記録ID: 319701
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
梅雨明け直後の白馬岳・朝日岳
2013年07月09日(火) 〜
2013年07月11日(木)


- GPS
- 49:15
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,425m
- 下り
- 2,986m
コースタイム
1日目(7/9)
猿倉(1250m) 8:25
白馬尻(1500m) 9:20-35
葱平(2290m) 11:50-12:10
村営頂上宿舎(2740m) 13:40
Total 16,000歩
累計標高差 上り1490m 下り0m
2日目(7/10)
村営頂上宿舎(2740m) 4:25
白馬岳(2932m) 5:00
三国境(2751m) 5:25
雪倉岳避難小屋(2390m) 6:45-7:00
雪倉岳(2611m) 7:40
水平道分岐(2050m) 10:00
朝日岳(2418m) 11:30
朝日小屋(2150m) 12:20
Total 29,000歩
累計標高差 上り850m 下り1440m
3日目(7/11)
朝日小屋(2150m) 5:35
イブリ山(1791m) 7:10-20
5合目・ブナ平(1300m) 8:15-30
北又小屋(700m) 9:40
Total 16,000歩
累計標高差 上り80m 下り1530m
総計
Total 61,000歩
累計標高差 上り2420m 下り2970m
猿倉(1250m) 8:25
白馬尻(1500m) 9:20-35
葱平(2290m) 11:50-12:10
村営頂上宿舎(2740m) 13:40
Total 16,000歩
累計標高差 上り1490m 下り0m
2日目(7/10)
村営頂上宿舎(2740m) 4:25
白馬岳(2932m) 5:00
三国境(2751m) 5:25
雪倉岳避難小屋(2390m) 6:45-7:00
雪倉岳(2611m) 7:40
水平道分岐(2050m) 10:00
朝日岳(2418m) 11:30
朝日小屋(2150m) 12:20
Total 29,000歩
累計標高差 上り850m 下り1440m
3日目(7/11)
朝日小屋(2150m) 5:35
イブリ山(1791m) 7:10-20
5合目・ブナ平(1300m) 8:15-30
北又小屋(700m) 9:40
Total 16,000歩
累計標高差 上り80m 下り1530m
総計
Total 61,000歩
累計標高差 上り2420m 下り2970m
天候 | 1日目(7/9):晴れ 2日目(7/10):濃霧&強風 3日目(7/11):稜線は濃霧、下界は高曇り(晴れ?) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰路 北又→泊:TAXI、泊→大阪:JR |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇猿倉〜白馬尻 猿倉22℃、前半林道を、後半登山道を淡々と歩く。無風で暑い。 ◇大雪渓 白馬尻小屋で軽アイゼン(6本爪)をつける。 大雪渓は7月上旬の大雨でズタズタに切れて縦横にクレバスが発生している。旗竿やマーキング等の目印に従い、飛び越えたり、迂回したりしながら進む。スリップの凡ミスを避けるためにもアイゼンは確実に装着したい。 同じく大雨で地盤が緩んでいるせいか落石が頻発。7/9当日も岩塊が両側の斜面から登山者付近に落下してきた。特にガスのとき要注意。 なお大雪渓の気温12〜16℃、清涼で気持ちよい。 ◇葱平近辺 2100m付近で大雪渓が終わり夏道に入るが、ブヨが多い。虫に刺されやすいひとは防虫スプレイや防虫ネットを用意したい。わたしも耳のあたりを刺され、以後山行中ずっとかゆかった。ブヨが耳の穴にまで入り込む場合があるが、慌てず太陽に耳を向けると勝手に出て行ってくれる。 ◇白馬岳〜朝日岳 7/10当日、地上は猛暑続きの晴天のようだったが、梅雨前線が日本海に復活したせいか「晴れ」予想に反して、大蓮華の主稜線は終日濃霧と強風の世界だった。ときに強風に小雨が混じる。気温ほぼ12℃、寒いことはない。 コースの要注意箇所は以下の通り ・鉢ヶ岳の巻き道に2箇所大きな残雪あり。 雪質は堅く、トラバースにアイゼン必須。 ・雪倉岳の烈風は匍匐前進するほど強かった。 ・朝日岳の周辺は夏道が残雪に覆われているところが多い。 朝日小屋の方たちが雪面にマーキングしたり、ステップを切ったりと 安全の確保に努力されているが、雪の状態が日々変わる。 自分で慎重にルートを見つけること(特に濃霧のとき) 無精せずこまめにアイゼンを着脱すること。 ◇朝日岳〜北又 朝日平から夕日ヶ原にかけても残雪が多い。勾配もきつい。 ルートファインディングとアイゼン活用については前項と同様。 朝日平16℃、北又24℃、下るにつれて汗がふき出す ◇北又〜泊 北又小屋でTAXIを呼んでもらう。東京からのイワナ釣りの方たちに相乗りさせてもらい助かりました。感謝します。 小川温泉〜北又はマイカーは入れない(実際道も狭くて危険)、マイカー利用者は泊や小川温泉に駐車している。 泊からの所要時間は1時間弱。料金は泊/北又も小川温泉/北又も同じ\9300(ただし地元補助金があります、具体的には現地でのお楽しみに!) 小川温泉に公共バスは来ていないとのことなので、北又から林道を歩くのは時間ばかりかかり、徒労な感じ。越道峠から谷間の向こう日本海の眺めは格別です。 |
写真
感想
◇今回は残雪がまだまだ多く、かつ雪質の状態も悪く、気の抜けない縦走でした。
朝日小屋に宿泊を申し込んだとき、安易な気持ちで来ないよう懇切丁寧なアドバイスを頂戴し、おかげで不注意による滑落や道迷いに陥らずに済みました。こころから御礼申し上げます。
◇朝日小屋では主・清水さん始め皆さんから大変温かく歓待いただき、感銘しました。皆さんのやまに対する愛情、自然を守りながら安全な山を保全しようとされている姿勢、清潔で快適な山小屋施設などなど、わたしは今回はじめてこの山域を訪れたのですが、嬉しくありがたい出会いでした。
山好きのひとには、朝日岳そして朝日小屋を是非一度訪ねていただきたい。
◇朝日小屋で同宿したKさん(三重県)=驚異の熟年ソロ登山者との出会いも印象深いものでした。毎年100日以上は登り続けているとのこと、またどこかでお会いできる機会を楽しみにしています。わたしも負けずにガンバロウ!
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1892人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する