広河原〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田
- GPS
- 21:22
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,478m
- 下り
- 3,186m
コースタイム
14:10 広河原バスターミナル
16:20 白根御池小屋
<22日>
6:50 白根御池小屋
9:20 北岳肩の小屋(着)
9:40 北岳肩の小屋(発)
10:15 北岳山頂(着)〜昼食
11:40 北岳山頂(発)
12:35 北岳山荘(着)
12:45 北岳山荘(発)
14:20 間ノ岳山頂
15:10 農鳥小屋
<23日>
4:50 農鳥小屋
5:50 西農鳥岳山頂
6:40 農鳥岳山頂(着)〜食事
7:35 農鳥岳(発)
8:30 大門沢下降点
11:10 大門沢小屋(着)〜昼食
11:35 大門沢小屋(発)
14:05 吊り橋
14:40 発電所
15:10 奈良田温泉
天候 | 21日晴れ /22日晴れ /23日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
※シルバーウィークは高速の渋滞を計算に入れるべき。 往路、復路いずれも20km程度の高速渋滞のため、甲府〜調布間で3時間は見ておくべき。 復路は20時に甲府を出発。渋滞を回避し下道で3時間かからず多摩まで帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1)テント泊するなら白根御池小屋に15時には着いておくのが良い。16時にはスペースがほとんどなし。 2)北岳、間ノ岳、農鳥岳の稜線は特に危険箇所なし。 3)農鳥小屋の水場は、稜線から110m下った所にあり。往復30分かかるので注意。また、テント泊の人用の食事はなし。売店もないと思うべし。 4)西農鳥岳、農鳥岳からの眺めは抜群に良い。天気がよければ、ご来光、雲海に加え、富士山、八ヶ岳、北岳、間ノ岳、鳳凰三山、中央アルプスを一望できる。5時前には農鳥小屋を経つのが良い。 5)大門沢下降点〜大門沢小屋の間に人の踏み入った跡あり。登山道ははっきりしているので、怪しいと感じたらすぐに引き返すのが良い。 6)大門沢小屋〜吊り橋の間は広々とした木立を抜ける箇所があり方向感覚を失いやすいので、明るい時間帯に通過するようにすべき。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 3
1/25,000地形図 1 DIY GPS (iPhoneアプリ)
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
ライター
ナイフ 1
保険証
飲料 3L常備
ティッシュ 1 トイペ
三角巾
バンドエイド 3
タオル 2
携帯電話 1
計画書
雨具 1
防寒着
スパッツ 2 上下厚手薄手2枚ずつ
手袋 2 薄手、スノボ用
ストック
ビニール袋 3
替え衣類 3
入浴道具
シュラフ 1
シュラフカバー
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 4 フォーク、スプーン、箸、コップ
水筒 1 テルモス(700ml)
時計 1 BARIGO
日焼け止め 1
非常食 適量
|
---|---|
共同装備 |
テント 1
テントマット 1
ツェルト
ランタン・マントル
コンロ 1
ガスカートリッジ 2
コンロ台
コッヘル(鍋) 2
ローソク
ファーストエイドキット 2
医薬品 1 ロキソニン
ラジオ 1
トランシーバ(使用帯)
カメラ
ビデオカメラ
ポリタンク
天気図用紙
車
|
感想
自身初の南アルプス登山。
北アルプスに比べ華がない印象ではあったが、日本で二番目に高い北岳を含め3000m級を6座含む今回のコースはわくわくさせるに十分な行程だった。
中央高速の渋滞にハマり、予定より2時間遅れの13時に奈良田到着。
駐車場はまだまだ余裕あり。
マイカーからバスに乗り継ぎ、高度感のある谷間の道を1時間ほど進み、登山口の広河原に到着。
ターミナルのアナウンスで「芦安駐車場行きうんちゃら・・・・」が全く聞き取れず、相方と爆笑。
アシヤスチュウシャジョウ、、、確かに言い難いし聞き取りにくい。。
さて、今回のテーマは、GPSログを取ること。
カシミールで設定した地図とルート情報をDIY GPS(iPhoneアプリ)に取り込み、軌跡と現在位置を確認しながら同時にログを取得。純粋に楽しいし便利だとも思うが、電子機器にたよりっぱじゃイカンなとも思う。次回は、しっかり地形を頭に叩き込んでから行きたい。
約1年ぶりの山で体力面が心配だったが、20kgの荷物ながら、
2400m以下だと100m上るのに10分程度
2400m以上だと100m上るのに15分〜20分程度
と標準より早いペースで行けたのは嬉しい誤算だった。
北アルプスとの大きな違いは、富士山が近いこと。
今回は天候に恵まれ、見事に広がる雲海を拝むことができたが、雲海を渡ればすぐにでも辿り着けそうなくらい近くに大きく見えた富士の頂が印象的だった。
特に、展望の良さの点で農鳥岳はおすすめ。
富士山との間に高い山がないため、雲海の広がりを圧倒的に感じることができるのがすばらしい。
北岳、間ノ岳だけでなく、八ヶ岳、鳳凰三山、中央アルプスから塩見岳ほか南アルプスまで眺望に文句なし。ご来光に間に合うよう9月なら4時半までには農鳥小屋を経つべし!
一点、大門沢下降点からの5時間の下りはきついの一言。
体重増の影響をもろに受けたのか、膝、腿、腰が馬鹿になり、生まれたてのバンビ状態で大門沢小屋に到着する羽目にw ストックを買えばいいのかもしれないが、トレイルランを考え、下りのフォーム、歩き方は見直さなきゃと反省.....
今回の山行の一番の収穫は”出会い”だろう。
富士山のような単独峰ではなく縦走が楽しい理由は、今回選択しなかった稜線が目に入ることで、次はあっちを攻めてみたいと「次」を想像、期待させられることにある。今回、”遠藤さん”との出会いがあり、出会った人から薦められた山も不思議と行ってみたくなる説得力があると気づいたのが自分の中の大きな発見だった。
というわけで、次は、近場で、雲取山、鍋割山あたり行ってみます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する