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Yamareco

記録ID: 4102692
全員に公開
トレイルラン
六甲・摩耶・有馬

2022 春の六甲全山縦走

2022年03月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
09:45
距離
43.3km
登り
2,707m
下り
2,725m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:19
休憩
0:27
合計
9:46
6:45
29
7:14
11
7:25
3
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1
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ゴール地点
天候 晴れ時々小雨
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:JR 宝塚駅
復路:山陽電鉄 須磨浦公園駅
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所はなかった
その他周辺情報 花隈のつかさ湯で汗を流した
宝塚から出発。キャノンボールランの人たちに紛れて全山縦走へ
2022年03月20日 06:42撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 6:42
宝塚から出発。キャノンボールランの人たちに紛れて全山縦走へ
東六甲縦走路分岐まで来た。なにげに世の中が白いぞ
2022年03月20日 08:42撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 8:42
東六甲縦走路分岐まで来た。なにげに世の中が白いぞ
鉢巻山トンネルの上の辺り。木が白くなってる
2022年03月20日 08:49撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 8:49
鉢巻山トンネルの上の辺り。木が白くなってる
一軒茶屋手前から見た六甲山最高峰。こちらも雪景色やねぇ
2022年03月20日 08:50撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 8:50
一軒茶屋手前から見た六甲山最高峰。こちらも雪景色やねぇ
摩耶山掬星台まできた
2022年03月20日 10:17撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 10:17
摩耶山掬星台まできた
摩耶山からの眺め
2022年03月20日 10:18撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 10:18
摩耶山からの眺め
鍋蓋山まで来た
2022年03月20日 11:49撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 11:49
鍋蓋山まで来た
鍋蓋山から見た須磨の方角。まだまだ先は遠い…
2022年03月20日 11:49撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 11:49
鍋蓋山から見た須磨の方角。まだまだ先は遠い…
菊水山に到着
2022年03月20日 12:33撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 12:33
菊水山に到着
菊水山の碑(一部修正)
2022年03月20日 12:33撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 12:33
菊水山の碑(一部修正)
勝手に縦走だったので高取山にお参りした
2022年03月20日 14:04撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 14:04
勝手に縦走だったので高取山にお参りした
東山から見た須磨アルプス
2022年03月20日 15:05撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 15:05
東山から見た須磨アルプス
栂尾山まで来た。後はあの山を越えれば須磨浦公園
2022年03月20日 15:35撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 15:35
栂尾山まで来た。後はあの山を越えれば須磨浦公園
須磨浦公園駅横の公園がキャノンボールのゴール。みなさん記念撮影中
2022年03月20日 16:28撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 16:28
須磨浦公園駅横の公園がキャノンボールのゴール。みなさん記念撮影中
須磨浦公園駅に到着
2022年03月20日 16:28撮影 by  SH-M19, SHARP
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3/20 16:28
須磨浦公園駅に到着

装備

個人装備
Tシャツ タイツ 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 飲料 コンパス ヘッドランプ GPS 日焼け止め 携帯 時計

感想

 2022年3月20(日)に逆走で六甲全山縦走に挑戦した。今回は日程がちょうどキャノンボールランにかち合っていたので,キャノンボーラーに混じって宝塚から須磨浦公園駅を目指した。序盤はキャノンボーラーの方々に引っ張ってもらう形でいいペースで進めたが,摩耶山辺りで太ももが限界に達し,その後はひたすら筋肉痛と戦いながら(泣きながら?)ゴールを目指した。

 個人的に毎年最低でも春と秋に一回ずつ六甲全山縦走をすることにしている。六甲全山縦走は距離が長く,早くゴールするには荷物は軽い方がいい。そのため今回もトレラン風のスタイルで縦走に挑戦した。荷物は帰りのお風呂後用の着替えとレインウェア,防寒用の薄手のフリース,ストック,アーモンドチョコとアクエリアス 500 mL を4本とした。

 日程と天気予報を見ていると,3/19-21 が三連休になり,なか日の 3/20 の天気がよさげみたいだったので3月20日に歩くことにした。しかし,そういえばこの辺りの日程でいつもキャノンボールランやってるよなぁ,と思って調べたら,なんとどんぴしゃり。それも夜走る部は須磨浦公園から宝塚の順方向で,朝出発の部は宝塚から須磨浦公園への逆方向となっていた(春はこの向きみたい)。で,当初はキャノンボールランとかち合わないように,終電で宝塚に行ってさっさと出発するとか,朝須磨浦公園を出る,というパターンも考えてみた。しかし,夜中には雨降りそうという予報だったので,夜走る案はなしになった。そうなると,かち合うの覚悟で朝宝塚を出るか,いつものように須磨浦公園を朝出るか,になる。実はどっちにするかはぎりぎりまで迷っていて,最終的に宝塚から出るというのを決めたのは JR で大阪駅に着く直前だった。須磨浦公園からのパターンならそのまま快速で須磨駅まで行ってから山陽電鉄で須磨浦公園駅に向かうが,今回は大阪駅で快速を下りて福知山線に乗り換えた。その時が最終の決定だった。ぎりぎりやん…

 福知山線の篠山口駅行きの各駅停車に乗って宝塚駅に着いたのは午前 6:38 だった。そこから阪急宝塚駅のそばを通り,宝来橋を渡って全山縦走路に向かった。電車にはキャノンボーラーと思しき人達が沢山いた。そうなるとエントリーしてなくてもなんとなくそわそわしてしまった。キャノンボールランのスタートは塩尾寺下の広場になっている。キャノンボーラーの人たちはそこまでのんびり歩いていた。しかし,私は宝来橋南詰をスタートと思っているので,一人縦走を始めた気分になっていた。ちなみに宝来橋南詰を通過したのは,午前 6:45 だった。

 塩尾寺下の公園前を通過したのは 7:01 だった。キャノンボールランのスタートは 8時となっていたので彼らのスタートまでに一人で大谷乗越辺りまでいけてればラッキーかも,と思った。しかし,キャノンボールランは受付した参加者から順にスタートしていた。そのためいきなりキャノンボーラーに囲まれながらの縦走開始となった。今回の目標タイムは特に決めていなかったが,あわよくば8時間を切れればなぁ,とぼんやり思っていた。今までの最速は順方向での 8時間48分というのがある。どちらかというと逆方向の方が山上域では下り基調なので,逆方向の方が早く行けるかも,と思っていた。今回はキャノンボーラーの人たちに囲まれながらなので,これは引っ張ってもらえばもしかしたら8時間切れるかも?と思ったのだった。そこで,序盤の塩尾寺から大谷乗越までの比較的走れそうな区間ではできるだけ走ってみた。その後も少しハイペースで頑張ってみた。そのおかげかかなりいいペースで山上の道路まで行けたと思う。

 山上の道路に出たのは 8時42分だった。宝来橋南詰から2時間弱だった。下りでも2時間を切るにはある程度頑張らないといけないのに,上りで2時間切れてしまった。ちょっとオーバーペースだったかも…。山上の道路に出る辺りでは葉っぱに雪がのっていた。その先六甲山最高峰付近は山が白く見えた。夜中に降っていた雨が最終的に雪になったみたい。きれいだから写真して LINE で送ったら,結構花が咲いていると勘違いされてしまった。まぁ,解像度を上げてみないとわかりにくいからねぇ…。最高峰下(一軒茶屋の向かい)ではトイレに寄っておいた。キャノンボールのエイドもあったが,ノーエントリーだったのでパスしておいた。

 六甲山最高峰付近からはほぼ車道沿いを行き,六甲ガーデンテラスに登るところも有馬へのロープウェー乗り場の前を通ってラクしておいた。また,六甲ガーデンテラスの自動販売機でアクエリアスを追加しておいた。そこから,みよし観音横を通り,ゴルフ場を通ったが,その辺りは下り基調なのでできるだけ走っておいた。記念碑台を過ぎ,三国池下まではほぼ走っていたと思う(速度はめちゃ遅かったけど…)

 三国池下から登山道で神戸市立自然の家の近くまで下るが,その辺りで下りが辛くなってきた。下りで踏ん張ると太ももに痛みを感じた。故障というよりは激しい筋肉痛という感じだった。今回はトレラン風スタイルだったが,ストックを持っていた。理由はしんどくなってからの上りでストックを後ろに突くことで体を持ち上げる際の足の負担を減らしたいというのと,下りでの足への衝撃を減らすという点だった。三国池下から自然の家への下りでは積極的にストックを使ったが,それでも足は辛かったなぁ…。

 摩耶山掬星台に着いたのは 10:17 だった。宝来橋南詰から3時間半ほどで着いたことになる。逆走でこの時間は私としては画期的だった。しかし,その分足はかなりダメージをくらっていた。摩耶山からの下りはいつもの調子ならスイスイ下れそうなものだが,今回は一歩一歩が辛かった。激痛とまではいかないが,一歩一歩つくたびに太ももが辛かった。特に段差が大きいとその分太ももに入れる力も大きく,辛さも大きかった。それでもなんとか45分ちょっとで市ヶ原にたどり着いた。

 市ヶ原ではトイレに寄り,アクエリアスを補充しておいた。今回はアクエリアス 500 mL を4本持って出発し,六甲ガーデンテラスで1本,市ヶ原で2本を追加したが,最終的に1本残った。つまり 6本分,3 L を飲んだことになる。市ヶ原からの上りはあまり上を見ずに路面ばかりみて登った。上を見るとどうしても無理なペースになったり,逆にあそこまで行かないとあかんとなって精神的ダメージを食らったりするので。そこから鍋蓋山まではただひたすら耐えながら登った感じだった。

 鍋蓋山に着いたのは 11:48 だった。そこまでで5時間程度かかっていた。あの先の天王吊橋への下りと菊水山への上りもしんどかった。いつもなら上りの方がしんどいが,今回は下りの方が辛かった。上りはそれなりに鍛えられてるのかな?まぁ,上りでも走れはしなかったけど…。菊水山に着いたのは 12:33 だった。鍋蓋山から45分だった。下りが辛かったのでそんなもんだと思っている。

 菊水山の下りも当然のことながら辛かった。しかし,菊水山の下りは急すぎて逆にほとんどストックに体重を載せられるので,意外と早く下れた気がする(気がするだけかも…)。そこから鵯越駅前までも我慢の時間だった。ちょこちょこある上りが結構しんどいし,下りは足が痛いし…。鵯越駅前を通過したのは 13:12 だった。菊水山からだと39分。さすがに上りよりは速かった。

 鵯越駅の次は高取山になる。今回のキャノンボールランでは高取山は北側の車道を迂回するコースになっていた。しかし,私は勝手に縦走してるので,高取山にも登っておいた。足が辛かったのでキャノンボールコースで迂回も考えたが,せっかくだからと高取山を踏んでおいた。高取山に登るには安井茶屋横の公園を通る。そこで安井茶屋横公園のトイレに寄っておいた。今回トイレは,六甲山最高峰下,市ヶ原,高取山安井茶屋横公園の3箇所でいったことになる。

 高取山の下りは距離の割にしんどかった。その辺りまでくるともう下りが辛くて辛くて…。高取山を下ると妙法寺に出る。妙法寺は少し登ると神戸市営地下鉄の妙法寺駅がある。高取山を下っている時にはあまりに足が辛くて,ここでリタイアして地下鉄に乗るのもありかも,と考えてしまった。しかし,高取山を下り終わるとキャノンボールランのルートと合流する(というかキャノンボールランのルートが六甲全山縦走路に戻ってくる)。妙法寺交差点の近くでキャノンボーラーの人たちを見ると,あー,俺もがんばらな,と思えた。今回はキャノンボールランと同じ行程にしたのはよかったかもしれない。

 それでもその先は当然のことながら辛かった。妙法寺の交差点から阪神高速を越えるためにひたすら階段を上り,横尾団地から東山に向けてひたすら登った。そこは丸太の階段の一段一段が高くてしんどかったなぁ…。東山からは須磨アルプスが一望できる。そこで写真を撮っておいた。須磨アルプスの上りはどうなるんやろ?と思っていたが,意外と登れた。今回は下りの方が辛かったからねぇ。

 須磨アルプスを越えて横尾山の山頂を通過したのは 15:25 だった。六甲山最高峰辺りにいる時は,もしかしたら8時間切れるかも?とか思ったが,摩耶山の下りで8時間切るのはムリ,と感じていた。しかし,横尾山で午後3時半ということは,そこから1時間ほどで須磨浦公園駅につけるはず。 ということは,10時間は切れそうだった。そうなると少し元気が出てきた。いや,それでも栂尾山の下りの階段とか,高倉台からおらが山に登るところ(階段を行かずにスロープを登った)はしんどかったけどね。最後に旗振山に登った時には,すごく晴れ晴れしか気がした。でも,そこからの下りも辛かったけど…。

 最終的に 16:31 に無事に須磨浦公園駅に着くことができた。歩行時間は 9時間51分だった。宝来橋南詰からだと 9時間46分。キャノンボールランのスタート地点からだと 9時間半でゴールしたことになる。ま,トレーニングしてなかった割にはまあまあの時間で縦走できたと思う。これは少しまじめにトレーニングしたら8時間切れるかなぁ? でも,夏は北アルプスが目標やしなぁ…。

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