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Yamareco

記録ID: 3185224
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬鑓ヶ岳BC/鑓温泉ルート

2021年05月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
21.0km
登り
2,321m
下り
2,323m

コースタイム

日帰り
山行
10:02
休憩
3:37
合計
13:39
5:02
5:25
9
5:34
5:44
64
登り返し地点(1620m)
6:48
6:48
155
9:23
9:31
31
10:02
10:10
41
10:51
11:29
49
12:18
12:18
27
12:45
14:20
14
14:34
14:46
34
登り返し地点(1620m)
15:20
15:43
49
16:32
猿倉登山口駐車場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉駐車場を利用しました。寄ってくる虫(ヌカカ?)が多く、駐車場近辺では虫除け推奨です。
コース状況/
危険箇所等
林道や猿倉台地へ上がる夏道は雪が切れている箇所があります。
鑓温泉ルートの積雪状況はデブリも少なく、比較的落ち着いています。
その他周辺情報 直帰しました。
【写真は鑓温泉ルート登山口】

2:53 猿倉駐車場(1,230m)出発

去年の5月はご丁寧に閉鎖されていた猿倉駐車場ですが、今年は普段どおり使えます。
林道は断続的に雪切れのため、シートラ(アイゼンは装着せず)にて出発です。


3:12 鑓温泉ルート登山口(1,310m) ※当写真

いよいよここから9年ぶりとなる鑓温泉への山旅が始まります。
分岐から猿倉台地へ出るまでかなり夏道が出ています。
20分ほどで傾斜が緩んで猿倉台地に出ます。
【写真は鑓温泉ルート登山口】

2:53 猿倉駐車場(1,230m)出発

去年の5月はご丁寧に閉鎖されていた猿倉駐車場ですが、今年は普段どおり使えます。
林道は断続的に雪切れのため、シートラ(アイゼンは装着せず)にて出発です。


3:12 鑓温泉ルート登山口(1,310m) ※当写真

いよいよここから9年ぶりとなる鑓温泉への山旅が始まります。
分岐から猿倉台地へ出るまでかなり夏道が出ています。
20分ほどで傾斜が緩んで猿倉台地に出ます。
猿倉台地の途中から12本爪アイゼンを装着。雪原となっており、夏とは別世界です。

4:21 猿倉台地を通り抜ける間に夜明け
1
猿倉台地の途中から12本爪アイゼンを装着。雪原となっており、夏とは別世界です。

4:21 猿倉台地を通り抜ける間に夜明け
小日向のコルへ向けて急登開始

猿倉台地から回り込むように小日向のコルへ。
1
小日向のコルへ向けて急登開始

猿倉台地から回り込むように小日向のコルへ。
4:50 小日向のコル手前でご来光

乙妻山辺りからご来光!
次第に傾斜が緩んで小日向のコルへ至ります。
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4:50 小日向のコル手前でご来光

乙妻山辺りからご来光!
次第に傾斜が緩んで小日向のコルへ至ります。
5:02 小日向のコル(1,820m)到着

夏とは全く違うだだっ広い雪原の小日向のコル。
ここで一気に鑓温泉方面の眺望が開けます!

これより鑓温泉下の沢筋までは滑降。スキーを下ろして準備に入ります。
2
5:02 小日向のコル(1,820m)到着

夏とは全く違うだだっ広い雪原の小日向のコル。
ここで一気に鑓温泉方面の眺望が開けます!

これより鑓温泉下の沢筋までは滑降。スキーを下ろして準備に入ります。
5:25 小日向のコルより滑降開始

まだ日が当たる前の雪面はカチカチ。ほとんど横滑りの連続で慎重に下りました。
途中から同様にずらしつつ滑ったシュプールが見られたので後を追います。
5:25 小日向のコルより滑降開始

まだ日が当たる前の雪面はカチカチ。ほとんど横滑りの連続で慎重に下りました。
途中から同様にずらしつつ滑ったシュプールが見られたので後を追います。
5:34 登り返し地点(1,620m)到着

鑓温泉へ通じる沢筋へ下り立ちました。
まだ沢筋の雪は硬く、再びシートラで登ることに。

5:44 シートラに換装して登り返し開始
1
5:34 登り返し地点(1,620m)到着

鑓温泉へ通じる沢筋へ下り立ちました。
まだ沢筋の雪は硬く、再びシートラで登ることに。

5:44 シートラに換装して登り返し開始
登り返し地点から鑓温泉までの標高差は400m。斜度は緩中斜面でほぼ均一です。
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登り返し地点から鑓温泉までの標高差は400m。斜度は緩中斜面でほぼ均一です。
6:36 まもなく鑓温泉(1,930m)

手前から温泉の匂いが漂ってきます!
この時は緑のテント一張りが設営中のようでした。
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6:36 まもなく鑓温泉(1,930m)

手前から温泉の匂いが漂ってきます!
この時は緑のテント一張りが設営中のようでした。
6:50 鑓温泉を通過(2,010m)

温泉の脇を素通りして、沢筋の登りを継続します。
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6:50 鑓温泉を通過(2,010m)

温泉の脇を素通りして、沢筋の登りを継続します。
9年前の記憶では大出原は緩斜面であり、夏道の通る岩場分の標高差を稼いだところで
シール登高にチェンジしようと思っていました。
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9年前の記憶では大出原は緩斜面であり、夏道の通る岩場分の標高差を稼いだところで
シール登高にチェンジしようと思っていました。
よくよく地形図を見れば一目瞭然なのですが、沢筋の長さを読み誤りました。
この沢筋を抜けるまでの標高差は450mで急登の連続。ここが一番しんどかったです。
気温が上がって雪が緩み、もう少し下からシール登高にチェンジすればよかった。
更に左岸側では小さな落石が時々転がってきます。常に上方の警戒は怠れません。
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よくよく地形図を見れば一目瞭然なのですが、沢筋の長さを読み誤りました。
この沢筋を抜けるまでの標高差は450mで急登の連続。ここが一番しんどかったです。
気温が上がって雪が緩み、もう少し下からシール登高にチェンジすればよかった。
更に左岸側では小さな落石が時々転がってきます。常に上方の警戒は怠れません。
気付けば鑓温泉から2時間にわたる急登との格闘でした。
ようやくやや傾斜が緩んできたところで、シール登高にチェンジすることに。

8:46 シートラからシール+クトー登高に換装
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気付けば鑓温泉から2時間にわたる急登との格闘でした。
ようやくやや傾斜が緩んできたところで、シール登高にチェンジすることに。

8:46 シートラからシール+クトー登高に換装
9:02 大出原付近(2,530m)

いつしか沢筋から大雪原へ出てきました。9年前の夏の記憶では花畑だった大出原に着いたようです。

やはりシートラに比べると、シール登高のほうが速い。
もう少し早くチェンジしておけばよかった。
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9:02 大出原付近(2,530m)

いつしか沢筋から大雪原へ出てきました。9年前の夏の記憶では花畑だった大出原に着いたようです。

やはりシートラに比べると、シール登高のほうが速い。
もう少し早くチェンジしておけばよかった。
向かって右手方面が白馬鑓ヶ岳山頂のよう。
一直線にトラバースしてくるシュプールがありました。
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向かって右手方面が白馬鑓ヶ岳山頂のよう。
一直線にトラバースしてくるシュプールがありました。
9:23 大出原上部(2,630m)

ようやく鑓温泉分岐のある後立山連峰の主稜線を視界に捉えました!
主稜線までワンピッチのところで小休止を入れます。

9:31 出発

雪の繋がっているところから主稜線へ上がれれば最良だったけど途中で滑り始めたので諦め、
主稜線直下の夏道から外れたガレ場をシートラで突破しました。
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9:23 大出原上部(2,630m)

ようやく鑓温泉分岐のある後立山連峰の主稜線を視界に捉えました!
主稜線までワンピッチのところで小休止を入れます。

9:31 出発

雪の繋がっているところから主稜線へ上がれれば最良だったけど途中で滑り始めたので諦め、
主稜線直下の夏道から外れたガレ場をシートラで突破しました。
10:02 鑓温泉分岐の少し南で稜線到達

鑓温泉分岐から少し逸れましたが、やっとこさ主稜線に乗りました。
実に9年ぶりに間近から見上げる白馬鑓ヶ岳の雄姿でした。
今回も予想より時間が掛かってますが、11時くらいに着ければいいなという思いで山頂を目指します。

10:10 鑓温泉分岐出発
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10:02 鑓温泉分岐の少し南で稜線到達

鑓温泉分岐から少し逸れましたが、やっとこさ主稜線に乗りました。
実に9年ぶりに間近から見上げる白馬鑓ヶ岳の雄姿でした。
今回も予想より時間が掛かってますが、11時くらいに着ければいいなという思いで山頂を目指します。

10:10 鑓温泉分岐出発
9年前、地元の友人と共に越えた白馬鑓ヶ岳。
やはりピラミッドのような崇高さを感じます。
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9年前、地元の友人と共に越えた白馬鑓ヶ岳。
やはりピラミッドのような崇高さを感じます。
10:22 ライチョウさん!

主稜線を登り始めてまもなく、つがいのライチョウとの今年初のご対面。
冬毛から夏毛に衣替えの途中のようです。
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10:22 ライチョウさん!

主稜線を登り始めてまもなく、つがいのライチョウとの今年初のご対面。
冬毛から夏毛に衣替えの途中のようです。
2分くらい近い距離で居てくれました。
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2分くらい近い距離で居てくれました。
ライチョウさんと出会ったことで息が整い、すっかり元気になりました!
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ライチョウさんと出会ったことで息が整い、すっかり元気になりました!
改めて白馬鑓山頂を目指します。
比較的新しい残雪がありますが、アイゼンは不要でした。
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改めて白馬鑓山頂を目指します。
比較的新しい残雪がありますが、アイゼンは不要でした。
猿倉から始まった長い道のりもあと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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猿倉から始まった長い道のりもあと少し、あと少し、もう一歩前へ!
10:51 白馬鑓ヶ岳山頂(2,903m)到着!!

待望の白馬鑓!晴れて微風の山頂は最高でした!
9年前はガスっていたこともあり、全方位の展望はこの時が初めてです!
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10:51 白馬鑓ヶ岳山頂(2,903m)到着!!

待望の白馬鑓!晴れて微風の山頂は最高でした!
9年前はガスっていたこともあり、全方位の展望はこの時が初めてです!
白馬鑓ヶ岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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白馬鑓ヶ岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
三等三角点
点名:「鎗ヶ岳」
標高:成果公表停止中
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三等三角点
点名:「鎗ヶ岳」
標高:成果公表停止中
白馬鑓ヶ岳山頂より。杓子岳、白馬岳、小蓮華山。
遠くには焼山、火打山、妙高山まで。
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白馬鑓ヶ岳山頂より。杓子岳、白馬岳、小蓮華山。
遠くには焼山、火打山、妙高山まで。
11:29 白馬鑓ヶ岳山頂出発!

温泉に入る時間も確保しなければならないので、40分弱で山頂を出発。
山頂からの滑降はちょっとリスクありと判断し、少し下がったところでドロップポイントを見出すことにしました。
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11:29 白馬鑓ヶ岳山頂出発!

温泉に入る時間も確保しなければならないので、40分弱で山頂を出発。
山頂からの滑降はちょっとリスクありと判断し、少し下がったところでドロップポイントを見出すことにしました。
11:53 山頂直下(2,840m)より滑降開始!

大出原まで広く雪が繋がっているところで待望の滑降開始!
少し下ると40度を上回る急斜面で、斜度が緩むところまで斜滑降でクリア。
11:53 山頂直下(2,840m)より滑降開始!

大出原まで広く雪が繋がっているところで待望の滑降開始!
少し下ると40度を上回る急斜面で、斜度が緩むところまで斜滑降でクリア。
次第に快適な斜度になっていく大斜面!
大出原を通過するように、南寄りにトラバース気味に落としていきました。
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次第に快適な斜度になっていく大斜面!
大出原を通過するように、南寄りにトラバース気味に落としていきました。
登りの沢筋に入ると、よりきれいな右岸寄りの斜面を落としました。
急斜面でしたがきれいな整地斜面でした!
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登りの沢筋に入ると、よりきれいな右岸寄りの斜面を落としました。
急斜面でしたがきれいな整地斜面でした!
縦溝は比較的浅く、滑降には何の問題もありませんでした!
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縦溝は比較的浅く、滑降には何の問題もありませんでした!
長かった登りが嘘のように、あっという間に鑓温泉へ滑り込みました!

12:45 鑓温泉(2,100m)到着!!
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長かった登りが嘘のように、あっという間に鑓温泉へ滑り込みました!

12:45 鑓温泉(2,100m)到着!!
鑓温泉でのあおいとひなた

9年ぶりの鑓温泉!
さすが著名な温泉だけあって、平日でも大賑わいでした。
居合わせた皆様と共に雪で湯を冷ましながら、1時間超もの間
鑓温泉でのひと時を満喫しました。
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鑓温泉でのあおいとひなた

9年ぶりの鑓温泉!
さすが著名な温泉だけあって、平日でも大賑わいでした。
居合わせた皆様と共に雪で湯を冷ましながら、1時間超もの間
鑓温泉でのひと時を満喫しました。
鑓温泉小屋は残念ながら2年連続での休業が決定しているようです。

結局、ニュージーランドのように「ゼロコロナ」を目指さないといつまでも今の状態がダラダラ続くのではないでしょうか。
戦力の逐次投入感をずっと去年から感じています。
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鑓温泉小屋は残念ながら2年連続での休業が決定しているようです。

結局、ニュージーランドのように「ゼロコロナ」を目指さないといつまでも今の状態がダラダラ続くのではないでしょうか。
戦力の逐次投入感をずっと去年から感じています。
14:20 鑓温泉出発!

鑓温泉での滞在時間は1時間半にも及んでいました。
滑って終わりではないのが鑓温泉帰りの辛いところですが、
まずは登り返し地点までの標高差400mもの中斜面を満喫しました!
温泉で疲れがだいぶとれたようで体が軽やか♪
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14:20 鑓温泉出発!

鑓温泉での滞在時間は1時間半にも及んでいました。
滑って終わりではないのが鑓温泉帰りの辛いところですが、
まずは登り返し地点までの標高差400mもの中斜面を満喫しました!
温泉で疲れがだいぶとれたようで体が軽やか♪
14:33 登り返し地点(1,620m)到着

10分ほどで登り返し地点に到達。
小日向山に遮られるような谷間なので、行き過ぎることはないです。
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14:33 登り返し地点(1,620m)到着

10分ほどで登り返し地点に到達。
小日向山に遮られるような谷間なので、行き過ぎることはないです。
14:46 小日向のコルへ向けて登り返し開始

早朝はカリカリだった雪もすっかりザラメに。
風もなくやや暑い谷間で、シールを貼って登り返しの準備です。
先行の方々を追って、行きよりも北寄りの沢筋を登り返していきます。
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14:46 小日向のコルへ向けて登り返し開始

早朝はカリカリだった雪もすっかりザラメに。
風もなくやや暑い谷間で、シールを貼って登り返しの準備です。
先行の方々を追って、行きよりも北寄りの沢筋を登り返していきます。
小日向のコルまでの標高差は約200m。温泉で血行が良くなったからか、自分にしては良いペースで登れました!
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小日向のコルまでの標高差は約200m。温泉で血行が良くなったからか、自分にしては良いペースで登れました!
楽しかった鑓温泉ルート!
楽しかった鑓温泉ルート!
定点写真のような9年前の写真がありました。
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定点写真のような9年前の写真がありました。
15:24 小日向のコル(1,820m)到着

鑓温泉から1時間で小日向のコルに到着。
足場の悪いトラバースが続く夏道よりだいぶ早いです。
最後の滑降に備えて、再びシールを剥がします!

15:43 小日向のコル出発

もう16時前。それなりのペースで猿倉を目指します。
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15:24 小日向のコル(1,820m)到着

鑓温泉から1時間で小日向のコルに到着。
足場の悪いトラバースが続く夏道よりだいぶ早いです。
最後の滑降に備えて、再びシールを剥がします!

15:43 小日向のコル出発

もう16時前。それなりのペースで猿倉を目指します。
小日向のコルから緩斜面を少し下ると懐かしい猿倉台地が見えてきます。

急斜面の部分でやや東寄りに滑り過ぎ、谷間の途中から勢いをつけて猿倉台地へ乗り上げました。
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小日向のコルから緩斜面を少し下ると懐かしい猿倉台地が見えてきます。

急斜面の部分でやや東寄りに滑り過ぎ、谷間の途中から勢いをつけて猿倉台地へ乗り上げました。
15:55 猿倉台地を突破に掛かる(1,470m)

登りでは気にならなかったけど、猿倉台地はボコボコの上藪っぽくてなかなか下りは大変でした。
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15:55 猿倉台地を突破に掛かる(1,470m)

登りでは気にならなかったけど、猿倉台地はボコボコの上藪っぽくてなかなか下りは大変でした。
16:03 猿倉台地末端(1,390m)

GPSで何度か現在位置を確認し、順調に猿倉台地末端へ。
夏道が出ていたのでシートラを想定してましたが、西寄りにはまだ雪が繋がっていました。
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16:03 猿倉台地末端(1,390m)

GPSで何度か現在位置を確認し、順調に猿倉台地末端へ。
夏道が出ていたのでシートラを想定してましたが、西寄りにはまだ雪が繋がっていました。
16:09 鑓温泉ルート登山口手前で林道に下り立つ(1,330m)

横滑りの連続であっけなく林道へ下り立ちました!
あとは林道を残すのみ。シートラに換装します。
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16:09 鑓温泉ルート登山口手前で林道に下り立つ(1,330m)

横滑りの連続であっけなく林道へ下り立ちました!
あとは林道を残すのみ。シートラに換装します。
16:19 鑓温泉ルート登山口(1,310m)

ここに下りてくる予定だった鑓温泉への分岐を見送ります。
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16:19 鑓温泉ルート登山口(1,310m)

ここに下りてくる予定だった鑓温泉への分岐を見送ります。
16:32 猿倉駐車場(1,230m)到着!!!

全行程所要13時間半余り。白馬鑓ヶ岳、そして鑓温泉での最高に充実した1日でした!
大満足の余韻に包まれ、約1時間余の帰途に就きました。
帰り道、八方尾根のコンビニでコーラを飲みながら、
登ったばかりの白馬鑓を見上げて大いに達成感を得ました♪♪
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16:32 猿倉駐車場(1,230m)到着!!!

全行程所要13時間半余り。白馬鑓ヶ岳、そして鑓温泉での最高に充実した1日でした!
大満足の余韻に包まれ、約1時間余の帰途に就きました。
帰り道、八方尾根のコンビニでコーラを飲みながら、
登ったばかりの白馬鑓を見上げて大いに達成感を得ました♪♪

装備

個人装備
山スキー ポール シール スキーアイゼン ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー ザック 12本爪アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線免許 局免 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

自分にとって白馬鑓ヶ岳は、9年前の友人と共に登った初アルプスだった白馬三山縦走での思い出の山。
当時は関西から遠征してきたのであり、まさか日帰りで山スキーで訪れる日が来るとは思ってもいませんでした。人生は意外性に溢れているものです。

白馬鑓ヶ岳へのルートは登り返し含む、標高差2,000mの長い道のり。
山スキーを始めて3年で、つい最近までまだまだ遠い山でした。
昨年、一昨年と、針ノ木雪渓や白馬大雪渓、そして乗鞍岳とアルプスでの山スキーを
経験し、ようやく今回憧れだった鑓温泉ルートに挑戦しました。

5月にしては気温が低く、強い日差しが抑えられたためか、ほぼ全区間において滑走性の高いザラメ雪。
年末から半年近く山スキーを楽しんできて、スキーの感覚が研ぎ澄まされてきたようでした。
大出原から猿倉台地まで比較的中・急斜面が多い滑降でも、しっかりと足裏感覚を維持してターンできたように感じます。

そして鑓温泉ですが、スキーの合間に温泉というのは初めてでした!
1時間余にもわたる入浴で、だいぶ疲れが取れたようでした。
疲れが最も溜まってるはずの小日向のコルまでの登り返しも比較的順調。
温泉の力は偉大であることを再認識した1日でもありました。

今年は5月半ばというのに梅雨入りの気配濃厚な異常気象で思いやられます。
今回も満足いく山行ではありますが、滑り納めまであと1,2回は行っておきたいところです。

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コメント

摩耶山さん歩です
もう、紫陽花が咲きだしました、
ルーンさんはバックカントリーを、まだ楽しめて、日本も広いです。
まずおばーさんにはありえない
バックカントリーですね、
重い荷物に板も担がねば、
成立しません、若者のスポーツてすね、爽快でしょうね、
夏には歩けないかもしれない箇所を、スーツと、滑り下るなんて!
景色も抜群、
さらに、温泉と言うこと無しでしたね。しかし、このルートを
日帰りで行かれるなんて、
さすがはルーンさん!
シートラ、シール走行も
分かるようになりましたよー
(^o^)
気をつけられて、エンジョイして下さいませ、
素敵な景色をレポを
ありがとうございました。
2021/5/19 13:57
Re: 摩耶山さん歩です
こんばんは、mayasanpoさん。
もうアジサイが咲いているんですね!今年は本当に季節が進むのが早い気がします。
週末にかけて大雨が確実な状況で、この白馬鑓へのBCが今季の滑り納めとなるようです。

BCの対象となる山もいろいろありますし、ご年配の方々も多く楽しまれています。
機会があればぜひmayasanpoさんにも体験していただきたい世界です。
例えば根子岳などスキー場をベースにできてさほどの急斜面も少なく、半日行程でお薦めといえます。

今回の白馬鑓はシーズンの締め括りと位置付ける行程で、やはりアルプスだけにしんどさも
感動も全てが格別でした。雪の状態にもよりますが、シートラは疲れます…。
滑落する危険性がない限りは、できる限りシール登高で標高を稼ぐのが肝です。

最後の頃は厭戦気分で続けてた基礎スキーですが、20年やってたおかげで
大体の斜面は安全確実にこなせるようになっていました。
検定の結果こそついてきませんでしたが、何より続けることが大事やと思いました。

今回のお楽しみの鑓温泉。熱いお湯でしたが本当に疲れが取れました!
今夏は小屋営業は無くて残念ですが、できれば来夏以降には母を連れていきたいです。

山スキー3年目も大過なく無事に楽しむことができました。
自分としても改めて冬に大きな楽しみができたとともに、mayasanpoさんにも
山スキーの雰囲気をお届けできて嬉しいです。来シーズンも用心して掛かりたく思います。

今回もご覧いただきまして、ありがとうございました!
2021/5/19 23:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜白馬鑓温泉
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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