観音平から権現岳・編笠山を周回

2013年05月25日(土) [日帰り]

• GPS: 09:47
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,453m
• 下り: 1,449m

コースタイム

07:40　観音平駐車場
08:05　八ヶ岳神社尾根口
09:15　ヘリポート跡
09:30　木戸口公園
10:30　三ッ頭
11:15　権現岳
12:15　旭岳
12:45　権現岳
13:30　ノロシバ
14:10　青年小屋
14:50　編笠山
16:00　押出川
16:30　雲海
16:50　展望台
17:15　観音平駐車場

天候

快晴＆無風！
（午後から少し雲）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小淵沢IC（中央高速）から観音平駐車場往復

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありませんでした。
編笠岳の北面の林間にはまだ結構な雪が残っていてスリップに要注意です。
今後は雪解けが進んで、グチャグチャの川になりそうなので、スパッツをした方が良いかも。
帰りは道の駅こぶちざわ内の延命の湯を利用しました。小淵沢ICに向かう途中にあるので便利です。

写真

駐車場の一番奥にある登山道入口が八ヶ岳神社方面です。
編笠山方面の入口は駐車場の手前と中ほどにあります。

ここまでは八ヶ岳横断歩道で、ここから左に折れて尾根を登ります。

ヘリポート跡からの富士山。
ここまでは完全な眺望は得られません。

ここからは南アルプスも綺麗に見えます。
途中林間からも振り返ると肉眼では所々で見えているので、早く眺望を得たいと登る足が進みます。

木戸口公園

やっと目指す頂が見えてきました。

所々で日陰に雪が残っています。
登山道をそのままツボ足で乗り越えたり、冬道のまま迂回したり。トレースに従うのが吉。

前三ッ頭分岐。
3月の下りで見落としたポイント。

やっと樹林帯を抜けて、ここからは気持ちの良い稜線歩きが続きます。

南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプスまでの大パノラマ！

赤岳と権現岳。

権現岳。

プシュっと一息。
今日は風も無く登山者も少なく、狭い山頂でゆっくり出来ました。

権現岳の裏ごしからの赤岳。

権現小屋

ハシゴの上から。
少しだけキレットを偵察に。

ハシゴを下りて見上げる。

旭岳からキレットと赤岳。
ここで残念ながら折り返し。

権現岳とギボシを見返す。

また、しつこくハシゴ。

権現岳。

権現小屋

ギボシの中腹を巻いている登山者が

ノロシバから編笠山を望む。

ノロシバからギボシを見返す。
こちらから見ると完全な岩領ですね。

編笠山。
北斜面にかなりの残雪が見て取れます。

樹林帯に入ると結構な雪が。

青年小屋。
沢山の登山客で賑わっていました。

編笠山の登り始めは岩伝い。

中腹まではこんな感じ。

また見返す。

樹林帯に入ると残雪がタップリ！
頂上直前でこんな感じ。

樹林帯を抜けると雪はありません。

ごごはモヤって南アルプスでさえ見えにくく。

下りはこちらから。

ひたすら下って、押出川。
ここまでは大きな岩のガレ続き。

雲海

雲海の分岐。
右手の展望台経由で下ります。

展望台。

肉眼では何とか南アルプスが見えていますがコンデジでは無理でした。

観音平に戻るのは左手。

観音平駐車場の登山口に無事到着。

感想

uzt

　ほとんど雪も無くなったとのことで、梅雨の前の晴天を狙って、観音平から編笠山・権現岳の周回コースの計画で出かけてきました。
　当日朝は、まさかの寝坊で、横浜出発時点で空は既に明るくなり始めていました。
しかも予報と違って快晴ではなさそうな微妙な空。車を走らせて明るくなるに従って、まさかの曇天と解りかなりのテンションダウン。ところが、幾つかトンネルを抜けて勝沼に出た辺りで、いきなりパッと晴天が現れ一気にテンションも上がり、その後終日良い天気で歩くことが出来ました。
　観音平からのスタートはトレランの方々に引きずられる形で、駐車場奥の登山道から入山しました。実は自分の山行計画では、先に編笠山を廻ってから権現岳と考えていましたが、結果的には入山口を間違えて計画の逆周りとなってしまいました。
　稜線に出てからは、富士山を含めた南北中央アルプスの絶景を眺めつつの贅沢な景色を楽しみつつの山行となりました。
　予想外の収穫の一つは、ギボシが岩場鎖場の連続で、権現岳側から見た感じと違いかなり楽しめました。もう一つの収穫は、編笠山が遠くから見るなだらかな山容からは創造できないほどの岩領で予想外の岩場を楽しめました。
　当初の計画では、周回コースの途中で、キレット往復で赤岳まで足を伸ばすつもりでしたが、朝寝坊をしてしまい、とりあえず行けるところまで行って引き返すことにしてスタートしました。結果的には、ハシゴだけでも味わってこようと、手前にリュックをデポして空身で旭岳まで往復してきました。下を見なければ大したことはありませんが、下を見ながら上下降すると結構な高度感です。
　周回してみるとバリエーションにとんだ色々楽しめる良いコースでした。天候に恵まれるとかなり贅沢な絶景の楽しめる、お勧めのコースです。