栃本〜十文字峠〜甲武信ヶ岳〜雁坂峠
- GPS
- 19:49
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 3,861m
- 下り
- 3,863m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:31
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 11:17
天候 | 快晴 寒波のため、寒かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三宝山から甲武信岳マディソンは軽アイゼンが必須。 気温が低いためか、凍結してかなりつるつる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
12/4
近場の山でどこか歩いていない場所はと思いながら地図を眺めると、秩父の埼玉県側はあまり行った記憶がなく、かなり地味な山域だが足を踏み入れた。
栃本関へは雁坂トンネルを抜けるが、一般道ではかなりの長さがある。かつては雁坂峠越えが国道となっておりこれを超えるのに8時間を要したが、今は20分もあれば広瀬から川又まで抜けられるから便利だ。前日広瀬で車中泊して、翌朝栃本広場の駐車場へ向かった。
人気のない山域なので、駐車場もガラガラだ。
この日は寒波が入り、日差しがさすところでもかなり冷え込みだ。標高が低い場所は落葉樹なのでまだいいが、標高が上がり針葉樹林帯となると日影が多く寒さが身に染みる。それでも奥秩父らしい、しらびそ、こめつが、とうひなどの樹相は美しい。
白泰山までは踏跡のしっかりした登山道だが、そこをすぎるとトラバース道が増え若干踏跡も薄くなる。白泰山までくれば十文字峠までの標高差は200m程しかないのだが、ここから小さなアップダウンが結構ありなかなか先に進まない。行きかう人も2人だけの人気のないコースだが、途中2軒の避難小屋にはいずれもストーブそして薪も用意されており、四里観音の避難小屋は最近建て替えされており綺麗だ。但し、この冬場水場は発見できず。
コース中4体の観音様は歴史ある古道の面影をのこす道に郷愁を感じながら十文字峠には予定時刻に到着。日没前にテントを張り早々水場へ急ぐ。歩きながら結構心配していた水もまだ凍結しておらず助かる。
12/5
今日の行程は長く、またこの時期日暮れが早いだけに出来るだけ早立ちをしたかったが、思いのほか冷え込みが厳しくテントの中は凍結状態だ。そんなテントの中でもシュラフの中は暖かくなかなか抜け出せず出発は6:00前となるが、まだ暗くヘッドライトを灯し、大山で6:30過ぎに日の出を迎える。いつみても日の出は荘厳な美しさがある。西の山々は日の出前から明るさがあるが、東の山々は日の出の直前までは暗く寝静まっている。そして日の出と共に一気に明るさをます。
三宝山の登り途中、標高が上がると寒気の影響もあり、ガチガチの凍結路となる。登りはなんとかノーアイゼンで通す、さすがに下りはスリップ必須と思い軽アイゼンを装着する。ここから甲武信ヶ岳頂上まではアイゼン必須の凍結路だった。
途中2名とすれ違い、甲武信ヶ岳でも2名と行き交う。3名は毛木平からの様だが、1名の若者は十文字側から登ってきた。
低層に若干雲が被っているが寒気のため上空は晴れ渡り頂上からはこれ以上ない展望が広がる。
甲武信岳からの下山路は全く積雪がなく、甲武信小屋でアイゼンをはずす。甲武信岳から先はテント2張りと、甲武信岳から抜きつ抜かれつの若者1名だけしか行き交わず、この時期の秩父山域は寒気の影響もあるのか寂しい限りだ。
雁坂峠で先行していた若者に追いつき声をかけ、道程を尋ねると「白泰山から回ったこれから川又へ下るとのこと」全く同じルートだが、それを私は2日かけて必死に歩いたのだが、彼は朝4:00に出発したとの事で驚く限りだ。
予定通り13:00過ぎに雁坂峠を出たのだが、雁坂小屋から先の標高がなかなか下がらず兎に角長い。日没前に駐車場へ戻りたかったのだが、この時期日没は早く栃本集落で日は沈む。ここから最後の登り返し200mは明かりを灯すのも面倒なので、夜道を駐車場まで辿り着く。
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