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Yamareco

記録ID: 339484
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

[初テント泊 鳳凰山] 夜叉神〜薬師岳〜観音岳〜地蔵岳(オベリスク) ピストン

2013年08月31日(土) 〜 2013年09月01日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:45
距離
25.5km
登り
2,845m
下り
2,840m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
6:10夜叉神BS-6:30五本松-6:50夜叉神峠-7:00夜叉神峠小屋-7:50杖立峠-8:50苺平-9:20南御室山小屋-10:00ガマの岩-10:10砂払い岳-10:20薬師岳小屋-10:30薬師岳(昼食)11:20-11:40観音岳-12:10鳳凰小屋分岐-12:40鳳凰小屋(テント設営)-14:20地蔵岳-15:10アカヌケ沢の頭-16:20鳳凰小屋

2日目
5:50鳳凰小屋-6:30鳳凰小屋分岐-6:50観音岳-7:10薬師岳-8:00南御室山小屋-8:20苺平-9:00杖立峠-9:40夜叉神峠小屋-10:10夜叉神BS
天候 1日目: 晴れのち曇り
2日目: 曇り時々小雨、のち(麓付近)晴天
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・甲府昭和IC←→夜叉神BS 車 1時間
・夜叉神BS←→甲府昭和IC 車 1時間
(夜叉神BS横の無料Pに駐車。半分以上空きあり)
コース状況/
危険箇所等
【コース】
ほぼ一本道のピストンコースのため、迷う場所はありません。
メジャールートということで、全体的に指導標が多く、登山ルートに危険な場所は特にありませんでした。
森林限界を超えた稜線の岩場には随所にスプレーマークで誘導があり、行けない所は×印がしてあるなど安心感があります。
また、ルートには小屋が4つもあり、万が一の時にエスケープしやすいです。

このコースには水場が2箇所にあり、真夏の登山でも安心です。

全体的にのんびり行けるのですが、ただ1点、地蔵岳のオベリスクだけは、かなり緊張しました。
風が結構出ていた事もあり、ロープ上まで登ったものの怖くてロープからは手が離せませんでした…。


【宿泊】
今回、初のテント泊に挑戦してみたのですが、台風の影響か稜線では強風が吹き抜けている状況であったにも関わらず、
鳳凰小屋は稜線の東側の森林帯の絶妙な位置にあり、とても穏やかでした。テン場はとても良い場所にあると思います。

【ほか】
夜叉神BSの東屋に登山届けの申請用紙とペンとボックスが置いてあり、そこで記載して登山届けを出すことができます。
また、夜叉神BSには隣接(徒歩10秒程)の夜叉神の森に入浴施設があります。とても便利です。
出発前に初テント泊の練習。まずは中身のチェック。BDK-08というテントなのですが、ダブルウォールなので、インナーとフライが別々です。他、ポールとペグ11本。
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出発前に初テント泊の練習。まずは中身のチェック。BDK-08というテントなのですが、ダブルウォールなので、インナーとフライが別々です。他、ポールとペグ11本。
収納袋には取説が縫い付けてあります。ですが、見なくても、多分大丈夫。
収納袋には取説が縫い付けてあります。ですが、見なくても、多分大丈夫。
ポールは中がゴム紐で繋がっていて、伸ばしていくとガシャガシャ連結されていきます。シンプルで、なかなか爽快。
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ポールは中がゴム紐で繋がっていて、伸ばしていくとガシャガシャ連結されていきます。シンプルで、なかなか爽快。
ペグの代わりに虫ピンで留めてみようと、畳の部屋へ移動して設営開始。魚座型のテントなので、2箇所でクロスさせます。
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ペグの代わりに虫ピンで留めてみようと、畳の部屋へ移動して設営開始。魚座型のテントなので、2箇所でクロスさせます。
まずは中央部を引っ掛けておにぎりを作ります。サイドからはめるとバランスが悪くなる可能性があるようです。
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まずは中央部を引っ掛けておにぎりを作ります。サイドからはめるとバランスが悪くなる可能性があるようです。
次に周辺をポールに引っ掛けて留めて半月状にします。夏の低山なら、この状態のままでも蚊帳代わりにして星が見れそうですね。
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次に周辺をポールに引っ掛けて留めて半月状にします。夏の低山なら、この状態のままでも蚊帳代わりにして星が見れそうですね。
なお、ポールがクロスする部分はこんな形の留め具になっています。ここでしっかりロックして形を保持しているようです。
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なお、ポールがクロスする部分はこんな形の留め具になっています。ここでしっかりロックして形を保持しているようです。
で、最後にフライシートをかぶせて完成。とても簡単です。虫ピンを畳に刺して固定しようと試みましたがテンションに耐え切れずペグの代わりにならなかったのですが、重しで一応張れました。
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で、最後にフライシートをかぶせて完成。とても簡単です。虫ピンを畳に刺して固定しようと試みましたがテンションに耐え切れずペグの代わりにならなかったのですが、重しで一応張れました。
天井には物を置くスペースとストラップを釣るフックがあります。ライトを置く場所のようです。他に両サイド(頭と足元)にもポケットあり。
一晩、ここで寝てみて、テストはOKです。
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天井には物を置くスペースとストラップを釣るフックがあります。ライトを置く場所のようです。他に両サイド(頭と足元)にもポケットあり。
一晩、ここで寝てみて、テストはOKです。
さて、山行当日。夜叉神BS横の無料駐車場に到着です。ここまでマイカーで入れます。(この先は専用車両のみ)
夏休み最後の週末ということで混んでいるかもと考えていましたが、台風が来ているためか半分以上空いていました。
2013年08月31日 06:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 6:04
さて、山行当日。夜叉神BS横の無料駐車場に到着です。ここまでマイカーで入れます。(この先は専用車両のみ)
夏休み最後の週末ということで混んでいるかもと考えていましたが、台風が来ているためか半分以上空いていました。
登山口はBSの直ぐ横。東屋には登山届けの用紙とペンも置いてあります。とても親切です。
2013年08月31日 06:05撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 6:05
登山口はBSの直ぐ横。東屋には登山届けの用紙とペンも置いてあります。とても親切です。
今日の最高地点は観音岳の2840mなのですが、スタート地点の標高が1380mと高いので実際は約1500m登るだけと比較的お手軽です。
なお、標識には小屋が3つ記載されていますが、本日泊まるのはその先の鳳凰小屋の予定です。
2013年08月31日 06:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 6:07
今日の最高地点は観音岳の2840mなのですが、スタート地点の標高が1380mと高いので実際は約1500m登るだけと比較的お手軽です。
なお、標識には小屋が3つ記載されていますが、本日泊まるのはその先の鳳凰小屋の予定です。
登山口から20分程で五本松に到着。根元が1つですが、途中から分岐して上を見ると5本になっています。分かりやすい目印です。
今回はピストンなので、帰りにこの五本松が見えたらゴールまで直ぐということになりますね。
2013年08月31日 06:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 6:32
登山口から20分程で五本松に到着。根元が1つですが、途中から分岐して上を見ると5本になっています。分かりやすい目印です。
今回はピストンなので、帰りにこの五本松が見えたらゴールまで直ぐということになりますね。
さらに20分程で夜叉神峠に到着。分岐には指導標がしっかりあり安心です。なお、ここまでGPS捕捉忘れており電源入れました(このため、峠までのルートはチマチマ手入力しました…)
2013年08月31日 06:50撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 6:50
さらに20分程で夜叉神峠に到着。分岐には指導標がしっかりあり安心です。なお、ここまでGPS捕捉忘れており電源入れました(このため、峠までのルートはチマチマ手入力しました…)
峠から夜叉神峠小屋までは30mほど。公衆電話のボックスは中身が撤去されていますが、FOMAが使えるとのシールあり。ただし私のSB携帯は…NG。
まあ、ここまで来られれば駐車場までも近く、公衆電話の必要性も低そうです。
2013年08月31日 06:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 6:53
峠から夜叉神峠小屋までは30mほど。公衆電話のボックスは中身が撤去されていますが、FOMAが使えるとのシールあり。ただし私のSB携帯は…NG。
まあ、ここまで来られれば駐車場までも近く、公衆電話の必要性も低そうです。
峠から間ノ岳-北岳方向を見たところ。台風接近中とのことですが、まだ良い天気です。向こうの山頂付近には雲がありますが、鳳凰山はどうか?
2013年08月31日 06:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 6:53
峠から間ノ岳-北岳方向を見たところ。台風接近中とのことですが、まだ良い天気です。向こうの山頂付近には雲がありますが、鳳凰山はどうか?
杖立峠に到着。鳳凰山ではこのパイプを組んだ櫓があちこちにありました。目だっていて良いです。
2013年08月31日 07:48撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 7:48
杖立峠に到着。鳳凰山ではこのパイプを組んだ櫓があちこちにありました。目だっていて良いです。
苺平に到着。ここから千頭星山にもいけるようですが、今回は真っ直ぐ鳳凰に向かいます。
2013年08月31日 08:50撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 8:50
苺平に到着。ここから千頭星山にもいけるようですが、今回は真っ直ぐ鳳凰に向かいます。
南御室山小屋に到着。布団があちこちに干してあります。ここには水場もあります。が、まだぜんぜんボトルが減っていないのでここはスルー。
2013年08月31日 09:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 9:17
南御室山小屋に到着。布団があちこちに干してあります。ここには水場もあります。が、まだぜんぜんボトルが減っていないのでここはスルー。
なお、この小屋の横にはヘリマークが。こんな小さな場所に下ろせるのでしょうか?
2013年08月31日 09:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 9:19
なお、この小屋の横にはヘリマークが。こんな小さな場所に下ろせるのでしょうか?
小屋の北側は花がたくさん咲いていてとても綺麗です。
2013年08月31日 09:22撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 9:22
小屋の北側は花がたくさん咲いていてとても綺麗です。
この小屋の先から、白っぽい砂地の道になってきます。
2013年08月31日 09:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 9:23
この小屋の先から、白っぽい砂地の道になってきます。
ガマの岩から10分程で、見晴らしの良い砂払い岳に出ます。岩を登っていくと、ちょっと雲が多いですが、今回初の富士山が見れました。
2013年08月31日 10:12撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 10:12
ガマの岩から10分程で、見晴らしの良い砂払い岳に出ます。岩を登っていくと、ちょっと雲が多いですが、今回初の富士山が見れました。
砂払い岳の山頂標は手書き? なお、山頂は白い大粒の砂で、たしかに払いたくなる気がします。
2013年08月31日 10:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 10:19
砂払い岳の山頂標は手書き? なお、山頂は白い大粒の砂で、たしかに払いたくなる気がします。
薬師岳小屋に到着。小屋の看板は花がデザインされもので、とても良いですね。
2013年08月31日 10:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 10:23
薬師岳小屋に到着。小屋の看板は花がデザインされもので、とても良いですね。
小屋の周辺には、真っ赤な木の実があちこちにあり綺麗です。
2013年08月31日 10:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 10:26
小屋の周辺には、真っ赤な木の実があちこちにあり綺麗です。
そして、鳳凰三山の1つの薬師岳に到着。ここには青木鉱泉からも登ってくることができます。この山頂も地面は砂地で真っ白。
2013年08月31日 10:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 10:31
そして、鳳凰三山の1つの薬師岳に到着。ここには青木鉱泉からも登ってくることができます。この山頂も地面は砂地で真っ白。
山頂は結構な風が吹いています。そのためか、南アルプスの西の山々には所々山頂に雲がありますが、ここは雲が吹き飛ばされているのか視界がとても良いです。
2013年08月31日 10:33撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 10:33
山頂は結構な風が吹いています。そのためか、南アルプスの西の山々には所々山頂に雲がありますが、ここは雲が吹き飛ばされているのか視界がとても良いです。
風で涼しくなってきたので、昼食は温かいラーメンにします。今回はカレーうどんの素(レトルト)でボリュームアップに挑戦。
2013年08月31日 10:42撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 10:42
風で涼しくなってきたので、昼食は温かいラーメンにします。今回はカレーうどんの素(レトルト)でボリュームアップに挑戦。
山頂をバックに昼ごはんの撮影。ただの即席麺がうどんの素で何か豪華に。レトルトの分、お湯を少なめにしたところ丁度ピッタリでした。
2013年08月31日 10:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 10:55
山頂をバックに昼ごはんの撮影。ただの即席麺がうどんの素で何か豪華に。レトルトの分、お湯を少なめにしたところ丁度ピッタリでした。
薬師岳の山頂から富士山を撮り直し。それにしても、鳳凰山は岩が特徴的です。
2013年08月31日 11:14撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 11:14
薬師岳の山頂から富士山を撮り直し。それにしても、鳳凰山は岩が特徴的です。
ケルン越しに、これから向かう観音岳を撮影。気持ちの良さそうな稜線です。
2013年08月31日 11:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 11:18
ケルン越しに、これから向かう観音岳を撮影。気持ちの良さそうな稜線です。
山頂を過ぎた辺りで、あまり這っていないハイマツもありました。何か盆栽の様。
2013年08月31日 11:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 11:29
山頂を過ぎた辺りで、あまり這っていないハイマツもありました。何か盆栽の様。
稜線では、砂地でも元気に花が咲いていました。
2013年08月31日 11:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 11:35
稜線では、砂地でも元気に花が咲いていました。
そして、2つめの鳳凰三山、観音岳に到着。この山頂は先ほど以上に岩がゴツイです。
2013年08月31日 11:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 11:39
そして、2つめの鳳凰三山、観音岳に到着。この山頂は先ほど以上に岩がゴツイです。
観音岳の山頂から、これから向かう地蔵岳を撮影。ここも稜線がキレイ。そしてオベリスクの存在感。
2013年08月31日 11:42撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 11:42
観音岳の山頂から、これから向かう地蔵岳を撮影。ここも稜線がキレイ。そしてオベリスクの存在感。
観音岳からも富士山が見えます。先ほどの薬師岳越に撮影。若干、雲が増えてきた感じです。
2013年08月31日 11:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 11:47
観音岳からも富士山が見えます。先ほどの薬師岳越に撮影。若干、雲が増えてきた感じです。
地蔵岳方向に向かいますが、途中で鳳凰小屋分岐に出ます。今回は初テント泊なので、設営等もあり、先に小屋に向かいます。
2013年08月31日 12:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 12:06
地蔵岳方向に向かいますが、途中で鳳凰小屋分岐に出ます。今回は初テント泊なので、設営等もあり、先に小屋に向かいます。
小屋への近道は、先ほどの指導標の裏のこの目印から行けます。ここからは森林限界より低く、草木や花が一杯です。
2013年08月31日 12:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 12:07
小屋への近道は、先ほどの指導標の裏のこの目印から行けます。ここからは森林限界より低く、草木や花が一杯です。
蜂が花に入っては出てを繰り返していました。必ず左の花から順番に入っていくのが面白い。
2013年08月31日 12:12撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 12:12
蜂が花に入っては出てを繰り返していました。必ず左の花から順番に入っていくのが面白い。
途中、一瞬雪渓か、と思わせる場所に出ましたが、ここも白い砂地です。本当に白くて遠目では雪のよう。
2013年08月31日 12:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 12:20
途中、一瞬雪渓か、と思わせる場所に出ましたが、ここも白い砂地です。本当に白くて遠目では雪のよう。
そして鳳凰小屋に到着。今日はここでテン泊です。小屋の周りも花がたくさん咲いています。
2013年08月31日 12:43撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 12:43
そして鳳凰小屋に到着。今日はここでテン泊です。小屋の周りも花がたくさん咲いています。
ちなみに、小屋横の指導標は5方向の分岐となっていました。いろんなルートで来れるようです。
2013年08月31日 12:48撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 12:48
ちなみに、小屋横の指導標は5方向の分岐となっていました。いろんなルートで来れるようです。
なお、テン場はまだ空で、私が最初の到着だったようです。とりあえず端っこで設営開始…。
2013年08月31日 12:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 12:59
なお、テン場はまだ空で、私が最初の到着だったようです。とりあえず端っこで設営開始…。
このテン場は岩や木での固定はNGのようです。ペグは練習していませんでしたが、問題なく設営できたかな?
2013年08月31日 13:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 13:24
このテン場は岩や木での固定はNGのようです。ペグは練習していませんでしたが、問題なく設営できたかな?
で、水と非常食とツェルトや雨具等の最低限の荷物だけ持って地蔵岳へ。
2013年08月31日 14:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 14:17
で、水と非常食とツェルトや雨具等の最低限の荷物だけ持って地蔵岳へ。
オベリスクをグルッと時計周りで回ると、このプレートがあり、その右手のトンネルから中に入れます。
2013年08月31日 14:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 14:45
オベリスクをグルッと時計周りで回ると、このプレートがあり、その右手のトンネルから中に入れます。
トンネルの奥に、ロープがぶら下がっています。これをよじ登るとオベリスクの山頂です。そして、天辺まで行ったものの、怖くてロープから手を離せず…。
そして登りで握力を使い切ると、下りる時に力が入らなくてヤバイです。注意しましょう。
2013年08月31日 14:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 14:37
トンネルの奥に、ロープがぶら下がっています。これをよじ登るとオベリスクの山頂です。そして、天辺まで行ったものの、怖くてロープから手を離せず…。
そして登りで握力を使い切ると、下りる時に力が入らなくてヤバイです。注意しましょう。
ちなみに、地蔵岳というだけあって、山頂付近にはこんな可愛い地蔵が居たり、
2013年08月31日 14:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 14:59
ちなみに、地蔵岳というだけあって、山頂付近にはこんな可愛い地蔵が居たり、
大量の地蔵が並べてあったりします。なかなか壮観です。
2013年08月31日 15:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 15:04
大量の地蔵が並べてあったりします。なかなか壮観です。
帰りはアカヌケ沢の頭を通る周回ルートで小屋に戻って見ました。この稜線も岩が多くて面白いです。何よりテントを下ろして身軽なのが良い!
2013年08月31日 15:11撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 15:11
帰りはアカヌケ沢の頭を通る周回ルートで小屋に戻って見ました。この稜線も岩が多くて面白いです。何よりテントを下ろして身軽なのが良い!
そして鳳凰小屋に戻ってきました。小屋の周りは本当に花がたくさんですね。
2013年08月31日 16:21撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 16:21
そして鳳凰小屋に戻ってきました。小屋の周りは本当に花がたくさんですね。
で、明るい内に夕食です。本当は写真左のパスタ(カルボナーラ)の予定でしたが、時間的におやつ感もあり、いつも朝食で食べるパンケーキも捨てがたい…。
2013年08月31日 16:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 16:44
で、明るい内に夕食です。本当は写真左のパスタ(カルボナーラ)の予定でしたが、時間的におやつ感もあり、いつも朝食で食べるパンケーキも捨てがたい…。
ということでコーヒーを淹れた後、どんどんパンケーキを焼いて行きます。テントの前室での調理はまだ雨もなく特に不便は無かったのですが、下が地面なので絶対に落とせないというプレッシャーはありました。
2013年08月31日 17:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/31 17:02
ということでコーヒーを淹れた後、どんどんパンケーキを焼いて行きます。テントの前室での調理はまだ雨もなく特に不便は無かったのですが、下が地面なので絶対に落とせないというプレッシャーはありました。
1枚目には苺ジャム&バタークリームをかけてみました。おまけで、定番のソーセージとりんご。あとは本を読みながらコーヒーでゆっくり。で、なにか本がとても面白く、明かりをつけて読み続けてしまい就寝は8時過ぎ。
2013年08月31日 17:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/31 17:29
1枚目には苺ジャム&バタークリームをかけてみました。おまけで、定番のソーセージとりんご。あとは本を読みながらコーヒーでゆっくり。で、なにか本がとても面白く、明かりをつけて読み続けてしまい就寝は8時過ぎ。
夜中の12時頃起きたのですが、台風の影響か雨風が強くなっていて星は断念。明日は朝から雨かなと思っていたのですが、朝6時前になると日が射し込んでいる!?
2013年09月01日 05:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 5:52
夜中の12時頃起きたのですが、台風の影響か雨風が強くなっていて星は断念。明日は朝から雨かなと思っていたのですが、朝6時前になると日が射し込んでいる!?
ということで、さくっとテントを畳んで急いで出発します。鳳凰小屋分岐まで来ると分かりました。上空と低層に雲があり、その丁度隙間から日が射し込んだのですね。つまり上層の発展次第では台風の影響で予報どおり大雨になるかも。
2013年09月01日 06:28撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 6:28
ということで、さくっとテントを畳んで急いで出発します。鳳凰小屋分岐まで来ると分かりました。上空と低層に雲があり、その丁度隙間から日が射し込んだのですね。つまり上層の発展次第では台風の影響で予報どおり大雨になるかも。
なので、晴れている(曇っている)うちにどんどん進みます。観音岳の山頂から薬師岳を撮影。西側は良く見えますが、東側は完全にガスですね。
2013年09月01日 06:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/1 6:52
なので、晴れている(曇っている)うちにどんどん進みます。観音岳の山頂から薬師岳を撮影。西側は良く見えますが、東側は完全にガスですね。
ピストンなので行きとコースは同じなのですが、天気の変化で昨日と全く違う雰囲気になっており中々良いです。小鳥も朝から強風の中、元気に飛んでいます。
2013年09月01日 07:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/1 7:02
ピストンなので行きとコースは同じなのですが、天気の変化で昨日と全く違う雰囲気になっており中々良いです。小鳥も朝から強風の中、元気に飛んでいます。
薬師岳に到着。雲の切れ間からの日差しで、なんと虹が出ています。写真では分かりにくいかもですが。
2013年09月01日 07:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 7:18
薬師岳に到着。雲の切れ間からの日差しで、なんと虹が出ています。写真では分かりにくいかもですが。
途中、小雨もありましたがレインコートを着るレベルではなくザックカバーのみでOKな感じです。苺平まで来ましたが、上層の雲が発達どころか引いている…?
2013年09月01日 08:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 8:37
途中、小雨もありましたがレインコートを着るレベルではなくザックカバーのみでOKな感じです。苺平まで来ましたが、上層の雲が発達どころか引いている…?
そして、夜叉神峠に到着。天気は、雨どころか晴れて蒸し暑い位なんですけど…。
2013年09月01日 09:40撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 9:40
そして、夜叉神峠に到着。天気は、雨どころか晴れて蒸し暑い位なんですけど…。
まぁ、ここまで来れば、もし天気が急変しても問題ないですね。行きにチェックした最終マークの五本松を見て、後はゆっくり下りて行きます。
2013年09月01日 09:51撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 9:51
まぁ、ここまで来れば、もし天気が急変しても問題ないですね。行きにチェックした最終マークの五本松を見て、後はゆっくり下りて行きます。
登山口付近で、トレランで登り始めるグループと数組すれ違いました。確かに、まだ登り始めでもおかしくない時間です。
2013年09月01日 09:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 9:52
登山口付近で、トレランで登り始めるグループと数組すれ違いました。確かに、まだ登り始めでもおかしくない時間です。
まぁ、今から登り返す気もないので、写真を撮りながらテクテク進みます。なにかピーマンのようなもの。これはどんな花が咲くのでしょうか。
2013年09月01日 10:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 10:00
まぁ、今から登り返す気もないので、写真を撮りながらテクテク進みます。なにかピーマンのようなもの。これはどんな花が咲くのでしょうか。
キレイなオレンジの花も撮影。下りでは色々なものが目に入りますね。登りではあまり周囲を見る余裕が無いだけなのかもですが。
2013年09月01日 10:05撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/1 10:05
キレイなオレンジの花も撮影。下りでは色々なものが目に入りますね。登りではあまり周囲を見る余裕が無いだけなのかもですが。
夜叉神BSに到着。よく見るとこんな石碑がありました。前回の天城山の行幸路といい、連続で天皇ゆかりのコースを歩いていたようです。
2013年09月01日 10:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/1 10:08
夜叉神BSに到着。よく見るとこんな石碑がありました。前回の天城山の行幸路といい、連続で天皇ゆかりのコースを歩いていたようです。
BS横には夜叉神の森があり入浴可(\600)です。これはとても便利ですね。なお、午前中に帰宅でき、帰った後にテントを水洗いして干しました。東京は36℃。いったい台風はどこへ?まぁ、テントがあっという間に乾いたので、OK。良い初テン泊になりました!
2013年09月01日 10:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/1 10:26
BS横には夜叉神の森があり入浴可(\600)です。これはとても便利ですね。なお、午前中に帰宅でき、帰った後にテントを水洗いして干しました。東京は36℃。いったい台風はどこへ?まぁ、テントがあっという間に乾いたので、OK。良い初テン泊になりました!

感想

今年4月に初の避難小屋利用の登山をしてから、山から見る夕暮れや日の出の美しさが忘れられず宿泊登山にハマリつつあります。
シェラフとマットだけ持って行けばよい避難小屋はお手軽で、既に関東の近場の小屋(黍殻、菰釣、犬越路、雲取、御前山、三頭山)で6回利用したのですが、やはり次のステップにチャレンジしてみたくなります。そう、テント泊です。
登山暦も1年になり避難小屋を利用し始めて5ヶ月程になるので、そろそろ頃合かなと。

幸い、愛用の42L+5Lザックは小屋泊装備でも若干の余裕があり、詰めれば小さなテントなら入りそうです。
ということで、盆明けに軽くて小さいソロテントを見てみようと店を回ったのですが、山岳用テントというのが想像以上に高い!
良く売れているのはどれかと聞いてみると4〜6万円するのです(テン泊をやっている人には常識なのかもしれませんが)

これは衝動買いして良いレベルを超えていると思い、山岳テントについて少し調べることにしました。
簡単に言うと、シングルウォールかダブルウォールという大きな違いがあり、性能としては耐水圧レベルが基準を満たしていれば、あとはサイズと重さを減らすのにどれだけコストを掛けられるか、という戦いのようです。
1kgを切るテントはゴアの1枚シートや1本1gの高級チタン製ペグを使っているものがあるようで、これは高くなるわけです。

ここで、自分の利用シーンを考えると、一般の山道を歩くのがメインで危険なバリエーションルートや登攀は考えていません。
ということで、現状ではザックに入るサイズが重要で、重さはそこまでシビアに見なくて良いのです。
これなら選択の条件が緩められそうです。

また、テントを使うのは今のところ夏中心の無積雪期と考えていますので、ダブルウォールのインナーメッシュが涼しくて快適そうです。
ただし、雨はどの時期でも降るので、よく言われている耐水圧3000mmの性能は必要かな、と。
あとは、1〜2人用テントを1人で使うとゆったりできるという情報もありましたが、収納サイズ重視なのでソロテント一択。

この条件で調べてみると、なかなかお手ごろなテントを発見。というか、送料込みで\5980と、見てきたテントより1桁も安い。
安すぎて、何か手抜きがあるタイプではと一度スルーしかけたのですが、念のため確認してみると確かに耐水圧はフロア/フライとも3000mmで収納サイズも長辺38cmとザックに入ります。
生産国が中国という点で品質が気になったのですが、設計は三条市にあるメーカがやっており、一応日本ブランドのようです。
最近はブランド系のウェアも国内設計・中国生産が多いので、これは良くある事かな。
また、ネットでこのテントについて調べてみると、テントフリークな方のページ(ツーリング利用のようですが)でも好印象の模様です。

あとは、初心者がいきなり高級テント買っても良さが分からないんじゃないか等と、よく分からない理由で自分を納得させた所で即購入。
まぁ、小屋泊1回分より安いし、ダメ元ということで。
何か安すぎて、ベテランも居るテン場にこれを広げるのが少し恥ずかしい気もしますが、そこは割り切ることにします。

テントは2日で届いて早速組み立ててみたのですが、とても簡単。
室内で組んだのでペグは打っていないのですが、自立させてフライをセットするまで10分も掛かりません。
山岳用はどれもシンプルなのでしょうが、小学生の頃のキャンプで、数人掛かりで苦労してテントを張ったのとは隔世の感があります。
なお、早朝を意識して部屋の明かりを消して撤収テストしましたが、ヘッドライトがあれば問題なし。
暗い中、部品の見落とし等なく、袋にもキッチリ入れられました。(ポールも連結されていて、そもそも分割された小さい部品が無い)
ザックも荷物を普段どおりにセットしてテント収納してみて、サイズに問題なし。
(ちなみに重さは、アルミペグ11本、細引き、修理用ポール全て込みで1.8kg弱でした)
もう一度組み立てて、その日はテントで就寝。テストはOKです。あとは実際に使ってみるだけ。

どうせなら小雨程度あれば良い実地になるなと週末を待っていると、2週目の日曜日に雨の予報あり。
これはチャンスということで、今回の初テント泊の山行をしてみました。
(小雨どころか台風接近だったのですが)


さて、週末の2日前に、初テントをどこにしようかと悩んだのですが、近場の丹沢や高尾は麓にしかテン場がなく、
これらは恐らくオートキャンプのようなものがメインと思われますので、対象から外れます。
どうせなら、山頂に近い所が良いのですが、その条件に合う近場の雲取山は2ヶ月前に小屋泊まりしたばかり。
いろいろ悩んだのですが、やはりテン場が充実しているのはアルプスエリアのようです。
アルプス方向だと車移動になるので、甲斐駒や仙丈ケ岳で3回程グループ登山で来ており
土地勘が少しある南アルプスエリアに決めました。
そして山は、山頂付近にテン場(鳳凰小屋)のある鳳凰山に行くことにしました。
2日目の日曜日に台風の影響がありそうなので、距離が短めでガレ場が無いことも鳳凰山に決めた要因です。

実際に山行をしてみると、台風どころか麓に着いたら猛暑だった訳ですが、
夜中には結構強めの雨も降り、テントの良い実地になったと思います。
雨風が強いと前室部分には水が跳ね込んで、前室に置いた靴とガス缶の低い所が砂まみれになったりとか、いろいろ発見もありました。
(今回はコンロやコッヘルを中に入れたので問題ありませんでしたが、もし外に置くならカバーを掛けて置く必要がありそうですね)

そして、山としての鳳凰山はとても素晴らしく、森林限界を超えた山頂の真っ白い砂地とそこに群立する岩やオベリスクの岩登り等、
とても楽しめました。
2日目は台風を警戒したこともあり、景色を眺めたり写真を撮るのを少なめにして早足で歩き10時に峠に着いてしまいました。
実際には台風の影響は無く麓は猛暑だった訳で、もう少しゆっくり稜線を堪能することもできたのですが、それは帰着後に分かった事。
稜線を歩いている時は、この晴れ間は台風の影響の雲の切れ目かもと思いながら歩いていた訳で、
初テン泊が無事終わったことで満足です。

ちなみに今回のテント、値段は安かったのですが強風の雨もしっかり防げて、初心者の私が夏中心に使うのであれば、暫くこれで十分な気がします。
なお、帰宅後に雨や砂がついたテントをすぐに水洗いして干しました。
雨の中で使うものなので、水洗いとかしなくても良い気がしますが、やはり1日でも使うと愛着がわきます。
できれば長く使いたいので、今後はシーム処理の方法とか知っておく必要がありそうですね。
さて、このテントと次はどこに行こうかな。

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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
鳳凰三山 薬師岳・観音岳(夜叉神の森スタート)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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