ファミリー登山の大変さを思い知る、新穂高〜双六〜笠ヶ岳
- GPS
- 01:09
- 距離
- 44.9km
- 登り
- 3,343m
- 下り
- 3,336m
コースタイム
13日:ワサビ平小屋6:05〜10:25鏡平山荘
14日:鏡平山荘6:00〜9:00双六小屋
15日:双六小屋6:00〜13:47笠が岳山荘
16日:笠が岳山荘7:00〜笠新道分岐(抜戸岳ピストン)9:00〜13:20笠新道登山口(ワサビ平小屋ピストンプラス登り返し)14:?〜15:00新穂高駐車場
天候 | 8月12日:晴れ 13日:晴れ、午後は曇り時々晴れ 14日:晴れ、午後は曇り時々晴れ 15日:晴れ、午後は曇り時々晴れ、夕方小雨 16日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースで特に凄く危険な個所は有りません。全て実線の人が良く通る登山道だけです。但し所々で崖の上を通る個所が有ります。注意しさえすれば問題は有りませんが気を抜くと危険です。全く安全なハイキング道では無いです。特に子連れの場合は気を付けましょう。 去年、槍の頂上に登れているので大丈夫だと思ったのですが、弓折乗越と双六の間の稜線で足を滑らせ、登山道から飛び出して下の木に助けられました。また標高は2,600m位でも高山病になって、ヘリで搬送された子供もいます。小さな子供は大人より高山病にかかり易いのでその点は注意が必要です。我が子も去年の槍ヶ岳で軽い高山病になり、診療所のお世話になりましたが、もっと酷くなるとどうなるかを今回しりました。 今回、自分のパーティーや、知り合った親子連れにアクシデントが続出、ファミリー登山の大変さを思い知らされました。一般的な危険では無いので、感想の方で詳しく書きます。 <コースタイム> 笠新道との分岐と笠が岳までは、2009年版の登山地図では登り1時間10分、下り1時間となっていますが、この時間よりもっとかかります。1時間30分でも速い方だと思いました。実際のところ我々以外でも3、4名に聞いたところでは、手前の笠が岳山荘まででも、1時間30分位かかっていました。ちなみに分岐の道標に有る看板には、笠が岳では無く笠が岳山荘までが70分になっています。 |
写真
感想
友達家族と恒例の年に一度のファミリー登山に今年も行って来ました。今年で4年目です。前回から高校生に成った上の娘は来なくなり、我が家は私と下の娘の二人だけの参加です。よってメンバーは友達夫婦とその娘、Kちゃん、Wちゃんと私と娘の6名です。
猫を飼い始めたので、かみさんと上の娘はすれ違いで土曜日に京都旅行に出発する予定でした。かみさんが餌を朝与えて出るので、最悪で土曜日中に戻れば良く、出来れば雲の平まで行きたかったのですが。。。
今回はそれどころでは無い、ファミリー登山の大変さを痛感した山行になりました。
<12日>
初日の月曜日は、8時30分頃に友達家族と談合坂SAで待ち合わせして、新穂高温泉に向かいました。行動食は塩尻ICを下りて新島々に向かう途中のアップルストアで購入しました。この日は林道歩き1時間ちょっとのワサビ平小屋なので、駐車場に止めてから深山荘の近くの河原で昼食を取ってゆっくりの一日でした。
小屋では我々だけで一部屋だったので子供たちはトランプを始めました。しかしちょっとうるさかった様で、5時頃、小屋番の人から他の宿泊者からクレームが出たと注意されしょんぼり。。。夕食後は部屋を出て外のテーブルで寛ぎました。ここでキャンプしている大阪から来た家族が隣のテーブルで夕食を作って食べていました。例によって自分が話のきっかけを作り、子供たちどうしてなぞなぞをしたりして大いに盛り上がりました。しかし8時頃、またたま小屋番の人から他の宿泊者からクレームが出たと注意されしょんぼり。。。9時消灯ですが早めのお開きにしました。
<13日>
翌日は4時半に朝食をすまして6時に出発、鏡平小屋に10時25分に着いたのに子供たちは疲れたの大合唱、でここに泊まる事になりました。鏡池に映る穂高と槍を見たかったので、まあ仕方ないかという感じでした。子供たちは、この日は備え付けの漫画に読みふけり、特にクレームは無し。
<14日>
翌日も4時半に朝食をすまして6時に出発、双六小屋に着いてお終い。なんともゆったりした山行でした。
しかし弓折乗越と双六の間の稜線で事件は起こりました。Wちゃんと我が娘を連れて自分が先頭、友達夫婦とKちゃんが少し遅れて後を歩いていました。足を滑らせるとまずいな〜と思う崖際の道では気をつけていたのですが、その後は安全な登山道だったので、後ろを見ないで歩いていました。所が女の子の泣き声がしてびっくりして後ろを振り返ると、右に灌木が茂っている所で、Wちゃんが足を滑らせ転び、そのまま登山道から飛び出してしまっていたのです。幸いに下の灌木に助けられ、登山道から手を延ばせば届く所で止まっていました。慌てて引き返して手を引っ張って引き上げたのですが、ほんとにヒヤッとしました。
双六小屋に9時に着いて部屋に入れるのが10時からの為、最初の予定どおり荷物を預け、三俣への巻道に花を見に行きました。でも双六岳との分岐から30分位の所で歩きたく無いの大合唱、結局そのまま引き返す事に。しかたが無いので午後に一人で、中道から双六に登って帰る周回コースを歩きました。
双六小屋では、なんとhanameizanさんに会いました。しかもその直ぐ後でmillionさんにも会いました。偶然とは恐ろしいものです。hanameizanさんは僕らの一日後に友達と新穂高を出発したのですが、僕らがわさび平小屋から鏡平小屋に行く間に、何と槍〜双六〜三俣〜雲ノ平と歩いていました。それも10時間で。。。そして僕らが鏡平小屋から双六小屋に歩く間に、高天ヶ原〜水晶〜鷲羽〜三俣〜双六でした。millionさん達は、僕らの二日後に出発して槍経由で双六でした。
翌日、僕らは笠が岳まで、millionさん達は裏銀座を縦走して七倉に下山、hanameizanさん達は笠が岳に登って下山です。全くペースが違いますね。
所でわさび平小屋で知り合った大阪から来た家族連れに似た子供達がいたので、声をかけてみたところ、3人兄弟の一番下の弟が体調が悪くなり、弓折岳鞍部の分岐で両親と別れて先に双六小屋に来たとの事。暫く話したのですが、弓折岳鞍部からコースタイムは1時間10分なのに、なかなか両親と下の弟が現れません。1時間以上経って富山大学の診療所の先生がたも心配していた頃、やっとお父さんが到着しました。それも大きな荷物を背負った上に子供を肩車してです。。。早速診療所に入ったのですが、お母さんはそれからさらに15分ほど遅れて到着しました。かなりバテバテでした。最初に会った姉弟の話では、かなり前から家族で登山をしているとの事だったのですが、今回は特に下の弟の体調が悪かった様です。後で聞いたところでは高山病の様でした。経験が豊富でもこんな事もあるのかとファミリー登山の大変さを思いました。同じ業況で自分があの大きな荷物を背負って、娘を肩車して来る事を想像すると。。。
その後で大阪から来た家族連れに再会して子供たちは大喜び、今回は小屋からもっと離れた所で”達磨さんが転んだ”などをして遊んでいたので、特にクレームはきませんでした。その間に外のテーブルで親同士で話していたところ、相手のお父さんもヤマレコをやっている事が分かったので、ヤマレコの人の話で盛り上がったのですが、しかしここでショッキングな事を聞きました。ファミリー登山をしているヤマレコの方で、小屋で子供たちが騒がしかったという事でネットで酷いバッシングを受けて、暫く更新しなくなったというのです。僕から見ると子供たちといつも山に登る理想の家族だったので(我が家の子供は年に1回しか山に登ってくれない)とっても残念でした。ワサビ平小屋で我が家もうるさいと注意されましたが、今回の様にその場で注意して貰った方が良いですね。うるさく感じる度合いは人によって違うので、そう言ってもらえば直ぐに修正しますので。。。
ちなみにこの大阪のヤマレコ家族の、tubataroさんのレコは以下です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-335595.html
その間も子供たちは大喜びで遊んでいたのですが、millionさんとhanameizanさんを探しにテーブルを離れた際、たまたま先ほどの高山病になった家族の子供たちに会いました。そこで下の子の容態を聞いたところ、富山大学の診療所の人がつきっきりで点滴をしてくれているとの事。当然ですが二人とも山を楽しんでいない様なので、一緒に我が家の子供たちと遊ばないと聞きました。でも駄目との事でした。
外のテーブルに戻ると、もう暗くなってきたのにまだ子供たちは上の方で遊んでいました。ところがその後ろの樅沢岳の山頂に灯りが見えるではないですか。段々とその灯りの数が増え、とうとう4つになりました。既に7時を過ぎて辺りは暗くなってきています。7時40分頃に子供たちを寝かせる為におひらきにした際もまだ小屋に到着していませんでした。後で聞いた話だと昨日槍平でキャンプし、槍経由で双六に着たそうです。槍の頂上には登っていなくても、あんな遅い時間になったそうで、キャンプの予定が時間も遅いので小屋泊まりに変更したとの事。槍の天場が空いていなくて双六までやってきたのでは無いかと思います。ファミリー登山だったそうなので、我が家と同じならお父さんはさぞかし家族から非難されているのではと思うと人ごとでは有りませんでした。もちろん夜の8時に到着する様な工程を組むべきでは有りませんが。。。
子供たちは8時前には寝たのですが、自分はhanameizanさんとmillionさんを探しに談話室へ、hanameizanさんがいたので8時20分位まで話して寝ました。一緒にいたニュージーランドの方とは赤岳で知り合い、茅野に住んでいて近い事とペースが合う事、一緒にトレランをやって楽しい事などを聞きました。しかもhanameizanさんより速いそうなので驚きでした。ただ愛犬ハナちゃんがいないのが残念でしたが。。。
<15日>
翌日も4時半に朝食を食べて6時出発だったのですが、ヘリコプターが飛んできたので荷揚げのヘリだと思って写真を撮っていたら、なんと昨日の高山病になった子供を迎えにきたヘリでした。診療所の先生の判断で呼んだそうです。お母さんが付き添いに乗って、後の二人の子供はお父さんと一緒に歩いて下山していました。鏡平との分岐までは方向が一緒で、分岐の手前で抜かれる際、軽く挨拶をしました。我が家の娘も去年の槍登山の際に、高山病になって診療所のお世話になったので他人事ではありません。子供が体調が悪い時に、重い荷物を背負った上で子供を肩車して小屋までこれる、スーパーお父さんでも子供の高山病は治せません。結果論で言えば、弓折岳鞍部の分岐で子供二人を先に行かせず、全員で鏡平小屋に引き返すべきだったのでしょうが、後1時間10分のコースタイムと、先に行って診療所で診て貰えば大丈夫という気持ちも理解できます。きっとその時にはそんなに悪くは無かったのでしょう。。。
しかしこんなに自分達も含めて、ファミリー登山のアクシデントにみまわれるのは始めてでした。この日は笠が岳までなので、軽い挨拶程度で別れましたがほんとに考えらされました。さて我々も最初こそ順調だったのですが、秩父平からの残り2時間10分で友達のママさんの様子がおかしくなりました。あまりにペースが落ちたので相談し、パパさんとKちゃんが先に小屋にチェックインして、パパさんがママさんの荷物を持ちに戻って来る事にしました。下の二人の娘は私が連れて行きます。ママさんは笠新道分岐までは、まあまあ後ろについてきていましたが、その後はさらにスローダウン、結局僕たちが着いてから小一時間遅れで、パパさんに荷物を持ってもらって到着しました。秩父平で食べたパンに当たったそうです。。。
この日は午後は曇ってきて夕方は少し雨だったので笠には登らず、翌日にご来光を見に朝食前に登る事にしました。
<16日>
笠は見た目に直ぐなのでカメラ以外、何も持たずに登りました。しかし10分から15分ほどの登りなのですが、娘は腹が減って動けないとぐずります。ところが友達のパパさんは、ちゃんと飲物とおやつを持ってきていたのです。それも暖かいのと冷たいのと両方も。。。娘もそれをいただいて元気を出しました。ほんとに自分のいたらなさを思い知りました。
この日は新穂高へ下山する日、急坂で有名な笠新道を下ります。先頭は自分で、その後にKちゃんと娘が続きます。途中で何度目かの休憩の際、Wちゃんが足が痛くなったとの事で随分待つ様になりました。そこで昨日と同様、今回は私が元気な二人を連れて、待たずに先に林道まで下山する事になりました。パパさんはWちゃんの荷物も背負って2つのザックで下ります。林道に着いた際、かなり遅れる事は分かっていたので、子供たち二人を笠新道の登山口に置いてまたワサビ平小屋に戻り、貰ったお土産用のナイロン袋にリンゴとキュウリを買って冷水と一緒に入れました。登山口に戻ると二人に2個を渡して、残りを持ってまた登り返します。下ってくるパパさん達に会った所で残りの3つをあげ、先行した二人の子供は先にロープウェイの近くの売店に行かせてかき氷を食べてもらうので、直接そこに行ってもらう事、僕はその間に車を取りに行って、店で皆を乗せて駐車場まで送る事にする旨を伝えて走って下山しました。取りあえず今朝の笠が岳の借りを返せて良かったです。
この日は一緒に下で宿を探して泊り、明日は友達家族は安曇野YHでもう一泊する予定で、乗鞍YHの予約をしてから深山荘で風呂に入りました。ところが風呂からあがって携帯電話の電源を入れたら、午後5時10分に妻からメールが入っていました。妻の母が亡くなったとの報せ。急きょ乗鞍YHはキャンセルして自分達だけで帰宅する事にしました。帰宅は渋滞を避けて談合坂SAで1時間の仮眠を取って翌日の深夜2時。なんという山行だった事でしょうか。。。
ちなみに最後に友達家族と一緒に晩御飯を食べてから別れる事にしたのですが、途中で寄った小さな田舎の食堂のご主人が、なんと穂高岳山荘のオーナーのお兄さんでした。食事をしている間、テレビに貴重な山の映像を映して、色々な話を聞かせていただきました。とっても興味深い話でした。
これから、そして、今現在、家族登山をなさってる方に、いいレコだと思います。
あらためて、Futaroさんのレコから読み取れる人間性が好きです(ホモじゃないよ!(笑)。
最後の書き込みは、、、残念でした。
お気を落とさないよう、ご家族にお伝えください。
独り身の登山と違って家族連れはいろいろ大変でしたね!
双六から笠が岳は逆コースで歩きましたが、結構な上り下りが続いて、単独でもペース配分がわからず大変でした!
連続するアクシデントの対応にFUTAROさんの人柄が表れてて素晴らしいレコです!
これからも、お嬢さんと山を楽しまれると良いですね!
大変勉強になるレコ、
ありがとうございます。
我が家も子連れですので、
ひとつひとつ噛み締めながら
読ませていただきました。
自分たち親もステップアップしていき、
あらゆる選択肢を用意できるようにせねば
と強く思いました。
jpさん、今晩は。
いろんな人との出合いの話が起こって、ちょっと分かりにくいレコだったと思います。ファミリー登山をする人の参考に少しでもなれば幸いですが。。。
娘たちは近しい人の死は経験していなかったので少しショックだった様ですが、老衰で天寿を全うしての事なので。。。
プロフィールを拝見してびっくり。我が家もconroyさんの様に、小さな頃から子供たちを登山に連れて行きたかったです。
キャンプやスキー、アスレチックは2歳位からやらしているので、かなり素養は有るのですが、登山は最初がきつすぎて嫌われ、以後は年一の友達家族との山行だけになってしまいました
下の娘は去年の4年生の時に、槍の頂上まで簡単に登れたし、笠新道の下りも待たずに先に下る事にした時点から、コースタイムの9割位で下れていました。登山が好きになってくれれば、かなりの所まで行けるのですが、無理に連れて行けるものでは無いので。。。
友達が山に行くなら自分も行くというスタンスなので、今回の様に良さそうなファミリー登山の方々を見つけると、私がきっかけを作って子供どうしで遊ぶ様にしむけているのですが難しいです。。。
nekojigenさん、今晩は。
プロフィール、拝見しました。
久住山さん、良いですよね。故郷が大分だという事も有りますが、自分もとっても好きな山です。
Gopro Hero3、自分もこの前買って八ヶ岳で試しました。面白い登山アイテムだと思います。でもビデオは時間を取られますよね、撮った後の編集に。。。
ところでnekojigenさんのやった周回コース、自分が趣味でまとめている”新穂高温泉周辺を起点とした日帰りコース”の最難関のルートとほぼ同じです。もちろん日帰りした人はいませんが。。。
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=580
Futaroさん、おはようございます。
娘をいろいろな山に連れて行ってあげたいと漠然と考えていますが、
山小屋での過ごし方や事故の防ぎ方、想定外の事態が発生した時の大変さなど、
いろいろと考えさせられました。
先日は単独で檜洞に入って想定外の事態になり焦りました。
自分一人なら腹も括れますが、妻や子の身に起こったら大変です。
「責任」という2文字を強く感じます。
>登山は最初がきつすぎて嫌われ
子どものペースを考えて計画するように気をつけます。。。
2年ほど前に、常念岳のレコでコメント頂いたjindoです。
わが家も子連れ山行を続けているので、興味深く拝見させていただきました。娘も7歳になり体力ついてきましたが、やはり子供。
今年、念願の槍ヶ岳に行ったのですが、高山病の症状が出てしまいました。Futaroさんの槍ヶ岳レコや他の方のレコを熟読して行きましたが、自分も含めトラブルはいくつかあって、なんとか無事に帰ることができました。
これからも参考にさせていただきます。
Futaroさん
北アお疲れ様でした。
子連れなのに笠新道も絡めてロングですね
同行者も多いと色々と大変ですね。
お子さんも月一位で歩いていて個々の力が
分かっていればいいのですが・・・
その日の体調もあるので難しいですね。
私も久々に昨日今日と下の子連れてどこか行こうかと思ってましたが私が疲れているのでやめました。
melonpanさん、今晩は。
かなり前ですが、”公園のアスレチックが危機!”という事を日記に書いた事が有ります。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1201-detail-16964
どんどんアスレチックがつまらない物に変えられていくのを憂いたものです。ちょっとした怪我をした子がいると、たぶんクレームする親がいて、管理する側は責任を取りたく無いので、より簡単な物に変えていくのです。
今回の様な色々なアクシデントが有ると、つい安全策に走りがちですが、それだとこの公園のアスレチックと同じ事になります。その辺のさじ加減が難しいですね。
親はいつでも子供を守ってやれるものでは無いので、自分で困難を乗り越えれる子に育てたいと思うのですが。。。
まあ自分も試行錯誤しながら学んでいっています。しかし今回の様に、友達ファミリーと行くのは良いですね。メンバーが多い分、誰かが具合が悪くなる確率は増えますが、登山の経験者が複数いる分、対応し易いですから。
で〜これ行きません?単なる川遊びですが。。。ファミリー登山に一緒に行ける人を増やしたいので
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-51662.html#viewcomment
jindo、今晩は。
2年前、今回の友達ファミリーと、燕岳〜大天井〜常念と山行した時、お会いした方ですね。
槍ヶ岳、お子さんは7歳で登れたのですか しかもキャンプ山行 我が家のノンビリ山行とは比べられませんね、流石です。
こちらは年に一回ですが、来年の山行で会えると良いですね
kankotoさん、今晩は。
ロングといっても毎日4、5時間のコースタイムの分しか歩いていないので楽な山行でした。kankotoさんなら日帰りでも歩ける距離ですからね。
ところで今回のグループで、一番遅いのは友達のママさんなのです。子供の方が日ごろ運動しているので速いんですね。。。高山病になった子の家族でも、ママさんが一番遅かったし。。。
前は沢登をガンガンやっていた人なので、速かったんですけどね〜。最近は年に1回の山行以外に運動しない様なので。。。1日にコースタイム6時間台に載せたいのですが、maxで5時間台から伸びません
なんだかんだで結構ロングコースを歩かれているようですが、
色々あってある意味とっても思い出深い山行になったのではないでしょうか。
笠〜双六は、私も何度歩いてもCTの感覚と実際の歩行時間の感覚が合わず、すごく時間がかかるイメージです。
そして、特に危険個所はないといいつつ、
けっこうトラバースが切れ落ちてるんですよね。
何事もなくてほんとよかったです。
でもご家族が楽しまれたんだったらなによりですよね
Futaroさん、こんばんは。
新穂高〜双六は去年行って見てとても気に入ったので、いつか子連れで何泊かしてみたいと思っていたとこでした。
しかも弓折乗越〜笠は、今一番魅了されてる場所でもあるので、とても羨ましい気持ちでもあるのですが・・・
ファミリー登山の大変さが想像できるので、なんとも複雑な気持ちです
疲れた、歩きたくないの大合唱・・・
うちの子の事かと思いました(笑)
小屋でのクレーム・・・それが気がかりで小屋泊する勇気がないです。
口を開けば兄弟喧嘩なので
我が家も山を楽しめる夏のプランを計画&実行してきたのですが、子供と旦那があまり山に登る気がないので、私だけ少し山へ行かせてもらいました。
まずは1泊のテント泊からと思っているんですが、オートキャンプが楽なので、なかなか山に泊まる機会がないです
あの間のCT、やっぱり実際より短すぎですよね。笠が見えてから、自分の目測に比べてえらく遠く、標高差も大きく見えましたが、実際の所やっぱり余計に時間がかかりました。子連れだからでは無いですよね〜。
でもtamaoさん、あのコースを残雪期に歩いていますよね。流石です。自分も残雪期に歩いてみたいと思いました。景色良さそうだし、槍・穂高の雪景色を眺めながら歩くのは気持ちが良さそうです それから双六山荘で会った大阪のヤマレコ家族、tubataroさんという方なんのですが、tamaoさんの事を知っていました。流石有名人ですね。
ところでhanameizanさん、笠新道の下り、1時間30分位だったかな〜って 自分なら日帰りの軽装でも2時間30分位はかかりそうだと思いましたが。。。
miyucchiさん、こんにちは。
笠、良いですよ〜♪でもファミリー登山だとそれなりに大変でした。小屋でのクレーム、これはやっぱりファミリー登山だと気になりますよね。
自分も同じ様な状況で、ファミリー登山は年に1回ですが、もう少し増やしたいとは思っています。子供たち次第ですが。。。
来週の川遊びで子供たちが仲良くなると良いですね
Futaroさん
お疲れ様でした!
皆さんにお会いできて子供たちも大変喜んでいました。
帰宅後もみなさんどうされてるかなと子供と話しています。
ファミリー登山、我が家も今年に入ってから増やしていますが、
基本家族全員が無理なく楽しめるように心掛けないといけないなと
改めて感じた次第です。
またお会いできること楽しみにしております!
お疲れ様でした。最終日、同じ位のペースで下っていますが、出発時間が違いすぎでしたね。お会いできずに子供たちはがっかりしていました。
ファミリー登山、我が家ももう少し増やしたいのですが。。。年一は少なすぎるので、せめて年二回とか三回とか。。。
でもかみさんが猫を飼い始めてその分でも難易度が上がりまして 来年の夏は、もし同じ時期ならどこかで会える様に調整しますので、よろしくお願いします。
ところで実は大阪のファミリーには縁が有り、年末年始に年越しスキーで立科高原YHで会う一家もいます。もしスキーをされるなら、そこも良いですよ。YHなので年末年始でも同じ値段で安いし、年越しパーティーは有るし楽しいです、どうですか
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-257535.html
Futaroさん、こんにちは。
写真へのコメントが付いてからにしようかな?と思って
いたのですが
まず、私の場合は面倒事を避ける傾向があるため、大人数
での連泊は尻込みしてしまいます。。。その点、Futaroさん
はさすがです。
自分がきっかけになってのくだりなど、実際にFutaroさんを
知っているだけに、とても微笑ましい
私は子供が小さい時は、慎重に考えすぎていて、低山
ばかり歩いていました。実際は、低山=安全、高山=危険
ということはないのですが。。。そのため、キャンプ&登山
も、麓のキャンプ場もしくは河原で一泊し、翌日5時間前後
低山を歩き、帰宅するというパターンがほとんどでした。
小さい時に八ヶ岳や北アに連れて行けばよかったなあと少し
後悔しています。
笠新道分岐から笠ヶ岳までのCT、私も違和感を感じたことを
覚えていたため、過去の記録を見返してみました。
実際にかかった時間は標準CTと同じ1時間10分でした。
kankotoさんやshigetoshiさんであれば、1時間を切ると思い
ますが、この数値は厳しすぎますね。
来年は白馬周辺ですか?楽しみにしています
youtaroさん、こんにちは。
子供達は人見知りをするので、知らない子に声をかけないのですよね〜。でも子供達にとって一番楽しいのは、他の子供達と遊ぶ事で、それが一番の想い出になる事は分かっているので、きっかけだけ作ってやって後は本人たちに任せています。
そうしないと山小屋に着いたら、マンガを探してそればっかり読んでいますから
面白いもので、知らない子たちが入った方が、活動的になって遊びも盛り上がるのです。山や親ではあーはいきません。親や山、川はあくまでも脇役ですね。
ところでその後悔、分かりますが、我が家の方が失敗しています。何といっても年に一回だし、もう上の娘は来ませんから
それからCT、youtaroさんが1時間10分なら、やっぱり短く見積もりすぎですね。ちょっとおかしいと思うCTはたまに有りますが、ここは特別に変だと思ったので書いた次第です。
はじめまして、でしょうか?
山行前にこのレコに目を通していましたが、自分で歩いて検証しようと思いましたので、恐ろしく亀レスです・・・
笠〜双六をFutaroさんとは逆向きに歩いてきました。
歩き慣れていればさほどの危険は無さそうでしたが、慣れていないと危ないところはそこかしこ、だと思いました。
私が普段心がけているのは、難しそうなところは私が先行して、
短いけれども滑落する危険のある箇所は後続する子供に対して”スリップ注意”と声かけ、長い場合は子供を先行させて自分の視野から外さないようにしています(子供と2人の場合)。
最近は子供も私も慣れてきたこともあり、子供は先行するかどうか自分で判断、”足許注意””頭上注意”などと声をかけてくれるようになりました。
2009年の韓国岳の遭難を歩きながら良く聞かせていたので、いつも私の視野から外れないように歩いてます。
大人数のパーティでどのような順番で歩いていたのかは記録からは分かりません。
でも大人が複数ならば子供は大人の間に挟んで歩くべきでしょう。(よく理解されていると思いますが)
CTについては、森林限界上の稜線を歩いていて感じるのは”アルプス的な山の大きさ”ですね。
同じ標高差100mでも奥多摩や秩父のようには登れないことがよくある気がします。
子供同士だと、やはりテンション上がってしまうので注意が必要ですね。
20時頃のクレーム・・・私なら小屋泊でも消灯関係なく寝ています。山中泊はゆっくり眠れる貴重な日ですから(笑
長くなってしまいましたけれども以上にて失礼します
1955さん、こんにちは。
はやり初めましてですね
今回の件に関しては、古典で習った”高名の木登り”の逸話をほうふつとさせました。基本的には大人で子供をはさみ、危険な所は先行して、”足許注意”等や指示はしていたので。レコにも書いていますが、事故が起こったのは、その危険個所が過ぎて安全と思える場所でした。
”高名の木登り”では、木登り名人は弟子が危ない所では声をかけず、安全な所まで下りてきた時に声をかけています。実際のところ、誰が見ても危険な個所は、声をかけずとも、本人が危険を感じてますから必要が有りません。今回の様に、危険個所を過ぎて気が緩んだ時に注意するべきでした。
実は自分が登山する際には、いつもこの逸話の事は思い返すようにしているのですが、今回は甘かったです。全く安全な所では不要ですが、安全そうに見えてちょっと滑る様な個所を、先頭は注意しないといけないですね。子供レベルを想像して。。。
とろこでレコを見るとキャンプで、お子さんも重装備なのに速いですね しかし寝るのがとっても早いですね。午後5時頃に寝て、午前5時頃起きているの様なので12時間睡眠ですね。
こちらは午後8時20分頃に寝て、午前4時20分頃に起きているので下界と同じ8時間睡眠です。せっかくの山中泊なので、日没や日の出、星空を見せたいので。この辺はファミリー登山でも、色々と違うものだと思いました。
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