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Yamareco

記録ID: 349398
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

広河原〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田

2013年09月21日(土) 〜 2013年09月23日(月)
 - 拍手
D-suke その他2人
GPS
21:22
距離
23.1km
登り
2,478m
下り
3,186m

コースタイム

<21日>
14:10 広河原バスターミナル
16:20 白根御池小屋
<22日>
6:50 白根御池小屋
9:20 北岳肩の小屋(着)
9:40 北岳肩の小屋(発)
10:15 北岳山頂(着)〜昼食
11:40 北岳山頂(発)
12:35 北岳山荘(着)
12:45 北岳山荘(発)
14:20 間ノ岳山頂
15:10 農鳥小屋
<23日>
4:50 農鳥小屋
5:50 西農鳥岳山頂
6:40 農鳥岳山頂(着)〜食事
7:35 農鳥岳(発)
8:30 大門沢下降点
11:10 大門沢小屋(着)〜昼食
11:35 大門沢小屋(発)
14:05 吊り橋
14:40 発電所
15:10 奈良田温泉
天候 21日晴れ /22日晴れ /23日晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
東京−(中央高速)−甲府南ICー奈良田−(山梨交通バス)−広河原

※シルバーウィークは高速の渋滞を計算に入れるべき。
往路、復路いずれも20km程度の高速渋滞のため、甲府〜調布間で3時間は見ておくべき。
復路は20時に甲府を出発。渋滞を回避し下道で3時間かからず多摩まで帰宅。
コース状況/
危険箇所等
1)テント泊するなら白根御池小屋に15時には着いておくのが良い。16時にはスペースがほとんどなし。
2)北岳、間ノ岳、農鳥岳の稜線は特に危険箇所なし。
3)農鳥小屋の水場は、稜線から110m下った所にあり。往復30分かかるので注意。また、テント泊の人用の食事はなし。売店もないと思うべし。
4)西農鳥岳、農鳥岳からの眺めは抜群に良い。天気がよければ、ご来光、雲海に加え、富士山、八ヶ岳、北岳、間ノ岳、鳳凰三山、中央アルプスを一望できる。5時前には農鳥小屋を経つのが良い。
5)大門沢下降点〜大門沢小屋の間に人の踏み入った跡あり。登山道ははっきりしているので、怪しいと感じたらすぐに引き返すのが良い。
6)大門沢小屋〜吊り橋の間は広々とした木立を抜ける箇所があり方向感覚を失いやすいので、明るい時間帯に通過するようにすべき。
広河原の登山口。いざクライムオン!
2013年09月21日 14:07撮影 by  iPhone 5, Apple
9/21 14:07
広河原の登山口。いざクライムオン!
2013年09月24日 19:22撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:22
2013年09月24日 19:22撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:22
広河原山荘。シャワーがあるらしい。
今回は時間もないので素通り。
2013年09月24日 19:22撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:22
広河原山荘。シャワーがあるらしい。
今回は時間もないので素通り。
1日目のテント場、白根御池小屋前。標高2230m。
2013年09月21日 17:19撮影 by  iPhone 5, Apple
9/21 17:19
1日目のテント場、白根御池小屋前。標高2230m。
2013年09月24日 19:22撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:22
AM3:30起床。
すでに大半が活動開始済み。山の朝は早い。。。。。
2013年09月22日 04:19撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 4:19
AM3:30起床。
すでに大半が活動開始済み。山の朝は早い。。。。。
気温6℃の中、マンダリンをドリップしてあったまる。
2013年09月24日 19:22撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:22
気温6℃の中、マンダリンをドリップしてあったまる。
満月が山際に隠れる頃、小屋は朝食の支度でわいわいがやがや。
2013年09月22日 05:07撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 5:07
満月が山際に隠れる頃、小屋は朝食の支度でわいわいがやがや。
2013年09月22日 05:08撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 5:08
日の出間近の朝焼け。この時間の空の色と儚く変化する空模様が一番ぐっとくる。
2013年09月22日 05:23撮影 by  iPhone 5, Apple
1
9/22 5:23
日の出間近の朝焼け。この時間の空の色と儚く変化する空模様が一番ぐっとくる。
朝倉君、ひとり朝ご飯中。
2013年09月22日 05:24撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 5:24
朝倉君、ひとり朝ご飯中。
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
2013年09月24日 19:22撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:22
目指す北岳をバックにpart1
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
目指す北岳をバックにpart1
目指す北岳をバックにpart2
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
目指す北岳をバックにpart2
登るに連れて徐々にゴールが近づくアプローチが楽しいよね!
2013年09月22日 07:43撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 7:43
登るに連れて徐々にゴールが近づくアプローチが楽しいよね!
天然の額縁で1ショット。
2013年09月22日 08:12撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 8:12
天然の額縁で1ショット。
稜線に出た瞬間。下手したら登頂した瞬間よりホッとする瞬間かもw
2013年09月22日 08:40撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 8:40
稜線に出た瞬間。下手したら登頂した瞬間よりホッとする瞬間かもw
稜線までくれば、空もこの近さ。
2013年09月22日 09:04撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 9:04
稜線までくれば、空もこの近さ。
お水は大切にね!
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
お水は大切にね!
ジャスト3000m。
ほんとはちょっとサバ読んでる気もしなくはない.....
2013年09月22日 09:42撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 9:42
ジャスト3000m。
ほんとはちょっとサバ読んでる気もしなくはない.....
日本第二峰登頂!
2013年09月22日 11:31撮影 by  iPhone 5, Apple
2
9/22 11:31
日本第二峰登頂!
中白峰(なかしらね)山頂。
何気に3000m級。
柱の文字、みえねーーーw
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
1
9/24 19:23
中白峰(なかしらね)山頂。
何気に3000m級。
柱の文字、みえねーーーw
生憎の天気の中、間ノ岳登頂。
農鳥小屋のおやじに怒られないよう休みなく先を急ぐw
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
2
9/24 19:23
生憎の天気の中、間ノ岳登頂。
農鳥小屋のおやじに怒られないよう休みなく先を急ぐw
Myテントと西農鳥岳。
知名度の割には、勇ましい姿に感動!
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
Myテントと西農鳥岳。
知名度の割には、勇ましい姿に感動!
農鳥小屋。
糞尿垂れ流した先の沢に水を汲みにいく辛さよ.......
2013年09月22日 17:51撮影 by  iPhone 5, Apple
9/22 17:51
農鳥小屋。
糞尿垂れ流した先の沢に水を汲みにいく辛さよ.......
ほぼ廃屋。
「店、売ります」の意の「売店」か。
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
ほぼ廃屋。
「店、売ります」の意の「売店」か。
5時前。日の出間近の東の空。
2013年09月23日 05:26撮影 by  iPhone 5, Apple
9/23 5:26
5時前。日の出間近の東の空。
かつて見たことない雲海の広がりに言葉がでなかった.......
2013年09月23日 05:43撮影 by  iPhone 5, Apple
3
9/23 5:43
かつて見たことない雲海の広がりに言葉がでなかった.......
朝日の光と山の影。
このコントラストの構図が好きなんだな。
2013年09月23日 05:48撮影 by  iPhone 5, Apple
1
9/23 5:48
朝日の光と山の影。
このコントラストの構図が好きなんだな。
2013年09月23日 05:54撮影 by  iPhone 5, Apple
9/23 5:54
2013年09月23日 05:55撮影 by  iPhone 5, Apple
9/23 5:55
西農鳥岳山頂。
浮かび上がる人影は、どこぞのおっさん。
やらせではない。
2013年09月23日 05:58撮影 by  iPhone 5, Apple
1
9/23 5:58
西農鳥岳山頂。
浮かび上がる人影は、どこぞのおっさん。
やらせではない。
そして、これは私w
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/24 19:23
そして、これは私w
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
左から、間ノ岳、北岳、遠くに八ヶ岳に、近くに鳳凰三山。
圧巻の景色、無意識にシャッターを押す。
2013年09月23日 06:36撮影 by  iPhone 5, Apple
9/23 6:36
左から、間ノ岳、北岳、遠くに八ヶ岳に、近くに鳳凰三山。
圧巻の景色、無意識にシャッターを押す。
この雲の海、渡れそうw
2013年09月23日 06:46撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/23 6:46
この雲の海、渡れそうw
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/24 19:23
写真家、朝倉くん、撮影協力ありがとうw
2013年09月23日 06:53撮影 by  iPhone 5, Apple
3
9/23 6:53
写真家、朝倉くん、撮影協力ありがとうw
2013年09月23日 08:22撮影 by  iPhone 5, Apple
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9/23 8:22
機能よりデザイン重視。
すでに1000m以上下った後のバンビ状態の自分には危険極まりない橋でした。
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
機能よりデザイン重視。
すでに1000m以上下った後のバンビ状態の自分には危険極まりない橋でした。
何気に高さのある吊り橋。。。5mってとこか。
高所恐怖症の方は、筏を作って川を下って下山しましょうw
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
何気に高さのある吊り橋。。。5mってとこか。
高所恐怖症の方は、筏を作って川を下って下山しましょうw
2つ目の吊り橋。。
高度、長さ、いずれも1つ目の比じゃないw
こんなアトラクションのおかげで疲れもちょっと和らぐね。
2013年09月24日 19:23撮影 by  iPhone 5, Apple
9/24 19:23
2つ目の吊り橋。。
高度、長さ、いずれも1つ目の比じゃないw
こんなアトラクションのおかげで疲れもちょっと和らぐね。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
3
1/25,000地形図
1
DIY GPS (iPhoneアプリ)
ガイド地図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
ライター
ナイフ
1
保険証
飲料
3L常備
ティッシュ
1
トイペ
三角巾
バンドエイド
3
タオル
2
携帯電話
1
計画書
雨具
1
防寒着
スパッツ
2
上下厚手薄手2枚ずつ
手袋
2
薄手、スノボ用
ストック
ビニール袋
3
替え衣類
3
入浴道具
シュラフ
1
シュラフカバー
ザックカバー
1
クマよけ鈴
1
食器
4
フォーク、スプーン、箸、コップ
水筒
1
テルモス(700ml)
時計
1
BARIGO
日焼け止め
1
非常食
適量
共同装備
テント
1
テントマット
1
ツェルト
ランタン・マントル
コンロ
1
ガスカートリッジ
2
コンロ台
コッヘル(鍋)
2
ローソク
ファーストエイドキット
2
医薬品
1
ロキソニン
ラジオ
1
トランシーバ(使用帯)
カメラ
ビデオカメラ
ポリタンク
天気図用紙

感想

自身初の南アルプス登山。
北アルプスに比べ華がない印象ではあったが、日本で二番目に高い北岳を含め3000m級を6座含む今回のコースはわくわくさせるに十分な行程だった。

中央高速の渋滞にハマり、予定より2時間遅れの13時に奈良田到着。
駐車場はまだまだ余裕あり。
マイカーからバスに乗り継ぎ、高度感のある谷間の道を1時間ほど進み、登山口の広河原に到着。
ターミナルのアナウンスで「芦安駐車場行きうんちゃら・・・・」が全く聞き取れず、相方と爆笑。
アシヤスチュウシャジョウ、、、確かに言い難いし聞き取りにくい。。

さて、今回のテーマは、GPSログを取ること。
カシミールで設定した地図とルート情報をDIY GPS(iPhoneアプリ)に取り込み、軌跡と現在位置を確認しながら同時にログを取得。純粋に楽しいし便利だとも思うが、電子機器にたよりっぱじゃイカンなとも思う。次回は、しっかり地形を頭に叩き込んでから行きたい。

約1年ぶりの山で体力面が心配だったが、20kgの荷物ながら、
2400m以下だと100m上るのに10分程度
2400m以上だと100m上るのに15分〜20分程度
と標準より早いペースで行けたのは嬉しい誤算だった。

北アルプスとの大きな違いは、富士山が近いこと。
今回は天候に恵まれ、見事に広がる雲海を拝むことができたが、雲海を渡ればすぐにでも辿り着けそうなくらい近くに大きく見えた富士の頂が印象的だった。

特に、展望の良さの点で農鳥岳はおすすめ。
富士山との間に高い山がないため、雲海の広がりを圧倒的に感じることができるのがすばらしい。
北岳、間ノ岳だけでなく、八ヶ岳、鳳凰三山、中央アルプスから塩見岳ほか南アルプスまで眺望に文句なし。ご来光に間に合うよう9月なら4時半までには農鳥小屋を経つべし!

一点、大門沢下降点からの5時間の下りはきついの一言。
体重増の影響をもろに受けたのか、膝、腿、腰が馬鹿になり、生まれたてのバンビ状態で大門沢小屋に到着する羽目にw ストックを買えばいいのかもしれないが、トレイルランを考え、下りのフォーム、歩き方は見直さなきゃと反省.....

今回の山行の一番の収穫は”出会い”だろう。
富士山のような単独峰ではなく縦走が楽しい理由は、今回選択しなかった稜線が目に入ることで、次はあっちを攻めてみたいと「次」を想像、期待させられることにある。今回、”遠藤さん”との出会いがあり、出会った人から薦められた山も不思議と行ってみたくなる説得力があると気づいたのが自分の中の大きな発見だった。

というわけで、次は、近場で、雲取山、鍋割山あたり行ってみます。

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訪問者数:1260人

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