雪化粧した立山雄山


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,792m
- 下り
- 2,633m
天候 | 初日、雨のち雪 2〜3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
雷鳥沢ヒュッテ
|
写真
感想
2013年の登山第23弾 別山、真砂岳、立山雄山、黒部ダム / 登山
室堂、雷鳥沢キャンプ場。
新室堂乗越、別山乗越、30分ほど剣山荘方面、別山、真砂岳、立山雄山、雷鳥沢キャンプ場。
一ノ越、東一ノ越、黒部平、黒部ダム
歩行時間:不明
歩行距離:不明
初日
8:50頃 室堂バス停。雨。
9:30頃 雷鳥沢キャンプ場。テントをはって、ただただ待機。雪。
二日日
5:30頃 雪化粧した雷鳥沢キャンプ場を出発。
その後、新室堂乗越、別山乗越、30分ほど剣山荘方面へ、別山乗越、
別山、真砂岳、立山雄山、一ノ越、雷鳥沢キャンプ場とぐるり。
三日日
7:00頃 雷鳥沢キャンプ場を出発。
一ノ越、東一ノ越、黒部平、黒部ダムと歩く
○感想
本来の目的というか、目標は果たせず。北方稜線はおあずけ。
これも運命なのか。
神様がいるとしたら「今ではない」と忠告してくれたのか。
前日まで約5日間は晴天、10月なのに高温、
これほどまでの好条件はないというのに、
なぜ自分が立山に足を踏み入れた10月12日に天気が崩れたのだろうか。
まぁ、山は引っ越さないし、いなくなんないし。居留守を使われることもない。
自分が会いにいけさえすれば、快く迎えてくれるだろうから。
また会いにいきます。
初日は室堂バス停を降りた時点から雨。
雷鳥沢キャンプ場までの移動時間は1時間もかからなかったのに、
雨に濡れた体がブルブル震え出して、即断で北方稜線は諦めた。
劔沢キャンプ場まで行く、という選択肢もあったが、
とにかく寒いのと嫌な予感がしたので、
雷鳥沢キャンプ場をベースにして、周遊する計画に変更した。
その後はテント内で1日過ごす。
やることがなく、非常に苦行だった。
着込んで寝袋に入っても、寒い。とびきり寒いのだ。
午後から雨はちょっとの間、雪になり、一旦止む。その隙に近くの雷鳥沢ヒュッテの温泉へ。
冷えた体に瞬時に暖まり、極楽だった。温泉って素晴らしい。
雷鳥沢ヒュッテからテントに戻ったあたりで、また雨。
夜からは雨は雪に変わる。
翌朝までテントでひたすら待機。未明も寒かった。
■二日目
はっきりいって、一晩越すのに精一杯で
3〜4時から出発する気力は残っていなかった。
太陽、ありがとう。暖かいだけで幸せです。
日の出後の5時半頃にテントを後にする。
眺めのよい新室堂乗越を経由し別山乗越に出てからは、
剱岳に登るつもりだったが、
30分ほど剣山荘方面へ歩いている途中で嫌な感じがしたのと
剱岳山頂方面がやけに雲に覆われていたので、やめた。
帰りは登りなので、30分以上かかって、別山乗越まで戻る。
その後は尾根沿いを縦走。
別山、真砂岳、立山雄山、一ノ越、雷鳥沢キャンプ場と巡る。
雪は数センチほど積もっていたが、
踏んでもくずれて、滑りもしない新雪だったので、とくに問題なかった。
ただ、ときおり極寒死するんではないかと思うほどの突風が吹く。
剱岳に向かっていたら、この寒過ぎる風との戦いもあったかと思うとゾッとした。
尾根沿いの眺めは素晴らしかった。
夜は非常に星空がきれいだった。
テントの出入り口側を頭、奥に足という形に寝転がって、
テント内にて仰向けになって、
ずっと、夜空を見上げていた。
数多の星、流れ星、スーッと流れていく人工衛星。
眺めているだけで飽きなかった。
人工衛星を目視できる場所ってあまりないと思う。
22時頃、寒くなってきたので、テントの出入り口を閉めて
就寝。
■三日目
7:00頃、雷鳥沢キャンプ場を出て黒部ダムを目指す。
まずは、一ノ越まで登る。
一ノ越から黒部ダムまで歩けば、
アルペンルートの交通費4200円くらいを浮かせるし、眺めも素晴らしい。
歩いていて飽きない。ほぼ下りなので、体力的にもしんどくないというのもある。
一ノ越から東一ノ越までの区間の雪が
アイスバーン化していたら恐ろしいな、とやや不安だったため、
時間を逆算して、7時頃に雷鳥沢キャンプ場を出たのだが、
思いのほか雪は凍結しておらず、場所によっては溶けていた。
去年の8月は、この区間にガチガチに凍った雪渓が残っていて
怖い思いをした。それが、ややトラウマになりかけていたのだ。
黒部平を過ぎたあたりで、黒部ケーブル利用の観光客や
黒部ダムからの往復登山者とすれ違うようになった。
熊との遭遇も心配だったので、人と多く会えるほうが気持ち的に楽である。
ロッジくろよんで大休憩。帰りのバスの時間まで2〜3時間もあったので、
ベンチに座って、ぼんやり過ごす。
日光が暖かく、Tシャツ1枚で十分だった。
黒部ダムは時期的なものもあって、大賑わい。
ただ、紅葉はいまいちだったかも。
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