白馬岳
- GPS
- 17:56
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,805m
- 下り
- 1,296m
コースタイム
6:50猿倉−8:00白馬尻−11:50葱平−14:25村営宿舎−15:15白馬山荘
8/11
6:35白馬山荘−6:55(〜7:15)白馬岳山頂−9:20小蓮華山−11:25(〜13:10)白馬大池−16:50栂池自然園
天候 | 8/10 曇り(霧) 8/11 霧のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(栂池高原に車一台デポ) 栂池自然園→(ロープウェイ、ゴンドラ1700円)栂池高原 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓は6月の大雨の影響であちこちでクラックが入っていましたが ベンガラで誘導されているのに忠実に行けば問題ありません。 白馬大池にてロープの内側に入っている人を見かけたので注意させて いただきましたが逆ギレされました。他の人もいたのに何で私だけが と・・・ アホか! 身分証を見せろと言うので見せたらしっかりメモられました(-_-;) |
写真
感想
山のコミュで企画してマイミクさんたち4人を御案内。内3人が山始めたばかりの
初心者である。
白馬岳は私が中学の時に父に連れて行ってもらって山が好きになるきっかけを与えて
くれた山だ。その後も何かと初心者を案内しては山の世界に誘い込む事に成功している(笑)
山スキーをやるようになってからは更に行く回数も増えて遊ばせてもらっている。
今回のコースは私がアルプスデビューした時と同じ大雪渓〜白馬岳〜白馬大池〜栂池である。6月の大雨で大雪渓上に土石流が発生して荒れていると言う情報もあって栂池から往復にしようか迷ったが危険箇所は関係者によりしっかり誘導されているらしいので予定通りに行く事にする。
メンバーを松川村、白馬駅でピックアップ。もう一人も車で合流。
一旦栂池ゴンドラ乗り場に行き車をデポ、猿倉へ向かうが案の定二俣にて猿倉は満車で足止め。丁度そこに臨時駐車場があり空きがあって、タクシーも往復しているのでロスなく猿倉へ入れたのはラッキーだった。
猿倉はすごい人である。さすが夏の白馬!天気もようやく安定してきたのでどっと来たのだね^^
とは言え今日は予報に反して曇っている^^;;
林道から登山道に入るともう花が咲いているので名前を皆さんに解説しながら行く。
時々わからない花もあるので図鑑を広げる(笑)
白馬尻付近はキヌガサソウやサンカヨウがまだ咲いていた^^
大雪渓末端8:30。
6月の大雨による崩壊が凄い。クレバスも所々口を開けているがベンガラとロープで上手く誘導されているので安心だ。北部遭対協の人が雪渓の下部割れている付近と落石多発地帯の上部で見張りをしている。
さて雪渓が終わるとアイゼンを外す人たちでごった返している^^;
不安定なザレ場なので長居は無用だがこの先で大渋滞。全く動けなくなった。こんな体験は初めてである(笑)こりゃ上の山小屋は大変かなあと心配になるがこんな時は後の方に入れば部屋を広く使える。完全にキャパオーバーの場合は通用しないが・・・(^^;)
葱平付近まで来ると通常の夏道になり、足元も安定する。花も増えてくるので楽しい。ここは文字通りシロウマアサツキが多い。
村営小屋常駐のグリーンパトロールの人たちも何人かいて情報交換しながら行く。
この時期小雪渓は後退していていつもの横断はない。
天気は相変わらずガスガスだが時々青空も見えるので雨は降らないだろう。
村営小屋まで来るとウルップソウ登場。雪渓の縁はまだまだ見頃の株があった^^
白馬山荘にはたぶん本日入山者の最後の方にチェックイン。目論み通り部屋は半分しか埋まってなかった。我々の後からは来る人は少ないので部屋を広く使える。本日の宿泊者は600人!との事。
この小屋ではまだ余裕がある。夕食は一回当たり120人で5回転?お疲れ様です。
5回転だと最後の方までかなり時間があるのでスカイプラザでケーキやコーヒー、ビール等をいただきながらまったりと過ごす。外は相変わらずガスガス。
女子二人のトークで盛り上がっているが男性は聞き役である(笑)年が離れた私は更に外側から見ている感じである。軽いジェネレーションギャップも感じたりして(-_-)
スマホで天気予報をチェックしに小屋の外の稜線に出ると雷鳥がいた!今回雷鳥見られたのこれきりであった。メンバーに見せてあげたかったなあ・・・
予報は夜から晴れになっているので星空も期待できそうだ。
夜行組は寝不足なので早々に就寝。明け方に晴れていたら星を見たいとの事なので3時頃に起こす約束して私は星を見に外へ出る。宵のうちはガスガスだったが22時以降は満点の星空!!ただ風が強いので長時間露光は失敗だった(>_<)
さて肝心の明け方は予報に反してまたもガスガス。みんなには昨夜の星を見せてあげれば良かった。湿った空気がまだ居座っていて山にぶち当たって雲が発生している様である。日の出頃には晴れてきたので山荘裏の稜線に上がる。
皆さん寒そうである。でも山ではこれくらいの風はごく普通なんである。
山小屋の朝食は分散している印象。ササッと済ませて出発。
山頂はガスだったので早々に退散。
しばらくは快適な稜線散歩である。雲も取れて晴れてきた!
あまりに気持ちいいのでこんな事をしてみる(かめはめ波、流行ってんの?)(笑)
白馬、小蓮華山界隈は5月の山スキー以来である。柳又谷源頭はさすがにまだ雪が多い。ホントこの界隈はよく遊ばせてもらっている。
ここから下に見えている長池はまだ半分以上雪だ。
小蓮華山は大きい山容だが南から行くと緩やかでアップダウンもあんまりなく稜線散歩である。
振り返れば歩いてきた稜線、見下ろせば昨日歩いてきた猿倉や大雪渓が見えている。皆さん満足げだ。
花も相変わらず多く、その都度図鑑を広げて調べるのも楽しい・・・
小蓮華山周辺はいつも雷鳥を見かけるのだが天気良すぎでハイマツの下に隠れているのだろう^^この時期はカワイイ雛を連れているはずである。
山頂は白馬からの縦走組と栂池、蓮華温泉から上がって来てる人で賑やかだ。
山頂の祠にお参りしている山ガールさん達もいて感心である。彼女らは本物だね。
ここまで来ると向こうには白馬大池が雲の上に浮かんで見える。そう、浮かんでいるのだ。その向こうには水平線も見えてみんなに見せたかった光景がそのまま広がっている。昨日はガスってしまったが今日は全くイメージの通りで言うことなし!!^^
きっと私はみんなに対してドヤ顔だったに違いない(爆)実際どお?イイでしょ?と連呼してたし・・・
快適な縦走路も船越ノ頭まで。信州側からは生暖かい風、新潟県側からは冷たい風が吹き付けていて信州側では雲が発生していて対比も面白い。前方には雨飾山も見えている。
白馬大池周辺はお花畑が素晴らしい!去年来たときは全て穂になっていたチングルマも雪解けが遅れたお陰で花が一面に広がっている。マイミクさんは日本じゃないみたいと言っていた^^
大池の畔で大休止とする。た^ちゃんがホットサンドを焼いてくださる。ハムが厚切りになっていてバージョンアップしていた。美味しかった。いつもありがとう。
私はこの岩の上に座っていただく。靴を脱いで素足になって快適である。極楽。
さてここからが意外と長かった。乗鞍岳の前後では大きな岩が積み重なった道が続く。
私の様な「猿?」には何ともなくても慣れてない人には飛び石伝いに身体のバランスを取るのが難しい所だ。
天狗原の湿原は水が干上がっている。このところ信州は雨が少ない。ゲリラ的な夕立が部分的にあっても降らない所には全く降っていないのだ。
栂池自然園にはロープウェイ最終便に乗る。こやりさんが途中で最終便の時間をチェックしてくれたり東京組の電車の時間を歩きながら調べてくれたりして助かった^^
ゴンドラの下りでは雲海を通過。振り返ると白馬岳が微笑んでいた。
下山後は行きつけの温泉(八方温泉第一郷の湯)へ直行し、白馬のガストで反省会(笑)ガッツリ肉料理をいただく。
やっぱ下山後の食事は肉だね!!!
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