リベンジ!赤岳 (美濃戸〜南沢〜地蔵〜文三郎)


- GPS
- 10:26
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,791m
- 下り
- 1,791m
コースタイム
天候 | 快晴! 気になる風も、今回は全行程ほぼ無風でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※道路状況(1/18) 自宅から高速下りるまでは積雪ありませんでした。 諏訪南ICを下りてからは所々積雪・凍結あります。 チェーンまでは必要ないと思いますが、4輪スタッドレスは必須です。 ※駐車場 美濃戸口駐車場 (500円/日) 日帰りの場合のみかもしれませんが、料金は後払い(下山時)で大丈夫です。 下山して車に戻ると紙が運転席側の窓に挟まってますので、それを持って八ヶ岳山荘に行って清算すればOKです。領収書がオリジナルのステッカーになってます。(ミレー製) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山ポスト 美濃戸口駐車場にあります。(美濃戸登山口補導所) ※登山道の状況 (美濃戸口より美濃戸山荘まで) 基本林道歩きです。アイゼンはいらないと思いますが、轍の部分はタイヤで踏み固められてテッカテカになってるので滑ります。林道の中央の部分か端を歩けば問題ないです。 車の通行もありますので、通行の際は路肩へ避ける必要があります。(若干踏み抜く場合あり) 途中林道をショートカットできる道が数カ所あります。目印は黄色いポールです。 当日は月明かりでヘッデンいらないくらいでしたが、この時期早朝出発の際は必要です。 (美濃戸山荘より行者小屋まで)(南沢) アイゼンは不要だと思います。 凍結箇所もありますが、注意すれば問題ありませんでした。 個人的な感想ですが、白河原辺りより一層寒さが増す感じがします。防寒対策は万全に。 (行者小屋より地蔵尾根) ここより完全装備です。(12本アイゼン・ピッケル・バラクラバ) 念のためヘルメットも装備。 最初は樹林帯歩きです。徐々に傾斜がキツくなります。 森林限界越えた辺りで最初の階段が出てきます。当日は階段・鎖・手すりは使えました。 (場所によっては埋まっている所もあります) 地蔵尾根は傾斜がキツく息があがる急登ですが、一歩一歩確実に慎重に行けば問題ないと思います。 みなさん気になるナイフリッジも、トレースにしっかり足をのせて行けば大丈夫です。 (地蔵の頭より赤岳山頂まで) 赤岳展望荘より先はそこそこ急登ですが、こちらも注意して行けば問題ないと思います。 (赤岳山頂より文三郎尾根) 頂上直下から分岐点までは鎖も使えますし、慎重に行けば問題ないと思います。 分岐より先の階段ゾーンですが、階段はほぼ埋まってました。雪の表面からわずかに鎖や階段が出てましたので、これにアイゼンひっかけそうで厄介でした。 (行者小屋より美濃戸山荘まで)(南沢) 復路もアイゼン無しでサクサク下りれます。 (美濃戸山荘より美濃戸口まで) こちらもアイゼン無しで快調に下りれます。 ただ、後ろから来る車には気をつけてください。下り走行時のハイブリット車等だと直前まで全く気づきません! |
写真
名物おでんは通年販売して欲しいです。
欲を言わせていただきますと、おでん用の味噌も置いて欲しいです。(笑)
(当方名古屋人のためおでんには味噌が必須なのです(笑 笑))
感想
1/5に新年一発目として行ったのですが、あまりの寒さとコンディション悪化のため行者小屋にて撤退したリベンジとして行って参りました。
当日は1:30起床の2時出発。快調に走り問題なく美濃戸口着。
駐車場はまだたくさん空きがありました。早速準備をし、登山届を提出し出発!
皆様ご存知の通り、赤岳山荘までの林道は車でも走行できますが、(四駆+スタッドレス+チェーン)くらいの装備じゃないとキツいと思います。四駆でスタッドレスのみの車も上がって行ってましたが、スタックなんかすると大変なので万全の装備で上がったほうがいいと思います。
僕の車も一応四駆?(ハイブリット車のE-Fourってやつです)+スタッドレスなんで上がれるかもしれませんが、ハマると山行に影響でるんで、はなから上がる気はありませんでした。(実際林道を歩いてみて、これで正解だと思いました)
林道を途中でショートカットして、問題なく美濃戸山荘着。ここで少し休憩をして南沢より行者小屋へと向かいます。
南沢は所々凍結等ありますが、ツボ足で問題なく歩ける状態でした。僕だけかもしれませんが、白河原付近より寒さが一層増す感じがします。前回の教訓で少し手前の樹林帯でインナー追加(pata ナノパフベスト)・アイゼン装着も済ませ、行者小屋へと向かいました。
行者小屋前では皆さん休憩されてました。
名物おでんが通年で販売されてれば、100%買いますね(笑)
ここで装備を再度整え、地蔵尾根へと向かいます。
地蔵尾根は最初は樹林帯で、森林限界付近より階段・鎖等出てきます。
当日はどちらも使える状態でしたが、所々埋まってますし、今後の降雪次第では完全に埋まるでしょう。
噂のナイフリッジは緊張しますが、一歩一歩確実に歩を進めれば大丈夫です。
こういう場所では「ここで滑ったらどうしよう...」とか色々考えてしまいがちですが、すずしい顔してサクっと通過するのがいいと思います。
地蔵尾根の核心部をクリアし、地蔵の頭に着くとびっくり!ほぼ無風です!
太陽に当たるとちょっと暑いくらいでした。
地蔵尾根で疲れまくったので、赤岳展望荘前で少し休憩をして山頂へと向かいました。
これより山頂間は急登ですが、鎖も使えますし雪も締まっていてとても歩きやすかったです。
その後、あっという間に山頂着!リベンジ達成!!最高!!
快晴でしたが、遠くの山並みは霞んでて、あまり展望はききませんでした。
少し休憩をいれ、文三郎方面へと下って行きます。
文三郎分岐までは鎖も使えますし、慎重に行けば問題無いと思います。
この先の階段ゾーンが少し厄介でした。階段はほぼ埋まってるんですが、表面にすこーしだけ階段やら鎖が出ていて
これにアイゼンひっかけそうでした。
行者小屋へ戻り、ここで軽めの昼食をとりました。
この時間だと小屋前にちょうど日が当たりとっても気持ちよく、昼寝でもしたい気分でしたね (笑)
昼食後、荷物をまとめ下山開始。
快調に下っていき、あっという間に美濃戸山荘着。
ここで再度休憩をいれ、林道を歩き駐車場へ向かいました。
無事、駐車場着!リベンジ達成!
そこそこ疲れましたが、最高の天気で大変満足な山行でした!
今回も山行中にお話しさせていただいた皆様ありがとうございました!!
コメント
この記録に関連する登山ルート

mitz1124さん、お久しぶりです。
相変わらずあちこち行ってらっしゃるようで羨ましい限りです。
私は新しいカメラを購入したことにより金欠でなかなか山に行けてません。泣
やっと来月辺りから懐に余裕がでてくるので新しいカメラとともに手始めに伊吹にでも行こうかと思っております。
素晴らしい景色をありがとうございます。
takaさん!お久しぶりです!!
レコもアップされてなかったんで、何かあったのかと少し心配してましたが、
そういう理由だったのですね(笑)
近場の山行はレコ載せてませんが、ほぼ毎週どこかしら行っております
新しいカメラでのレコ楽しみにしてますね!
僕も来週辺り天候良ければ伊吹行ってこようかなと考えております
コメントありがとうございました!
こんばんは、SUZです。
僕も赤岳いきたかったです!
「さーて、行きますか!」のコメントがついている写真の3分前に硫黄岳から赤岳撮ってたみたいです。
雲の形に見覚えが・・・
ハードシェル忘れると僕みたいに悲しいことになるので、
mitz1124さんも忘れないようにご注意を・・・(笑)
SUZさん こんばんは!
写真の雲の形も覚えていただいてるとは….
ほんとニアミスでしたねぇ〜
赤岳もほんと無風で最高の登山日和でした!
SUZさんも是非リベンジ行ってきてください
その時はハードシェル忘れずに
僕もサングラス等の小物をよく車に忘れるので、今後気をつけます!
お疲れさまです!そしてリベンジおめでとうございます★
良いですねぇ〜厳冬期で無風の八ヶ岳だなんて。
わたしも冬の赤岳に登りたいと思ってから早…何年?笑
コンディションが良いと最高ですね!
しかし陽が出るまでは寒そうですね〜
megrinさん こんばんは!
コメントありがとうございます
いやぁ〜無事リベンジできて大変満足しております
僕も厳冬期赤岳は初めてでしたが、以前秋に来た際は稜線出た瞬間の暴風にビビリましたね
それを予測して行ったんですが、今回はほぼ無風 (笑)
冬の八ヶ岳としては完全に「アタリ」の日でしたね
寒さの問題はこの行程では重要な課題かと思います
冷えきった体で地蔵尾根に入る訳ですから、途中で太陽に当たれた瞬間は
「助かった〜」に近い感覚でしたよ (笑)
megrinさんも是非チャレンジしてみてください
コンディションさえ良ければ、きっとピークに立てますよ
mitz1124さん☆
こんばんは(^^♪
赤岳登頂おめでとうございます゜+.(・∀・).+゜
この間お会いした時の八ヶ岳より、白さが増している気がする〜(´∀`●)
やっぱり、地蔵尾根からの景色は美しいですね
写真見て改めて惚れ惚れです♡
写真では寒さが伝わらないので、気持ち良さしか感じず、バーチャル赤岳を楽しませていただきました
8枚目の写真の“心の中でガッツポーズ”
分かります!!
あそこで横岳見えると嬉しーーですよね(●´艸`)
お天気最高で、大充実の赤岳
お疲れ様でした( ´ ▽ ` )ノ
八ヶ岳いいな〜♪また行きたい!!
tamagooさん こんばんは
コメントありがとうございます
そうですね〜 前日までにそこそこ新雪降った感じでしたよ
おかげで地蔵の急登でアイゼン効きづらい箇所もあり少々難儀しました
が!! ほぼ無風で「最高級の天気」のなかリベンジ達成でき大変満足です
「最高級の天気」←tamagooさんの赤岳レコより拝借させていただきました
この表現お気に入りです (笑)
しかし行者まではほんとに寒いですよね〜
寒さで心が折れそうな中黙々と歩き、横岳見えた瞬間の気持ちを共感していただけて大変嬉しいです
登ってからまだ1週間しか経ってないですが、僕ももうすでに登りたい今日この頃です(笑)
またtamagooさんの素敵なレコ楽しみにしてますねっ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する