白峰南嶺 笹山ダイレクトー伝付峠ー笊ヶ岳ー老平・大島

2021年10月02日(土) 〜 2021年10月04日(月)

• GPS: 45:01
• 距離: 51.6km
• 登り: 4,712m
• 下り: 5,220m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:52
• 休憩: 0:15
• 合計: 9:07

4:53 奈良田湖バス停
6:06 6:06 1344
6:42 6:43 水場入口
7:10 7:10 水場入口
8:57 8:57 2256
10:28 10:29 笹山 南峰
10:36 10:47 笹山北峰
10:54 10:56 笹山 南峰
12:20 12:20 ピーク横の小さなコル
12:46 12:46 白剥山
13:30 13:30 奈良田越
14:00 長崖山

2日目

• 山行: 8:23
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:50

5:29 長崖山
5:54 5:54 広場
6:12 6:12 オシャリ山
7:11 7:11 伝付峠展望台
7:25 7:27 伝付峠
7:32 7:39 伝付峠水場
7:48 7:50 伝付峠
10:05 10:06 天上小屋山
11:08 11:09 生木割山
11:49 11:50 上倉沢水場分岐
12:31 12:33 椹島下降点
13:13 13:24 笊ヶ岳
14:19 布引山

3日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:45

5:26 布引山
6:24 6:24 桧横手山
6:59 6:59 ４本桧の肩
7:43 7:48 山ノ神
8:08 8:18 広河原
8:58 8:59 タケ沢吊橋
9:44 9:44 老平駐車場
9:48 9:51 笊ヶ岳老平駐車場
11:09 11:09 大島バス停（早川町乗合バス）
11:11 ゴール地点

写真

10/1 23:03

登山届は奈良田バス停のところにある。吊橋近くの駐車場に移動して就寝。

10/2 4:56

奈良田湖の吊橋を渡りスタート

10/2 5:06

笹山登山口。手前の発電設備工事現場には簡易トイレもあった

10/2 5:25

つづら折れの急登を上がると発電所設備のところに出る（上から振り返って）

10/2 5:48

明るくなってきた

10/2 6:10

日差しが差し込んできて木立が美しい

10/2 6:42

水場の分岐へ到着。荷物をデポして空身で向かう

10/2 6:48

水場へは気持ちの良い木立を緩い下りで進む

10/2 6:51

水場は十分な水量。行き7分。4Lを持って帰りは10分ぐらい。
この先、水を持ちすぎてしまいペースがすっかり落ちる。

10/2 8:06

急登

10/2 8:18

テン泊適地＃1（水場から1時間10分ぐらい）この手前で後続の方に抜かれる。

10/2 8:39

崩壊地の上にある展望地。補給を摂りながらしばし休憩

10/2 8:52

ダケカンバの紅葉が見頃

10/2 9:08

テン泊適地＃2（崩壊地から15分ぐらいのところ）

10/2 9:55

ここから紅葉の笹山山頂が望める

10/2 10:16

赤く色づくナナカマド

10/2 10:28

笹山南峰に到着。（テン泊適地＃3）
ここに荷物をデポして笹山北峰に寄り道する

10/2 10:38

笹山北峰は見晴らしが最高。向こう側は蝙蝠尾根と塩見岳

10/2 10:38

南側に千枚、荒沢岳

10/2 10:48

北側に白峰南嶺とトンガリの北岳、右奥に鳳凰山

10/2 10:48

紅葉が盛りの笹山南峰

10/2 10:54

北峰と南峰の途中に1張り分のテン泊適地#4

10/2 10:55

いよいよ南峰から南嶺を下る

10/2 11:03

下り始めるとすぐにガレ場となり西側の展望が開ける

10/2 11:20

道は最近手入れされたようで、切り払い跡やピンクテープも多数ありとても歩きやすい

10/2 11:29

南峰から約30分でテン泊適地＃5

10/2 11:57

道標も頻繁にあり

10/2 12:20

不思議な枝分かれ

10/2 12:32

手製道標。この前後あたりで横たわった大木に座って休憩とった時に大事なモンベルのウ○コ用スコップを落としてしまった。(T_T)

10/2 12:47

白剥山頂。少し広いがボコボコしていてテン泊には不適かな

10/2 13:07

傾いた小屋。このあたりはワイヤーも散乱している

10/2 13:21

奈良田越の平場に着地。ここからはしばらく林道になるので何処でもというわけではないがテン泊可能な場所が多く点在するので適地紹介は省略。

10/2 13:26

奈良田越の先にあるヘアピンコーナー。左から来て右へ折り返すように進む

10/2 13:35

林道は木が生い茂っていてこのように狭くなっているところが奈良田越側と伝付峠の先に多い。少し早いが疲れたのでこの先の平坦なところを物色しながら電波が入る場所でテン泊。初日は笹山からの下りで3名のソロの方とすれ違う。

10/3 5:32

二日目も快晴！

10/3 5:39

東側へ導くピンクテープは前日すれ違いの方に教えて頂いた水場への入り口。詳細は不明。

10/3 5:43

朝日で赤く色づく荒川岳

10/3 5:44

振り返ると笹山南峰が奥に輝いて見える

10/3 5:56

広場（振り返って）。何張りでもOK！

10/3 6:06

崩壊地。踏み跡を辿ればしっかりしている

10/3 6:44

林道分岐は左へ進む。右奥は崩壊地で展望が良い

10/3 6:59

さっき分岐した道（左側）と合流する（振り返って）

10/3 7:00

こちらは徳右衛門岳

10/3 7:15

伝付峠の展望台。林道から一段上がったところにある

10/3 7:25

伝付峠。水を補給に下る。下り5分、上り10分程度。

10/3 7:29

水場への道は気持ちの良い笹原

10/3 7:38

手前の湧水地で給水。すぐ隣の沢でも給水可能。昨日は水を持ちすぎてバテたので2.5Lにセーブする。

10/3 7:38

湧水地の脇にテン泊適地

10/3 7:54

伝付峠から少し進むと二軒小屋への分岐がある。このあたりの道標は熊にすっかりやられて粉々だ。奥に見える小屋はトイレ

10/3 7:59

分岐の左側にある道標

10/3 8:01

右に笹山方面。中央に徳右衛門、蝙蝠、塩見と続く

10/3 8:18

ここの分岐もピンクテープに従い左へ進む

10/3 8:35

長かった林道の終点。伝付峠から約1時間のところ

10/3 8:42

苔むした美しい林を進む

10/3 8:49

林道終点から約15分のテン泊適地＃6

10/3 9:03

こんな感じのヘツリ道が続く

10/3 9:25

展望地から荒川岳が正面

10/3 9:43

こちらは上河内岳

10/3 9:44

これから進む紅葉の天上小屋山

10/3 10:09

天上小屋山の山頂は展望なし

10/3 10:42

このあたりも美しい林が続く

10/3 11:08

生木割山の山頂。テン泊適地＃8

10/3 11:09

山頂から一段下がったテン泊適地。

10/3 11:25

偃松尾山の西側に広がるザレ地。樹林の際を歩く

10/3 11:26

ザレ地の先には笊ヶ岳が現れる。手前の鞍部はかなり下がっているし、まだまだ遠い

10/3 11:27

偃松尾山は紅葉が見頃

10/3 11:34

ザレ場をすぎるとすぐに偃松尾山への分岐が現れる。手製標識に注意書きあり。時間がかかりそうなのでここはパスして右側へ下る。

10/3 11:50

水場への分岐。伝付峠で汲んできたのでここはパス。この付近にはテン泊適地は見当たらなかった

10/3 12:33

椹島への分岐。右から来た

10/3 12:35

笊ヶ岳のピークが見えてきた

10/3 12:56

山頂直下は急登

10/3 13:05

笊ヶ岳の山頂。

10/3 13:06

山頂は展望が良い。北西側は右から蝙蝠、塩見、荒川、赤石、聖

10/3 13:06

こちらは南西側の深南部

10/3 13:06

東側は雲が上がってきて見えなかった

10/3 13:19

山頂は狭い

10/3 14:21

布引山山頂のすぐ手前にあるテン泊適地＃9に宿泊。テントを準備していると、この日は誰とも出会わずに終わるかと思ったら3名パーティーの方が到着する

10/4 5:25

三日目。布引山の山頂

10/4 5:32

山頂から少し下ると崩壊地で西側が展望できる

10/4 5:32

畑薙へ続く青薙山の稜線

10/4 5:34

日の出前、雲海に浮かぶ富士

10/4 5:36

崩壊地の際を下る

10/4 5:40

崩壊地を振り返って

10/4 5:51

シダが生い茂る樹林帯だが急下りだ

10/4 5:56

朝日が富士の頂上から上がる

10/4 6:26

桧横手山の山頂。テン泊適地＃10

10/4 6:26

隣にもテン泊適地

10/4 7:14

林業用の機材が放置されている

10/4 7:37

山の神

10/4 8:08

広河原に降りてきた。ここから先は沢沿いで小沢や湧水が複数あり。

10/4 8:10

水量は多くない。石を伝って渡れそうだがヌメっているので諦め丸太に乗って渡る

10/4 8:31

傾いたハシゴ

10/4 8:34

10/4 8:41

ザレ場を通過する

10/4 9:00

タケ沢の吊橋（振り返って）

10/4 9:10

10/4 9:17

林道に出合う

10/4 9:18

登山口の看板は少し先にあった（振り返って）

10/4 9:32

手掘りのトンネルはモルタルが吹き付けてある

10/4 9:43

コンクリ道になるとゲートはすぐそこ

10/4 9:44

ゲートに無事到着

10/4 9:46

駐車場には4台。数が合うので途中で出会った皆さんのものかな

10/4 9:54

駐車場の案内板はなぜか準備中。笊ヶ岳まで11時間30分の道のりだ。ランカン尾根は危ないそうな。

10/4 9:46

老平のバス停は駐車場のすぐ隣りにある。大島に行くけれど国道を通る早川バスの上り線に時間を合わたダイヤ設定で奈良田へ戻る下り方面には使えない。。。

10/4 10:06

大島への道中に雨畑湖

10/4 10:55

中央が布引山で右端に少しだけ見えているのが笊ヶ岳のようだ

10/4 11:15

ようやく森林組合の前にある大島のバス停に到着。老平の駐車場からのんびりと歩いて1時間20分かかった。バス停は上り方面しか見当たらない。道路の反対側は河川敷の砂利を運ぶダンプが次々と出入りしているので埃っぽくてとても居られない。乗り場は少し凹んでいる隣の自販機のあるところだった。バス時刻の一時間前なのでちょうど良かったかな

10/4 13:09

5分遅れで大島を12:20に乗ったから奈良田まで約45分ぐらいかかる。途中のスタンドで給油停車もあり。大島からずっと貸し切りだった。600+200円で計800円也。吊橋の手前でボタン押したが途中では停まってくれないようで奈良田バス停まで連れて行かれて戻る。

10/4 13:11

駐車場に戻ってきて無事山行は終了。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

umi-yama-zaru

白峰南陵は農鳥側から笹山までは昨年に歩いているので今回はその続きの南下山行になる。
もう一つの目的は南部が伝付峠で、北部が笹山でこれまでの山行が途切れていたのでこれを結んで一筆とすることができた。
・奈良田ー笹山
吊橋手前の駐車場には仮設トイレが2つあり。
登山道は最近整備されたようで倒木もなくピンクテープも多く問題なく歩ける。途中の水場はやや下りのトラバースで距離も近くて楽チン、途中も明るい林で良い雰囲気
・笹山ー奈良田越
下り始めが尾根を乗り換えような感じで分かりづらいがこちらも最近整備されていてピンクテープも多く迷うことはなかった。笹山からの急下りは何度も足を滑らす。表面が平らでツルッとした石とコロのように丸い短い枝が転がっているためだろう。
・奈良田越ー伝付峠ー林道の終点
この間は林道跡を進む。伝付峠までは崩壊地がいくつかあり。途中、いくつも道が分岐しているがピンクテープが正しい方向を導いてくれる。
・林道終点ー笊ヶ岳・布引山
笊ヶ岳への上りは急登でとくに直下がきつい。
・布引山ー老平ー大島
布引山からの急下りが整備があまりされていなくてこの山行で一番悪い。倒木も多くていくつも越えたり迂回したりする。残置されたワイヤーも多くて足元はあまりよろしくない。広河原まで降りると後は沢沿いでなだらかになるが高さのあるヘツリ道が続く。途中、小沢や流水で給水には困らない。老平の登山口には登山届のボックスやトイレは無い。駐車場は4台停まっていたがあと1,2台で満車。この先の道路にはこれといった駐車場所は無かったので週末は厳しそう。大島バス停の付近には自販機いくつもあるが途中には全く無い。