記録ID: 3684891
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
日程 | 2021年10月30日(土) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 天気: 快晴のちガス 気温: 新穂高登山口で2℃(5:30頃)、鏡平で−6℃(8:30頃)、双六岳で−4℃(11:00頃)、三俣蓮華岳で−3℃(正午頃) 風: 北寄りの風3m/s位のち5〜6m/s |
アクセス |
利用交通機関
深山荘前の登山者用無料駐車場P5(市営新穂高第3駐車場)を利用。利用状況は自分を含めて15台位、率にして1割位の埋まり具合。
車・バイク
道路状況(高山市内の国道158号線、471号線)は前回と比べて片側交互通行の規制箇所の数が減っていて渋滞も起きなかった。
経路を調べる(Google Transit)
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地図/標高グラフ


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表示切替:
コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 10時間10分
- 休憩
- 1時間16分
- 合計
- 11時間26分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 登山道の積雪状況は、林道ではゼロ、小池新道では鏡平の手前から先で本格的に積雪となっていた。積雪状況については、この後の天気次第で大きく変わるため、気象情報は常に気に掛けるなどして状況把握に努める必要がある。 以下、各区間の状況など。 新穂高登山口から小池新道入口: 左俣林道は積雪も無く異常はなかった。途中にある笠新道の入口の水場は稼働中だったが、枯れていることもあるので注意。わさび平小屋は冬期閉鎖中。 小池新道入口から鏡平まで: 素晴らしい整備状況で、うまく配置された石畳のおかげで、とても歩きやすい。これは下山の際特にありがたい。先日の地震の影響も感じることはなかった。途中数カ所ある渡渉点の架橋は積雪に備えて全て外されているが、脇を通るなどして通行には影響は無い。シシウドヶ原から谷筋に入る頃から積雪となってきた。10〜20cm位で朝はバリバリに凍っていて歩きにくかった。 鏡平から双六小屋まで: 鏡平山荘は冬期閉鎖中。積雪状況は鏡平から弓折乗越で20〜30cm、その先双六小屋までで20〜40cm位となっていて雪山装備が必要だが、全体的にフカフカの雪質だったため、自分は滑り止めを装着せずに通過した。 双六小屋から双六岳: 双六小屋も冬期閉鎖中。ここから滑り止めにチェーンスパイクとウィペットを装着。双六小屋から巻道分岐点までの急勾配には50cm程度、その先、双六台地に上がる急斜面では60cm位で、全体的にフカフカの新雪状態だったためズルズル崩れて歩きにくいがトレースがあったためまだマシだった。双六台地では30〜60cm位で、午前中は固い部分もあって比較的歩きやすかったが、午後の帰りは踏み抜きが多発した。 双六岳から三俣蓮華岳: 双六岳から先は積雪50〜70cm位で雪質は新雪ふわふわ。特に北側斜面にはそれ以上積もっている箇所もあった。トレースはなんとなくそれっぽいのが分かる程度にかき消されており、ほぼラッセルとなった。 |
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その他周辺情報 | 登山者は少なかったが、各温泉旅館や施設は賑わっていた。登山者御用達のひがくの湯は、ひときわ明るくライトアップされ目立っていて賑やかそうに見えた。 |
過去天気図(気象庁) |
2021年10月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by eight-wood
先週は槍ヶ岳を『登る』ハイクだったので、今週は槍ヶ岳を『見る』ハイクをと思い、双六岳方面へ。今回は時間の制限も特に無いため、欲張って槍ヶ岳だけでなく、この時期の雪を纏った北アルプス最深部の山々に間近まで迫ってみたいと考えて、出来れば鷲羽岳までと考えていたのだが、そこは初冬積雪の北アルプス最深部、甘くはなかった。途中からラッセルが続き、とても鷲羽岳までは時間も体力も持たない。帰りの時間や体力のことも考えて、今回は三俣蓮華岳までとした。鷲羽岳までなんて欲張った自分を少々恥じた。それでもこの三俣蓮華岳からの眺望は素晴らしく、雪を纏った鷲羽岳や水晶岳、雲ノ平や黒部五郎岳、薬師岳の絶景をかなり近くに見ることができ、十分に満足出来るものだった。北アルプスでも特に雪深いこの界隈に行けるのは恐らく今年最後となるだろう。雪を纏った北アルプス最深部の山々はそう簡単には見られない。その姿をしっかり目とカメラに焼き付けた。
以下備忘録
着用衣服・装備(スタート時):
メリノウールのベースとタイツ、フリースジャケット、靴下(厚手)、ソフトシェルパンツ、薄手のグローブ、3シーズンブーツ、ゲイター
持参装備・衣服(状況により使用する物など):
チェーンスパイク(使用)、12本爪アイゼン、ハードシェル上下(上のみ使用)、ビーニー、ヘルメット、ウィペット2本(使用)、予備Tシャツ(使用)、予備フリース(使用)、予備靴下、化繊中綿パンツ、ダウンジャケット、ビビイ、夏用化繊シュラフ、タープ、厳冬期のグローブ、ヘッドランプ2個、調理器具1式、予備のGPS機
飲・食料:ポカリ3リットル(全量消費、足りず)、薄皮アンパン5個入(消費)、カップラーメン2個(消費せず)、ブラックサンダー3個(1個消費)、小魚ナッツ20グラム入り(消費)、棒状の大きめのカルパス(消費せず)
以下備忘録
着用衣服・装備(スタート時):
メリノウールのベースとタイツ、フリースジャケット、靴下(厚手)、ソフトシェルパンツ、薄手のグローブ、3シーズンブーツ、ゲイター
持参装備・衣服(状況により使用する物など):
チェーンスパイク(使用)、12本爪アイゼン、ハードシェル上下(上のみ使用)、ビーニー、ヘルメット、ウィペット2本(使用)、予備Tシャツ(使用)、予備フリース(使用)、予備靴下、化繊中綿パンツ、ダウンジャケット、ビビイ、夏用化繊シュラフ、タープ、厳冬期のグローブ、ヘッドランプ2個、調理器具1式、予備のGPS機
飲・食料:ポカリ3リットル(全量消費、足りず)、薄皮アンパン5個入(消費)、カップラーメン2個(消費せず)、ブラックサンダー3個(1個消費)、小魚ナッツ20グラム入り(消費)、棒状の大きめのカルパス(消費せず)
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コメント
この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
槍・穂高・乗鞍 [3日]
利用交通機関
車・バイク
技術レベル体力レベル
この記録で登った山/行った場所
- 三俣蓮華岳 (2841m)
- 弓折岳 (2592m)
- 双六岳 (2860m)
- 双六小屋 (2550m)
- 鏡平山荘 (2300m)
- 弓折乗越 (2560m)
- わさび平小屋 (1400m)
- 笠新道登山口 (1360m)
- 秩父沢出合 (1720m)
- 新穂高温泉バス停 (1080m)
- 中崎山荘 奥飛騨の湯 (1090m)
- シシウドヶ原 (2090m)
- 中道分岐
- 三俣峠 (2750m)
- 双六岳巻道分岐 (2660m)
- くろゆりベンチ (2600m)
- 花見平 (2600m)
- チボ岩 (1800m)
- 小池新道入口 (1470m)
- 新穂高温泉駅 (1117m)
- 新穂高登山指導センター (1090m)
- 丸山 (2854m)
- 中崎橋
- 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面) (1129m)
- イタドリが原 (1916m)
- 鏡池 (2285m)
- 双六池 (2535m)
- 双六岳中道分岐 (2676m)
- お助け風穴 (1257m)
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