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Yamareco

記録ID: 3356119
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

風越山〜三ノ沢岳〜木曽駒ヶ岳

2021年07月17日(土) 〜 2021年07月18日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
21:57
距離
22.2km
登り
2,723m
下り
2,726m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
14:35
休憩
0:39
合計
15:14
7:27
7:28
6
7:34
7:34
139
9:53
9:54
83
11:17
11:32
20
11:52
11:53
103
13:36
13:36
228
17:24
17:26
104
19:10
19:16
26
19:42
19:48
12
20:00
20:00
0
20:00
20:00
6
20:06
20:06
15
20:21
20:28
7
2日目
山行
5:57
休憩
0:21
合計
6:18
4:37
4:37
11
4:48
4:48
19
5:07
5:07
15
5:22
5:22
154
7:56
8:10
112
10:02
10:09
26
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
上松aコース登山口
2021年07月17日 05:20撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/17 5:20
上松aコース登山口
風越山登山口の標識
ロープに捕まって降りる
下山してから考察すると、もっと100メートルぐらい手前から降りた方が降りやすかった。
2021年07月17日 05:40撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 5:40
風越山登山口の標識
ロープに捕まって降りる
下山してから考察すると、もっと100メートルぐらい手前から降りた方が降りやすかった。
標識からそのまま真っ直ぐ行くと、川べりが高くて川辺に降りられない。
手前に戻って巨大な配管の所から、なんとか川辺に降りる
2021年07月18日 10:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/18 10:14
標識からそのまま真っ直ぐ行くと、川べりが高くて川辺に降りられない。
手前に戻って巨大な配管の所から、なんとか川辺に降りる
遠くに倒木が見える
あそこから渡れるだろうか?
2021年07月17日 05:41撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 5:41
遠くに倒木が見える
あそこから渡れるだろうか?
近くまで来ると、行けそうな気もするが・・・
滑るリスクを考え、あきらめて、靴を脱いで渡渉することにした
2021年07月17日 05:52撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 5:52
近くまで来ると、行けそうな気もするが・・・
滑るリスクを考え、あきらめて、靴を脱いで渡渉することにした
ココから風越山に行けるようだ
渡渉するだけで30分もかかってしまった。
2021年07月17日 06:10撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 6:10
ココから風越山に行けるようだ
渡渉するだけで30分もかかってしまった。
風越山
2021年07月17日 07:27撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 7:27
風越山
天狗山
山頂プレートが高いところにあって気が付きにくい
2021年07月17日 09:54撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 9:54
天狗山
山頂プレートが高いところにあって気が付きにくい
独標
ココまで踏み跡は薄いが、それなりに道がある。
しかしココから先は徐々に藪こぎがひどくなる
2021年07月17日 11:18撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
3
7/17 11:18
独標
ココまで踏み跡は薄いが、それなりに道がある。
しかしココから先は徐々に藪こぎがひどくなる
中三ノ沢岳
標識は無く、紐がぶら下がっている。
2021年07月17日 13:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 13:36
中三ノ沢岳
標識は無く、紐がぶら下がっている。
三ノ沢岳
もう17時半
独標から6時間もかかった
2021年07月17日 17:25撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2
7/17 17:25
三ノ沢岳
もう17時半
独標から6時間もかかった
沢が流れる音が聞こえる
遠くに沢があるのが見えるが、距離的に500メートルぐらいありそう
2021年07月17日 18:31撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 18:31
沢が流れる音が聞こえる
遠くに沢があるのが見えるが、距離的に500メートルぐらいありそう
三ノ沢岳から主稜線へ向かう鞍部に標識がある
文字が見えないが、コレは水場の標識か?
しかし、行って戻ってくるのに1時間ぐらいかかりそう。ちゃんとした道でなければ、もっとかかるかも。
2021年07月17日 18:37撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 18:37
三ノ沢岳から主稜線へ向かう鞍部に標識がある
文字が見えないが、コレは水場の標識か?
しかし、行って戻ってくるのに1時間ぐらいかかりそう。ちゃんとした道でなければ、もっとかかるかも。
水場はあきらめて、主稜線へ出る
2021年07月17日 19:10撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/17 19:10
水場はあきらめて、主稜線へ出る
宝剣岳
2021年07月17日 19:43撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2
7/17 19:43
宝剣岳
中岳
2021年07月17日 20:22撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/17 20:22
中岳
頂上山荘幕営地
2021年07月17日 20:43撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/17 20:43
頂上山荘幕営地
木曽駒ヶ岳
日の出
2021年07月18日 04:34撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/18 4:34
木曽駒ヶ岳
日の出
富士山が見える
2021年07月18日 04:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/18 4:36
富士山が見える
御嶽山と、これから向かう木曽前岳
2021年07月18日 04:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
5
7/18 4:49
御嶽山と、これから向かう木曽前岳
麦草岳
行ってみたい気もするが、どう見ても藪こぎが待っている
もうウンザリ
2021年07月18日 05:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/18 5:36
麦草岳
行ってみたい気もするが、どう見ても藪こぎが待っている
もうウンザリ
ゴミ拾い
まだ6合目でこれだけある。相変わらずピンクテープのゴミが多い
2021年07月18日 07:12撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/18 7:12
ゴミ拾い
まだ6合目でこれだけある。相変わらずピンクテープのゴミが多い
金懸小屋近くの水場
2021年07月18日 07:53撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/18 7:53
金懸小屋近くの水場
金懸小屋
2021年07月18日 08:11撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/18 8:11
金懸小屋
敬神の滝小屋
沢で顔や腕を洗う
2021年07月18日 10:10撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/18 10:10
敬神の滝小屋
沢で顔や腕を洗う
撮影機器:

感想

以前来たとき、敬神の小屋近くの、風越山の登山口の標識が気になっていた。
風越山から三ノ沢岳まで行っているログをいくつか見かけたので、行ってみることに。
結果・・・もう二度と行きたくない。

独標までは、普通の登山道。ちょっと踏み跡が薄いところもあるけど、「コレぐらいは普通でしょう」という感じ。
独標からは早速、藪漕ぎが始まる。まずは10m程度。それを抜けると、踏み跡の薄い山道が現れる。暫く歩くと倒木が出てくる。それを抜けると、また踏み跡の薄い山道が現れる。
といった感じで進み、「コレぐらいなら何とかなりそう」という感じ。
ピンクテープも所々にあった。

しかし、それも2368の地点まで。そこから徐々に酷くなる。
それでも2485中三ノ沢岳までは、普通の藪漕ぎという感じで、何とかなった。
しかしそこからの山行は「過酷」の一言に尽きる。
踏み跡は存在しない。
ときおり木の枝が折れていて、誰かが通ったのだろうという痕跡を発見する。

鬱蒼と茂った木々で、どうやって進めばよいか判然としない。どう進んでも藪漕ぎは避けられないが、稜線沿いは木が密集しているので、左右どちらかをトラバースする方針で行く。
かなり切り立った所を、木々に捕まりながら枝を払いながら進む。足元が分かりにくいので、穴ボコとかで足を踏み抜かないように、気をつけながら慎重に。
そして大岩や切り立った崖が現れると、一旦稜線に出て藪こぎとなる。
密集したハイマツや杉の木、シャクナゲの木などを、手で払い、押し除けながら、時には膝で押し付け、足を持ち上げて靴で踏みつけ、といった感じで全身運動で進む。
もう後半はヘロヘロ。腕は切り傷だらけ、指先や手のひらも痛む。
「コレは何ともならん」という感じで、一時、進退窮まったと思った。
藪の中だが、一旦小休止して、落ち着きを取り戻す。
とにかく、時間が掛かっても一歩一歩進むしかないなと。

三ノ沢岳の直下まで来ると、ハイマツが低くなって、少し進みやすくなる。
しかしそれでも、密集した樹木を手で掻き分け進むのは、大変な労力だった。
そして虫が多い。
そして、もう一つの懸念が、飲料水が尽きかけであること。
3リットル持ってきたのに、あと500ccしかない。

三ノ沢岳の山頂に到着したのは、17時半。
登山開始から12時間経過している。
中三ノ沢岳から三ノ沢岳まで、1.2キロメートル程しかないのに約4時間もかかってしまった。
テン泊装備を担いでの藪こぎは、かなり体力を消耗する。
まだ歩ける体力はあるが、そろそろ暗くなってくるし、もうどこか、適当なところでビバークすることも考えたが、水が残り少ないので山荘まで歩くことにする。
登山道のありがたみを感じる。
鞍部の所で沢の音が聞こえる。500メートルほど離れたところに沢が見える。伊奈川の源流を沢登りして登ってくる人もいるから、行けないことは無いと思うが、まともな道じゃないかもしれないので、あきらめた。

三ノ沢岳から2時間かけて宝剣岳山荘に到着、その後、頂上山荘まで行って、テントを張って一泊。
テント場はいっぱいで平坦なところは無い。一部平らな岩があるところでテントを張った。山行中は虫が多かったので、目をつぶると虫が目の前を飛んでるような残像が浮かんでチカチカする。気温はそれほど低くないので気持ちよく寝られた。
夜中に目が冷めて空を見上げると、満点の星空。
翌日は、木曽駒ヶ岳山頂で日の出を見て、上松aルートで下山

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