また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 3587004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国剣山

太陽と青空と笹原。三嶺〜西熊山〜天狗塚・牛ノ背

2021年10月02日(土) 〜 2021年10月03日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
16:22
距離
31.3km
登り
1,929m
下り
1,922m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:56
休憩
3:14
合計
6:10
11:52
42
12:34
12:36
47
13:23
13:23
39
14:10
14:41
13
14:54
16:20
12
16:32
17:21
9
17:30
17:53
9
2日目
山行
9:17
休憩
0:46
合計
10:03
5:43
24
6:07
6:34
46
7:20
7:20
31
7:51
7:58
19
8:17
8:18
27
8:45
8:46
9
8:55
8:55
22
9:17
9:24
10
9:34
9:35
27
10:02
10:04
18
10:22
10:22
20
10:42
10:42
43
11:25
11:25
32
11:57
11:57
229
全ルート明瞭な道が続く。笹の稜線の道で掘れたところ,ところどころにあるザレた道は滑らないように用心して歩く。天空の稜線三昧ですばらしい。
天候 ひたすら☀☀☀
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山より瀬戸中央道〜国道438号〜439で名頃登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
全線よく整備された良路。三嶺直下の水場,天狗塚への上り部分のみザレた場所や段差がある場所がある。天狗峠から西山林道登山口までの道は高低差のある登山道,道が掘れて足場の悪い場所がところどころある。下りてからの林道,車道歩きは長かった。バスを使うかいやしの温泉から上れば少し短縮できた。
その他周辺情報 いやしの温泉郷はずっと休業中。観光モノレールも動いていない。
少しゆっくりめに岡山を発ち,1年ぶりにやってきた見ノ越。国道439を名頃まで下る。正面にドぴーかんの三嶺。これは期待しかない!名頃登山口は数台だけ空いてました。
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少しゆっくりめに岡山を発ち,1年ぶりにやってきた見ノ越。国道439を名頃まで下る。正面にドぴーかんの三嶺。これは期待しかない!名頃登山口は数台だけ空いてました。
こりゃ上は相当いるかな?身支度を整えて出発。駐車場横。細長い葉っぱ,アキノウナギツカミですね。
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こりゃ上は相当いるかな?身支度を整えて出発。駐車場横。細長い葉っぱ,アキノウナギツカミですね。
まだまだオタカラコウまつりの続く登山口。麓にはいっぱい見かけた。
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まだまだオタカラコウまつりの続く登山口。麓にはいっぱい見かけた。
三嶺の登山口。今回も消毒薬を背負って昼から登山の開始。
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三嶺の登山口。今回も消毒薬を背負って昼から登山の開始。
大きいの小さいの細いの丸いのと秋の実りが足下にたくさん。ときどきタイミングよく落ちてくるのもある。
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大きいの小さいの細いの丸いのと秋の実りが足下にたくさん。ときどきタイミングよく落ちてくるのもある。
ダケモミの丘。両側にどこまでも針葉樹の森が続く。
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ダケモミの丘。両側にどこまでも針葉樹の森が続く。
この辺りから岩がごろごろと目立ちはじめる。岩にはお約束のつっかえ棒,小さな祠あり。
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この辺りから岩がごろごろと目立ちはじめる。岩にはお約束のつっかえ棒,小さな祠あり。
出てきた!太郎,次郎。真正面に百名山が聳える。剣山頂上ヒュッテも人が多いだろう。この時間なのでこちらは下りてくる人多数。
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出てきた!太郎,次郎。真正面に百名山が聳える。剣山頂上ヒュッテも人が多いだろう。この時間なのでこちらは下りてくる人多数。
森林限界を越えた。笹原のトラバースを進み山頂をめざす。
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森林限界を越えた。笹原のトラバースを進み山頂をめざす。
青空に青いリンドウ。そこかしこに開く。
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青空に青いリンドウ。そこかしこに開く。
山頂部に出た。頂上に見残池という小さな池がある。ヒュッテの反対が山頂。まずは三嶺ヒュッテに寝場所を確保。
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山頂部に出た。頂上に見残池という小さな池がある。ヒュッテの反対が山頂。まずは三嶺ヒュッテに寝場所を確保。
すでにテントがいくつか張られていた。立派なヒュッテ,奥にはトイレもある。
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すでにテントがいくつか張られていた。立派なヒュッテ,奥にはトイレもある。
なんと,到着時は貸し切り状態でした。(まだ早いですから(^^;))荷物をほどいて寝床も用意。泡の出る消毒薬を携えて山頂へ。
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なんと,到着時は貸し切り状態でした。(まだ早いですから(^^;))荷物をほどいて寝床も用意。泡の出る消毒薬を携えて山頂へ。
一輪だけツリガネニンジン。
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一輪だけツリガネニンジン。
ヒュッテから山頂までは5分ほど。とんがりピークの上をめざす。
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ヒュッテから山頂までは5分ほど。とんがりピークの上をめざす。
足下にイヨフウロ。最後のがんばり中かな。
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足下にイヨフウロ。最後のがんばり中かな。
三嶺とうちゃこ〜♪2年ぶりです。一日真っ青な空です。
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三嶺とうちゃこ〜♪2年ぶりです。一日真っ青な空です。
遙か先。明日歩く天狗塚・牛ノ背を眺めかんぱい。身も心も浄化されます。
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遙か先。明日歩く天狗塚・牛ノ背を眺めかんぱい。身も心も浄化されます。
こちらは2年前に歩いたカヤハゲへの道。白髪山への連なりも美しい。百名山は脇を固める山々もすばらしいところが多い。
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こちらは2年前に歩いたカヤハゲへの道。白髪山への連なりも美しい。百名山は脇を固める山々もすばらしいところが多い。
少し風のある山頂にアカタテハ。
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少し風のある山頂にアカタテハ。
日没までには少し時間がある。いったんヒュッテに戻って。
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日没までには少し時間がある。いったんヒュッテに戻って。
消毒薬再充填。太郎次郎をバックに。これがまた旨い。
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消毒薬再充填。太郎次郎をバックに。これがまた旨い。
今日の日没は17時50分頃。晩飯の前に早くも出来上がったアブナイおっさん。再び山頂へ。夕陽を浴びたかげ三嶺のシルエットが太郎と次郎の方向に伸びていく。塔ノ丸,丸笹山,三嶺からの縦走路が一望できる。
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今日の日没は17時50分頃。晩飯の前に早くも出来上がったアブナイおっさん。再び山頂へ。夕陽を浴びたかげ三嶺のシルエットが太郎と次郎の方向に伸びていく。塔ノ丸,丸笹山,三嶺からの縦走路が一望できる。
西の方向には真っ赤な夕陽。縦走路の向こうに明日行く天狗塚のぴょっこりピーク。牛ノ背のゆるいカーブが続く。
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西の方向には真っ赤な夕陽。縦走路の向こうに明日行く天狗塚のぴょっこりピーク。牛ノ背のゆるいカーブが続く。
遙か先には石鎚や瓶ヶ森などの石鎚山系の山々。あっちからも見えるということは,こちらからも見えるということ。
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遙か先には石鎚や瓶ヶ森などの石鎚山系の山々。あっちからも見えるということは,こちらからも見えるということ。
夕陽が沈んだ後のマジックアワーをしばし楽しむ。ヒュッテに帰って晩ご飯を引っ張り出す。いつもの簡単カレーライスでくつろぐ。高濃度液体燃料も動員。
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夕陽が沈んだ後のマジックアワーをしばし楽しむ。ヒュッテに帰って晩ご飯を引っ張り出す。いつもの簡単カレーライスでくつろぐ。高濃度液体燃料も動員。
酔っ払ってヒュッテでうつらうつら。夜中に目が覚めて空を見る。オリオン座がくっきりと見えた。日本有数の星の美しい山頂。
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酔っ払ってヒュッテでうつらうつら。夜中に目が覚めて空を見る。オリオン座がくっきりと見えた。日本有数の星の美しい山頂。
明け方窓から差す光が明るい。外に出てみると細長い下弦の月が出ていた。有明月はちょうど一月ほど前にも見たなあ。
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明け方窓から差す光が明るい。外に出てみると細長い下弦の月が出ていた。有明月はちょうど一月ほど前にも見たなあ。
朝は5時に起きる。ちゃちゃっと朝ご飯をかき込んで身支度を整えてヒュッテを出発。日の出は6時。ぎりぎりセーフ。明るくなった東の空に剣山系のシルエット。
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朝は5時に起きる。ちゃちゃっと朝ご飯をかき込んで身支度を整えてヒュッテを出発。日の出は6時。ぎりぎりセーフ。明るくなった東の空に剣山系のシルエット。
次郎のすぐ右手から,10月3日のご来光〜。
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次郎のすぐ右手から,10月3日のご来光〜。
まだまだ周囲の谷間は真っ暗。山の端の線が次第にはっきりとし始める。
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まだまだ周囲の谷間は真っ暗。山の端の線が次第にはっきりとし始める。
三嶺〜西熊山〜天狗塚・牛ノ背と続く縦走路のモルゲンロート。右側,影三嶺のとんがりシルエットが霞の上に影を伸ばす。
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三嶺〜西熊山〜天狗塚・牛ノ背と続く縦走路のモルゲンロート。右側,影三嶺のとんがりシルエットが霞の上に影を伸ばす。
山頂で出会った方は同じ岡山の方。昨夜寝ずに名頃まで来て,仮眠後ここに来られたそうだ。この絶景,少々の眠気は吹き飛びそうなレベル。
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山頂で出会った方は同じ岡山の方。昨夜寝ずに名頃まで来て,仮眠後ここに来られたそうだ。この絶景,少々の眠気は吹き飛びそうなレベル。
影がちょっとずつ短くなってきた。
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影がちょっとずつ短くなってきた。
別の方に撮ってもらいました。山頂が楽しくて,だらだら長居をしてしまった。それでは出発します。
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別の方に撮ってもらいました。山頂が楽しくて,だらだら長居をしてしまった。それでは出発します。
足下にときどきヤマラッキョウ。こちら(四国)のものは小ぶりでかわいいものが多い。
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足下にときどきヤマラッキョウ。こちら(四国)のものは小ぶりでかわいいものが多い。
なぜかイブキトラノオ。これだけでした。
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なぜかイブキトラノオ。これだけでした。
行けども行けども笹の道が繋がる。
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行けども行けども笹の道が繋がる。
振り返る。輝く笹の向こうに三嶺。
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振り返る。輝く笹の向こうに三嶺。
このコースで最高の笹原のうねり。アップダウンの続く縦走路を快適に歩く。
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このコースで最高の笹原のうねり。アップダウンの続く縦走路を快適に歩く。
大タオの手前から。この辺りは白骨樹が道べりに並ぶ。
大タオの手前から。この辺りは白骨樹が道べりに並ぶ。
白骨樹越しに西熊山。ここからだと意外に上る。ここまでに出会った方2人の静かな道。
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白骨樹越しに西熊山。ここからだと意外に上る。ここまでに出会った方2人の静かな道。
真っ青な笹原の中,天に向かって道が伸びる。足下が濡れてないのでスパッツも不要。
2
真っ青な笹原の中,天に向かって道が伸びる。足下が濡れてないのでスパッツも不要。
西熊山1816mにとうちゃこ。水分,大福餅で糖分を補給。正面に天狗塚のとんがりと牛ノ背のスロープ。
2
西熊山1816mにとうちゃこ。水分,大福餅で糖分を補給。正面に天狗塚のとんがりと牛ノ背のスロープ。
明るいとおもしろいが...。夜見たら異星人のように見えるかも。
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明るいとおもしろいが...。夜見たら異星人のように見えるかも。
西熊山を下りて天狗峠。正面にお亀岩。このすぐ左下にお亀岩避難小屋がある。水がおいしいと書いてあったが,まだ十分あったのでまたの機会に。
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西熊山を下りて天狗峠。正面にお亀岩。このすぐ左下にお亀岩避難小屋がある。水がおいしいと書いてあったが,まだ十分あったのでまたの機会に。
天狗塚への取り付きだけザレたところや岩の転がったエリアがある。また段差の大きい上りがある。天狗峠へと高度を上げていくと,またまた三嶺や剣が見え始める。
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天狗塚への取り付きだけザレたところや岩の転がったエリアがある。また段差の大きい上りがある。天狗峠へと高度を上げていくと,またまた三嶺や剣が見え始める。
笹原の向こうには,矢筈山の稜線が続く。左の方には寒峰という山があるそうで,フクジュソウがきれいなんだとか。行きたいところがどんどん増える!
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笹原の向こうには,矢筈山の稜線が続く。左の方には寒峰という山があるそうで,フクジュソウがきれいなんだとか。行きたいところがどんどん増える!
天狗塚と網附森の分岐から。天狗塚〜三嶺〜剣と笹の山なみが続く。
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天狗塚と網附森の分岐から。天狗塚〜三嶺〜剣と笹の山なみが続く。
左端の天狗塚,ええ形。牛ノ背はこの丘の向こうだが,これだけでも十分「子牛ノ背」くらいはありそう。
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左端の天狗塚,ええ形。牛ノ背はこの丘の向こうだが,これだけでも十分「子牛ノ背」くらいはありそう。
丘を越えると天狗塚,牛ノ背が目の前に。ところどころ大岩が飛びだした笹原。低木もなくミヤマクマザサとコメツツジが茂る。
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丘を越えると天狗塚,牛ノ背が目の前に。ところどころ大岩が飛びだした笹原。低木もなくミヤマクマザサとコメツツジが茂る。
天狗塚。天狗が下り立ちたくなる景観だ。少し上れば,剣や三嶺が丸見え。
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天狗塚。天狗が下り立ちたくなる景観だ。少し上れば,剣や三嶺が丸見え。
天狗塚1812mとうちゃこ。ここもすばらしい。
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天狗塚1812mとうちゃこ。ここもすばらしい。
水分補給と糖分補給で復活。牛ノ背,でっかいなあ。重なる山なみの向こうに石鎚山系の峰々も見える。
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水分補給と糖分補給で復活。牛ノ背,でっかいなあ。重なる山なみの向こうに石鎚山系の峰々も見える。
転がるような下りを牛ノ背へ下りると,最後は一本道が続く。
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転がるような下りを牛ノ背へ下りると,最後は一本道が続く。
牛ノ背の上から猛禽がグライディング。尻尾をうまく使って巧みに滑空する。色の具合,チョウゲンボウですか。トリミングでやっとこの大きさ。
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牛ノ背の上から猛禽がグライディング。尻尾をうまく使って巧みに滑空する。色の具合,チョウゲンボウですか。トリミングでやっとこの大きさ。
矢筈山が笹原の向こうに。
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矢筈山が笹原の向こうに。
笹の緑,空の青。そして照りつける太陽。笹の照り返しが意外とキツイ。日焼けしそう。
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笹の緑,空の青。そして照りつける太陽。笹の照り返しが意外とキツイ。日焼けしそう。
歩いて歩いて牛ノ背の三角点にとうちゃこ。ここから下に下りる道もあるみたい。しかし今日はここまで。分岐までピストンで引き返す。
2
歩いて歩いて牛ノ背の三角点にとうちゃこ。ここから下に下りる道もあるみたい。しかし今日はここまで。分岐までピストンで引き返す。
帰路,牛ノ背より天狗塚,三嶺。ちょこっと次郎もかくれんぼ。
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帰路,牛ノ背より天狗塚,三嶺。ちょこっと次郎もかくれんぼ。
天狗峠まで戻って来た。ここから西山林道登山口へ下りる。
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天狗峠まで戻って来た。ここから西山林道登山口へ下りる。
さよなら三嶺の稜線。太郎,次郎もよい天気でありがとう。
2
さよなら三嶺の稜線。太郎,次郎もよい天気でありがとう。
もう一度天狗塚,牛ノ背を左に見て。
もう一度天狗塚,牛ノ背を左に見て。
樹林帯に突入。ウラジロモミ,ブナ,ダケカンバの森。
樹林帯に突入。ウラジロモミ,ブナ,ダケカンバの森。
ムンク・ツリー。
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ムンク・ツリー。
尾根道を小一時間下る。西山林道出合いに下り立った。
尾根道を小一時間下る。西山林道出合いに下り立った。
花はミズタビラコのような?葉は細長いです。
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花はミズタビラコのような?葉は細長いです。
山道の定番アケボノソウが続く道。つまらないと思う車道歩きが,実は意外に発見があります。
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山道の定番アケボノソウが続く道。つまらないと思う車道歩きが,実は意外に発見があります。
アザミも道べりにずっと続く。
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アザミも道べりにずっと続く。
アケボノソウはそろそろお終い。ハナアブやアリがランチタイム。自分は行動食のみ。
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アケボノソウはそろそろお終い。ハナアブやアリがランチタイム。自分は行動食のみ。
テンニンソウが一輪。
3
テンニンソウが一輪。
ナギナタコウジュもこんにちは。
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ナギナタコウジュもこんにちは。
マツカゼソウはいっぱい生えてた。カリガネソウとかありそうだけど見つからない。
2
マツカゼソウはいっぱい生えてた。カリガネソウとかありそうだけど見つからない。
白くて小さな花。調べて見たが分からず。
2
白くて小さな花。調べて見たが分からず。
ゲンノショウコ白。
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ゲンノショウコ白。
秋の主役,ノギクはどこにでもある。
2
秋の主役,ノギクはどこにでもある。
ニョロ2匹目。死んでるのかと思ったら生きてた。つぶらな瞳のヤマカガシ。一目散に逃げていった。
2
ニョロ2匹目。死んでるのかと思ったら生きてた。つぶらな瞳のヤマカガシ。一目散に逃げていった。
ゲンノショウコ,濃い色系。
3
ゲンノショウコ,濃い色系。
ススキの原の続く車道。ススキ越しに矢筈山。
2
ススキの原の続く車道。ススキ越しに矢筈山。
林の中にビビッドな色を発見。トリカブト軍団。
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林の中にビビッドな色を発見。トリカブト軍団。
少し色の淡いバージョンもちらほら。
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少し色の淡いバージョンもちらほら。
菅生谷の大きな砂防ダム。ものものしい構造。大きな沢は大雨の度に出水していて,流れ出た土砂が林道に溜まっている場所がいくつもあった。林道あるある。
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菅生谷の大きな砂防ダム。ものものしい構造。大きな沢は大雨の度に出水していて,流れ出た土砂が林道に溜まっている場所がいくつもあった。林道あるある。
いやしの郷温泉に下りて来た。祖谷の観光スポットだがコロナで閉鎖中。三嶺で話した方が「なかなか再開しない」と嘆いておられた。民家の庭先にシュウメイギクが鮮やか。軒先花探しも楽し。
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いやしの郷温泉に下りて来た。祖谷の観光スポットだがコロナで閉鎖中。三嶺で話した方が「なかなか再開しない」と嘆いておられた。民家の庭先にシュウメイギクが鮮やか。軒先花探しも楽し。
庭先に派手なイヌサフラン。花がサフランに似ているがサフランほど役に立たないので「イヌ」サフラン。なんだか失礼な話です(T_T)。
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庭先に派手なイヌサフラン。花がサフランに似ているがサフランほど役に立たないので「イヌ」サフラン。なんだか失礼な話です(T_T)。
刈られた茅を刈り取って立てたカヤグロ。田舎育ちの自分は茅原に立ててあったこれで悪さをしていた記憶がある。消えゆく日本の原風景。
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刈られた茅を刈り取って立てたカヤグロ。田舎育ちの自分は茅原に立ててあったこれで悪さをしていた記憶がある。消えゆく日本の原風景。
これはミゾソバだな。葉っぱが牛の顔。
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これはミゾソバだな。葉っぱが牛の顔。
いやしの郷閉鎖中看板の横にハンショウヅル。
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いやしの郷閉鎖中看板の横にハンショウヅル。
国道439を名頃まで。祖谷川の水はとにかく澄み切って美しい。巨岩の転がる河原を遡る。車道歩きは...暑い。
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国道439を名頃まで。祖谷川の水はとにかく澄み切って美しい。巨岩の転がる河原を遡る。車道歩きは...暑い。
名頃まで戻って来た。案山子の郷で売り出し中です。唐突にサイクリストの案山子が登場する。夜,見たらシュールでしょう。
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名頃まで戻って来た。案山子の郷で売り出し中です。唐突にサイクリストの案山子が登場する。夜,見たらシュールでしょう。
こちらは団体さんで。道路沿いにも人の気配のない家がたくさんあった。人の数よりもきっと多そう。
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こちらは団体さんで。道路沿いにも人の気配のない家がたくさんあった。人の数よりもきっと多そう。
やっと名頃の登山口に戻って来た。下の林道歩きなめてました。こんな時間になってしまったが,二日間の山の旅を終了。
やっと名頃の登山口に戻って来た。下の林道歩きなめてました。こんな時間になってしまったが,二日間の山の旅を終了。
見ノ越より夕暮れの近づく三嶺。今日も天気がよい一日。お天道様に感謝しよう。
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見ノ越より夕暮れの近づく三嶺。今日も天気がよい一日。お天道様に感謝しよう。

感想

この週末はひたすら☀マークが続く西日本。気になっていた三嶺から牛ノ背までの縦走を実行する。一日目は少しゆっくりと岡山を発ち瀬戸大橋を渡って祖谷の地へ。見ノ越の駐車場は,少し早いもみじまつりとやらで満車状態だった。国道438から439への分岐に駐車場スタッフがいて,見ノ越へは入りにくい様子だ。さすが人気の剣山だ。人の数が半端でなさそう。自分は見ノ越から名頃まで下りそこからスタートする。
この二日間,天気はとにかくサイコーな予想。なんだか一年分の晴天を使い切った感じすら覚える。日中の日なたは真夏並みの暑さとなる。しかし,1000m以上に上がってしまえば,ひんやりとした爽やかな秋の空気を感じながらの山となる。
1日目のゴールは三嶺ヒュッテ。先週とんでもなく人が多かったそうだ。しかし今日は自分が着いたときはヒュッテの中は誰もおらず貸し切り状態だった。ヒュッテの側に数張りのテントが立っているだけの静かな山頂だった。最終的にはヒュッテは9人程度の宿泊者となったが,広々と使わせてもらう。
今回は三嶺の入り日と日の出を存分に堪能させてもらった。360度遮るものの無い山頂からの景色はすばらしいの一言だった。1日目は山頂で消毒しながら景色を眺めた。四国の山深さは格別で幸せなひとときを過ごす。
2日目は三嶺の日の出を見た後,天狗塚と牛ノ背をめざして歩いた。どこまでも笹原の続く天空の稜線。二ノ森,伊予富士,瓶ヶ森,笹ヶ峰,次郎笈...。四国笹の稜線はどこもすばらしいが,三嶺から天狗塚への稜線もただただすばらしいの一言だった。
天狗峠から西山林道を通って名頃まで戻る車道歩きは,「すぐに帰ることができるだろう」という甘い計算を越えた誤算だった。しかし,沿道に奥祖谷のいろいろな風情を観察しながら歩くことができた楽しいハイキングコースだった
旅先でたまたま出会った多くの方と話をしながら。今まで歩いたことのない道を進む。何とも楽しい二日間だった。

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コメント

お疲れ様でした!
素晴らしい夕陽!
昨年9月末に三嶺小屋泊で剣まで歩きました。
そして今度は、satopan さんの歩いたコースを久々に歩きたいと思っていました。
やっぱり素敵なコース💕 
ワクワクしますね🎶
でも、林道、あそこからあそこまで歩いたなんて🤭遠いですよぅ。
やっぱり。癒しの温泉♨️からが良さそうですねぇ🤣
2021/10/6 7:54
riwon さん。^_^こんばんは。コメありがとうございます。
このコースすごく気になっていてぜひ歩きたかったところです。三嶺ヒュッテ広く清潔で快適でした。青空も夜空も最高でした。
ただ名頃からの周回はミスというか。ちょっと下道を舐めて反省でした。癒しの郷からが距離的にはよかったでしょうね。でも祖谷のいろんな風情や自然を楽しむのも悪くなかったです。ぜひお出かけください。
2021/10/6 18:56
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [日帰り]
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体力レベル
3/5

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