秋晴れの槍ヶ岳 新穂高より〜槍〜南岳(日帰り)


- GPS
- 14:50
- 距離
- 39.9km
- 登り
- 3,443m
- 下り
- 3,447m
コースタイム
登山届ポスト4:51-穂高平避難小屋5:25-白出沢出合5:52-滝谷避難小屋6:43-藤木レリーフ6:52-7:24槍平小屋7:38-千丈分岐点8:48-飛騨乗越10:01-槍ヶ岳山荘10:13-
10:42槍ヶ岳山頂11:06-槍ヶ岳山荘11:18-12:09中岳12:21-12:54天狗原分岐-南岳13:13-13:19南岳小屋13:35-15:37槍平小屋15:52-滝谷避難小屋16:28-白出沢出合17:23
-駐車場18:36
天候 | 秋晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場は月曜の早朝ではあるが7〜8割は塞がっていました。 新穂高から槍ヶ岳山荘の間で危険だったのは滝谷のみ。前日迄の雨で増水していて2本の流れの1本は橋が架けられていませんでした。意を決して飛び越えました。 槍ヶ岳山荘から槍の山頂までは当然急な岩場、鎖場、梯子です。 槍ヶ岳山荘から南岳までは鎖場、梯子もありますが整備も良く慎重に行けば問題ありません。 南岳新道の下りは急勾配で浮岩だらけ、下に行くほど梯子、ロープ等も傷んでおり怖い所だらけでした。登りはまだしも二度と下りたくありません。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
小屋のおじさんに滝谷の橋が無い流れの件を聞かれました。
昨日はその下のチビ谷、ブドウ谷の流れが渡れず引き返した登山者が大勢いたと教えてもらいました。
今日は殆ど流れていませんでした。
感想
念願の孤高の頂きに立つ事が出来ました。
今年も予定が付かなかったり天気が悪かったりでここ迄来てしまいました。
代休が取れる月曜日、週末の雨も回復する模様。意を決して槍ヶ岳をめざしま。
1時に自宅を出発し3時半に新穂高登山者駐車場に到着。準備をして4時過ぎに出発、辺りはまだ暗く他の登山者になんとなく付いて歩き初めて林道に入り案内看板の写真を撮って気が付いた・・・・目的方向と違う!コースを間違えていました。急いでUターンしてコース修正30分以上ロスしてしまいました。
登山届を提出しその後は順調に登れました。前日迄の雨で滝谷が増水しており2本の流れの1本に橋が架かっておらず、足元が滑る恐怖はありましたが、意を決して飛び越えました。槍平小屋のおじさんに滝谷の様子を聞かれ午後には橋を架け直す情報を貰いました、山小屋の皆さんのおかげで山に登れる事に感謝です。帰りは橋が有り問題なく渡れました(感謝)
昨日は雨で手前のチビ谷・ブドウ谷が渡れず引き返した登山者が沢山いたそうです、今日は殆ど流れていませんでした。
後は一気に槍ヶ岳山荘まで順調に行けました。千丈分岐からはさすがに斜度もきつくなりましたが、整備も良く驚くほど歩き易い道程でした。
槍ヶ岳山荘から山頂まではお馴染みの岩登りと垂直の梯子、疲れも手伝って流石に恐々山頂まで這い上がりました。
山頂は暫し貸切状態、天気は最高ー360°の展望を堪能しました。後から来られた方と交代で写真を撮ってもらったりして混む前に山頂を後にしました。
予定より早く槍まで来れたので南岳までの縦走コースを選んで出発。快適に中岳を通過し時々槍を振り返りながら南岳小屋に到着。穂高方面はガスが掛ってしまい時折うっすらと見える程度で残念でした。
ここまでは疲れは有るが気持ちよく歩けました。が、しかし、ここからの南岳新道は急勾配の下り、浮岩だらけ、下に行く程に荒れる登山道。このコースを選んだのを後悔しました・・・登る事はあっても下る事は二度と無いでしょう。
やっとの思いで槍平小屋に到着。明るいうちに駐車場に着くのを目標に、南岳新道で痛めつけられた体を無くなりそうな気力でカバーしながら先を急ぎました。
途中で日没になってしまいましたが、新穂高温泉には真っ暗になる前に到着。下山届をポストに入れ、駐車場直前でヘッデンのお世話になりましたが無事下山できました。
かなりハードでしたが、数年来の目標槍ヶ岳の頂きに立ち大満足の1日でした。
翌日の体中の痛みでピストンにしておけば良かったかな〜と思いましたけれど、行かなければそれも後悔したでしょう。
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