光岳・聖岳(易老岳・茶臼岳・上河内岳)周回


- GPS
- 47:53
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 3,627m
- 下り
- 3,625m
コースタイム
林道赤石線ゲート前8:30-910易老渡(クルマ)
易老渡926-1144三角点(2254.1m)-1201易老岳-1333静高平1345-1400光小屋(幕営)
歩行時間:5時間30分
幕営後軽装にて
光小屋-イザルヶ岳 往復15分
光小屋-光岳山頂 往復16分
2日目(9月13日金曜)
光小屋550-707易老岳-804希望峰-821仁田池-835茶臼岳902-907茶臼小屋分岐-1000上河内岳の肩-1008上河内岳1033-1038上河内岳の肩-1102南岳-1151聖平小屋(幕営)
歩行時間:6時間
幕営後軽装にて
聖平小屋1250-1305薊畑(あざみばた)-1336小聖岳-1424聖岳1447-1520小聖岳-1620聖平小屋
歩行時間:3時間20分
3日目(9月14日土曜)
聖平小屋553-611薊畑625-造林小屋跡810-817西沢渡-855便ヶ島-921易老渡
歩行時間:3時間30分
天候 | 9月12日:晴れのち曇り 9月13日:晴れのち曇り 9月14日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.tohyamago.com/map/img/2013-04-map-A.pdf 国道152号上島トンネル北側の脇道から入ります. さらに北側の「下栗入口の看板」からも行けます(下栗の里の民家脇を降下していきます) 工事中通行不可の時間帯等があるので,看板を確認のこと. 下栗の里からほぼ片側1車線で,落石があちこちにあるので要注意. 林道赤石線について,以下の指導が飯田市からあった. ・ゲート以降,易老渡・便ヶ島方面は17時から8時半まで施錠. ・易老渡・便ヶ島出発は遅くとも16時まで. ・降雨時には全面通行止になる可能性あり. 自分が通行したときには,8時30分ぴったりに警備員によって解錠されました. (地元タクシーは6時台でも通行可能らしい?) ゲート・易老渡間の危険箇所では警備員の常駐がありました. |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 登山道で危険箇所は特になし. 西沢渡-便ヶ島間の遊歩道は崩落箇所多く歩行に注意. ■登山口 易老渡:駐車場(無料,20台程度?)ポスト,簡易トイレ 便ヶ島:駐車場(無料,50台)ポスト,トイレ,水場 ■温泉・食料 国道152号の便ヶ島方面分岐から南へ15分程度,道の駅遠山郷のかぐらの湯:600円 (露天風呂・内湯・サウナ・ボディソープとシャンプー設置) 土産物コーナーに日本百名山バッジ「光岳」(500円)あり. 道の駅遠山郷の至近にスーパー「ヨシマルヤストアー」あり. |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具 モンベル・レインダンサー
防寒着 ユニクロ・ダウンジャケット
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
シュラフ イスカ・アルファライト600
シュラフカバー モンベル・ブリーズドライテックスリーピングバッグカバー
ザックカバー モンベル
クマよけ鈴 エバニュー
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
|
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共同装備 |
テント 1 プロモンテ・VL-22
テントマット
ツェルト
ランタン・マントル
コンロ 1 MLV・アルコールストーブ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋) エバニュー・チタンウルトラライトクッカー
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ 1 DMC-GX1
ビデオカメラ
ポリタンク 1 プラティパス・ホーサー2L
天気図用紙
車
|
感想
深田久弥「日本百名山」を読んで以来,名前に強い憧れを抱いていて,ついに山行を思い立った光岳・聖岳.他の日本アルプスにはない魅力を沢山感じました.
・縦走路が森林限界付近なので,ハイマツなどの高山植物帯とダケカンバなどの亜高山林帯がめまぐるしく切り替わる.
・世界最南端のハイマツ(光岳周辺)観察.
・世界最南端のライチョウ(茶臼岳山頂付近)観察.
南アルプス南部の2500m〜3000m級高山である光岳〜聖岳は,ただその山の名前に惹きつけられるだけでなく,ハイマツとライチョウの生息南限として,地球温暖化の影響を調べる上でも貴重な山域であることが分かり,意義深かったです.
天候に恵まれた茶臼岳・上河内岳からの眺めは単純に素晴らしく,でっかい聖岳とその奥の赤石岳,悪沢岳の南アルプス主峰を目の当たりにできました.
光・聖周回では,聖から光に向かうのと,光から聖に向かうコースのどちらかがありますが,どちらにしても,林道赤石線が落石や浸水などの危険を伴う道路であり,通行可能期間(今年は平成25年9月23日まで,[1])でしか回れないため,わりと貴重なコースだと思います.
トイレについては,光小屋・聖平小屋ともに最新のバイオトイレで洋式便座,紙つきでした.小屋の管理人のみならず,使用者も含めて皆が気を配らないと維持できない清潔さだと思います.この綺麗さが維持されるよう願って止みません.
長野県飯田市の遠山郷・下栗の里は通称「日本のチロル」[2]といわれているらしく,遠山川沿い山の斜面に家が点在しています.
よくこんなところに人が住んでいるなあというその絶景と,ひなたぼっこしていたおばあちゃんとの対比に感動を覚えずにはいられませんでした.
以下は今回試みた単独マイカー登山の反省点.
・前日は早く出発する.
・途中のSA,PAで2,3時間位は仮眠を取る.
・郊外から登山口に向かう前に必ずガソリン満タンにする.
・常温保存可能な飲み物と食べ物をクルマに用意しておく.
[1] http://www.city.iida.lg.jp/iidasypher/www/info/detail.jsp?id=10438
[2] http://tohyamago.com/kankou/simoguri/
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