秋色始まり 甲斐駒ケ岳 仙丈ヶ岳


- GPS
- 27:50
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,300m
- 下り
- 2,286m
天候 | 両日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
甲斐駒も仙丈も危険個所はありません。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
秋色の始まり 甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳
2013年 9月28日(土)~29日(日)テント背負って甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳に行ってきました。週間天気予報によると台風は逸れて週末は好天の様相。5日前に広河原行バス大人1名予約(空いてて良かった)。27日(金)仕事をさっさと片付け20:30新宿集合。バス2台で21:00出発。二人席を一人だったのでゆったり座れた(ラッキー)。双葉SAでトイレ休憩し24:00頃仮眠場所「天笑閣」に到着。 ん? ここ来たことあるな。そうか鳳凰三山の帰路で立ち寄った風呂場だ。大広間の畳部屋で座布団5枚とタオルケットで雑魚寝(風呂には入れません)。ゴアジャケットを重ね着し寒さをしのぐが周りのイビキ音はしのげなかった。
9/28(土)4:30 雑魚寝起床。路線バスに雑魚寝一同乗車。夜叉人峠から先の林道車中でご来光。窓からの景色も良いがガタガタと揺れも良い。
7:00頃広河原到着。辺りは多くの登山民で一杯。窓口で北沢峠までの切符を買い(750円)待ち列に並ぶ。程なくして小さめのバスが続々と入る。ザックを膝に乗せ助手席まで埋める。愛想の良い年配の親父さんが観光ガイドしながら手慣れた運転。20分ほどで北沢峠に到着。気温は0℃。寒いです。
7:30頃 駒仙小屋到着。テント場は混んでいる。急いで手続きし陣取り幕営。
8:30 おにぎり二つと行動食(Cal高めのナッツ類)とプラティパス(1.5L程度)、ストームクルーザー(雨具兼用)、一応ヘッ電、手袋等をサブザックに入れGO。ザックが軽いので足取りも快適だ。
仙水峠(水場あり)、駒津峰を過ぎ直進の急登コースを選ぶ(地図では破線だがこの程度で?)。
11:30 甲斐駒ケ岳登頂。今日は晴天、風も無い。山頂は登山民で賑わいみんな満足げな顔付をしている。雲海に浮かぶ日本のアルプスが全て見える。遠くには富士山も。へえーオベリスクってあんなに尖っているんだ・・・。おにぎり食べて景色をしっかり目に焼き付け・・・。
12:00 帰りは巻き道から駒津峰、双児山経由で下山。明日もあるから体力温存を意識して。
15:15 駒仙小屋(テント)到着。 今日は予定通りの山行だった。
(テントでの贅沢な暇つぶし)
早速下山後のビールで喉をうるおす。コーヒー飲んだり、ホットウイスキー飲んだり、おでん食べたり。夕方は少しうとうとする。暗くなってからは満天の星空を見上げたり(いくつもの流れ星がみえた)、地元のラジオを聞いたり(懐かしの歌謡曲ばかりが流れていた・・・)。「今日は疲れたから仙丈ヶ岳はパスして帰ろうかな・・・」 就寝。
9/29(日)
4:00 起床。空は満天の星空。今日はさらに天気がよさそう。昨日の疲れは大したことが無さそう。目覚めのコーヒーを飲んで、テント内の荷物(マットとか、シュラフとか・・・)を片づけておく。
5:15 ヘッ電して仙丈ヶ岳へGO。薮沢分岐、小仙丈ヶ岳、仙丈ヶ岳、仙丈小屋、馬の背ヒュッテ、薮沢分岐のコースを選ぶ。樹林帯を抜け小仙丈ヶ岳手前で森林限界をむかえ一気に景色が広がる。辺りの山肌は黄色、茶色、赤色と秋らしく色づき始めている。遠近の綺麗な景色を眺めながらゆっくり歩き続け小仙丈ヶ岳山頂へ到着。普通はここからの景色で大満足だ。仙丈ヶ岳頂上までもう少し。ここから仙丈ヶ岳まで稜線に吹く涼風が心地良い。仙丈カールのダイナミックさ、色づく草木・・・。この上無い贅沢な山歩きだ。
9:05 仙丈ヶ岳頂上到着。遮るものは何もない。北岳の隣には富士山がくっきり。日本のアルプスが大集合。昨日上った甲斐駒ケ岳の白砂が輝いている・・・。もうこの光景は小生の表現力では語れない。名山と天気と季節がマッチし今景色は断トツだ。「いやー 来てよかった」
昨日に続き今日も山頂の素晴らしさを五感で受けとめる。
9:30 さて下りるとするか。仙丈小屋付近から仙丈カールの彩色を眺め、鮮やかな赤に染まったナナカマドの間を通り抜け馬の背ヒュッテで小休止。おいしい水をごくごくと体内水補給。下山路も難なく歩きやすい。
11:45 駒仙テント場 到着。早々にテントを片づけ。
13:00 広河原行きバス(臨時バス)に乗車。帰りも満席。
14:10 広河原発甲府行きのバスに乗車。こちらも満席。
16:10 甲府からJR 特急かいじで帰路。こちらも次々駅から満席。
疲れ ★★★(荷物はテントにデポするので身軽な状態で登山が出来る)
景色 ★★★★★★(特に仙丈ヶ岳への稜線、頂上からの景色が群を抜く)
交通 ★★(バスの乗り換えが面倒かな)
立ち寄り湯 (無い? 時間を費やせば芦安で立ち寄りも・・・)
(振り返り)
・翌日の疲労(筋肉痛)は思いのほど残らなかった。荷物が軽かったせいかな。
・モンベルの#3を新規購入。早朝深夜は霜が張るぐらい気温であるが寒さは感じず(ライドダウン着用)テント内で熟睡できた(テント4泊目で初め熟睡)。前山行からの持参のウイスキーは体の保温と熟睡にと万能薬にも。
・厚手の靴下を購入着用し靴紐も意識してしっかり縛ったせいでつま先への負担が軽減した。
・土日は登山民(含む団体ツアー)が多い。自分にとっては賑やか過ぎた。
・グルコサミンの服用で右ひざの痛みは解消した。
往路 新宿から広河原のバス代 6600円 広河原から北沢峠のバス代 750円
復路 北沢峠から広河原のバス代 750円 広河原からJR甲府駅のバス代 2000円
甲府から新宿まで電車代 3150円(特急料金込み)
山行中の飲食代 1000から2000円程度 〆て15000円の充実山行。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する