
2016年10月22日 12:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 12:57
ジョッキグラスに入ったサラダ。銅のジョッキはビール。もちろん運転手は水だけ。
かんぱ〜い
2016年10月22日 12:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 12:58
かんぱ〜い
期間限定メニューのステーキプレート。1,700円。
2016年10月22日 13:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 13:03
期間限定メニューのステーキプレート。1,700円。
たわむれ
2016年10月22日 13:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 13:31
たわむれ
遊んで貰って嬉しそう。どっちが?
2016年10月22日 13:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 13:31
遊んで貰って嬉しそう。どっちが?
小淵沢インター近くのスパティオ小淵沢の「延命の湯」。
2016年10月22日 14:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 14:02
小淵沢インター近くのスパティオ小淵沢の「延命の湯」。
このあたりには乗馬のできる牧場やホースクラブが多数ある。
2016年10月22日 15:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/22 15:15
このあたりには乗馬のできる牧場やホースクラブが多数ある。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット

感想

10月21日 晴れ

 今回は9/9-10の仙丈・甲斐駒以来の、純子さん、英さん昌子さんご夫妻と八ヶ岳へ。小屋泊まりなので荷物は軽い。19:30に出発し、渋滞無く横浜に到着。3人を乗せて21:05に横浜を出発。
 海老名SAで夕食休憩。圏央道経由で中央道に入り小淵沢ICで降りる。インター近くのコンビニで朝食を購入して美濃戸へ。
 美濃戸口〜美濃戸間の急傾斜の未舗装路は5月に1人で来た時にやっと登ったヶ所もあり、今回4人乗車で心配していたが、最後の急坂も勢いを付けて無事に登れた。凸凹で腹を摺る事も無かった。0:10美濃戸の駐車場に到着。平日のせいか車は15台位で空いている。気温は9℃、満天の星で明日の好天が期待出来る。シートを倒して仮眠。

 5:00起床。気温5℃、天気は晴れだが雲が多い。トイレは駐車場を管理する赤岳山荘の外トイレを使う。駐車場も道路も照明があってトイレまではヘッ電無しでも行けるが、トイレ内に照明が無いのでヘッ電は必須だ。
 出発の準備中に赤岳山荘の人が駐車料金を徴収に来た。1日1,000円で2日間なので2,000円支払う。美濃戸口なら1日500円でJ&Nに置けば無料だが、1時間分の時間短縮には代えられない。
 朝食、身支度、トイレを済ませて6:10出発。5分で最後の小屋・美濃戸山荘に到着。美濃戸山荘は10/11に今期の営業を終了していたが、トイレは使えるようになっており、水場の水も流れている。
 美濃戸から堰堤広場まで約50分は車の走れる林道歩きだ。紅葉やススキなど秋の風情の中を歩くのは楽しい。堰堤広場で最初の休憩をとり、北沢に架かる橋を渡って登山道に入る。赤岳鉱泉まではそれほど急登では無い。
 全山紅葉という訳ではないが、時々鮮やかな紅葉が現れる。真っ赤な紅葉は少ないが、前回の穂高・涸沢よりは綺麗だ。平日のせいか紅葉シーズンにもかかわらず、登山者は少ない。
 8:25赤岳鉱泉に到着。美濃戸から1時間50分。コースタイム2時間なのでなかなか良いペースだ。アイスキャンディーの櫓が組まれていた。
 赤岳鉱泉でやや長めに休憩をとり、硫黄岳への登りに取りかかる。ここからはぐっと傾斜がきつくなるが、途中5分位休憩しただけで赤岩の頭に到着した。コースタイム1時間50分のところ1時間35分と上々だ。昌子さんも山のペースに身体が慣れてきたようだ。
 赤岩の頭は標高2,656mで深林限界を超えた稜線なので展望が良く、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプスが見渡せる。遠望は利くが空は薄い雲に覆われている。
 25分で硫黄岳に登頂。荒々しい爆裂火口はいつ見ても迫力があるが、はるか下には本沢温泉の日本最高所野天風呂が見える。
 山頂から大きなケルンの並ぶ、なだらかなスロープを下って横岳と硫黄岳の鞍部に建つ硫黄岳山荘に到着。ここでランチタイム。今日のランチはレトルトシチューとパン、コーヒー。
 稜線は風が冷たいが、山荘は稜線の東側に少し下がった所にあるので風は当たらない。トイレは非常に綺麗で、なんとウォシュレットだ。水も天水ではなく140m下の沢から汲み上げている。
 1時間程のランチタイムの後出発。いよいよ今回の難所・横岳越えだ。鎖場や梯子たくさんのピークが連続するが、最初のピーク・台座の頭まではなだらかな登りだ。ここでかなりの高齢の単独行の女性とすれ違ったが、歩き方がおぼつかない様子でちょっと心配な感じだ。
 横岳の登りから富士山が見えるようになり、一同テンションが上がる。台座の頭の先から地蔵の頭までは岩場の連続なので、全員ヘルメットを装着する。鎖・梯子の連続だが、人が少ないので渋滞は無い。昌子さんは最初のうちはやや腰が引けていたが、次第に慣れて来たようだ。
 13:25横岳の最高峰・奥ノ院(2,829m)に登頂。山頂には男性2人、女性1人の3人パーティーが食事をしていた。女性手作りのロールキャベツだそうだ。すごい。海ノ口から杣添尾根を登り横岳を日帰り往復するとのこと。
 ここで「山が好き」の手拭いを持って記念撮影。彼らにシャッターを押して貰ったが、彼女も「山が好き」のFacebook Groopに入っているとのことで、彼らも手拭いを持って記念撮影をした。
 話をすると、女性が26才、男性2人は31才とのことだが、なんと彼女は来週結婚式で、相手はここに居る男性では無いとのこと。フィアンセは山は苦手らしい。しかも男性2人は披露宴には出席しないとのことだ。「山に登っている場合では無いのでは」と言うと、しばらく登っていないのでどうしても登りたくて来たとのことだった。なかなか爽やかで楽しい若者たちだったが、こう言う出会いも山の楽しみの一つだ。
 奥ノ院を過ぎると赤岳が大きく見え、山頂の頂上山荘と鞍部に建つ天望荘が見えるようになる。が、見えてからが結構遠いのだ。いつしか昌子さんもすっかり岩場に慣れて楽しんでいるようだ。
 奥ノ院からも鎖場と梯子の連続する岩場のピークをいくつも越えて1時間以上掛かって地蔵尾根の分岐に到着。その手前の最後の長い鎖場では小屋の人が杭や鎖の交換をしていた。こういう保守作業のお陰で安心して歩けるのだ。ありがたい。
 15:00赤岳天望荘に到着。まだ時間も体力もあるが、今日はここまでにする。
 部屋は1階の大部屋の下段で、5月に泊まった時と同じ場所だった。今日は空いているので8人用のスペースに我々4人だった。
 夕食は17:30からで、まだ2時間ほどあるので食堂で行動食を食べながらコーヒーブレイク。天望荘はチェックインするとコップが渡され、そのコップが食事の食券代わりになっていて、コーヒーやお茶が無料で自由に飲めるシステムなのだ。
 窓際に座りコーヒーを飲んでいると、西の空に縦の虹が出現した。とても短いので虹では無いかも知れないが分光しているので虹と同様の現象のようだ。後で調べると太陽の周辺に出現する「幻日(げんじつ)」という現象で、太陽高度が低い時に太陽と同じ高度に出現するものらしい。
 夕食準備のため一旦食堂から退室し、しばらく寝床で待機すると予定より少し早い17:15頃にアナウンスがあった。
 天望荘の夕食は山小屋では珍しいバイキング方式。主菜は鶏肉のトマト煮と豚肉と大根の煮物。副菜は柴漬、山菜水煮、山菜天ぷら。主食は炊き込みご飯と豚汁。さらにデザートは杏仁豆腐とフルーツゼリー。山小屋の食事としては素晴らしく豪華だ。味も申し分無い。
 私はビール、純子さんは焼酎、英さんと昌子さんはお茶で乾杯。食堂に居る人を数えると全部で26人。混雑時は何回か入れ替え制での食事になるが、今日は1回戦だけで入れ替えは無い。
 食器は発泡スチロールの使い捨てだが、水を天水に頼る山小屋としてはやむを得ない事だ。
 今日は26人だが、明日は170人とのこと。定員は200人だが、相当な混雑になると思う。やはり山は平日に限る。
 夕食後、外で星の撮影をしようと思ったが、雲があって星はほとんど見えなかった。諏訪の街灯りや行者小屋の灯りが見えた。18:50就寝。

10月22日 晴れ

 5:00起床。寝たり起きたりの繰り返しだったが、そこそこ眠れた。
 天気はピーカンだ。朝食前に日の出の見物。夜明け前ながら風が無いのでそれほど寒く無い。
 奥秩父あたりの空がオレンジ色に染まり、雲海に浮かぶ富士山が美しい。6:00頃朝陽が昇ったが、素晴らしい朝焼けだ。
 6:00から朝食。朝もバイキング形式で、海苔、梅干、オレンジ、ほうれん草、タケノコ、卵焼き、ウインナ、ミートボール、ご飯と味噌汁。しっかり完食した。
 7:05出発。雲はあるがきれいな青空で遠くの山並みもクリアに見える。昨日よりはずっと良い天気で、槍・穂高もクリアに見える。
 小屋の周りの地面は霜柱が出来ていた。地表温度は氷点下なのだ。赤岳への登りはいきなりの急登。風があって寒いのでフリースを着て登る。
 小屋からコースタイム通りの40分で赤岳(2,899m)に登頂。360度の素晴らしい展望だ。ここまで赤岳の影になって見えなかった権現岳が間近に見える。その向こうには北岳、甲斐駒、仙丈など南アルプスの山々が見える。
 山頂で30分程展望を楽しんでから下山開始。文三郎分岐までは急峻な岩場が続き油断出来ない。
 文三郎分岐から行者小屋への下りは長い階段が続く。この時間になると下から続々と登ってくる。紅葉シーズンの土曜日なので、今日はかなり賑わいそうだ。
 階段を降りきってまもなく行者小屋という所で昨日横岳ですれ違った年配の女性とすれ違った。声を掛けると、昨夜は赤岳鉱泉に泊まり、今日は阿弥陀岳に登って御小屋尾根を下るそうだ。来年の夏にガイドとどこかの山をテント泊で登るためのトレーニングとのこと。どこの山に登るのか聞いたが「ナイショ」とのことだった。
 お歳を聞くと70才だそうだ。歩き方がおぼつかないのは怪我をして歩行がやや不自由なのだそうだ。みな彼女の事を気に掛けていたので、一同安心した。
 行者小屋で一休みして美濃戸に向かって南沢沿いの道を下る。美濃戸までは2時間。前半は比較的緩やかだが、後半は結構急な道になる。途中の森で黒くて大きな鹿に遭遇した。普通の鹿とは明らかに色が違う、いったい何者だろう?
 12:05丁度コースタイム通りの2時間で美濃戸山荘に到着。ここでビーサンを履いた青年に遭遇した。なんと行者小屋までビーサンで登るそうだ。そこからは登山靴だそうだが、なんてことだ!
 駐車場に着くと、溢れた車が多数路駐していた。流石に土曜日だ。
 美濃戸口まで下り、最近八ヶ岳の定番になっているJ&Nでランチ。3人とも犬好きなのでハスキー犬のマロ君に挨拶してから店内へ。今回は季節限定メニューの「ステーキプレート」。とても美味しい。
 お土産に野菜やワインを買おうと思い、八ヶ岳中央農業実践大学校の直売所に行ったが、収穫祭が行われていて駐車場が満車で、とても入れそうにないので断念した。
 小淵沢インターの少し手前のスパティオ小淵沢の「延命の湯」へ。延命の湯は「最強パワースポット」とのことで、御利益がありそうだ。
 入浴後は隣にある「道の駅こぶちざわ」でお土産を買い帰路に付く。
 中央道の混雑は大した事はなく、2時間45分で純子さん宅に到着。英さん宅を経由して20:00に我が家に着いた。
 今回も天候に恵まれ、素晴らしい展望を満喫した大満足の山行だった。英さん昌子さんとも横岳と赤岳の岩場を難なく通過できたので、来年の秋の奥穂にも問題なく行ける事が判った。楽しみだ。

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