蓮華岳ー針ノ木岳ースバリ岳ー赤沢岳ー鳴沢岳ー岩小屋沢岳


- GPS
- 32:19
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,588m
- 下り
- 2,594m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:14
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 上原の湯に寄った。リンスインシャンプー、ボディソープあり。 お湯は熱め、入れないほどではない。ドライヤーあり。 |
写真
感想
しばらく雨続きで体力が落ちていたので無理をせずに、一泊二日で想定していたこのルートを登ることにした。後立山連峰の残りを片付けたかったこともあった。
登山前日は早めに床についたが中々寝付けなかったので、早めに扇沢に行き仮眠をとることにした。といっても小一時間ウトウトしただけで周りが明るくなったので出発した。
扇沢からは下草の深い所を、たまに車道に出て又復帰するという道だった。途中道に水が流れて川のようになっている場所があった。又川を飛び石を越えて行く箇所もあった。大沢小屋を越え川原に着いてからは、川の際をたまに岩を越えたりしながら進んだ。簡易の橋を渡る場所もあった。最後は急坂を一気に登っていった。コースを通して、登った時間もあるのか残雪がある場所もあり、ずっと寒くて震えるようだった。
針ノ木小屋に着いて宿の方に伺ったら荷物を部屋に入れても良いとのことだったので、ペットボトルだけを持って蓮華岳に上がった。それまでの疲労もあり、思ったより時間がかかった。頂上からの眺めはとても良かった。
宿に着いて、昼飯にむすびを二つ食べて仮眠を取った。夕飯を食べてすぐに寝たが、普段は中々寝れない山小屋で途中で目が覚めるもののよく眠れた。イビキがなかったのも山小屋には珍しかった。
二日目は朝飯を宿でとったので、少し遅めのスタートになった。針ノ木岳に登り始めるとすぐに霧の中に入った。全く景色が見えないので、足が仕方なく良く進んだ。針ノ木の降りくらいから風が強くなり体感では風速15m以上の突風が吹き、身体を持っていかれそうになることもあった。又、霧の風でメガネに水滴がつきタオルでたまに拭かなければならなかった。途中で会った荷物の多い人は「遭難しそう」と言われてました。これ以上酷くなったら引き返そうと思ったが、今日一日は荒天だろうことを覚悟した。
厳しい状況でスバリ岳をなんとか越えて、スバリ岳と赤沢岳の間の鞍部で蓮華岳方面が少し見えるようになった。次に黒部湖、剱岳が見えて来て赤沢岳から北東方面が見えて来た。赤沢岳の頂上では、ついに360°見えるようになった。陽がさしてきたが風があるので思ったより涼しかった。
赤沢岳を降り始めて飲料を飲んでないことに気づき飲んだ。それ以降は気づいたら摂るようにした。それまで飲まなかったのは、涼しかったのと霧から間接的に摂取していたためと、出来るだけ荒天で止まりたくなかったためと思われる。景色が見えだしてからは、気分も上がり楽しく山行を進めることができた。鳴沢岳、岩子屋沢岳とも眺めはよかったがこの辺りから暑くなって来てへばってきた。遠くに見える種池小屋は中々近づかなく、最後の登りが思ったよりあった。種池小屋では食事か飲み物をと考えていたが思ったより人が多かったのでスルーした。この後のコースは以前登りで使っていたので分かっていると思っていたが、やはり登りと降りは違った。石畳あたりは楽しかったが、陽がさしていたので、それまでの暑さが持続したので、早く涼しいとこまで降りたかった。そうこうするうちに曇ったこともあり、身体の火照りは解消した。登山口に降りると少し小雨が降ったがすぐに止んだ。
今回もバリエーションにとんだ山行を無事に終えることが出来た。
二日目の赤沢岳〜鳴沢岳の間で、すれ違っていますか?
私達のヤマレコのレポート写真で小さく写っていらっしゃる方でしょうか?
(もし、不都合があるようでしたら、削除いたします)
種池山荘から針ノ木へ向かうにはそれほど荒れた天気ではなかったのですが、大変だったようですね。
お疲れさまでした。
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