旭岳〜トムラウシ山縦走

2021年07月23日(金) 〜 2021年07月25日(日)

• GPS: 58:34
• 距離: 42.8km
• 登り: 2,405m
• 下り: 3,034m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:58

6:14 姿見駅
6:35 6:35 旭岳石室
6:39 6:40 姿見の池
8:21 8:21 金庫岩
8:31 8:54 大雪山
9:31 9:32 裏旭キャンプ指定地
10:19 10:20 間宮岳分岐
10:24 10:24 荒井岳
11:00 11:00 松田岳
11:11 11:32 北海岳
12:44 12:45 白雲分岐
13:12 白雲岳避難小屋

2日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:35

6:50 白雲岳避難小屋
7:43 7:56 高根ヶ原分岐
9:47 9:53 忠別沼
10:34 10:35 忠別岳
11:48 11:50 忠別岳避難小屋分岐
12:28 12:46 五色岳
14:16 14:36 化雲岳
14:44 14:44 ヒサゴ沼分岐
15:25 ヒサゴ沼避難小屋

3日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:45

7:02 ヒサゴ沼避難小屋
7:54 8:00 ヒサゴのコル
8:36 8:36 天沼
8:43 8:51 日本庭園
9:36 9:37 ロックガーデン
10:13 10:37 北沼
11:08 11:26 トムラウシ山
11:50 11:51 南沼キャンプ指定地
12:26 12:37 トムラウシ公園
13:11 13:11 前トム平
14:12 14:13 コマドリ沢出合
15:45 15:45 カムイ天上
16:28 16:28 温泉コース分岐
16:45 16:45 短縮登山口
16:47 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大雪山ロープウェイ無料駐車場を利用。
トムラウシ山短縮道に「山岳スキップ(http://sangaku-skip.jp/)」のサービスを利用し、回送した。
正直大雪山ロープウェイからトムラウシ山短縮道までgoogleMAP上で4時間半時間がかかるはずだが、それで2万5000円という格安回送サービス。
利用者が増えれば業者の効率もよくなるはずなのでぜひぜひ利用していただきたい。

コース状況／危険箇所等

【旭岳〜白雲岳】
砂地で火山な雰囲気。その中にも固有種があるお花畑があったり楽しい。北海岳を越えると日帰りの人が減り一気に静かに。
【白雲岳〜ヒサゴ沼】
のっぺりした稜線歩き。風を遮るものがなく、天気良くて風が弱くて良かった。ほぼ並行移動だが距離は長い。砂地orハイマツ、たまに低い樹林。
【ヒサゴ沼〜トムラウシ】
岩稜帯。ゴツゴツした岩。日本庭園、ロックガーデンのお花畑はとても見応えあり。個人的にはここが一番感動。岩と花の異色コラボ
【トムラウシ〜下山】
岩場から、樹林帯へ。なかなか長い…最後の2時間くらいは歩きやすかったが、そこまでは岩が多く距離以上にタフ。

その他周辺情報

前日に青年野営場に前泊。
周辺にスーパー、コンビニなどはないので行く前に買い出しは済ませておくこと。
野営場には虫も多いので可能であれば虫よけがあると良い。
下山後は「トムラウシ国民宿舎大雪荘」ではなく、「湯宿くったり温泉 レイクイン」に泊まることとした。
以前「トムラウシ国民宿舎大雪荘」に泊まったことはあったがご飯などが少なかったこともありあまりいいイメージを持っていなかった。※温泉はかなり良い。
今回宿泊した「湯宿くったり温泉 レイクイン」は温泉もごはんもお値段もリーズナブルでとても良かった。

写真

7/23 5:40

ロープウェイの開始時間が6時からだが5時くらいから人が並び始める。
前もってそのような情報がヤマレコに記載されていたため第一陣に入ることができた。

7/23 6:00

ロープウェイで山頂駅まで来たが雲が多いか？

7/23 6:18

すぐにお花畑！

7/23 6:23

周辺の湿地植物の解説看板

7/23 6:24

7/23 6:33

イワブクロ

旭岳石室

石室のところに鐘がありました。

7/23 6:58

火山活動だろうか？

7/23 7:05

7/23 8:18

時間がたつにつれ一気に雲がなくなった

7/23 8:19

7/23 8:19

7/23 8:29

山頂に到着！

7/23 8:52

今日は白雲岳避難小屋まで向かうので、東に向かう

7/23 8:55

7/23 9:19

旭岳から下降する際に雪渓を下る。
雪渓手前のザレている所も急になっていて滑りやすいので注意。

7/23 9:30

旭岳の先のテン場は水場は雪渓の下。
トイレはなくブースもないのでここで泊まるのはちょっと怖い。

7/23 9:31

エゾコザクラ

7/23 9:39

7/23 9:41

7/23 9:48

裏旭キャンプ指定地から登り返している途中から見た旭岳。

7/23 10:19

間宮岳分岐

7/23 10:33

ウスユキトウヒレン

7/23 10:43

コマクサ

7/23 10:43

7/23 11:11

北海岳！

7/23 11:31

北海岳分岐の看板だけど剥がれてる…

7/23 11:38

エゾツツジ

7/23 11:44

お花畑

7/23 11:45

お花畑

7/23 11:45

7/23 11:46

7/23 11:47

7/23 11:52

キバナシオガマ

7/23 12:07

クモマユキノシタ

7/23 12:11

白雲岳かな？

7/23 12:15

エゾヒメクワガタ

ちょっとした雪渓がありました。

7/23 12:21

7/23 12:21

キバナシャクナゲは見頃

7/23 12:44

白雲岳分岐

7/23 12:44

白雲岳分岐は平らで開けたところにありました。

7/23 12:49

白雲岳避難小屋が見えてきました。

大きい小屋が避難小屋。左の小さいのはトイレ。水場はテント場から少し下ったところにあります。

7/23 13:09

白雲岳避難小屋近くにチシマノキンバイソウの群落

7/23 13:09

ウコンウツギ

7/23 13:10

7/23 13:12

チシマアザミ

7/23 13:13

フードロッカーがありました。

7/23 14:44

7/23 14:48

タカネオミナエシ

7/23 14:54

トカチフウロ

7/23 14:55

ミヤマアズマギク

白雲岳避難小屋の方の指示で詰めて張っていて、この日のテン場はこんな感じ。平らな土の地面でペグも刺さりやすかったです。

7/24 6:50

これから歩くルートが見えます！お天気良し！

7/24 7:14

7/24 7:19

ひろーい！

7/24 7:24

7/24 7:42

高根ヶ原分岐

7/24 8:04

見事なコマクサの群落

7/24 8:08

カラフトゲンゲ

7/24 8:19

これはなんだろうか？

7/24 8:25

ふわふわのワタスゲ

7/24 8:35

バイケイソウ

7/24 8:46

7/24 8:50

7/24 9:14

タカネシオガマ

7/24 9:35

忠別沼手前のお花畑

7/24 9:44

忠別沼で水を汲んでみるも飲める気がしない。

7/24 10:33

忠別岳到着！

7/24 10:36

7/24 10:41

ポンシビナイ分岐は×印で閉鎖

遠くに忠別岳避難小屋がみえます。

忠別岳避難小屋分岐

7/24 12:27

リンネソウ

7/24 12:28

五色岳の分岐。忠別岳方面から来たらハイマツの中に突っ込む感じでトムラウシ方面にいきます。そのまま進みやすい道に進んでしまうと沼ノ原に行くので方向を要確認。

7/24 12:48

なぜかここから藪が濃くなる

エゾトリカブト？

7/24 13:43

この雪渓近くで水をとることができる

7/24 13:52

木道が出てきてからは藪漕ぎはなくなる

7/24 13:57

エゾウサギギク

7/24 13:59

化雲岳山頂方向への分岐

7/24 13:59

7/24 14:07

化雲岳へ登っていきます。

7/24 14:12

7/24 14:16

化雲岳山頂付近の天人峡方面への分岐

7/24 14:17

化雲岳到着！

7/24 14:44

ヒサゴ沼分岐

7/24 14:49

ここもお花畑

7/24 15:16

沢筋が登山道

7/24 15:21

ヒサゴ沼まで降りてきました。

7/24 18:22

採水ポイント

テント場は土の平らな地面でペグも刺さりやすかったが、当日は土が乾燥していて、土埃がとてもよく舞う状態だった。

7/25 5:36

湖面に写っていて綺麗

7/25 6:46

ヒサゴ沼トイレはこんな感じ。
蠅が多いが、「おすだけノーマット スプレータイプ プロプレミアム 120日分」を持って行ったのでだいぶ駆除できた。
ただ、使用して次の日には蠅が飛んでいたのでここの蠅は生命力が高い・・・。

7/25 6:47

避難小屋の中はこんな感じ。
改築は外壁を変えただけらしいので、中は古い。

7/25 6:47

2階はこんな感じ。

7/25 6:48

帰るときには避難小屋使用者はおらず板で入り口はふさがれていた。
ちなみに利用者は2名。
テントじゃなく避難小屋利用でも良かったかもしれない・・・。

7/25 6:58

前日のヒサゴ沼幕営地は1時に到着しないと張るところがなかったらしい。
当日は、4時ごろに到着したがだいぶ空いていた。

7/25 7:06

7/25 7:06

前日にヒサゴ沼まで下ってきた先からは雪渓をトラバース。道は下のほうにあるので入る前に確認…

7/25 7:12

雪渓を渡った先から振り返ってみるとこんな感じ。

7/25 7:12

お花畑のあとに稜線に上がる雪渓がみえます。

7/25 7:17

7/25 7:22

稜線にあがるまでの雪渓は脇の岩々からも上がれます。

7/25 7:22

7/25 7:32

7/25 7:46

昨日までとは異なる岩々な風景

7/25 7:48

7/25 7:54

ヒサゴ沼から稜線？に復帰したところ。

7/25 8:08

日本庭園

7/25 8:12

岩と高山植物と青空が最高！

7/25 8:22

7/25 8:31

岩にペンキで目印があるのでよーく確認…

7/25 10:11

ロックガーデン。

7/25 10:36

北沼

7/25 11:08

トムラウシ山山頂

7/25 11:34

7/25 11:43

南沼キャンプ指定地。
この時間は、3張りほど張られていた。

7/25 11:48

南沼キャンプ指定地とトムラウシ山頂コースの分岐地点

7/25 11:49

南沼キャンプ指定地のトイレブース。
洋式で袋をセットする感じ。

7/25 11:50

トムラウシ分岐

トムラウシ公園手前でお花♪

トムラウシ公園

7/25 13:10

前トム平

7/25 13:53

7/25 13:56

7/25 14:11

コマドリ沢分岐

7/25 15:43

沢沿いの旧道への分岐。旧道は立入禁止

7/25 15:45

カムイ天上

7/25 16:25

温泉コース分岐地点

7/25 16:45

トムラウシ山短縮道の登山口に置いてあった。
前トム平あたりにも一つ落ちていたため、もしかしたらワンセット？

7/25 16:45

トムラウシ山短縮道の登山口

7/25 16:46

トムラウシ山短縮道の登山口トイレ。
携帯トイレ回収ボックスがあるがすでにあふれかえっている。
正直これはちゃんと回収してほしい・・・。
トムラウシ山短縮道の登山口トイレを利用するにも周辺には悪臭が漂っている。

7/25 17:39

トムラウシ国民宿舎大雪荘。
山バッチは「トムラウシ山」が売っている。
大雪山（旭岳）についてはここではバッチが買えないため買いたい人は大雪山ロープウェイで購入すること。

7/25 20:08

「湯宿くったり温泉 レイクイン」にて到着時間が遅かったので、部屋に配膳していただいた。
ご飯が豪華で登山中の食事不足を補う。

7/26 16:12

7/26は移動日。
お世話になりました！
また来たい！

装備

MYアイテム

りょう

重量：-kg

個人装備

防寒着 雨具 靴 昼ご飯 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 ストック テントマット シェラフ

共同装備

テント コンロ ガスカートリッジ

感想

りょう

昔行った大雪旭岳、トムラウシ山と日帰りで行ったことがあったが縦走してみたく去年企画したが天候不良で流れてしまった。
今回天気にも恵まれ大雪山〜トムラウシ山の縦走を無事計画通り達成することができた。


【忘れ物】
ヒサゴ沼キャンプ場手前で沢の中にサングラスが落ちていました。
心当たりある方はご連絡お願いします。

stono

大雪〜トムラウシ縦走3日間
何年か前から行きたいと思いながら、行けていなかった念願のルート、天候に恵まれ最高でした！
北海道の登山は、浄水器が必要だったり、アルプスと違ったトイレ、山小屋環境などハードルが高い中で経験値が高いメンバーと一緒に行けたことも良かったです。
雪渓はところどころありましたが、アイゼンは不要でした。ヒサゴ沼周辺はあった方が歩きやすいかも。

Rei777

初北海道登山！体力・経験豊富なみんなに助けてもらいながら、たくさんのお花畑や雄大な景色、岩と植物と恵まれたお天気の青空のコラボに感動しとても楽しく歩き通せました。