帝釈山・田代山〜オサバグサと湿原のお花畑
ぐろ
まみむ
体力度について
- GPS
- 04:25
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 616m
- 下り
- 605m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・川俣桧枝岐林道、桧枝岐から馬坂峠まで15km、40分。4km舗装路ののちダート道。栃木側からのアクセスは土砂崩れのため通行止め。 ・国道352号で奥只見湖まわりで帰ろうとしたが、鷹ノ巣船着き場から銀山平は未だ冬季閉鎖中。6月中旬解除予定。船着き場まで通行可。戻って六十里越で帰路へ。 http://www.niigata-kotukisei.jp/regulation?area=2 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・ヤマレコのおすすめルート https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/guide_detail.php?route_id=1032 ・帝釈山〜田代山、泥濘で滑りやすい。残雪のある沢を下り込まないように横断して登山道へ。倒木も多いので注意。 ・メマトイ、アブブヨが発生しているので、防虫対策必須。森林香とプレミアムベープで対策した。 |
| その他周辺情報 | ・第15回帝釈山・台倉高山オサバグサ祭り http://www.oze-info.jp/2021osaba/ ・燧の湯 日帰り温泉600円。http://www.oze-info.jp/spa/ ・あした天気 桧枝岐村の洋食店で昼食 ハーブチキンソテー、野菜とチキンのチリソースランチ。 https://www.aizu-concierge.com/spot/1033/ ・道の駅尾瀬檜枝岐 山人家でお土産とジェラートを贖う。 https://yamo-doya.com/ ・原信セントラルマーケット 小出東店でお買い物。翌日の山行きの昼食も買う。 |
写真
前橋を1時に出発。馬坂峠まで240km3時間30分かけて、4時30分に到着。最後の30分はダート道となりガンガン攻める。気分はトミ・マッキネンで爆走。留守番よろしく。群馬県内から爆睡し、気が付いたら檜枝岐村でした。運転ありがとうございます(m)
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群馬県内から爆睡し、気が付いたら檜枝岐村でした。運転ありがとうございます(m)
木道の間にオサバグサ。咲き始めたオサバグサの群生が登山道に続く。まだ5時で薄暗く下山時に撮影することにした。入山して10mほどでもう咲いていました(m)
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入山して10mほどでもう咲いていました(m)
登り詰めてこの景色、ご褒美ですね(m)
巨大ムカデのようでした(m)
見つけて大興奮！今の時期はオウレン祭りでしたね(m)
空海が奉られている。過去の写真などの記録がある。弘法も筆の誤りは「応」の字の点を一つ付け忘れた。点どころか漢字や名前が思い出せないアラフィフの私。記憶は古代へタイムスリップ。
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なんて美しい湿原なんでしょう(m)
イワカガミを撮影するgrowさん(m)先月26日に、全体重を脇腹にかけたら肋骨にヒビが入ったので、木道が割れないか心配。私は起き上がっても立ち眩みはしない。濃血な身体で貧しいのは生活。
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先月26日に、全体重を脇腹にかけたら肋骨にヒビが入ったので、木道が割れないか心配。私は起き上がっても立ち眩みはしない。濃血な身体で貧しいのは生活。
ちっちゃいものクラブですね(m)
花の様子をなど全体を捉えた良い構図で、美しい花や自然の状態を見て頂きたいと思う気持ちを感じます。
オサバグサのバッヂだなんて素敵です(m)
貸し切りの露天風呂。源泉かけ流しを独り占め。ややぬめりのある湯は少し熱めで硫黄の香り。湯上りは肌がすべすべになった。春蝉と川の音を聞きながらのお風呂、最高でした(m)
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春蝉と川の音を聞きながらのお風呂、最高でした(m)
mamimu3さんを待つ間に、コーラで身体の中も爽やかに。Yes Coke Yes 夏季の私は時計の下に肌色の時計もしている。腹時計が補正。
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私はタイムとローズマリーのチキンソテー。前の庭で取れたての香草とチキンのハーモニーが口に広がる。自家製ヨーグルトは酸味も少なく食べやすい。
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mamimu3さんは、チキンと野菜のチリソース。ピリリとしたソースにカラッと揚ったチキンが美味。新玉ねぎの爽やかな甘みが一層辛さを引き立たせる。雰囲気も素敵なお店で、とても美味しかったです(m)
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雰囲気も素敵なお店で、とても美味しかったです(m)
国道352号を御池を抜け、奥只見湖周りとシルバーラインで帰る予定だった。道中眺めるムラサキヤシオ。平ヶ岳登山口を過ぎ、船着き場から通行止め。鷹ノ巣から銀山平まで未だ冬季閉鎖。6月下旬解除予定。
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感想
愚かで無学な私だけかもしれないが、聞き慣れぬ花の名前「オサバグサ」。遠見尾根から戻る車中でmamimu3さんから伺った。日本固有種で北日本、特に北八ヶ岳や尾瀬の帝釈山で6月に白く小さな花を咲かせ群生するという。
写真で見る小さく白い花は輪生し興味が湧く。6月は谷川方面や浅間方面など花盛り。天気と休日の都合で6日しか予定が立たない。今年は咲き始めのオサバグサを鑑賞し、午後は観光と決めた。経験を来年に活かしたい。
また桧枝岐村主催でオサバグサ祭りが二週間開催される。今年は限定数が明記されておらず、日曜は二日目でピンバッチが確実に貰える。前橋から240km3時間半の道のりは遠いが、小さな白い花とマイナーなバッチが導いてくれる。
新月に近いが星すら見えない曇る前橋を1時に出発。上武道路から伊勢崎ICで北関東道、東北道を北上し那須塩原ICで下りる。mamimu3さんはお休みになられているので、適当にタイヤ鳴らしてガンガン攻める。
桧枝岐村入口の電飾は、いつもキャバクラのようだと思う。薄日が差し込む村内、燧の湯の脇を抜けて三俣檜枝岐林道へ。再び薄暗くなる。3kmほど舗装路でそこから先はダート道。4WDにしてさらにガンガン攻めていく。気分はトミ・マキネン。ランエボとは程遠い走りだが、パジェロは生き生きと走っていた。
4時30分、馬坂峠駐車場に到着。三台停まっていた。駐車場東の眺望はいまいち。トイレもあり寄付金100円。装備して5時に出発。気温10℃で快適。階段の急坂を歩いていく。登り上げた木道のすき間に、今日最初のオサバグサ。小さく可愛らしい花が健気に咲いていた。
整備された急な道を行くと、突然開ける。帝釈山山頂。登山口から30分で到着。薄曇りだが素晴らしい眺望。北は雄大な会津駒ケ岳、遠くに飯豊山、雲海を湛える南会津の山並み、東は南北に連なる那須岳、南は日光連山、東は燧ケ岳や上越県境山稜。
しばらく景色を眺めて田代山へ。岩稜帯の下り込みから、倒木や残雪のある針葉樹帯の稜線歩き。湿原や池塘もあり木道が敷設してある。咲き始めたオサバグサ、ミツバオウレンやバイカオウレン、セリバオウレンなどオウレンがたくさん咲いていた。
豪雪と強風の荒れた地。伸びては折れるコメツガは、低木化して横へと這うしかない。上越県境稜線と同様、厳しい冬を物語っていた。倒木が苔生し朽ちて土へと還っていく。その横にはシダやコメツガの新芽が萌えていた。
1時間ほど歩くと田代山避難小屋へ到着。弘法大師堂と木版があり、室内では空海が奉られていた。小休憩して田代山湿原へ。樹林帯を抜けると素晴らしい景色。反時計回り一方通行の木道。私たち二人だけしかい居ない、花咲く高層湿原。
チングルマ、ヒメシャクナゲ、イワカガミ、ワタスゲ、モウセンゴケなど咲くお花畑。紅葉時期も素晴らしいだろうと予想が付く景観。連泊可能なら足を伸ばしたいと思う。
会津駒ヶ岳が臨める弘法沼で記念撮影し、なんでこんな所にと思う田代山山頂標でも記念撮影。高層湿原で稀に見られる洗堀のせせらぎを聞く。透明で爽やかな音。
避難小屋に戻り帝釈山へ踵を返す。明るくなった登山道。オサバグサを撮影する。本当に小さく白い花は可愛らしい。私もお気に入りとなった。来年は満開時に合わせてきたい。
登山口に下山すると、桧枝岐村役場方々が簡易机と椅子に座り、オサバグサ祭り開催中。地味にひっそりとがオサバグサに相応しい。早速ピンバッチを頂いた。色が入っていない2021年バージョン。それでも嬉しくてザックに取り付けた。
着替えて桧枝岐村へ。下る林道はさらに爆走。上り下り車両皆さん道を譲って頂けるので、ナビゲーター席のmamimu3さんも歓声を上げて喜んでいた。ダートと雪道は無敵です。
下った先の燧の湯で日帰り温泉。日曜午前中でほぼ貸し切り。源泉かけ流しの露天振りで、ハルゼミの鳴き声響くせせらぎを聞きながらゆったりと寛げた。湯上り後は肌がすべすべでとても気持ち良かった。
移動して洋食店「あした天気」へ。駐車場が無いので福祉センターへ停めて店先のハーブ野菜園を眺めながら入店。誰もおらず貸し切りの店内。美味いランチを食べながら、ゆったり過ぎる時間を満喫。とても良い店だった。寛げた。
国道352号奥只見湖周りでシルバーライン、奥只見ダムを見学して帰る予定だったが、鷹ノ巣の船着き場先から未だ冬季通行止め。看板を見落としていた。仕方なく戻り六十里越で戻りことにした。
快晴の南会津から国道252号へ。田子倉ダムと残雪の山並みが美しい。六十里越を経て小出へ。小出IC近くの原信でお買い物。ここは群馬や関東には無い、面白いものがたくさんあるので良く寄る。次ぐ日の山行ランチも贖った。
関越道六日町辺りではハロと幻日が見られた。きれいだった。国境のトンネルを抜けても曇りだった。日曜の夕方で混雑する上武道路。帰宅したら19時を過ぎていた。
帰宅し装備を片付ける。カメラバックと、なぜかザックの背に大量のコメツガの葉。藪漕ぎしていないが、mamimu3さんのブナのトンネル撮影時被ったと思われる。楽しいひと時の出来事。バッチと共に忘れられない想い出となった。
今日のメインはオサバグサです。
数年前、北八ヶ岳で初めて出会ったこの花に一目ぼれし、何度か北八ヶ岳に見に行っていましたが、有名な帝釈山のオサバグサの群生を一度見てみたいとずっと憧れていました。
それに、この帝釈山ではオサバグサ祭りなるものが毎年開催されているのです。祭りといってもバッヂが配られるだけという、日陰の樹林帯にひっとりと咲くオサバグサにぴったりの静かなお祭りなのですが、なんとも魅力的！
と、growさんにその話をしたところ、花めぐりで忙しいところ予定に組み込んでくださり、今回初めて行くことができました！ありがとうございます。
檜枝岐村の中心から更に小一時間ほどダート道を進んで馬坂峠駐車場に到着。尾瀬国立公園の一部とは思えない静けさです。
登山口から歩き始めるとすぐオサバグサが咲いています。いつ見ても本当にかわいい花です。
予想していたとおり見頃にはまだ早かったですが、登山道のいたるところで楽しむことができました。あと1週間くらいすると見頃ではないでしょうか。
そして、今回予想外に嬉しかったのが眺望です。帝釈山、田代山湿原ともに到着した時には感嘆の声が出てしまいました。会津駒と新潟の山々、那須岳、男体山をはじめ日光の山々、そして燧ケ岳と至仏山が見られるなんて贅沢すぎです。しかも周りに誰もいないなんて！
早朝から登ったこともあり、下山に3組の方とすれ違っただけで、ゆっくりと散策することができました。
あっという間の下山後はお楽しみのバッヂをいただきます。2021年と入っているので思い出になります。大切にします。
その後は檜枝岐で温泉と食事ののち、ダムなどに寄り道をしながら帰ります。
途中にムラサキヤシオやホオノキの花、トチノキの花、タニウツギなどがたくさん咲いていて楽しめました。また、途中奥只見湖へ向かう途中で通行止めで引き返すことになりましたが、その時間のロスのおかげで小出ICからの高速道路の車窓からは夕方の太陽の横に7色の幻日を見ることができたので幸運でした。
美しい自然の中、見るもの聞くもの皆素晴らしく、とても思い出深い一日となりました。
こっそり拍手
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growmonoさん、mamimu3さん、こんにちは♪
オサバグサ、いいですよね〜
私もmamimu3さんと同じく、数年前に北八ヶ岳で見ていっぺんにファンになりました。
以来、毎年のように行くのですが、なかなかいい株を見つけられません。
ここで見せていただいて、俄然探しにいきたい気持ちに駆られました❗
蓼科山や天狗岳などの登山道にミツバオウレンと一緒によく咲くので、できたら行ってみたいなと思います。
いつも素敵な写真ありがとうございます😊
growさんの写真には癒されます。
お疲れ様でしたლ(❛◡❛✿)ლ
grindelさんこんにちは。コメントありがとうございます。
grindelさんもオサバグサファンなのですね。お仲間がいて嬉しいです！
薄暗い樹林帯で純白の小さな花を見かけると、こんなところにいてくれたのね〜って嬉しくなります😀
北八ヶ岳では、私は麦草峠〜茶臼山の辺りやしらびそ小屋の辺りで見ていますので、広い範囲で咲いているようですね。そろそろ見頃ですし美しい子がいるといいですねー✨
しかし、growさんも仰ってましたが、白くて小さいオサバグサは撮影が難しいですね。growさんは肋骨にヒビが入っているにもかかわらず小さく屈んで何回も撮影されてました。さすがですね。
こんにちは、grindelさん。
博識とは程遠い無知者ですので、オサバグサの存在を知りませんでした。写真などで見て、山の中でも見たかもしれませんが、気にしなかったようです。
初めて帝釈山へ足を踏み入れました。尾瀬国立公園とは思えない、アクセスの悪さと地味さが、小沢平と肩を並べます。しかし行ってみれば可愛らしいオサバグサの群生。特に高層湿原の素晴らしさはやはり尾瀬だと思いました。
いつも写真をお褒めいただきありがとうございます。私は、ぼかしたり、フィルターかけたり、奇抜な構図で撮影しません。やはり自然のまま見たままをを記録として残したいからです。芸術性が乏しいとは思いますが、そのような意図で私は撮影していないので、感じなくて当然なんです。自然の美しさは素材だけで十分感動できます。技術が無いと言えばないですが・・・。
お二人様、こんばんは！
オサバグサ、可愛いですね。八ヶ岳のものより大きかったですね!(^^)!
バッジもいい思い出になりましたね。白い花の撮影は難しいいですね。
我々は前橋を２時に出発して足尾から会津街道を北上して６時に馬坂峠に着きました。時間があまり変わらないのが解りました。これから会津の山に行く時の参考になりました。
帰路は六十里越を楽しんだようですね(o^―^o)ﾆｺ
ichigeさんこんにちは。栃木百名山もうすぐ完登なのですね。
台倉高山も湿原と眺望があって楽しそうです。あと4座頑張ってくださいね！
檜枝岐村は群馬からだとぐるっと迂回しなくてはならず遠いですね。
行きの車では、growさんの寝てていいですよのお言葉に甘えてほとんど眠ってしまいました。それでも登山口前のダート道で目がシャッキリしました😅
帰りは楽しいドライブでした。私ではとても日帰りで運転して来れる道ではありませんので有り難かったです。
はるばる行った甲斐あって、可愛いオサバグサにたくさん会えました😊
静かで眺望も美しい、素晴らしい山でした。来年は満開に合わせてまた来たいねとgrowさんと話しています。
こんにちは、ichigeさん。
もう少し私たちが留まっていれば、またお会いできましたね。前橋から遠路はるばるやってきましたから、とても残念です。
オサバグサは初めて見ましたが、咲き始めてまだ背丈も低く、輪生した小さな花は撮影に苦労します。結構絞らないと輪生の後ろ側は、かなりぼけてしまいます。また周囲が明るいと白飛びしてしまいます。構図と背景を考えていろいろ撮影しました。
我が家は前橋のやや中心地なんですが、移動時間短縮のためmamimu3さんと前橋北部で合流し、上武道路から伊勢崎ＩＣで北関東道、東北道で西那須塩原ICで下りて、国道400号を塩原方面へ。国道121号の丁字路を右折して道の駅たじま方面へ。国道352号を左折して会津高原を抜けます。再び丁字路を左折し檜枝岐へ入ります。
高速道路を使いますが、夜間割引が効くので2250円です。110ｋｍを1時間ですね。奥只見は残念でした。下調べしなかった私が悪いのです。六十里越で帰りましたが、田子倉や浅草岳の眺望が良かったです。
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