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記録ID: 3128303
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ハイキング
剱・立山

立山(大日岳,立山三山 / 2泊3日キャンプで)

1999年07月27日(火) 〜 1999年07月29日(木)
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ふじ その他1人
GPS
19:39
距離
27.3km
登り
2,149m
下り
2,173m

コースタイム

1日目
山行
3:35
休憩
1:27
合計
5:02
13:08
55
14:03
15:30
120
17:30
17:30
40
一ノ越スキー場登山道のとあるところ
2日目
山行
8:26
休憩
0:57
合計
9:23
7:15
7:15
95
8:50
8:50
85
2511mピーク
10:15
10:18
4
10:22
10:50
30
山頂手前分岐
11:20
11:20
49
急坂前のピ−ク
12:09
12:11
12
12:23
12:34
106
14:20
14:33
27
15:00
15:00
33
15:33
15:33
25
3日目
山行
6:41
休憩
1:32
合計
8:13
8:09
8:09
60
室堂ターミナル
9:09
9:09
50
9:59
9:59
36
10:35
10:35
10
10:45
10:45
45
11:30
11:30
93
大走りコース分岐
13:03
14:35
55
15:30
室堂ターミナル
天候 晴れ→曇り→雨→晴れ
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き= 各務原実家 6:03 − 立山 11:05 /11:59 (立山黒部アルペンルート・ケーブルカー, バス・美女平乗換) 室堂 13:00
帰り その往復 16:52 − 22:00
車の中から? 立山遠望
車の中から? 立山遠望
ケーブルに乗り込む
ケーブルに乗り込む
室堂 立山三山をバックに
室堂 立山三山をバックに
雷鳥平キャンプ場が見えてくる
雷鳥平キャンプ場が見えてくる
花を求めて散歩
ミヤマリンドウを写す
ミヤマリンドウを写す
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
キヌガサソウ
イワイチョウ
コバイケイソウ
浄土山をバックに
浄土山をバックに
28日朝 “モルゲンロート” の虹に感激
1
28日朝 “モルゲンロート” の虹に感激
朝食を作る
奥大日への雄大な稜線が見える
奥大日への雄大な稜線が見える
花期を過ぎたチングルマが可愛い
花期を過ぎたチングルマが可愛い
室堂乗越 富山湾と能登半島が望まれる
室堂乗越 富山湾と能登半島が望まれる
ライチョウがいた
ライチョウがいた
壮大なパノラマを楽しめる
壮大なパノラマを楽しめる
ハクサンチドリ
クルマユリ
登山道の脇の急な斜面にヘバリついている残雪に乗って
登山道の脇の急な斜面にヘバリついている残雪に乗って
クロユリ
奥大日岳山頂 大日岳方面をバックに
奥大日岳山頂 大日岳方面をバックに
 同 立山三山をバックに
 同 立山三山をバックに
眼前に立ちはだかる大日の山塊
眼前に立ちはだかる大日の山塊
大日小屋と大日岳
大日小屋と大日岳
大日岳山頂
29日 ミクリガ池 カメラのフィルムを購入するために室堂に寄る前に
29日 ミクリガ池 カメラのフィルムを購入するために室堂に寄る前に
一ノ越の小屋が見える
一ノ越の小屋が見える
ヨツバシオガマ
雄岳山頂 雄山神社
雄岳山頂 雄山神社
三山を下りきったところ
三山を下りきったところ
大走りコースを下る
大走りコースを下る
テント撤収
地獄谷を離れるところで振り返って
地獄谷を離れるところで振り返って
ミクリガ池を離れるところで
ミクリガ池を離れるところで

感想

 初のキャンプでの登山。詳しい日記が残っている。この時から書き始めたようだ。写真は24枚x4本。用意していた3本は2日目で使い果たしたため、最終日 立山三山登る前に室堂に寄って売店でフィルム1本購入した。なお ここに掲載した写真は父が写したデジカメのものも含んでいる。

 そもそも立山登山は、定年退職した父が山岳植物写真家を目指すと言っていて「今年は立山に登る。歩荷として連れて行ったろか」などと言っていたのがきっかけ。ところが投資にうつつを抜かすようになって写真家の夢はどこへやら。私が催促してなんとか実現したわけだ。

 ケーブルに乗って、その後 バスに乗って。なんと面倒くさいことかと思ったが、それだけに重いザックを担ぐのは室堂からキャンプ場までの約1時間でいいという利点がある。最初のキャンプ登山にはもってこいだった。
 そして高山植物が雑草のごとく咲いている光景に「アルプスの少女ハイジになったようだ」と感じ、興奮した。その後 いくつかの高山を登ったが、何といっても立山が一番 花の山ではなかったか。

 しかし高山の天気の気まぐれには翻弄させられた。テントを張る時に支柱が1本折れ、落ちていた鉄の棒で何とか代用したのだが、その夜 風が強く、テントがつぶれないかと不安だった。キャンプの夜が眠れず、つらい時間を過ごさないといけないこともこの時 初めて体験したわけだ。しかし朝には見事なモルゲンロートの中の虹が見られたことは、さまざまな高山植物が見られたこととともに一番印象深いことだ。
 2日目も奥大日を過ぎたところくらいから雨が降り出した。それもあって父は引き返し、大日岳は私ひとりで行った。雨はきつくはなかったものの谷から吹き上げてくる。私は雨具を上着しか持ってきていなかったための、テントに戻る頃にはズボンがずぶぬれだった。そして夜中には大雨。立山三山は登らず帰ることを考えていた。
 ところが朝、晴れた。それでもズボンは濡れているし、私は帰る気満々だったのだが、「戦意喪失か? 歩いてたら乾く」と父に発破をかけられたことを覚えている。そして歩いていると確かに乾いた。
 それにしても立山三山へ登る人の多いことには面喰った。学生の団体や、白装束の宗教者もいてなんだか落ち着かなかったが、山頂を過ぎると人は少なくなった。
 フィルムが1本しかないので、セーブしながら撮影していたが、大走りコースには植物があまり咲いておらず、フィルムを余らしてしまい、それならもっと風景を撮ればよかったと残念な気持ちが書かれている。
 今はデジカメなので適当に撮り放題だが、当時は特にキャンプとなるとフィルムの枚数を気にしなくてはならなかった。現像に金もかったし、今は本当に便利な時代だ。
 (2021. 5)

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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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