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Yamareco

記録ID: 387832
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳〜横岳〜硫黄岳 厳冬期の八ヶ岳にチャレンジ

2013年12月30日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:22
距離
19.4km
登り
1,562m
下り
1,754m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

赤岳山荘4:41-行者小屋6:44-地蔵の頭7:58-赤岳8:33-地蔵の頭9:22-三叉峰10:11-硫黄岳11:46-赤岩の頭11:59-赤岳鉱泉12:37-赤岳山荘13:43

帰りにログを切るのを忘れて美濃戸口まで書いてしまいました。
10mごとに記録してバッテリーの残りが25%くらいでした。
もっと長時間の時は予備バッテリーが必要のようです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
エコーラインは除雪がバッチリでしたが、そこから外れるとチェーンやスタッドレスの滑り止めが必要です。
美濃戸口から上の林道はしっかりとした圧雪で走りやすかったです。
ただし、これから1月から2月にかけては4駆のスタッドレスでもきつい日があるとか。。
今回は南沢から登ります。
今回は南沢から登ります。
雪が多くしっかり締まっているのでとても歩きやすいです。
雪が多くしっかり締まっているのでとても歩きやすいです。
明るくなってきて横岳が目の前に現れてきました。
天気が良さそうでテンションかなりアップ。
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明るくなってきて横岳が目の前に現れてきました。
天気が良さそうでテンションかなりアップ。
行者小屋に到着。
かなり寒かったので小屋に入って入り口のストーブにあたらせてもらいました。
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行者小屋に到着。
かなり寒かったので小屋に入って入り口のストーブにあたらせてもらいました。
阿弥陀岳に朝日が当たり始めました。
テン場では出発の準備が始まってます。
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阿弥陀岳に朝日が当たり始めました。
テン場では出発の準備が始まってます。
今回は地蔵尾根から登ります。
かなりの急登らしいので心してかかります。
今回は地蔵尾根から登ります。
かなりの急登らしいので心してかかります。
階段が現れました。
アイゼンの爪を引っ掛けないように注意します。
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階段が現れました。
アイゼンの爪を引っ掛けないように注意します。
朝日が当たる硫黄岳と大同心、小同心でしょうか。
朝日が当たる硫黄岳と大同心、小同心でしょうか。
すごい急な斜面。
寒いし疲れるしで大変でした。
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すごい急な斜面。
寒いし疲れるしで大変でした。
地蔵の頭の標識が見えました。
稜線はかなりの強風みたいで雪煙が舞っています。
地蔵の頭の標識が見えました。
稜線はかなりの強風みたいで雪煙が舞っています。
赤岳天望荘も見えています。
いい天気!
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赤岳天望荘も見えています。
いい天気!
振り返って、後続者も登ってきています。
振り返って、後続者も登ってきています。
地蔵の頭に到着。
2週間ぶりの再会です。
地蔵の頭に到着。
2週間ぶりの再会です。
いつ見ても絵になる2ショット。
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いつ見ても絵になる2ショット。
天望荘に行こうと思ったらヘリコプターが近付いてきました。
けが人が出たらしく吊り上げていました。
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天望荘に行こうと思ったらヘリコプターが近付いてきました。
けが人が出たらしく吊り上げていました。
赤岳天望荘に到着。
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赤岳天望荘に到着。
さあ、登ります。
しかし、強風で飛ばされそうになります。
さあ、登ります。
しかし、強風で飛ばされそうになります。
あとちょっと。
赤岳頂上小屋に到着。
赤岳頂上小屋に到着。
山頂には4、5人いるようです。
山頂には4、5人いるようです。
赤岳山頂に到着!
相変わらず風が強い。
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赤岳山頂に到着!
相変わらず風が強い。
初めて見たブロッケン現象。
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初めて見たブロッケン現象。
天望荘に戻ってきました。
ここに泊まった人と話をしたら「良かったよ〜」って言ってました。
今度泊まってみようかな。。
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天望荘に戻ってきました。
ここに泊まった人と話をしたら「良かったよ〜」って言ってました。
今度泊まってみようかな。。
続々と地蔵尾根を登ってきます。
続々と地蔵尾根を登ってきます。
地蔵の頭を過ぎると険しい岩場が始まります。
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地蔵の頭を過ぎると険しい岩場が始まります。
でも、すぐに振り返ります。
でも、すぐに振り返ります。
すごいいい景色なんで何度も振り返ります。。
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すごいいい景色なんで何度も振り返ります。。
一応先に進んでみます。
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一応先に進んでみます。
でもやっぱり振り返ってしまいます。
飽きない景色。
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でもやっぱり振り返ってしまいます。
飽きない景色。
トラバースを進みます。
まだ歩きやすかったです。
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トラバースを進みます。
まだ歩きやすかったです。
クサリは所々埋まりかけてますが、岩場ではしっかり出てて使えます。
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クサリは所々埋まりかけてますが、岩場ではしっかり出てて使えます。
パノラマで。
同じようなパノラマで。。
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同じようなパノラマで。。
あのハシゴを登れば・・・
あのハシゴを登れば・・・
横岳に到着です。
ここは意外と風が弱かったです。
横岳に到着です。
ここは意外と風が弱かったです。
登ってきた地蔵尾根が見えます。
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登ってきた地蔵尾根が見えます。
狭い尾根を急降下します。
ただ、見た目ほど怖くはなかったです。
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狭い尾根を急降下します。
ただ、見た目ほど怖くはなかったです。
トラバースします。
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トラバースします。
もう一回トラバースします。
もう一回トラバースします。
振り返ると狭い尾根を下る登山者が。
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振り返ると狭い尾根を下る登山者が。
諏訪湖もバッチリ見えます。
その向こうの北アルプス方面はだいぶ雲が多いようです。
諏訪湖もバッチリ見えます。
その向こうの北アルプス方面はだいぶ雲が多いようです。
振り返って台座の頭。
ここは風が強く雪が飛ばされてしまうので石ゴロゴロしていて歩きづらいです。
振り返って台座の頭。
ここは風が強く雪が飛ばされてしまうので石ゴロゴロしていて歩きづらいです。
硫黄岳の端っこまで来てみました。
残念ながら三角点は発見できませんでした。
硫黄岳の端っこまで来てみました。
残念ながら三角点は発見できませんでした。
硫黄岳の東のほうからのパノラマ。
硫黄岳の東のほうからのパノラマ。
山頂標識に到着。
やっぱり風が強い。
山頂標識に到着。
やっぱり風が強い。
お約束のいい景色。
この景色だけでも大満足です。
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お約束のいい景色。
この景色だけでも大満足です。
赤岩の頭に到着。
赤岩の頭に到着。
初めて赤岩の頭山頂に来てみました。
初めて赤岩の頭山頂に来てみました。
赤岩の頭山頂からのパノラマ。
赤岩の頭山頂からのパノラマ。
樹林帯に入る直前。
樹氷がいい感じに成長しています。
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樹林帯に入る直前。
樹氷がいい感じに成長しています。
赤岳鉱泉に到着。
赤岳鉱泉に到着。
アイスキャンディーっていうんですか、これ。
登ってる人がいっぱいいました。
アイスキャンディーっていうんですか、これ。
登ってる人がいっぱいいました。
振り返って横岳。
真っ白です。
でも、すれ違った人に聞いたところもっと真っ白になるみたい。
そしてキラキラして綺麗らしいです。
見てみたい。。
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振り返って横岳。
真っ白です。
でも、すれ違った人に聞いたところもっと真っ白になるみたい。
そしてキラキラして綺麗らしいです。
見てみたい。。

感想

また八ヶ岳に行ってきました。
今シーズンの最大目標「厳冬期の赤岳を登る」を達成するためにです。
ライブカメラを見ると、もう厳冬期といっていいほど真っ白になっています。
天気予報では晴れ予報でしたが、天気図を見ると微妙な冬型だったので心配してましたが、しっかり晴れてくれました。
風は今まで経験した中で一番強かったですが。。

前回と同様、4時頃に駐車場に到着しました。
この前の違ってかなり空きがあります。
南沢から行者小屋を目指し、小屋あたりで明るくなるように出発します。
今回はかなり寒いのでいきなりアウターを着ていきます。
雪がキュッキュッいって近所迷惑になるくらいうるさい。。
忍び足にしてもするので諦めます。
雪はかなり締まっているのでアイゼン無しで歩けます。
さらに雪が積もっていて石や小さな段差を埋めているので非常に歩きやすいです。

予定通り明るくなった時に到着し、とりあえず小屋の中に入って暖まります。
玄関にストーブがあって助かります。
今回から初持参の水筒に温かいレモンティーを作ってきたので飲んでみたりもします。
やっぱり温かい飲み物っていいですね。
暖まったら外に出て、いよいよ赤岳アタックの準備をします。
しかし寒い。
今までは素手でアイゼンを付けてたんですが、とてもじゃないけど無理。
グローブしてるとやり辛くてかなり時間がかかってしまいました。
バラクラバも装着しピッケルを出して出発します。

地蔵尾根は最初は普通の雪道。
徐々に急になり、森林限界を超えたあたりから階段が出始め、その後は岩場を登るといった感じです。
でも、言われてるほど危ない感じはしませんでした。
どちらかと言うと文三郎尾根の山頂直下の方が危ない感じがします。

無事地蔵の頭に到着し山頂を目指していたんですがヘリコプターが近付いてきます。
赤岳天望荘の手前で「危ないからここで待っていてください」と言われたので見ていると、ホバリングしているヘリコプターから人が降りてきました。
そしてけが人でしょうか、一人を抱えてまた吊り上げられていきました。
よくまあ、あの強風の中ホバリングしてられますね。

稜線に出ると風が強い。
時々突風が来て飛ばされそうになりますが、踏ん張ります。
人が多く道も明瞭なのでサクサク登って高度を稼ぎます。
凍結箇所に注意しながらようやく山頂に到着しました。
今まで一番風が強いですが景色はサイコー。
でも寒い。
末端冷え性なのでBDの最上級グローブでも指先感覚がなくなるし、モンブランを履いていてもつま先が冷えてしまいました。
なので岩の陰に隠れてパンを食べレモンティーを飲みます。
温かいレモンティーサイコー!

徐々に西から雲が流れて来て曇り始めてしまいました。
そのおかげで初めてブロッケン現象を見ることが出来ましたが。。
天気が微妙なので赤岳天望荘まで降りてきて、予定通り硫黄岳まで進むかこのまま降りるか考えましたが、雲が流れてくるのは時々ですぐに晴れるみたいです。
なので予定通り硫黄岳を目指します。
雪が多いので心配しましたが、全く問題なかったです。
時間も早かったので景色を見ながらのんびり歩けました。
でも、硫黄岳に近付くと強風が更なる強風に。
風除けもなくかなり大変でした。
そういえば硫黄岳の三角点を見てないなーと思って端っこまで行って探してみたんですが、結局見つけられませんでした。
碑みたいのはあったのですが、それって事なんでしょうか。。

硫黄岳は寒いのでそそくさと赤岩の頭に降ります。
ここでピッケルをしまい下山します。
下山はショートカット道があちらこちらにあるので、これを利用させてもらって一気に降ります。
雪が無いと出来ないですね。

赤岳鉱泉ではアイスクライミングをやってる人がいました。
ちょっと見てたんですが、アイゼンのつま先と手に持ってるアックスって言うんですか?これだけで登ってました。
トップロープで安全確保されていますが怖いですね。

今回も天候に恵まれ気持ちよく楽しく行って来られました。
あと一回、1月の終わりか2月の初めに来てみたいですね。

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