記録ID: 3479293
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
日程 | 2021年08月27日(金) ~ 2021年08月29日(日) |
---|---|
メンバー | |
天候 | 3日間快晴 |
アクセス |
利用交通機関
●アクセス
電車、
バス
・伊那大島駅→鳥倉登山口 伊那バス http://www.ibgr.jp/general-route/ 料金:2,540円(片道。荷物代含む) 期間運行:2021年は7月22日(木/祝)〜8月29日(日) ・広河原→甲府駅 山梨交通 http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/ 料金:1,990円(片道。荷物代含む) 期間運行:2021年6月25日(金)〜2021年11月3日(水・祝)
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 5時間20分
- 休憩
- 1時間34分
- 合計
- 6時間54分
- 2日目
- 山行
- 8時間40分
- 休憩
- 55分
- 合計
- 9時間35分
- 3日目
- 山行
- 5時間24分
- 休憩
- 34分
- 合計
- 5時間58分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ■登山道の状況 ・鳥倉登山口〜三伏峠小屋 整備がされた樹林帯の道。 木の階段は濡れていれば滑るかも。 水場はたくさん水が出ていた。 ・三伏峠小屋→烏帽子岳→小河内岳 特段危険個所はなかった。 ・三伏峠小屋→塩見岳 塩見岳直下は岩場なので落石注意。 岩場になれていれば問題ない感じ。 ・塩見岳→蝙蝠岳 北俣岳分岐から北俣岳は岩場が続くので滑落注意。 北俣岳以降は蝙蝠岳直下の樹林帯以外は開けた稜線歩きなので日差しがもろに来る。 水場もないので、暑さ対策と水分は多めに持って行った方がいい。 ・北俣岳分岐→北荒川岳 分岐から一気に200mぐらい下る。 ザレていたり、岩場だったりと注意が必要。 それ以降は歩きやすい。 ・北荒川岳→熊ノ平小屋 危険個所はなし。 百高山の新蛇抜山と安倍荒倉岳はルートから少し外れる。 それぞれ分岐に小さな標識がある。 ・熊ノ平小屋→三峰岳 農取への分岐までは樹林帯歩き。 分岐から先は少し稜線歩きの後は岩場。 滑落したら終わりの箇所もあるので、岩場歩きになれていないと危ない。 ・三峰岳→間ノ岳 岩場歩きだけれど、特に危険個所はなし。 ・間ノ岳→北岳山荘 今回の他のルートと比べれば歩きやすい道。 ・北岳山荘→八本歯のコル→二俣 北岳山荘から八本歯のコルはいったん登って下る。 日差しを遮るものもないので暑さには注意。 八本歯のコルからは木の梯子が連続する。梯子区間より下も沢に沿った岩の多い斜面を下る。 集中力とバランス感覚と体力がいる感じ。 ・二俣→広河原 渡渉箇所や登山道が川のようになっているところもある。 滑らないように注意。 大樺沢コースは修復もされているけれど、6年前に登った時と比べてこの数年の台風や大雨の影響でけっこう荒れている感じがした。 ※北岳山荘からの情報 「9月1日以降、大樺沢ルート二俣より下のすべての仮設橋が撤去されます。」とのことです。 それ以降は白根御池小屋経由となります。 |
---|---|
その他周辺情報 | ■小屋 ・三伏峠小屋 営業中。 テントの場合、土日祝のみ予約必要。宿泊は曜日に関係なく予約必要。 テント場は一人一張で1600円だった。 水場は歩いて10分ぐらい。下ったところにあるのでサンダルで行くのはやめておいた方がいい。 小屋でも水は買える。 ・小河内岳避難小屋 コロナのため利用不可。テント場なし。水場なし。 ・塩見小屋 営業中。宿泊は予約必要。 ジュースを買いました。アクエリアス500mlで550円。ペットボトルは持ち帰りです。 ・熊ノ平小屋 コロナのため休業。テント場と避難小屋は解放されている。 水場は水が豊富に出ている。 テント場は少し傾斜したところが大半という感じでした。 ・北岳山荘 8月20日〜9月12日まで休業。(山梨県のまん延防止等重点措置のため) 広河原山荘、白根御池小屋も同様とのことです。 テント場も利用不可。 トイレの利用は可能。 水はあり。山荘入口の蛇口から給水が可能。 山荘内にスタッフはいる感じだった。 |
過去天気図(気象庁) |
2021年08月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | 寝袋:モンベル#3+モンベルのダウンブランケット<br />夜中に寝袋だけだと少し寒いときもあったけれど ダウンブランケットかけてちょうどぐらい。 |
---|
写真
感想/記録
by 茶窓
南アルプス、塩見から間ノ岳の2泊3日縦走。
1日目:鳥倉登山口→三伏峠小屋⇔烏帽子岳⇔小河内岳
5年ぶりの三伏峠。平日なのにバスは最終的に満席に。
駐車場も第一駐車場は満車、第二駐車場もだいぶ埋まっていました。
登山口から三伏峠までは樹林帯の歩きやすい道で、水場もあるので快適に歩けます。
三伏峠小屋でテントを張った後、烏帽子岳と小河内岳へ。
樹林帯を抜けると快適な稜線へ。
烏帽子岳からはアルプスの山々を一望できます。
小河内岳までいくと目の前に悪沢岳や赤石岳がよく見えます。
ここで今回持ってきたマテ茶で一服。
砂糖も入れて、冷たい水で淹れたマテ茶を飲むと疲れも取れます。
グアンパ(マテ茶器)とボンビーリャ(金属製ストロー)を持ってきたかいがあった。
一服した後、山々の景色を見ながらテント場へ。
途中の水場で水を汲んでから帰りました。
テント場は最終的には半分ぐらい埋まった感じ。
夜は星もたくさん見えました。
2日目:三伏峠小屋→塩見岳→蝙蝠岳→北荒川岳→新蛇抜山→安倍荒倉岳→熊ノ平小屋
朝5時50分過ぎに出発。
塩見小屋でジュースを補充してひとまず塩見岳へ。
岩場を登りきると山頂。
山頂にはそれなりの数の人たちがいました。
山頂の写真を撮ってから北俣方面へ。
北俣分岐に荷物をデポして蝙蝠岳へ。
誰にも合わないかもと思っていたけれど、合計で10人以上の人とすれ違った。
稜線歩きが気持ちいいところです。
塩見岳も蝙蝠岳側から見るとほかの角度からよりなだらかに見えます。
北俣分岐に戻って、一休憩後熊ノ平小屋へ。
直下は急な下り。登り返したくない感じの岩とザレた急坂です。
旧テント場跡は緑も多くて雰囲気はよかった。
北荒川岳では、マテ茶を飲んで休憩。
塩見岳の眺めが素晴らしかった。
その後、熊ノ平小屋は樹林帯も多いけれど、開けたところからの眺めはよかった。
熊ノ平小屋は15時半ぐらいに到着。
テントは最終的に10張ぐらい。
テント場は静かで、近くの水場の音とともにゆっくりできました。
3日目:熊ノ平小屋→間ノ岳→広河原
この日も5時50分過ぎに出発。
すでに小屋にもテント場にも誰もいない。。
一番遅くになってしまったみたい。
この日は間ノ岳経由で広河原へ下山することに。
朝から間ノ岳への登りが大変。
快晴で北アルプスまで眺めることができる素晴らしい景色を堪能しつつ岩場を登る。
三峰岳は思ったより早く着いた。
ここからの眺めもすばらしい。
一休憩して間ノ岳。
農取や北岳方面もきれいだし、歩いてきた塩見からの稜線も見えるし贅沢な時間。
間ノ岳にでると一気に人が増える。
間ノ岳で一休憩後、北岳山荘へ。
休業中だけれど、水場が使えるのがありがたい。
下山は八本歯のコル経由。
山荘からいったん登ったところにある分岐までがけっこう遠い。
八本歯のコルからの下りも気力体力ともに削られる感じ。
梯子路以降は沢沿いなので、ところどころで水浴びができるのが唯一の救い。
もちろん鳳凰三山の眺めにも癒されます。
広河原12時のバスを逃すと次は14時になるので休憩もそこそこに一気に下山。
10分ぐらい前に到着し、着替えをしてからバスに乗車。
バスは14時ぐらいに甲府駅に到着。
下界の暑さの現実にへこたれそうになりながら帰路につきました。
今回は久しぶりの南アの縦走。
今年の8月は天気が不安定だったけれど、最終週になってようやく快晴続きの予報に。
予報通り3日間快晴で、最高の眺めを満喫しながらの山行となりました。
1日目:鳥倉登山口→三伏峠小屋⇔烏帽子岳⇔小河内岳
5年ぶりの三伏峠。平日なのにバスは最終的に満席に。
駐車場も第一駐車場は満車、第二駐車場もだいぶ埋まっていました。
登山口から三伏峠までは樹林帯の歩きやすい道で、水場もあるので快適に歩けます。
三伏峠小屋でテントを張った後、烏帽子岳と小河内岳へ。
樹林帯を抜けると快適な稜線へ。
烏帽子岳からはアルプスの山々を一望できます。
小河内岳までいくと目の前に悪沢岳や赤石岳がよく見えます。
ここで今回持ってきたマテ茶で一服。
砂糖も入れて、冷たい水で淹れたマテ茶を飲むと疲れも取れます。
グアンパ(マテ茶器)とボンビーリャ(金属製ストロー)を持ってきたかいがあった。
一服した後、山々の景色を見ながらテント場へ。
途中の水場で水を汲んでから帰りました。
テント場は最終的には半分ぐらい埋まった感じ。
夜は星もたくさん見えました。
2日目:三伏峠小屋→塩見岳→蝙蝠岳→北荒川岳→新蛇抜山→安倍荒倉岳→熊ノ平小屋
朝5時50分過ぎに出発。
塩見小屋でジュースを補充してひとまず塩見岳へ。
岩場を登りきると山頂。
山頂にはそれなりの数の人たちがいました。
山頂の写真を撮ってから北俣方面へ。
北俣分岐に荷物をデポして蝙蝠岳へ。
誰にも合わないかもと思っていたけれど、合計で10人以上の人とすれ違った。
稜線歩きが気持ちいいところです。
塩見岳も蝙蝠岳側から見るとほかの角度からよりなだらかに見えます。
北俣分岐に戻って、一休憩後熊ノ平小屋へ。
直下は急な下り。登り返したくない感じの岩とザレた急坂です。
旧テント場跡は緑も多くて雰囲気はよかった。
北荒川岳では、マテ茶を飲んで休憩。
塩見岳の眺めが素晴らしかった。
その後、熊ノ平小屋は樹林帯も多いけれど、開けたところからの眺めはよかった。
熊ノ平小屋は15時半ぐらいに到着。
テントは最終的に10張ぐらい。
テント場は静かで、近くの水場の音とともにゆっくりできました。
3日目:熊ノ平小屋→間ノ岳→広河原
この日も5時50分過ぎに出発。
すでに小屋にもテント場にも誰もいない。。
一番遅くになってしまったみたい。
この日は間ノ岳経由で広河原へ下山することに。
朝から間ノ岳への登りが大変。
快晴で北アルプスまで眺めることができる素晴らしい景色を堪能しつつ岩場を登る。
三峰岳は思ったより早く着いた。
ここからの眺めもすばらしい。
一休憩して間ノ岳。
農取や北岳方面もきれいだし、歩いてきた塩見からの稜線も見えるし贅沢な時間。
間ノ岳にでると一気に人が増える。
間ノ岳で一休憩後、北岳山荘へ。
休業中だけれど、水場が使えるのがありがたい。
下山は八本歯のコル経由。
山荘からいったん登ったところにある分岐までがけっこう遠い。
八本歯のコルからの下りも気力体力ともに削られる感じ。
梯子路以降は沢沿いなので、ところどころで水浴びができるのが唯一の救い。
もちろん鳳凰三山の眺めにも癒されます。
広河原12時のバスを逃すと次は14時になるので休憩もそこそこに一気に下山。
10分ぐらい前に到着し、着替えをしてからバスに乗車。
バスは14時ぐらいに甲府駅に到着。
下界の暑さの現実にへこたれそうになりながら帰路につきました。
今回は久しぶりの南アの縦走。
今年の8月は天気が不安定だったけれど、最終週になってようやく快晴続きの予報に。
予報通り3日間快晴で、最高の眺めを満喫しながらの山行となりました。
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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
甲斐駒・北岳 [6日]
利用交通機関
電車・バス
技術レベル体力レベル
この記録で登った山/行った場所
- 間ノ岳 (3189.5m)
- 塩見岳西峰 (3047m)
- 小河内岳 (2801.56m)
- 蝙蝠岳 (2864.69m)
- 前小河内岳 (2784m)
- 烏帽子岳 (2726m)
- 北荒川岳 (2697.58m)
- 広河原インフォメーションセンター (1510m)
- 大樺沢二俣 (2240m)
- 鳥倉林道登山口 (1780m)
- 小河内岳避難小屋 (2780m)
- 塩見小屋 (2760m)
- 三伏峠小屋 (2615m)
- 北岳山荘 (2900m)
- 広河原山荘 (1520m)
- 熊の平小屋
- 三峰岳 (2999m)
- 八本歯のコル (2920m)
- 本谷山 (2658m)
- 中白根山 (3055m)
- 吊尾根分岐 (3090m)
- トラバースルート分岐 (2980m)
- 白根御池分岐 (1660m)
- 新蛇抜山 (2667m)
- 北俣岳 (2920m)
- 安倍荒倉岳 (2693m)
- 三伏山 (2615m)
- 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐 (3000m)
- 塩見岳 (3052m)
- 広河原・吊り橋分岐 (1529m)
- 竜尾見晴
- 豊口山のコル (2160m)
- 塩川・鳥倉ルート合流点 (2440m)
- 北俣岳分岐
- 北荒川岳キャンプ場跡地
- 三国平
- ほとけの清水 (2310m)
- 権右衛門山 (2682m)
- 雪投沢源頭水場下降点
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