編笠、権現、赤岳縦走
- GPS
- 13:44
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 2,042m
コースタイム
8:15観音平-9:00雲海展望台-9:44押手川-11:06編笠山11:35-11:54青年小屋
8/11
5:36青年小屋-7:01権現岳頂上7:50-9:00キレット小屋9:05-10:45赤岳山頂10:56-11:55行者小屋12:57-14:06美濃戸山荘14:16-14:46美濃戸口
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
キレットは標高差が大きく、コースタイム以上に体力を消耗する印象。鎖のない岩稜の登下降もあるので、ある程度、自信のある方向きのコースだと思う。 観音平付近の水場、延命水はぺったんこのプラティパスに水を満たすのに苦労するほど乏しい流れ。土交じりの地面の上を細々と流れているので、衛生面でも心配になる。観音平から登山を開始する方は、下で必ず水を汲んだ方が良いです。 |
写真
感想
最近は、一人日帰り登山が多かったが、今回は4名で登山(小学五年生を含む)。観音平から編笠、権現と登り、知人たち3人は権現から下山、自分はキレットを超え赤岳を目指す。
初日は好天に恵まれるも、編笠への登りが思った以上に暑い。顔をタオルで拭きながら登る。当初は権現小屋に泊まる予定だったが、暑さが堪えたのか、頭痛などの不調を訴えるメンガーがいたので、「遠い飲み屋」のちょうちんが素敵な青年小屋に宿泊することとする。正午頃の到着なので、片道徒歩5分の水場「乙女の水」まで出掛けたり、山小屋内に吹き抜ける爽やかな風を浴びながら昼寝等をして過ごす。乙女の水は驚くほど冷たくて、飲んで良し、顔を洗って良し、頭からかぶるも良しである。夕食までに残った時間は、知人達と語らいながらビールを飲む。これぞ、山小屋の醍醐味である。本当は、日頃から一泊くらいはしたいのだが、休みの関係上、仕方なく弾丸日帰り登山を敢行しているのだ。青年小屋の晩御飯は、お替り自由のご飯、豚汁とアジフライ、大根の煮物、新鮮野菜のサラダ等々の豊富なおかず。色々なものを食べられるのは、とってもありがたい。
二日目は、まずは知人達と権現を目指す。朝の涼しいうちなので、みな快調。富士山、南ア、御嶽山を望みながらの登山。しばらくしてから、北アも姿を見せた。先週はせっかく穂高に登るも、展望ゼロ。昨日、今日の好天は、晴女を誇るお二方のお陰か。かく言う自分は、今年の勝率50%である。展望を楽しみながら、コースタイム通りに権現に到着。ここで、朝食のお弁当を頂いてから、皆とは違う進路を進む。権現からは急な下り、途中、旭岳、ツルネと小ピークを登り返しては下り、キレット小屋に辿り着く。権現からキレット底部までの標高差は275mとのこと。キレット小屋付近は標高が低く樹林帯の中なので、蒸し暑さを感じる。キレット小屋からは、再び小ピークを登降した後、岩稜の急な登りとなる。鎖があるのは下部1/3のみ。比較的急ではあるが、手掛かりは多いので、鎖がなくても登れるかと思う。ただし、浮石が多いので、うっかり変な石を掴まないようにするのと、落石を起こさないように注意が必要。数百メートルにわたって真っすぐに登っているので、とりわけ落石は下部の人に危険である。この岩稜を登ってもまだ終わりではない。次には、竜頭峰への登りが待ち受ける。竜頭峰を登りきると、文三郎尾根へのトラバース道を示す倒れた道標があり、さらに進むと、真教寺尾根からの道と合流し、最終的には文三郎道と合流する。登山者の少ないキレットから登ってくると、登山者の多さに驚く。後は、渋滞がちな道を赤岳まで登るだけ。キレット底部から赤岳までは、標高差459mとのこと。なかなかハードだったように思う。赤岳山頂からは、阿弥陀、御小屋尾根経由で美濃戸に帰るか、行者小屋経由で帰るか悩むが、時間と体力温存の関係から、後者を選ぶ。後は、行者小屋で浮いた分の時間で昼食を楽しみ、美濃戸口に下山。知人達も無事に下山したので、最後に小淵沢駅に集合してから解散した。
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