記録ID: 3877371
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
日程 | 2021年12月26日(日) ~ 2021年12月30日(木) |
---|---|
メンバー | , , その他メンバー1人 |
天候 | 晴れのち風雪 |
アクセス |
利用交通機関
沼の平から静岡駅までタクシー23000円2時間程度
タクシー
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 聖岳登山口からしばらくはかなり登山道が荒れていた 東尾根はロープ出すとこなし |
---|---|
その他周辺情報 | 赤石温泉白樺荘 やってました。生ビールと鯵フライセット1000円はお得。 |
過去天気図(気象庁) |
2021年12月の天気図 |
写真
感想/記録
by xx101
初日
曇り時々晴れ
沼の平からひたすらの林道歩き。
10年くらい前に赤石沢に行くのにバスに揺られて行ったことがあるが歩くと長い長い…。
ただリニア新幹線の工事の影響か、各所で舗装化が進んでいた。
赤石ダムを越えたところで聖岳への登山道へ入る。
荒れた登山道を進み会所小屋跡にて幕。
大量に持ち込んだ日本酒とすき焼きで入山祝い。
しかし雪山に来たはずが土の上でテントとは…南アルプスクオリティ。
2日目
晴れ
登山道を外れ藪を漕いで尾根に乗る。
相変わらず雪は少ない。
急登に喘ぎつつジャンクションピークへ。
やっと雪がちゃんと着きはじめる。
傾斜が落ち、進めど標高上がらずな感じ、樹林が続くのでひたすら上げてヨモギの頭の直下と思われる標高2600m付近にて幕。
積雪は50僂らい。
3日目
快晴、ただし強風
暗いうちから動き始める。
どうも白蓬の頭で引き返した先行がいたらしく、その先はトレースは薄く膝くらいのラッセルとなる。
森林限界付近で単独の先行者とすれ違う。ここで足回りをアイゼンに変えて進むが踏み抜きが多くて苦労する。
奥聖から山頂までの稜線は爆風、よろよろと山頂へ到達し、景色を楽しむ間もなく下り始める。
一段降りると風は収まる。
雪付きの薄い斜面を聖平に向けて下る。
易老渡から上がってきて聖の西面の壁を登るという2人組ともすれ違う。
樹林にはわかんの先行トレースがあり、これに助けられて聖小屋へ到着。
単独の方一人がおられました。
4日目
晴れ、昼前から風雪&ガス
この日は好天予報だったので悠々稜線縦走のつもりだったが…。
暗いうちからトレースを追って茶臼方面の縦走路へ。
同宿の単独後者が早朝ハイキングに来てて途中ですれ違う。
上河内岳の肩まであと100mくらいのところで風を避けるべく尾根から左手へ降りて休憩、この時は風は強いもののまだいい天気。
富士山がよく見えていたが、レンズ雲が三つ浮いているのを目撃したが…。
こののち急激に天候悪化。
上河内岳の肩に着いた頃には視界はわずかのガスガス&強風。
誰も山頂に行こうという人はおらず黙々と進む。
樹林でワカンにチェンジして強風と藪を避けて登山道があると思われる巻きルートを進むがラッセルが厳しい。
その後オープンで固い斜面にぶち当たって仕方なくアイゼンに戻して斜面を上がり、尾根へ復帰。
このへんは風雪に叩かれまくりでGPSをあてに進み茶臼のコルにたどり着き、ここでも異論なく小屋へ直行。
コルから小屋までの下りがとても長く感じられたがなんとか小屋が見つかり事なきを得る。
おろしたザックを見ると金物にエビのしっぽが着き始めていた。
この小屋にも単独の方一名。
最終日
風雪、下界は晴れ
電話でタクシーを予約してから出発。
昨晩は2-30cmの積雪があったようだ。
自分たちのも含めトレース消滅。
小屋から最初の尾根に乗るトラバースのラッセルが厳しく難儀したがその後は見え隠れするトレースを追って進む。
横窪沢小屋から峠をまたぐところがルートが判然とせず変な斜面を登らされる(夏道も最近着け変わった模様)
間に合わなさそうなのでタクシーを2時間遅らせたが、ここからは雪も減ってきたので快調に進む。
ウソッコ沢小屋で休憩中に本日の入山者と遭遇、以降2パーティほどとすれ違う、予報は悪いはずなのだが…。
最後の登りをやれやれと登って降りるとつり橋があって林道へ。
入山口で大学生の大所帯と遭遇、彼らの乗ってきたタクシーで待ちなく温泉へ、風呂入ってビールひっかけてから静岡駅へ。
曇り時々晴れ
沼の平からひたすらの林道歩き。
10年くらい前に赤石沢に行くのにバスに揺られて行ったことがあるが歩くと長い長い…。
ただリニア新幹線の工事の影響か、各所で舗装化が進んでいた。
赤石ダムを越えたところで聖岳への登山道へ入る。
荒れた登山道を進み会所小屋跡にて幕。
大量に持ち込んだ日本酒とすき焼きで入山祝い。
しかし雪山に来たはずが土の上でテントとは…南アルプスクオリティ。
2日目
晴れ
登山道を外れ藪を漕いで尾根に乗る。
相変わらず雪は少ない。
急登に喘ぎつつジャンクションピークへ。
やっと雪がちゃんと着きはじめる。
傾斜が落ち、進めど標高上がらずな感じ、樹林が続くのでひたすら上げてヨモギの頭の直下と思われる標高2600m付近にて幕。
積雪は50僂らい。
3日目
快晴、ただし強風
暗いうちから動き始める。
どうも白蓬の頭で引き返した先行がいたらしく、その先はトレースは薄く膝くらいのラッセルとなる。
森林限界付近で単独の先行者とすれ違う。ここで足回りをアイゼンに変えて進むが踏み抜きが多くて苦労する。
奥聖から山頂までの稜線は爆風、よろよろと山頂へ到達し、景色を楽しむ間もなく下り始める。
一段降りると風は収まる。
雪付きの薄い斜面を聖平に向けて下る。
易老渡から上がってきて聖の西面の壁を登るという2人組ともすれ違う。
樹林にはわかんの先行トレースがあり、これに助けられて聖小屋へ到着。
単独の方一人がおられました。
4日目
晴れ、昼前から風雪&ガス
この日は好天予報だったので悠々稜線縦走のつもりだったが…。
暗いうちからトレースを追って茶臼方面の縦走路へ。
同宿の単独後者が早朝ハイキングに来てて途中ですれ違う。
上河内岳の肩まであと100mくらいのところで風を避けるべく尾根から左手へ降りて休憩、この時は風は強いもののまだいい天気。
富士山がよく見えていたが、レンズ雲が三つ浮いているのを目撃したが…。
こののち急激に天候悪化。
上河内岳の肩に着いた頃には視界はわずかのガスガス&強風。
誰も山頂に行こうという人はおらず黙々と進む。
樹林でワカンにチェンジして強風と藪を避けて登山道があると思われる巻きルートを進むがラッセルが厳しい。
その後オープンで固い斜面にぶち当たって仕方なくアイゼンに戻して斜面を上がり、尾根へ復帰。
このへんは風雪に叩かれまくりでGPSをあてに進み茶臼のコルにたどり着き、ここでも異論なく小屋へ直行。
コルから小屋までの下りがとても長く感じられたがなんとか小屋が見つかり事なきを得る。
おろしたザックを見ると金物にエビのしっぽが着き始めていた。
この小屋にも単独の方一名。
最終日
風雪、下界は晴れ
電話でタクシーを予約してから出発。
昨晩は2-30cmの積雪があったようだ。
自分たちのも含めトレース消滅。
小屋から最初の尾根に乗るトラバースのラッセルが厳しく難儀したがその後は見え隠れするトレースを追って進む。
横窪沢小屋から峠をまたぐところがルートが判然とせず変な斜面を登らされる(夏道も最近着け変わった模様)
間に合わなさそうなのでタクシーを2時間遅らせたが、ここからは雪も減ってきたので快調に進む。
ウソッコ沢小屋で休憩中に本日の入山者と遭遇、以降2パーティほどとすれ違う、予報は悪いはずなのだが…。
最後の登りをやれやれと登って降りるとつり橋があって林道へ。
入山口で大学生の大所帯と遭遇、彼らの乗ってきたタクシーで待ちなく温泉へ、風呂入ってビールひっかけてから静岡駅へ。
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