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Yamareco

記録ID: 334946
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

蓮華温泉より白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳ループ

2013年08月15日(木) 〜 2013年08月17日(土)
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
55:40
距離
31.2km
登り
2,785m
下り
2,786m

コースタイム

14日18:30蓮華温泉着。車中泊。
15日5:30蓮華温泉−8:15白馬大池−10:00小蓮華山−11:30白馬岳山頂−12:00白馬頂上山荘
16日6:00頂上山荘−7:00三国境−9:00雪倉岳山頂−11:00水平道分岐−12:30朝日小屋
17日7:00朝日小屋−7:30朝日岳山頂−8:00吹上のコル−10:00花園三角点−11:00白高地沢−13:10蓮華温泉
天候 3日間とも日中快晴、夕方〜宵のうち曇り、夜は満天の星空
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
困難な箇所はありません。水平道付近で熊が頻繁に目撃されているようです。登山道に巨大な糞(そんなに時間が経っていない感じ)がありました。
予約できる山小屋
蓮華温泉ロッジ
蓮華温泉駐車場、夕方到着だったので若干の空きあり
by  IS11CA, CASIO
蓮華温泉駐車場、夕方到着だったので若干の空きあり
天狗の顔が気に入った
by  IS11CA, CASIO
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天狗の顔が気に入った
樹林帯を抜けると爽やかな風が心地よい
by  IS11CA, CASIO
樹林帯を抜けると爽やかな風が心地よい
白馬大池
ひとまず小蓮華山へ向かいます
by  IS11CA, CASIO
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ひとまず小蓮華山へ向かいます
風が気持ちいいですが、日差しが強い
by  IS11CA, CASIO
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風が気持ちいいですが、日差しが強い
最高の山日和
ガレとゴロ石の登山道
by  IS11CA, CASIO
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ガレとゴロ石の登山道
振り返ると白馬大池が遥か向こう
by  IS11CA, CASIO
振り返ると白馬大池が遥か向こう
小蓮華山頂。鉄拳、じゃなく鉄剣が祭ってあります
2013年08月18日 09:26撮影 by  IS11CA, CASIO
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8/18 9:26
小蓮華山頂。鉄拳、じゃなく鉄剣が祭ってあります
ようやく白馬岳がお目見え
by  IS11CA, CASIO
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ようやく白馬岳がお目見え
この辺りはザレ道で比較的歩きやすい
by  IS11CA, CASIO
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この辺りはザレ道で比較的歩きやすい
荒涼とした風景
見えてからが辛いのは全山共通
by  IS11CA, CASIO
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見えてからが辛いのは全山共通
白馬岳山頂〜
テン場は彩り鮮やか
by  IS11CA, CASIO
テン場は彩り鮮やか
槍かな?
朝の白馬岳山頂
白馬岳から小蓮華山方面
by  IS11CA, CASIO
白馬岳から小蓮華山方面
鉢ヶ岳のピークは巻きます
by  IS11CA, CASIO
鉢ヶ岳のピークは巻きます
雪倉岳山頂〜
雪倉山頂より白馬岳
by  IS11CA, CASIO
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雪倉山頂より白馬岳
展望がいいと歩くのも楽しい
by  IS11CA, CASIO
展望がいいと歩くのも楽しい
お昼前からガスってきましたが無事朝日小屋到着
by  IS11CA, CASIO
お昼前からガスってきましたが無事朝日小屋到着
朝日小屋テン場
ご紹介が遅れました、こいつのデビュー戦です
by  IS11CA, CASIO
ご紹介が遅れました、こいつのデビュー戦です
空いているので程よい距離を保てます
by  IS11CA, CASIO
空いているので程よい距離を保てます
夕日が沈む
朝日岳山頂より剱岳
by  IS11CA, CASIO
朝日岳山頂より剱岳
富山方面と日本海
by  IS11CA, CASIO
富山方面と日本海
バックに白馬岳
小さな雪田を渡ります
by  IS11CA, CASIO
小さな雪田を渡ります
青空と残雪、草の緑、小さな花々
by  IS11CA, CASIO
青空と残雪、草の緑、小さな花々
花園三角点
2013年08月18日 09:27撮影 by  IS11CA, CASIO
8/18 9:27
花園三角点
白高地沢を渡る立派な鉄橋
by  IS11CA, CASIO
白高地沢を渡る立派な鉄橋
3日間ご苦労であった!
by  IS11CA, CASIO
3日間ご苦労であった!
秘湯・蓮華温泉で汗を流しました。野天風呂までいく気力なし(笑)
by  IS11CA, CASIO
秘湯・蓮華温泉で汗を流しました。野天風呂までいく気力なし(笑)
撮影機器:

感想

海の日3連休で計画していたルートでしたが悪天候で実行できず、今回満を持して行ってきました。

蓮華温泉〜白馬大池までは樹林帯の中の九十九折、朝イチからキツい・・・。白馬大池手前で樹林帯を抜けると爽やかな風、そして容赦ない直射日光。尾根伝いにぐんぐん高度を上げていきます。猛暑のせいか10時くらいから早くも尾根東側の眼下に雲が湧き始めました。大雪渓から登ってくる人たちは直射日光に晒されずに済んだのかな?
小蓮華山手前の小ピークで休憩している時、隣にいたオバさま2人の会話。「もう白馬岳見えてるから余裕よ!」「あらそう、じゃ1時間(!)くらい休憩しましょ」。どうやらオバさま方は小蓮華山を白馬岳と勘違いしている様子。実は白馬岳はもっと先だと知ってどんな顔をしたんだろ。
まあ、時間的には余裕だし、遭難に繋がるような勘違いでなければ特に指摘する必要もないのでスルーしときました。
三国境から先は荒々しい岩肌の道に変わります。山頂が見えているんですが、そこから先が辛い・・・。意外と奥行がありました。
白馬岳山頂からの眺めは・・ガスがかかりイマイチ。写真を撮って本日のお宿(ってもテントですが)、白馬頂上山荘テント場へ。お盆だけあり、14時頃には良さげな場所はほぼ埋まっていました。夕方からはテン場にもガスがかかり始め、ぼんやりと月だけが浮かんでいる光景、これはこれでいいものです。深夜に起きると満天の星空でした。

2日目は朝日岳へ。
白馬岳から南側の北アの持つ荒々しい風景とは違い、雪倉岳や朝日岳方面は丸みを帯びた優しい印象。高山植物が咲き乱れ、短い夏を楽しんでいるように見えました。
そんな印象とは裏腹に、登山道は細かい、時には大きなアップダウンを繰り返すなかなか体力を消耗するルート。主稜線に比べて登山者は格段に少なく、距離もそこそこなので注意されたし。
でもここから先の良い点は水が豊富。登山道途中の沢でうまい水が好きなだけ飲めます。顔を洗い、頭から水をかぶるとこの上なく気持ちいい!
水平道はどこが水平じゃいとツッコミたくなるようなアップダウンの連続。また登山道の真ん中にかなりデカい熊のウ○コが・・・。この付近は熊目撃情報が多いらしいです。
朝日小屋はいつしかの「PEAKS」で高橋庄太郎さんの記事を読んで行ってみたいと思っていた場所。テン場はフラットで整備が行き届き、水が豊富で最高の環境。昨日は70張ものテントが張られたそうですがこの日は20張ほど、隣のテントとも程よい距離感を保てました。お隣さんの女性ソロトレッカーと食事がてら情報交換。彼女は栂海新道を親不知まで下るとのこと。いやはや、恐れ入ります。
反対隣のおっさんのイビキが騒音レベルでしたが、いつの間にか眠りに落ちました。

3日目朝はもう下山するだけとのんびり準備してたら小屋泊の人も含めてビリでした(笑)。朝日岳への登りは急だけど短いので30分ほどで山頂に。白馬岳から剱岳、日本海も見渡せる絶好のビューポイントでした。
少し下り吹上のコルを経て樹林帯をトラバース。五輪尾根に出ると景色が開けますが、カモシカ坂からは再び樹林帯へ。白高地沢で顔と頭を冷やし、蓮華温泉までラストスパートと思いきや、ここからがキツかった。意外とアップダウンが激しく、鬱蒼とした樹林帯で風が吹き込まないのでとにかく蒸し暑い。独り言で悪態をつきながら歩いてました。いけませんね。
そんなこんなでグダグダになりながらゴール。到着後は秘湯・蓮華温泉で3日分の汗を洗い流しました。さすがに野天風呂まで行く気力がなかったあたり、まだ未熟ですね・・・。

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