北岳 パーフェクト!
- GPS
- 09:59
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,695m
- 下り
- 1,721m
コースタイム
広河原山荘06:55→07:15白根御池との分岐07:15→08:50二俣09:00→10:45小太郎尾根分岐10:50→11:15北岳肩ノ小屋(テント設営)12:05→12:15両俣小屋との分岐12:15→12:35北岳12:55→13:15両俣小屋との分岐13:15→13:25北岳肩ノ小屋
8/4(日)
北岳肩ノ小屋06:20→06:45小太郎尾根分岐06:45→07:55二俣08:10→09:25白根御池との分岐09:25→09:40広河原山荘
天候 | 8/3 晴れ(山頂だけガス) 8/4 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
広河原→芦安駐車場(タクシー\1100) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全工程、危険個所はありません。 残雪ももうありませんでした。 北岳肩ノ小屋のテン場(\500/1人) 北岳肩ノ小屋のジュース(\400) 北岳肩ノ小屋のビール(\500)スーパードライでした。 広河原山荘のモーニング(\500) 広河原山荘の超美味いジェラート(\400) |
写真
感想
3週間前に暴風で撤退した北岳へリベンジしに行きました。
今回は夕陽・満天の星・御来光・富士山と天候に恵まれた大満足の山行となりました。
前回に比べて雪も大分減っており,二俣-小太郎尾根分岐間にあった雪田は完全に無くなっていました。
この区間は九十九折の急登なのでツラかったですが,花が多く絶景でした。花に詳しくない私も感動。
うん,今度は図鑑を持って行こう。
稜線に出ると小太郎尾根が相変わらず魅力的にアピールしてきますが,バリエーションルートは次の機会に残しておき,気持ちの良い稜線歩きに突入。
そして肩ノ小屋へは前回同様のタイムで到着。
テント設営後はすぐに山頂へアタック!...するも,山頂だけは周囲がガスに囲まれて真っ白。ホント,数10m離れるとガスはスッキリ無くなるんですけどね。でも満足。
下りる途中,肩ノ小屋を見下ろすとカラフルなテント村が綺麗です。
再びテントに戻っても,水確保のための大仕事が残っています。
小屋で水を購入しても良いのですが,私が山で超楽しみにしている「山の水で水割り!」を果たすため,もう一踏ん張りして水場へGo!
コースタイムでは往復30分とありますが思っていたより下りました。どこまで下るんだ?って少し不安。そして,下った分だけ水確保後の上りが結構キツイ。でも,苦労の甲斐あって水は絶品です!
この水場って,もしかして南アの水場最高地点?
(実際,30分弱で往復できます)
水をテントに運び,ヘバってテントで横になっている嫁に声を掛けて待ちに待ったビールで乾杯!
今回は...ななな,なんと肉を担いで来ました!(いぇーい!)
ビールを飲み干して,美味い水で割った酒を飲みながら稜線で食べる焼肉の旨さたるや...
あー,思い出しただけでヨ・ダ・レが。
直射日光がスキンヘッドに突き刺さって若干痛いけど,それも心地良い。
最高!!
さて,ここからの時間,山の変化にとても感動しました。
ホント,来て良かったと涙がキラリ。
まず夕陽。
仙丈ケ岳方面にある大きな夏雲の向こうに沈み行く夕陽。
太陽が巨大な雲に陰影をハッキリつけて,雲が立体的に見えます。
次に歩きたい仙塩尾根の両俣-仙丈の区間が雲の合間から見える様がカッコいい。
山と雲と空のダイナミックな色彩に声もなくなります。
そして振り向けばブロッケン現象でした。
(自分もそうだけど,ブロッケンになると皆自分の影に向かって手をゆっくりと大きく振るんですね。行動が同じだからちょっとおかしかった。)
次に星空。
夜外に出ると天の川まで見える満天の星。たまに流れ星もあります。
天の川なんて下界じゃ絶対に見れません。もう感動。
最後に御来光。
雲海から昇る赤い朝日に感動です。もちろん富士山も見えます。
段々と明るくなり気温も上がってくると,うおおおおお!1日が始まるぜえええええええ!って心震えました。
そんなこんなで感動しながら青空の下無事下山。
最後はお楽しみにしていた広河原山荘でのモーニング&ジェラートで〆。
こんなに全てが揃った良い山行も珍しいと今も思い返してウットリです。
さて,次はどうしよっかな。
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