大峰ブルーの釈迦ヶ岳と大日岳

2021年12月11日(土) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 10.8km
• 登り: 920m
• 下り: 906m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:28
• 合計: 6:20

7:34 太尾登山口
8:15 8:15 P1468
9:00 9:01 古田の森
9:24 9:24 かくし水
9:56 10:08 釈迦ヶ岳
10:42 10:42 深仙ノ宿
11:17 11:26 大日岳
11:52 11:52 深仙ノ宿
12:33 12:34 かくし水
12:56 13:01 古田の森
13:28 13:28 P1468
13:52 13:52 太尾登山口
13:54 ゴール地点

天候

快晴
気温はこの時期にしては高めで暖かかった。風も穏やかで絶好の登山日和。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道栗平線は12月20日から来年3月31日まで冬期全面通行止めとなるので注意。

コース状況／危険箇所等

【釈迦ヶ岳】
特に危険箇所は無く急登も無いので歩きやすい。なだらかな稜線歩きはとても気持ちいい。山頂付近には少し雪が残っていたがチェーンスパイク等は必要無かった。

【大日岳】
岩場を直登するルートは修験道の行場であり非常に危険。手掛かり足掛かりの無い一枚岩を鎖だけで登る所もあるので行かれる方は自己責任で。

迂回ルートでも山頂に行けるがこちらもロープが設置された急登なので滑落注意。

写真

12/11 7:01

不覚にも寝坊して林道栗平線を走行中に朝焼け。遅かったかー

12/11 7:21

太尾登山口の手前に薄っすらと雪が積もっていました。

12/11 7:30

太尾登山口に到着。なんとか端っこに駐車出来ました。

12/11 7:31

今日の愛車はダイハツムーブ。スタッドレス履いてるのでレンタル料がちょっと高め。

12/11 7:31

予定より1時間半遅れですが初の釈迦ヶ岳と大日岳なので張り切って行きたいと思います。

12/11 7:37

木々の間からご来光。先週と同じパターンやー

12/11 7:40

大岩に絡み付くように樹木が生えてる…　なんか凄い。

12/11 7:58

P1434まで登ると草原の稜線歩きの始まり。釈迦ヶ岳や大日岳が見えてます。

12/11 8:01

まるで大台ヶ原のよう…　実に気持ちいい稜線歩きです。

12/11 8:35

これは堪らんですねー　もう最高♪

12/11 8:37

そして振り返ると眼下には雲海が！

12/11 8:48

雲海を眺めながらの稜線歩き。雲海に見とれてしまって全然先に進みませんw

12/11 8:48

雲海をアップで。なんだかとてもクリーミーな雲です。

12/11 8:54

木々に隠れていた釈迦ヶ岳と大日岳がはっきり見えて来ました。

12/11 8:59

古田の森に到着。弥山の弁天の森と同様にここも山頂のようです。

12/11 9:04

南方を見ると海が輝いています。あれは熊野灘か？

12/11 9:05

雲海と海が繋がってる…　そして山の上には何隻もの船が。とても幻想的な光景です。

12/11 9:21

千丈平に到着。池の水は凍ってました。

12/11 9:34

大峯奥駈道に合流。山頂まであと5分か。

12/11 9:39

ビクトリーロード。山頂付近は雪が残ってますね。そして若干の霧氷も。

12/11 9:41

第四十靡「釈迦ヶ岳」山頂に到着しました。標高1799.9m、日本二百名山です。

12/11 9:42

遂に念願のお釈迦様とご対面です。そしてこの空の青さ。これが大峰ブルーか…

12/11 9:44

ご尊顔をアップで。しっかりと参拝させて頂きました。

12/11 9:42

錫杖と一等三角点。

12/11 9:46

先月登った八経ヶ岳が見えます。その手前の七面山南壁が凄い迫力。

12/11 9:46

アップで。右から明星ヶ岳、八経ヶ岳、弥山。弥山小屋も見えてますね。

12/11 9:46

八経ヶ岳から仏生ヶ岳、孔雀岳、そして釈迦ヶ岳へと続く大峯奥駈道が一望出来ます。

12/11 9:52

金剛山、大和葛城山、二上山も見えてます。向こうからもこっちを見てる人がいるんでしょうね。

12/11 9:55

東には大台ヶ原。あそこに登ってからもう3年も経つのか…

12/11 10:02

お釈迦様にご挨拶してから下山します。

12/11 10:04

雲海が消えかかってますね。

12/11 10:16

先程の大峯奥駈道との合流地点から大日岳へ。結構急な下りです。

12/11 10:37

第三十九靡「都津門」　靡とは修験道の拝所、修行の場です。

12/11 12:03

アップで。穴が開いてます。かつてはこの穴を潜る修行があったそうです（写真は帰りに撮影）

12/11 10:41

大日岳と深仙ノ宿が見えて来ました。

12/11 10:44

第三十八靡「深仙ノ宿」　灌頂堂に参拝しました。

12/11 10:46

巨大な4つの岩壁。四天石というそうです。

12/11 11:00

大日岳に向かう道中に3つのピークが見えたのでまずはこれを越えて行きます。

12/11 11:01

大日岳を迂回して太古ノ辻へ向かう道との分岐。

12/11 11:05

大日岳が目の前に見えて来ました。

12/11 11:05

行場の岩場をアップで。中央が白っぽくなっている岩が核心部。手掛かり足掛かりが全くありません。

12/11 11:06

行場を避けて山頂へ向かう迂回路との分岐。

12/11 11:08

行場に到着。第三十五靡「大日岳」　序盤は手掛かり足掛かりがあるので割とスムーズに登れます。

12/11 11:11

中間辺りまで登った所で鎖が現れました。ここから先は手掛かり足掛かりが殆どありません。

12/11 11:12

鎖の下端に「大日如来」と刻まれたプレートがあります。

12/11 11:12

両手で鎖をしっかり掴んで登ります。よってここから先は写真撮影無しです。

12/11 11:17

無事登頂しました。大日岳山頂に到着。ここには大日如来像があります。

12/11 11:16

山頂から見る釈迦ヶ岳。四天石や五百羅漢が見えます。

12/11 11:27

下山は迂回路で。迂回路も中々の険しさ。

12/11 11:46

深仙ノ宿に戻って来ました。こちらは深仙小屋。

12/11 11:47

中はこんな感じ。ソーラー発電で電気も点くそうですよ。

12/11 12:17

釈迦ヶ岳に登り返します。この登りが結構キツい。

12/11 12:37

千丈平まで戻って来ました。池の氷が融けて映り込みが綺麗。

12/11 13:13

雲海も完全に消えてしまいました。

12/11 13:53

無事下山。出発が遅れたけど計画より少し早く下山出来ました。

12/11 15:48

帰りに夢の湯で立ち寄り湯。肌がキュっと引き締まるような泉質でサッパリしました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

tomozo113

釈迦ヶ岳山頂から360度の眺望（82秒）




大日岳山頂から360度の眺望（51秒）




今日はまたレンタカーを借りて初めての釈迦ヶ岳、大日岳に行って参りました。

不覚にも寝坊して6時スタートの予定が1時間半も遅れてしまいましたが、昼休憩をカットして何とか予定通り大日岳にも行くことが出来ました。

釈迦ヶ岳は気持ちのいい笹の尾根道に大峰の山々、雲海、熊野灘の絶景と見所いっぱいで素晴らしいコースですね。個人的には日本百名山にしてもいいんじゃないかと思うほどでした。

大日岳の行場はさすが修行の場だけあって険しいものでした。頼れるものは大日如来の名が刻まれた鎖と己の力だけ。なるほど…御仏と己を信じよと、そういう事なのかと一人納得した次第。山頂まで登り終えると大日如来様に祝福して頂けたような気がしました。

今日は下山時の右膝の痛みも無く快適な山行でした。もう完全に治ったみたい。良かった良かった。