白馬岳-唐松岳-五竜岳

2013年08月13日(火) 〜 2013年08月16日(金)

• GPS: 26:07
• 距離: 38.7km
• 登り: 3,878m
• 下り: 3,602m

コースタイム

1日目（8月13日）
猿倉荘5:35-6:30白馬尻小屋-10:30頂上宿舎（テント設営・昼寝・昼食）13:40-14:20白馬岳14:40-15:10頂上宿舎

2日目（8月14日）
頂上宿舎4:40-6:25白馬鑓ヶ岳-7:15天狗山荘-7:50天狗の頭-8:40天狗の大下り-9:50不帰一峰の頭-11:10二峰北峰-11:25二峰南峰-12:15唐松岳-12:45頂上山荘

3日目（8月15日）
頂上山荘6:00-8:10五竜山荘（テント設営）9:00-10:00五竜岳10:30-11:10五竜山荘

4日目（8月16日）
五竜山荘6:10-7:30大遠見-9:05アルプス平

天候

13日　晴れ〜曇り
14日　快晴〜晴れ
15日　晴れ〜雨〜夕方晴れ
16日　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路　毎日あるぺん号
復路　白馬五竜テレキャビン（ゴンドラ）-無料送迎バス-JR神城-JR信濃大町-さわやか信州号

コース状況／危険箇所等

●猿倉-白馬岳
白馬尻からしばらく登ると大雪渓
軽アイゼン、ストックがあったほうが安心
落石注意

●白馬岳-天狗の大下り
特に危険箇所無し。快適なトレイル

●天狗の大下り-不帰キレット-唐松岳
天狗の大下りはザレた急坂が300mほど続く。ストックは格納し両手を空ける。転倒や落石に注意
不帰一峰を越えるまでは問題無し
一峰鞍部から二峰北峰までがキレット核心部

●唐松岳-五竜山荘
牛首の岩場・クサリ、ザレた斜面に注意

●五竜山荘-五竜岳
岩場では○印があちこちにあるので慎重に追う
クサリもホールドもしっかりしている
7月28日に100m滑落する死亡事故が起きている
山頂は登山路から離れた奥にある

●五竜岳-遠見尾根-アルプス平
前半は細い尾根やクサリ場あり
長い道のりだが、小遠見山まで軽いアップダウン、変化に富んで下山は楽しい

立ち寄り湯、食事
○エスカルプラザ（ゴンドラ終点）
http://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/oasis/

白馬姫川温泉竜神の湯 9:30〜 600円（ゴンドラチケットあれば100円引）

○豚のさんぽ（JR信濃大町駅前）
http://buta3.jp/

写真

8/13 5:33

[color=ff0000][b]1日目[/b][/color]　[color=0000ff]13日（火）[/color]
5:35猿倉荘1240mからスタート

8/13 5:38

夜行バスは安いけど乗り心地悪くて今回も寝不足気味

8/13 5:54

しばらく林道歩き

8/13 6:29

6:30白馬尻小屋

8/13 6:30

ここから少し登ると大雪渓

8/13 6:43

朝早いので雪面堅い。アイゼン無しで登る

8/13 7:03

クレバスを避けて左岸へ

8/13 7:14

シュルンドも

8/13 7:14

だいぶ登った

8/13 7:49

中洲みたいなところで少し休憩
せっかく持ってきたので四本爪をつける

8/13 7:52

そろそろ雪渓の終わり
左手に天狗菱

8/13 8:14

右側の斜面へ

8/13 8:27

斜面に取り付いたあたりで、反対の杓子尾根のほうから大きな落石がありました

8/13 8:38

急坂が続く

8/13 9:17

水が冷たくてうまい！

8/13 9:18

天狗菱とんがってる〜

8/13 9:39

小屋が見えた。雪渓は楽だったけど、暑さ＆寝不足で疲れが・・

8/13 10:33

10:30頂上宿舎
上に見えるのは白馬山荘
結構疲れたので天狗山荘はあきらめてテント設営

8/13 13:18

100は張れるテント村。写真は13:20、意外と空いている

8/13 13:29

予備以外の行動食を家に忘れたことに気づいて大ショック。せっかくレーション4日分用意したのに。小屋でチーズ、パンなど購入して昼食

8/13 13:45

シナノキンバイ

8/13 13:49

白馬岳山頂へ。頂上宿舎を見下ろす

8/13 14:01

白馬山荘

8/13 14:13

毛が無いからチシマギキョウではなく、イワギキョウのほう

8/13 14:20

白馬岳2932m到着。あいにく雲多い

8/13 14:22

新田次郎『強力伝』
なぜか100円玉とか挟まってるし。ここは観光地

8/13 14:23

ちょっと覗くとすばらしく切れ落ちている

8/13 14:24

反対側の馬ノ背、三国境方面。白馬大池や朝日岳にも今度行きたい

8/13 14:50

白馬開山の松沢貞逸の碑

8/13 18:15

夕飯は7イレブンのホイコーロー＆尾西の白米
生キャベツ入れるだけなので便利。味もまあまあで食が進む

8/13 18:36

静かに日が沈む

8/13 19:31

手ブレ補正で撮るとなぜかヒゲの光芒が

8/14 4:39

[color=ff0000][b]2日目[/b][/color]　[color=0000ff]14日（水）[/color]
4:40日の出前に出発

8/14 4:46

山荘の灯も見える

8/14 4:51

8/14 4:52

丸山から杓子、鑓ヶ岳

8/14 5:00

8/14 5:01

8/14 5:12

丸山過ぎたあたりで御来光

8/14 5:20

立山・剱岳がモルゲンロートに染まる、興奮します

8/14 5:28

先を急ぐのでこの後、杓子岳山頂はパス

8/14 5:38

白馬鑓への登り

8/14 6:24

白馬鑓ヶ岳2903m

8/14 6:23

双耳峰の鹿島槍ヶ岳、はるか遠くに槍ヶ岳、穂高も見える

8/14 6:23

右を見れば剱岳が

8/14 6:26

振り返れば白馬岳、杓子岳

8/14 6:25

パノラマ撮影

8/14 7:14

天狗山荘。ここは水が豊富で静かだし良いテン場（だと思う

8/14 7:29

天狗池

8/14 7:31

8/14 7:53

天狗の頭

8/14 8:09

8/14 8:12

ゆるい下りの快適トレイルが続く

8/14 8:19

剱岳は何度見てもかっこいいな

8/14 8:43

ここより天狗の大下り

8/14 9:05

ザレた急坂を延々と300m下る
いよいよ不帰キレットへ突入〜

8/14 9:50

一峰の頭。核心部はここを下った鞍部から

8/14 9:59

一峰鞍部から核心部。指が写ってしまった

8/14 10:00

タカネマツムシソウ

8/14 10:16

こんなところや

8/14 10:16

こんなところを登る

8/14 10:18

高度感伝わりますかね。下のほうに登ってくる人います

8/14 10:19

反対側から降りてきた方。お互い声を掛け合う

8/14 10:49

すごく暑い。上着を脱いで半そでに

8/14 10:49

八方池が見える

8/14 10:55

ここは足元が見難く空中に体が浮く。一番の難所で緊張

8/14 11:11

二峰北峰を越えて核心部クリア。二峰南峰と三峰を残しているけどあと少し

8/14 11:28

二峰南峰

8/14 11:50

難所は無いけど登りがきつくなってきた

8/14 12:01

山荘が見える。山頂にも人が何人かいます

8/14 12:19

唐松岳2696m

8/14 12:25

剱岳をバックに

8/14 12:35

唐松岳頂上山荘。ジグザグの坂がテント場。この時点（12時半頃）ではまだたくさん空きがあるように見えた、が・・

8/14 12:54

どんどんテントが増える。なんとか小屋に近い場所を確保

8/14 12:54

剱岳にカンパイ♪

8/14 15:34

8/14 15:48

増殖するテント。自分は28番だったが、48番の人を見た。最大60くらいかな

8/14 18:33

8/14 18:34

日が落ちてくると剱岳が幻想的な感じに

8/15 4:36

[color=ff0000][b]3日目[/b][/color]　[color=0000ff]15日（木）[/color]
朝食はエスプレッソ・パスタのアラビアータ。あまり食欲が出ない

8/15 5:19

濃かった霧がどんどん晴れる

8/15 6:01

遠くはガスっているが快晴

8/15 6:01

唐松岳山頂は霧の中

8/15 6:08

五竜岳を目指す

8/15 6:10

言われた通りストックを格納

8/15 6:13

牛首の岩稜帯、クサリの連続。まずまずの高度感

8/15 6:25

クサリもあることだし安心

8/15 6:49

2つ目の山、白岳を越えたら山荘がある、はず

8/15 7:02

カライトソウ

8/15 8:05

唐松岳方面を振り返ったところ

8/15 8:07

五竜山荘が見えた

8/15 8:10

五竜山荘
武田菱がかっこいい

8/15 8:11

8:10到着でまだ撤収前のテントも。五竜岳ピストン中の人もいるだろうし、おそらく一番乗り
スタッフの方々がテン場の掃除・整地をしていてすごい

8/15 9:19

テント設営後、五竜岳へ

8/15 9:24

また岩場ですよ〜これぞ山

8/15 9:59

三角点のある五竜岳山頂は登山路から離れた奥にある

8/15 10:03

歩いてきた道を見ると感慨深い

8/15 10:17

8/15 13:13

チャーハン700円、すごくうまかった。冷凍ものとかだろうけどコスパめちゃくちゃいいです

8/15 13:31

荷揚げのヘリが二度飛来。遭難救助でも活躍している東邦航空。何でもエースパイロットだとか

8/15 13:32

ギャラリーにサービス満点。急降下で谷を降りていく

8/15 17:49

14時頃から大雨。17時くらいに上がる

8/15 17:57

テント満杯。15時くらいには埋まったと思う

8/15 18:14

パノラマ撮影

8/15 18:21

8/15 18:23

角度的に剱岳が見えないのは残念だが素晴らしい

8/15 18:24

雲の下から夕陽登場

8/15 18:35

なんで御来光や夕陽は人の心を揺さぶるんでしょうね

8/16 4:29

8/16 6:24

[color=ff0000][b]4日目[/b][/color]　[color=0000ff]16日（金）[/color]
最終日。遠見尾根を下る。鹿島槍ヶ岳に登れなくて残念だけどまた今度

8/16 6:26

8/16 7:09

西遠見

8/16 7:29

大遠見

8/16 8:00

中遠見。そろそろ見納め

8/16 8:17

小遠見は巻き道でスルー。あとは下るだけ

8/16 8:19

小遠見を過ぎたあたりでパノラマ撮影

8/16 9:05

CTよりだいぶ早くアルプス平に到着

8/16 9:16

アルプス平からゴンドラで一気に下界へ、暑い！！

8/16 10:31

エスカルプラザで温泉＆食事

8/16 10:43

9:30に温泉、貸切1名様！下山後、風呂上りのビールは格別

8/16 12:31

JR大糸線で神城駅から信濃大町駅へ。ワンマンです

8/16 13:51

高速バスの発車時刻まで2時間くらい。あまりお腹減ってなかったけど、ご当地メニューを食べに

8/16 14:08

JR信濃大町で高速バスを待つ間、名物の黒部ダムカレー

撮影機器：

iPhone 4 Apple

TG-630 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

dolbo

降雨もあったが天候に恵まれ最高の4日間だった。

●反省点など
・用意しておいた行動食（レーション4日分）を家に置いてきてしまった。予備の行動食と小屋での食料購入で何とかなったが全く情けない。
・エスプレッソ・パスタは味は良いけど、味が強すぎて自分には朝食に合わなかった。1日目朝の塩らーめんは食えたので今後はラーメンなどに切り替えるなど見直し必要。
・ザック総重量は水1L込みで16kg、レーション漏れを考えると17kgだった。前回よりだいぶ減らすことができたが、縦走なら15kg以内に収めたい。
・夜行バスではあまり眠れない。1日目の行動時間は5、6時間内で考えること。
・高速バスに間に合うように八峰キレットを越えるにはもう1日必要だった。もしくは初日で天狗山荘に到着できるよう、前泊が必要だった。

●小屋情報
・白馬岳頂上宿舎
テント場：100張、500円、眺望なし
水無料（沢水をポンプアップ）、トイレ無料
生ビールあり、郵便ポストあり
銘柄：一番搾り、スーパードライ、白馬山荘には黒ラベル

・唐松岳頂上山荘
テント場：30〜60張、眺望抜群（唐松・剱・立山）
ジグザグの登山道上にあり下のほうだと小屋まで10分程度
水有料（要加熱）
生ビールあり
銘柄：スーパードライ

・五竜山荘
テント場：30〜35張、眺望良好（五竜）
やや傾斜気味だが良く整地されている
水有料
銘柄：一番搾り、スーパードライ