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Yamareco

記録ID: 3412118
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

エクストリーム登山 明神岳〜前穂高岳 日帰り

2021年08月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:26
距離
11.5km
登り
1,808m
下り
1,807m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:30
休憩
1:56
合計
10:26
5:43
5:44
5
9:24
9:43
33
10:16
10:27
23
10:50
11:12
10
11:22
11:52
5
11:57
12:07
17
12:24
12:26
52
13:18
13:28
17
13:45
13:51
68
14:59
14:59
30
15:29
15:29
25
天候 晴のち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
バリエーションルートにつき、急登・踏み跡がところどころ不明瞭です。
いざ、でっぱつ!!
2021年08月03日 05:33撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
8/3 5:33
いざ、でっぱつ!!
いつものことですが、生きて帰れるかなぁ…と思いながら眺めてます。
2021年08月03日 05:45撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 5:45
いつものことですが、生きて帰れるかなぁ…と思いながら眺めてます。
実は岳沢ルートしか登ったことがありません。横尾〜涸沢カールまではあるのですが、ザイテンは登ったことが無いんです。
2021年08月03日 05:48撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 5:48
実は岳沢ルートしか登ったことがありません。横尾〜涸沢カールまではあるのですが、ザイテンは登ったことが無いんです。
一部の人には有名な?7番標識
2021年08月03日 06:12撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 6:12
一部の人には有名な?7番標識
取り付きの踏み跡は明瞭です。
2021年08月03日 06:12撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 6:12
取り付きの踏み跡は明瞭です。
笹藪漕ぎが続きます。ピンクテープもところどころにあり、ちょっとハードな登山道といったおもむき。
2021年08月03日 06:22撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 6:22
笹藪漕ぎが続きます。ピンクテープもところどころにあり、ちょっとハードな登山道といったおもむき。
これも有名な目印ですね。
2021年08月03日 06:55撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 6:55
これも有名な目印ですね。
ガスっちゃうのかなぁ。
2021年08月03日 07:29撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 7:29
ガスっちゃうのかなぁ。
急登、木の根で登りにくいし、クモの巣に引っかかるし、誰もいないし。
2021年08月03日 07:37撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 7:37
急登、木の根で登りにくいし、クモの巣に引っかかるし、誰もいないし。
有名なトラロープが現れてきました。
2021年08月03日 07:39撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 7:39
有名なトラロープが現れてきました。
ところどころ岩場も出てきます。が、あとの行程を考えれば準備運動みたいなもんです。
2021年08月03日 07:45撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
8/3 7:45
ところどころ岩場も出てきます。が、あとの行程を考えれば準備運動みたいなもんです。
急登っぷりが伝わるといいのですが…。
2021年08月03日 07:47撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 7:47
急登っぷりが伝わるといいのですが…。
お助けロープもあります。
2021年08月03日 07:59撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 7:59
お助けロープもあります。
振り返って。写真左側を通りましたが、右側が正解っぽい。
2021年08月03日 08:07撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:07
振り返って。写真左側を通りましたが、右側が正解っぽい。
植生が変わってハイマツが増えてきました。
2021年08月03日 08:26撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:26
植生が変わってハイマツが増えてきました。
森林限界へ。
2021年08月03日 08:29撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:29
森林限界へ。
ようやく5峰台地に到着です。
2021年08月03日 08:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:32
ようやく5峰台地に到着です。
基本、ハイマツ漕ぎです。松脂も付くし、松の花粉も飛び散るし。
2021年08月03日 08:34撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:34
基本、ハイマツ漕ぎです。松脂も付くし、松の花粉も飛び散るし。
2021年08月03日 08:42撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:42
幕営ポイント
2021年08月03日 08:43撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
8/3 8:43
幕営ポイント
5峰への登り。
2021年08月03日 08:45撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:45
5峰への登り。
幕営ポイント
2021年08月03日 08:51撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:51
幕営ポイント
5峰途中の大きな岩は巻きます。踏み跡がありました。
2021年08月03日 08:56撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 8:56
5峰途中の大きな岩は巻きます。踏み跡がありました。
2021年08月03日 09:13撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 9:13
ご利益がありますように!!
2021年08月03日 09:13撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 9:13
ご利益がありますように!!
4峰を望む。踏み跡が見えます。
2021年08月03日 09:13撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 9:13
4峰を望む。踏み跡が見えます。
ここからの景色は最高でした。
2021年08月03日 09:13撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 9:13
ここからの景色は最高でした。
一生忘れない景色だと思います。
2021年08月03日 09:14撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 9:14
一生忘れない景色だと思います。
セルフで記念撮影。
2021年08月03日 09:17撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 9:17
セルフで記念撮影。
問題は、5峰頂上から4峰へ続く踏み跡へ行く方法。チムニーっぽいところを強引にクライムダウン。たぶん間違っていると思う。
2021年08月03日 09:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 9:32
問題は、5峰頂上から4峰へ続く踏み跡へ行く方法。チムニーっぽいところを強引にクライムダウン。たぶん間違っていると思う。
幕営ポイント
2021年08月03日 09:41撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 9:41
幕営ポイント
振り返って。さようなら5峰。
2021年08月03日 09:41撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 9:41
振り返って。さようなら5峰。
幕営ポイント
2021年08月03日 09:48撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 9:48
幕営ポイント
あまりのすばらしさに何度も振り返ります。
2021年08月03日 09:48撮影 by  DSC-RX0, SONY
2
8/3 9:48
あまりのすばらしさに何度も振り返ります。
4峰にて。ここまでは余裕。
2021年08月03日 10:08撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 10:08
4峰にて。ここまでは余裕。
3,2,1峰へ。
2021年08月03日 10:10撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 10:10
3,2,1峰へ。
この右の尾根は何でしょうね?北尾根??
2021年08月03日 10:10撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 10:10
この右の尾根は何でしょうね?北尾根??
振り返って。4峰から3峰へ続く道。
2021年08月03日 10:10撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 10:10
振り返って。4峰から3峰へ続く道。
幕営ポイント
2021年08月03日 10:11撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 10:11
幕営ポイント
振り返って。4峰から3峰へ続く道。
2021年08月03日 10:22撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 10:22
振り返って。4峰から3峰へ続く道。
3峰取り付き。巻道は写真左側の尖った岩のあたりへ行っていました。
2021年08月03日 10:23撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 10:23
3峰取り付き。巻道は写真左側の尖った岩のあたりへ行っていました。
が、3峰は登ってみる。
2021年08月03日 10:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 10:32
が、3峰は登ってみる。
3峰登攀中
2021年08月03日 10:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 10:32
3峰登攀中
意外とあっさり登れた?
2021年08月03日 10:33撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 10:33
意外とあっさり登れた?
振り返って。4、5峰が見えます。
2021年08月03日 10:34撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
8/3 10:34
振り返って。4、5峰が見えます。
たぶん2と1峰。
2021年08月03日 10:38撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 10:38
たぶん2と1峰。
3峰頂上にて。
2021年08月03日 10:55撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 10:55
3峰頂上にて。
3峰の下り。これはビレイヤーがいないと降りられないなぁ。
2021年08月03日 10:56撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 10:56
3峰の下り。これはビレイヤーがいないと降りられないなぁ。
ちょっと戻って巻道へクライムダウン。
2021年08月03日 11:00撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:00
ちょっと戻って巻道へクライムダウン。
振り返って。3峰の様子。降りられそうな気もするんですが…。
2021年08月03日 11:05撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:05
振り返って。3峰の様子。降りられそうな気もするんですが…。
2峰への道。ザレザレ。
2021年08月03日 11:07撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:07
2峰への道。ザレザレ。
途中こんな穴が。積雪期は怖いな。
2021年08月03日 11:09撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:09
途中こんな穴が。積雪期は怖いな。
2峰クライムダウンポイント。1峰から登ってきたときの支点。
2021年08月03日 11:14撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:14
2峰クライムダウンポイント。1峰から登ってきたときの支点。
こちらは懸垂下降ポイント。
2021年08月03日 11:16撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 11:16
こちらは懸垂下降ポイント。
だんだん時間が無くなってきて、写真を撮っている場合じゃないような。
2021年08月03日 11:20撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:20
だんだん時間が無くなってきて、写真を撮っている場合じゃないような。
クライムダウン中。しっかりしたお助けロープがあります。これならロープ持ってこなくていいかも。
2021年08月03日 11:22撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:22
クライムダウン中。しっかりしたお助けロープがあります。これならロープ持ってこなくていいかも。
途中でスタックしていました。これで残置したのかなぁ。
2021年08月03日 11:24撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:24
途中でスタックしていました。これで残置したのかなぁ。
ロープに沿って降ります。
2021年08月03日 11:25撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:25
ロープに沿って降ります。
黄色いロープに沿って降りると、左側岩壁に支点多数。
2021年08月03日 11:26撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:26
黄色いロープに沿って降りると、左側岩壁に支点多数。
岳沢と反対側は崖なので、落ちたら死ぬと思います。
2021年08月03日 11:28撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:28
岳沢と反対側は崖なので、落ちたら死ぬと思います。
懸垂下降の中間支点。
2021年08月03日 11:30撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:30
懸垂下降の中間支点。
落ちたらヤバイ。
2021年08月03日 11:30撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:30
落ちたらヤバイ。
クライムダウンが4/3くらい終わったころに現れる青いロープ。これを伝って降りると写真右側(崖)に行くので要注意。左側にトラバースしないといけません。
2021年08月03日 11:33撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:33
クライムダウンが4/3くらい終わったころに現れる青いロープ。これを伝って降りると写真右側(崖)に行くので要注意。左側にトラバースしないといけません。
トラバースで一番緊張したところ。ちょっと突き出た岩があって、慎重にバランスを取りながらトラバース。
2021年08月03日 11:38撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
8/3 11:38
トラバースで一番緊張したところ。ちょっと突き出た岩があって、慎重にバランスを取りながらトラバース。
写真左下の岩のカンテを利用しました。
2021年08月03日 11:38撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:38
写真左下の岩のカンテを利用しました。
2峰を振り返る。
2021年08月03日 11:43撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 11:43
2峰を振り返る。
クライムダウンのルートはこんな感じです。写真下の赤丸が核心のトラバースポイント。
2021年08月03日 11:43撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 11:43
クライムダウンのルートはこんな感じです。写真下の赤丸が核心のトラバースポイント。
1峰へ。ガレガレ。
2021年08月03日 11:38撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:38
1峰へ。ガレガレ。
幕営ポイント
2021年08月03日 11:47撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:47
幕営ポイント
1峰にて記念撮影。
2021年08月03日 11:50撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 11:50
1峰にて記念撮影。
幕営ポイント
2021年08月03日 11:58撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 11:58
幕営ポイント
奥明神沢のコルへ続く道。一度下って、このコルを通って、もう一回峰を登って、降りたら奥明神沢のコルだったような。
2021年08月03日 12:00撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:00
奥明神沢のコルへ続く道。一度下って、このコルを通って、もう一回峰を登って、降りたら奥明神沢のコルだったような。
1峰を振り返って。
2021年08月03日 12:00撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:00
1峰を振り返って。
ここも結構ヤバイです。雪庇を歩いている気分。
2021年08月03日 12:00撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 12:00
ここも結構ヤバイです。雪庇を歩いている気分。
名もなき峰を登って、
2021年08月03日 12:05撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:05
名もなき峰を登って、
現れる下降ポイント。
2021年08月03日 12:09撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:09
現れる下降ポイント。
古いお助けロープがありました。
2021年08月03日 12:09撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:09
古いお助けロープがありました。
がしかし、ロープなしでクライムダウン。
2021年08月03日 12:10撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:10
がしかし、ロープなしでクライムダウン。
これは結構簡単に降りれます。
2021年08月03日 12:15撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:15
これは結構簡単に降りれます。
奥明神沢のコル。こんなところ、よく登るなぁ…。雪があれば登れると思うけど、雪崩も怖そう。
2021年08月03日 12:15撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:15
奥明神沢のコル。こんなところ、よく登るなぁ…。雪があれば登れると思うけど、雪崩も怖そう。
振り返って。奥明神沢のコルへと降りてくる道。
2021年08月03日 12:16撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:16
振り返って。奥明神沢のコルへと降りてくる道。
名もなき峰を登ります。
2021年08月03日 12:16撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:16
名もなき峰を登ります。
振り返って。奥明神沢のコル。
2021年08月03日 12:17撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:17
振り返って。奥明神沢のコル。
ケルンっぽいのがあったので、登ってみると…
2021年08月03日 12:19撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:19
ケルンっぽいのがあったので、登ってみると…
幕営ポイントでした。
2021年08月03日 12:21撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:21
幕営ポイントでした。
この辺から前穂までに名もなき峰があります。が、踏み跡がわからなくなります。
2021年08月03日 12:21撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 12:21
この辺から前穂までに名もなき峰があります。が、踏み跡がわからなくなります。
ちょこっと踏み跡があるのですが…。
2021年08月03日 12:21撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:21
ちょこっと踏み跡があるのですが…。
振り返って。
2021年08月03日 12:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 12:32
振り返って。
岳沢側へのトラバース道へクライムダウン中。
2021年08月03日 12:40撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 12:40
岳沢側へのトラバース道へクライムダウン中。
この辺から、はやく前穂に行かないと!と焦っていたと思います。
2021年08月03日 12:44撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:44
この辺から、はやく前穂に行かないと!と焦っていたと思います。
2021年08月03日 12:50撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:50
ケルンがありました。
2021年08月03日 12:52撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:52
ケルンがありました。
巻いたり、登ったり。
2021年08月03日 12:55撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 12:55
巻いたり、登ったり。
ようやく一般登山道へ。
2021年08月03日 13:07撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 13:07
ようやく一般登山道へ。
前穂北尾根を登ってきたという2人と偶然お会いして、撮って頂きました(多謝)
2021年08月03日 13:11撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 13:11
前穂北尾根を登ってきたという2人と偶然お会いして、撮って頂きました(多謝)
バスに間に合うよう、駆け下ります。
2021年08月03日 13:28撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 13:28
バスに間に合うよう、駆け下ります。
2021年08月03日 13:33撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 13:33
これまでは眺めているだけでしたが、ようやく行けました。
2021年08月03日 13:37撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 13:37
これまでは眺めているだけでしたが、ようやく行けました。
重太郎新道を下山中に撮って頂きました(多謝)
2021年08月03日 13:38撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 13:38
重太郎新道を下山中に撮って頂きました(多謝)
通過しただけ。もっとのんびりしたいなぁ。
2021年08月03日 14:49撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 14:49
通過しただけ。もっとのんびりしたいなぁ。
すべてはここから始まった。
2021年08月03日 15:25撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 15:25
すべてはここから始まった。
2021年08月03日 15:44撮影 by  DSC-RX0, SONY
8/3 15:44
あそこまで行っていたのか、と。
2021年08月03日 15:56撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 15:56
あそこまで行っていたのか、と。
さようなら、明神岳。
2021年08月03日 16:11撮影 by  DSC-RX0, SONY
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8/3 16:11
さようなら、明神岳。

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 ザック 行動食 ヘッドランプ 予備電池 GPS ロールペーパー 携帯 ツェルト カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ スリング セルフビレイランヤード カム

感想

明神岳は、いつか登ってみたいと思っていた山です。初めて北アルプスに来て、岳沢から重太郎新道を登っていくと右手に見える険しい山、正式な登山道もなく、行けるかどうかさえわからない、そんな山でした。あのピラミダルな山に登れる日が来るなんて思いもしませんでしたが、ヤマレコを眺めているうちにバリエーションルートでなら登れることがわかり、思い切って登ってきました。

明神岳は無雪期はエスケープルートが無く、引き返すか進むかの二択です。そのようなわけで天気はとても大切で、行ける日を狙っていました。行くならできるだけ荷物を軽くして、日帰り・ファーストアタックしかありません。スピードを味方につけて、天気が良いうちに登って降りてくる、そんな戦略を立てました。明神岳二峰は懸垂下降がありますが、1峰から登ってくるルートもあるとか。登れるならクライムダウンできるだろうと、あえてロープを使わないで行きました。

●持ち物
ハードシェル上下
ツェルト
水2L(ハイドレで)…1L余りました
トイペとティッシュ
ヘッデン
行動食(カロリーメイトとお菓子)…カロリーメイト1袋2本しか食べませんでした
アミノサプリ、塩タブレット、ツラレス
カメラ
スマホ
モバイルバッテリー
トレッキングポール…岳沢を下山時に使用

●持って行ったけど使わなかったものたち
ロープ30mとクレモナ30m…二峰懸垂下降用
メトリウスカム#0〜#3…万が一のときセルフビレイするためのお守り
スリング(60cmと120cm)…行き詰って懸垂下降する時のため
ハーネスとチェーンスリング、環付きビナ2枚…支点やハーケンにセルフビレイするためのお守り

●ルート難易度
ボルダリング4Q程度あれば、二峰クライムダウンも含めていけると思います。それよりもルートファインディングのほうが試される気がしました。

●幕営地点
5峰台地と、各峰のコルや峰の直下に幕営ポイントがありました。人もいないし、水さえ持参すれば幕営に困らないと思います。

●ルート全体を通して
取り付き〜明神岳〜前穂高岳まで、誰にも会うことはありませんでした。ケータイ電波は入っていたので、最悪の場合でも救助要請はできると思います。
踏み跡ははっきり付いているところと、不明瞭なところがあります。はっきり・不明瞭が明確にわかるので、不明瞭なところは自分でルートファインディングしなければなりません。自分は岩に付いたアイゼンのひっかき傷や、多数の人に踏まれて変色した岩を目印にしていますが、それすら無いところが多かったです。北鎌尾根よりも不明瞭に感じました。特に前穂高岳に近づくと一層不明瞭になるので、結構焦りました。自分が正しいルートを登っているのか、行き詰ってしまうのではないか?とドキドキでした。3峰と、1峰以降は、基本的に岳沢側に巻道があるようです。
5峰の頂上に刺さっている有名なピッケル、これを見るだけでも十分満足できます。もういいかな、と思いましたが、せっかくあの急登(取り付き)を登ってきたのだし、行けるところまで行ってみようと進んでしまいました。せっかくなので、以下にルートの詳細をまとめてみます。

▼取り付き
このルートを狙っている人ならご存じと思いますが、岳沢登山道、7番目の標識から取り付きます。結構はっきりとした踏み跡があり、5峰の肩(5峰台地)までは明瞭にありました。ところどころ岩場も出てきますが、お助けロープを使わずに登れます。かなりの急登で、この時期は笹・ハイマツを漕いで行くところが多かったです。途中で誰とも会わないし、あまりの急登っぷりに何度も引き返そうか悩みました。

▼5峰台地〜5峰
概ね踏み跡があります。台地から5峰は、ザレザレのところに踏み跡があるので、それをたどって登りました。5峰頂上に刺さっているピッケルを見たときは、やっぱり感動します。嬉しくてつい写真をいっぱい撮ってしまいました。

▼5峰〜4峰〜3峰取り付き
5峰頂上からは4峰に続く踏み跡が見えるのですが、どこから降りていいのかわかりませんでした。4峰に向かって左側をクライムダウンしましたが、おそらく違うような気がします。4峰は普通に登れて、3峰取り付きまで普通に行けます。

▼3峰
岳沢側に巻くらしいですが、せっかくなので直登してみました。あともう少しというところで行き詰ってしまい、巻道にクライムダウンしました。ビレイヤーがいればロープを出してクライムダウンできそうでしたが、フリーソロなので無理をしない、と自身に言い聞かせました。

▼3峰巻道〜2峰
普通に行けます。踏み跡も明瞭でした。

▼2峰クライムダウン
1峰に向かって右側(岳沢と反対側)に、1峰から登ってくるルートがあります。ここをクライムダウンします。僕が行ったときは比較的新しいロープが掛かっていました(クライムダウンしたかったので触りませんでしたが)。途中、ロープがスタックしていたので、スタック解除しておきました。想像ですが、ここを懸垂下降した人が、ロープスタックで泣く泣く残置したのではないかと思います。岳沢と反対側は谷になっているので、途中3分の2くらい降りたら岳沢側にトラバースしなければなりません。ハーケンやピン、残置スリングもたくさんあったので、それを利用しても良いかもしれません。一か所だけ、トラバースで体幹バランスを要求されるところがあり、少し緊張しました。ここを過ぎれば、クライムダウン終了です。

▼2峰〜1峰
ザレザレの急登です。ところどころ踏み跡があり、それを利用すれば登れます。

▼1峰〜奥明神沢のコル
稜線を通して行きます。クライムダウン箇所で、ところどころ残置ロープがありますが、使わないで行けます。

▼奥明神沢のコル〜前穂高岳
ここまで来たらあとは消化試合、なんて思っていましたが甘かったです。もはや峰に名称がありません。ついでに踏み跡もありません。ところどころ岳沢側に巻道がありますが、途中で踏み跡が無くなります。こんなところ登って大丈夫か?ということが多々ありました。今回は日帰りなので、結構焦りました。前穂直前までは岳沢側を巻く道を通って、前穂の一つ手前くらいの峰から稜線通しで進みました。前穂北尾根?の合流地点からは踏み跡も現れ出して、だいぶ気が楽になります。

▼前穂〜岳沢
一般ルートです。が、重太郎新道は下山時の事故が多いと聞くので、慎重に降りました…と書きたいところですが、今回は日帰り。「時間が無えぇっ!バスに間に合わねー!」と、岳沢を駆け下りてきました。前穂から河童橋まで2時間30分、自己ベスト更新、やればできるんです。

2峰も含めてルート上には残置されたお助けロープや、ハーケン、ピン、スリングがありましたが、「触らないで行こう」と心に決めてのぼりました。結果的に全く触らず行けましたが、頼ったほうが賢明かな…そのほうが安全ですし。

と、ここまで書いておいてアレですが、フリーソロ・日帰りはヤメましょう。全くもっておススメできません。せめて2人で、ロープもきちんと出して安全に行ったほうが良いと思います(笑)

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この記録に関連する登山ルート

アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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