赤岳〜横岳〜硫黄岳 厳冬期の八ヶ岳にチャレンジ
- GPS
- 09:22
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
帰りにログを切るのを忘れて美濃戸口まで書いてしまいました。
10mごとに記録してバッテリーの残りが25%くらいでした。
もっと長時間の時は予備バッテリーが必要のようです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
エコーラインは除雪がバッチリでしたが、そこから外れるとチェーンやスタッドレスの滑り止めが必要です。 美濃戸口から上の林道はしっかりとした圧雪で走りやすかったです。 ただし、これから1月から2月にかけては4駆のスタッドレスでもきつい日があるとか。。 |
写真
感想
また八ヶ岳に行ってきました。
今シーズンの最大目標「厳冬期の赤岳を登る」を達成するためにです。
ライブカメラを見ると、もう厳冬期といっていいほど真っ白になっています。
天気予報では晴れ予報でしたが、天気図を見ると微妙な冬型だったので心配してましたが、しっかり晴れてくれました。
風は今まで経験した中で一番強かったですが。。
前回と同様、4時頃に駐車場に到着しました。
この前の違ってかなり空きがあります。
南沢から行者小屋を目指し、小屋あたりで明るくなるように出発します。
今回はかなり寒いのでいきなりアウターを着ていきます。
雪がキュッキュッいって近所迷惑になるくらいうるさい。。
忍び足にしてもするので諦めます。
雪はかなり締まっているのでアイゼン無しで歩けます。
さらに雪が積もっていて石や小さな段差を埋めているので非常に歩きやすいです。
予定通り明るくなった時に到着し、とりあえず小屋の中に入って暖まります。
玄関にストーブがあって助かります。
今回から初持参の水筒に温かいレモンティーを作ってきたので飲んでみたりもします。
やっぱり温かい飲み物っていいですね。
暖まったら外に出て、いよいよ赤岳アタックの準備をします。
しかし寒い。
今までは素手でアイゼンを付けてたんですが、とてもじゃないけど無理。
グローブしてるとやり辛くてかなり時間がかかってしまいました。
バラクラバも装着しピッケルを出して出発します。
地蔵尾根は最初は普通の雪道。
徐々に急になり、森林限界を超えたあたりから階段が出始め、その後は岩場を登るといった感じです。
でも、言われてるほど危ない感じはしませんでした。
どちらかと言うと文三郎尾根の山頂直下の方が危ない感じがします。
無事地蔵の頭に到着し山頂を目指していたんですがヘリコプターが近付いてきます。
赤岳天望荘の手前で「危ないからここで待っていてください」と言われたので見ていると、ホバリングしているヘリコプターから人が降りてきました。
そしてけが人でしょうか、一人を抱えてまた吊り上げられていきました。
よくまあ、あの強風の中ホバリングしてられますね。
稜線に出ると風が強い。
時々突風が来て飛ばされそうになりますが、踏ん張ります。
人が多く道も明瞭なのでサクサク登って高度を稼ぎます。
凍結箇所に注意しながらようやく山頂に到着しました。
今まで一番風が強いですが景色はサイコー。
でも寒い。
末端冷え性なのでBDの最上級グローブでも指先感覚がなくなるし、モンブランを履いていてもつま先が冷えてしまいました。
なので岩の陰に隠れてパンを食べレモンティーを飲みます。
温かいレモンティーサイコー!
徐々に西から雲が流れて来て曇り始めてしまいました。
そのおかげで初めてブロッケン現象を見ることが出来ましたが。。
天気が微妙なので赤岳天望荘まで降りてきて、予定通り硫黄岳まで進むかこのまま降りるか考えましたが、雲が流れてくるのは時々ですぐに晴れるみたいです。
なので予定通り硫黄岳を目指します。
雪が多いので心配しましたが、全く問題なかったです。
時間も早かったので景色を見ながらのんびり歩けました。
でも、硫黄岳に近付くと強風が更なる強風に。
風除けもなくかなり大変でした。
そういえば硫黄岳の三角点を見てないなーと思って端っこまで行って探してみたんですが、結局見つけられませんでした。
碑みたいのはあったのですが、それって事なんでしょうか。。
硫黄岳は寒いのでそそくさと赤岩の頭に降ります。
ここでピッケルをしまい下山します。
下山はショートカット道があちらこちらにあるので、これを利用させてもらって一気に降ります。
雪が無いと出来ないですね。
赤岳鉱泉ではアイスクライミングをやってる人がいました。
ちょっと見てたんですが、アイゼンのつま先と手に持ってるアックスって言うんですか?これだけで登ってました。
トップロープで安全確保されていますが怖いですね。
今回も天候に恵まれ気持ちよく楽しく行って来られました。
あと一回、1月の終わりか2月の初めに来てみたいですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する