上高地〜横尾〜涸沢〜パノラマコース〜上高地


- GPS
- 11:26
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 1,725m
- 下り
- 1,711m
コースタイム
0606河童橋
0643明神館
0730徳澤園
0751新村橋
0830横尾山荘0855
0950本谷橋1005
地図にある「Sガレ」ってどこ?
1143涸沢分岐
1153涸沢ヒュッテ
0600涸沢ヒュッテ
0652尾根上0703
0710屏風のコル
0727屏風ノ耳0733
0747屏風のコル
地図にある50分と40分の中間地点はいずこ?
0904中畠新道分岐
0918ナイロンザイル事件の慰霊ケルン
0936新村橋
0949徳澤園1002
1040明神館
1146河童橋
1150上高地アルペンホテル1239
1255上高地BT
天候 | 一日目 晴れのち曇り、夜遅くから雨だったみたい 二日目 早朝まで雨↓6時の時点で曇り→のちすぐ雨↓、12時上高地に下山したら晴れ↑↑↑ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
空席ナシでもネットでちょくちょくチェックすると空きが出たりします。 ちなみにキャンセルが片道百円なので予約するのに気が楽です。 残業コントロールできないサラリーマンの心強いシステム。w (キャンセルが出る理由はコレかもね、笑) |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地から横尾までは整備された林道ですので問題ありません。 横尾から本谷橋、そして涸沢までは本格的な登山道ですが、 気をつけて進めば問題ないでしょう。(*゜▽゜)ノ Have fun !(ぜひ楽しんで!) 涸沢のテント場はゴロタ石ばかりですので転ばないでね。(^^ゞ 涸沢からのパノラマコース。屏風のコルまでは高度感のあるロープ場がしばらく続きます。 健脚者・岩稜経験者のみ、とまでは言いませんが、マジ注意して進みましょう。(O_O) 屏風のコル〜屏風ノ耳はけっこうな急勾配ですが、 岩場とかサイノカワラ、楽しめると思います。 屏風のコルから新村橋に至るまではどんどん高度を下げていく下山道。 問題ないでしょう。(途中から車が通る林道になります) 明神橋を渡って梓川の右岸、明神池〜河童橋は湿地帯に掛かる木道歩きです。 探勝路って地図にあるくらいですから、観光客がたくさんいらっしゃいます。 ご挨拶しながら進みませう。(・ω・)/ - + - + - + - + - + - + - + - + - + - + 上高地アルペンホテル 外来入浴 五百円 入浴時間 7:00〜10:30(受付終了10:00)、12:00〜14:30(受付終了14:00) フロントで受付して1F乾燥室へ荷物を置き、2Fお風呂場へ。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
今回の山行は「上高地デビュー」「北アルプスデビュー」。
全く興味ないとか何とか何度も言っておいて、やはり行っておこうというのが今回の全容です。(笑)
前週の週末金曜日に「高速バスさわやか信州号」を予約するも、天候不順で当日の二時間前まで迷ったあげく(そのために残業もなんとか切り上げ、元い、切り抜けたのに)、キャンセルした経緯があります。
その予約をとったときに感じたことは、繁忙期で予約がとれない状態だったとしても、ちょくちょく確認すると「席数残りわずか」と復活していることがあるということ。
キャンセル料が片道100円ということもあり、とりあえず予約しておこう、ダメだったらキャンセルしてしまえ、ということでしょうか。
残業時間をなかなかコントロールできないサラリーマンの自分にとっても、心強いシステムのようです。
なので、すぐさま翌週末に予約を入れました。天気は、、、さっぱり予想できません。
ちなみに前週の当日『上高地ライブカメラ』で確認してみると、山歩きしている予定の午前中は曇り空で山並みはしっかり雲の中、お昼からは雨という結果でした。いちおう行かなくて良かった、キャンセルして正解だったと自分を慰めてみたり。(^^ゞ
自分が行った日も日本列島に近づいている台風18号が注目されていましたが、このタイミングを逃すと今期中の上高地デビュー、北アルプスデビューは叶いそうもありません。「そうだ 上高地、行こう。」と思ったら吉日です。
天気予報では土曜日の午前中は晴れ、午後三時から雨(日曜日は曇り時々雨)。ということは梓川沿いの散策と、山歩きしている間は登山日和で、涸沢カールに到着してテントを張った頃から雨が降り出す、と予想しました。いざ!
上高地バスターミナルに着くと其処は登山客でいっぱい。早朝ですから、登山目的の人以外はほとんどいません。ワクワクします!
憧れの(それほどではないけどw)梓川沿いをテクテクと。キレイです!来て良かったなあ。リピートする人の気持ちがわかるよ。
明神岳、前穂高北尾根、屏風岩、そんな高峰を左に見ながらの山行です。
山は午後から天気が変わる、などと言われますが、なるほど到着後すぐに見上げる奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳の山頂には雲がかかりました。「山頂、雲に隠れちゃったなあ。」「あ、ちょっと顔を出したよ。」「あの切り立った稜線すごいなぁ。」そんなことを考えたり見たりしながら夕方までの時間をゆっくり過ごしました。
お昼は涸沢ヒュッテのカレー。食料は持ってきましたが、なんとなく山小屋を使いたかったのです。あのテラスも素敵ですし。
その勢いで夜は「生ビール&おでん6点セット(千円也)」を頼もうと思っていたのですが、なぜだか夜は閉まっていました。18時過ぎていたかな?遅かったのかなあ?
そんなわけで、夜は持参したドライフーズ山菜おこわを食べました。これまた美味。ちなみに味噌汁もドライフーズです。素晴らしい加工技術、ドライフーズ食品、万々歳。
天気予報では午後三時くらいから雨だったのですが、寝る(20時前)まで降らず。真夜中から降り始めたようです。早朝も降ったりやんだり。其の切れめを見計らってテントを撤収しました。
ちなみにわたくし、テント設営も撤収も三十分ほどかかります。これって手際悪いほうだろうなあ。未だ未だ精進しないと。(テントを担いでたくさん山に行かないとだわさ)
パノラマコースを帰路に使おうと思っていました。調べると八月下旬頃のヤマレコで、通行可能になっているとのこと。危険かなあ、大丈夫かなあ、などと思いましたが、同じコースを戻るのは(あまり来る機会を作れない自分には)もったいなく、チャレンジです。
朝から雨が降っていたらやめよう、と思っていたのですが、曇り+小雨だったので決行しました。結果は歩いて良かった、です。それまで自分がいた涸沢が一望できます。ちょっと危険なルートではありますが、考えている方は是非。
パノラマコースはあまり利用する人もいないようですが、それでも朝からなんとなく付かず離れずな登山者が二、三組いらっしゃいました。そのうちの一人、ソロの女性の方、素敵メガネ女子。
その方は屏風のコルで一休み。ちょうど私が追いついた頃に其処を立って下山しようとしています。
「こんにちは」「どうもー」「あれ?屏風ノ耳には行かれないのですね。」「ええ、大変そうで。行かれるんですか?」「ええ、ザックをデポして行ってみようと思います。せっかくなので。」「そうですかぁ、行ってみようかなぁ。」
そんなやりとりをしました。彼女が先行して、ほどなく上でふたたびお会いしました。
「来て良かったです。」「ええ、私もそう思います。」
私も迷っていました。基本的にチキンハートだし、下山は速く、が信条です。でもパノラマコースを選んだからには無理したいなあ、というのも本音。同じ山行で同じ気持ちの(迷っている)人がいて、そして決意して同じ絶景を共有できた。嬉しいことです。
帰路も初めはギリギリ小雨でしたが、予報通りしっかり降られました。屏風ノ耳から戻ってきたころです。山のために買ったレインウェアですが、防寒目的以外では、初めて本格的に活用しました。
それでもレインウェアに打ち付ける雨音が何となく心地よく、傘など持たずに歩くという状況っていつ以来?子供の頃の学校帰りくらいかなあ。
河童橋に戻ってきたらなんと晴れました。河童橋や梓川沿いは観光客であふれかえっています。
なんかワクワクしますね!
今回は上高地アルペンホテルで外来入浴しました。キレイな身なりで観光気分、下山後のひとときを楽しみました。
というわけで、上高地&北アルプスデビュー、しました。(*゜▽゜)ノ
回想そして決意
去秋に北岳へ行った帰路、電車の中でお会いした北アルプス帰りの、村治佳織似のとても素敵な方を思い出しました。
その方はそのとき霞沢岳に登ったとのこと。「かすみさわだけ?」私はそのとき上高地、北アルプスにあまり興味がなく知っているのは涸沢、穂高、槍くらいでしたから、何処を登ったのか見当もつきませんでした。でも現在はどんなところか知っています。
次の北アルプス山行は其処へ、いざ。
山ガールの聖地デビューおめでとうございます。
周りは山ガールでさぞかし賑やかだったことでしょう。
黄色い声が飛び交うカラサワ、素敵です。
そして、今回も山ガールとの素敵な出逢いが!!
山のお供はやっぱりお団子なんですね!
山ガールとお団子、なんて素晴らしいことでしょう!
完璧です。
カラ沢でカラ騒ぎってわけではありませんでしたが、
しっかり楽しむことが出来ました。(雨中山行もね)
あのお団子はスーパーで売っている三本入りの安いやつです。
いつもは付いているきな粉を振り掛けますが、
山では素朴な甘みだけでも十分エネルギーになる感じ。
ninotsugiさんも次の山行では持って行こう!
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