ちょっと裏まで乗鞍岳〜首都圏から「鈍行日帰り」、リハビリなのに25時間耐久コース(笑)
- GPS
- 07:50
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 688m
- 下り
- 600m
コースタイム
天候 | 朝のうちは山頂ガス、8時くらいから晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
乗車券は往復で青春18切符1回分(2300円相当) 松本〜新島々 松本電鉄上高地線 新島々〜乗鞍観光センター〜肩の小屋口・畳平 アルピコハイランドバス ※ムーンライト信州に接続する便は、観光センターでの乗り換えなし。同じバスでそのまま畳平まで行けます。帰路便は全て観光センターで乗り換え。 ※往復券がお得です。 松本〜新島々〜乗鞍観光センター 電車バス乗り継ぎ往復3200円(片道1700円) http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/norikurakogen/ 乗鞍観光センター〜畳平 往復2400円(片道1400円) http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/echoline/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
<道の状況> ■肩の小屋口バス停〜肩の小屋 完全に夏道です。アイゼン不要。 ■肩の小屋〜剣ヶ峰 ガレ石の道です。スニーカー登山者が多かったですが、皆さんよく滑ってました。 感覚としては白馬の白馬山荘から山頂への道に似た感じ。 ■剣ヶ峰〜大日岳中腹(中洞権現への道) 剣ヶ峰山頂から鞍部へは国土地理院のルートに描かれた直降ではなく、少し東(登り用登山道)に戻ってからトラバース気味に下ります。 降り口にはペンキマークあり。メインの登山道沿いにグリーンロープはありましたが、廃道・進入禁止などの標示はありませんでした。観光客が間違って迷い込まないようにするためのロープだと思ったのですが…。 松脂の浮いた真新しいハイマツの刈り払い跡もあり、手は入っている様子。ただ鞍部あたりのグリーンロープは張られてはいるものの千切れたりしていました。 道自体はほとんど踏まれておらず、ザレやすかったり、ガレ場の浮石多し(かなり大きな石でも浮いていたりする)。 大日岳南斜面に入ってからのガレ場はマークが薄い上に少なく、靴による石の変色もないのでかなり注意が必要。特に下り方向にマークが見づらい。角度一定の東高西低のトラバースで、急な方向変化や直登箇所はないので、マークを見失ったらそれまでのルートの延長線上を探せばよいかと。ケルンやピンクテープが補助的にあります。 ■肩の小屋〜畳平 砂利敷きの作業道。 富士見岳に行く場合は、剣ヶ峰と同じようなガレた道です。 お花畑から直接富士見平西の作業道へショートカットする道は通行止め(こちらは進入禁止の看板あり)。 ■9日12時頃、肩の小屋口付近でクマが目撃されたそうです。 あんなに人の多いところに来るのか…。 <下山後の温泉> 畳平からのバスを途中下車して休暇村の温泉に入りました。500円。 他、観光センター斜め前に今年のGWに新装オープンした「湯けむり館」があり。700円。畳平からのバスと新島々行きのバスの接続があまりよくないので、こちらを利用した方が時間が有効に使えるかも? |
写真
感想
6月初め、八ヶ岳にツクモグサを見に行くべく、ザックを背負うところまでいきながら胃痛で中止。
以来2ヶ月胃痛はひどくなる一方。8月第2週に入りやっと平常に戻ったのはいいものの、2ヶ月間運動強度的にほとんど入院患者のような生活をしていたので、すっかり筋肉が落ちちゃった…。
夏のピークシーズンに大縦走すべく、綿密なステップアップ山行計画を立てていたのに、これじゃ振り出しどころかマイナスです(泣)。
高尾山ですら登れるか怪しいところでしたが、この時期高尾からトレーニングを再開するにはちょっと暑さが厳しすぎる…。
とりあえず最後の1席を押さえたムーンライト信州の指定席券を前にぎりぎりまで悩み、最終的に決めたのは、高くて楽々コースな山、小学生の時にリタイヤしたきりの乗鞍岳でした。
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最寄のJR駅を0時前に出発し、0:29に立川に停車するムーンライトを待ち構えます。
が、この日の中央線は大幅なダイヤ乱れ。1時近くになってやっと立川出発です。
去年はがらがらで2席ゆったり使えたムーンライトですが、今年は満席。ほとんど寝られませんでした…。
4時過ぎに松本で松本電鉄上高地線に乗り換え、さらに新島々でバスに乗り換え、肩の小屋口バス停に下車したのは7時前。
くねくねバスでちょっと車酔いしてしまったので、高度順応も兼ねて、最初はゆっくりゆっくり。
幸い周りは1年ぶりの高山植物の花盛り。コースタイムの2倍近くかけて、肩の小屋へと向かいました。
小屋から剣ヶ峰まではほぼコースタイム。
剣ヶ峰往復ではリハビリトレーニングにならない、と中洞権現まで行くことにしていたのですが。
ぼろぼろになりましたorz
踏まれていなくて柔らかいザレ場や浮石だらけのガレ場が連続したとはいえ、難易度それ自体は斜度的にも大したことのない道。
なのに、ものの1時間で太ももがプルプルし始めてしまいました…。
半径100mの生活恐るべし。
剣ヶ峰から1時間くらいで着くだろーと思っていた中洞権現、その時間が経ってもまだ半分ほどしか進んでいなかった上、この筋肉疲労具合、マーカーの少ないガレ場でガスに巻かれたら…といろいろ勘案し、中洞権現が見えたところで引き返すことにしました。
もうちょっと先まで行けば歩きやすくなるのはわかっていても、帰りが怖かった。
足に力が入らないときって、ほんの少しのガレ場でもしんどいんですね。
引き返すことを決めたら気も楽になったのか、太ももぷるぷるもそのうち直り、あとは畳平まで問題なく戻れました。
15:05のバスで畳平を離れ、途中休暇村にて温泉に入ったあとはまた長い乗り継ぎの旅。
夕食も取れず、自宅に着いたのは翌0時半でした。
25時間耐久レース(笑)。リハビリなのに。
あ、18きっぷは1回分(2300円分)で済んじゃいました♪
…まあ、後日の筋肉痛がひどいわけなのですが。
乗鞍で筋肉痛になったなんて、ちょっと人には言えませんね〜^^;
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