花と後立山の展望 唐松岳
- GPS
- 28:00
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 907m
- 下り
- 890m
コースタイム
6:20 黒菱駐車場 6:40(リフト)
八方池山荘 7:10
8:10 八方池 8:35
10:00 丸山ケルン 10:25
11:30 唐松岳頂上山荘(テン場で幕営)〜お昼ご飯
頂上往復(テントから登り20分弱、下り15分)
21日
頂上往復
唐松岳頂上山荘 8:15
9:05 丸山ケルン 9:25
10:40 八方池 10:55
11:40 八方池山荘 11:50(リフト)
12:05 黒菱駐車場
休憩多め、お花が多く写真撮りながらのゆっくり登山でした。
天候 | 20日 晴れ やや雲が多いものの眺望に影響なしの好天気 夕方は一時ガス、夜は雲が多いものの晴れ 21日 早朝は東側に雲多い 上空は晴れ 10時頃には稜線上に雲 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
リフト始業時には、100台くらいのスペースに約半分駐車。 この日はゴンドラが早朝運転の日。 黒菱からは6時半にリフトが始業。駐車してた人の多くは、リフトを使わずに登られた模様。 帰り(21昼)は駐車場が8割くらい埋まっていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒菱ラインは特に問題なし。ほんの一箇所だけ、崩落のため片側通行(といっても余裕はありましたが)。 雪渓情報 八方池山荘から湿原コースを行くと、尾根コースとの合流地点やや手前に雪渓あり。 扇雪渓手前と、扇雪渓と丸山ケルンの間に雪渓あり。 いずれも、軽アイゼンは必要ありません。(一部、ステップがきってありました。) 登山届けは、長野県は電子受付をしているので、出発前に事前に提出しました。 黒菱からのリフト券(往復1,000円)を八方温泉の入浴券付きだと1,200円で購入できます。 帰りは、八方温泉 第二郷の湯で汗を流しました。いいお湯でした。 唐松頂上山荘 テント泊は 1人700円(幕営500円、トイレ200円) 調理用水 370円/2L (量によって微妙に値段が違いました) 飲料水 300円/500mL(ペットボトル) ビール 550円/350mL ジュース 400円など テン場は山荘から西側斜面を5分弱降りたところから斜面沿いに点々と。 一番下あたりだと、山荘まで10分くらいかかると思われます。 |
写真
感想
本来は1週前の3連休に予定していた山行
雨のため1週遅らせたけど、結果的にはお花がよいころになったかも。
昨年に引き続き(昨年は五竜〜遠見尾根で下山)唐松。
この時期は、本当にお花が豊富で楽しい。しかも今回は2日とも素晴らしい眺望付き。
唐松の良いところは、アクセスが良く、稜線までそこまで時間がかからず
しかも悪路がないところ!
20日は天気を心配していたものの、結果的には眺望の効くちょっと高層の薄い雲。
おかげで、八方池からはくっきりと写しの白馬三山を撮ることができました。
遠く富士山から、稜線に上がると北アルプス全域がくっきりみえました。
また、この日はゴンドラの始発が早く、黒菱からリフトの始業時間であがると、先行の登山客が非常に多い日でした。
またツアーの客もいっぱい。
八方池までは特に人が多く、八方池のスポットにはたくさんのカメラマン!
なお、ここから上部は少し人が減ります。
稜線までは五竜、不帰ノ嶮、白馬三山を眺めながら、花が咲き始めた中、好天下の楽しい登山。
途中、ハイドレーションが破れて水漏れをおこしてしまい、ちょっと慌てましたが・・・
頂上山荘までくると、劔がくっきり!五竜がどっしり。
唐松からの五竜の眺望は、非常に男性的な立ち姿で大好きです。
早速、テントサイトの受付を済ませます。12時頃着で、8番目とのこと。
この時期、どのテン場も混み合うと思いますが、下の方のサイトは比較的遅い時間まで空いていたようです。
ただ、唐松のテントサイトは斜面上に点々とスペースがあるので、稜線に近い場所は早めに埋まりがちです。そこから稜線、小屋(トイレなど)が意外と遠いのは欠点かと思います。
昼食後に頂上に行きましたが、槍・穂高方面まで望め、北アルプス全域がくっきり!
のんびりの特権をいかして、2時間弱ほど滞在。飽きません(笑)
ぼちぼち、キレット方面から到着される方もいらっしゃいましたね。
丁度テントに戻ったぐらいの夕方頃は、一時ガスに包まれましたが、この時間帯には雷鳥の目撃もあったようです。
日暮れ直前にはガスも晴れ、夕焼けのショーもガスの切れ間から見ることができました。
夜は満月近く、雲も多めのため、星はあまり多く見えませんでしたが、
月明かりがそれなりにあったため、それなりに明るい夜で、近くのアルプスが見えてました。
また、遠く富山平野、長野盆地の街明かり、富山湾の漁火も見えていました。
朝は東方向に雲が暑く、残念ながらご来光&山々の朝焼け とはいきませんでした。
この日も、山頂でのんびり。
しばらくするとアルプスにも光が届き始めて、少し遅めのアルプスの夜明けとなりました。
山頂でのんびりしすぎたからか、テントサイトの半数以上の方はもう出発済み。
朝食後に出る頃には、10張りないくらいになってましたね。
テン泊なので、やや荷物は重いものの
工程がすごくゆっくりのプランでしたので、ほんとのんびり写真を撮りながらの登山に。
花が多いので、写真を撮るために止まる機会がほんと多い。
唐松そのものは登山道からもあまり見えませんし、絵にはなりづらいですが、眺望に優れた山で、お花も豊富。
低いあたりのニッコウキスゲ、クルマユリ、全域のコバイケイソウ、
シラネアオイの群生があったり、上部にはチングルマ、ミヤマキンポウゲ、ふと見つけれたクロユリ、稜線上のコマクサなど
多様な色で楽しませてもらえます。
お花と眺望に癒されに唐松登山、ぜひお勧めです。
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