雪がたっぷり!!蛭ヶ岳 （霧氷を眺めに大倉から日帰りピストン）

2014年02月23日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,254m
• 下り: 2,254m

コースタイム

6:17登山口−8:40塔ノ岳9:01−9:58丹沢山10:10−11:40蛭ヶ岳11:57−13:13丹沢山−14:10塔ノ岳14:26−16:22登山口

天候

曇りのち粉雪のち時々晴れ
風は概ね微風程度でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大倉バス停前 24時間営業 民間駐車場を利用。
（休日1日￥800。 50台くらい駐車可能？）
当日は6時頃到着時、8割ほど埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

●大倉〜丹沢山
特に危険な所はありません。

●丹沢山〜蛭ヶ岳
丹沢山から先は雪の量がかなり増えます。ナイフリッジのようになっている所や雪庇がいたるところにありますので、視界が悪いとき、強風時は十分な注意が必要です。そして不動ノ峰前後の夏道は使えません。普段は鹿さんしか通らないような急登を直登します。加えて鬼ヶ岩の鎖は完全に埋まっています。幸運にも先行者さんのステップがはっきりしていたのでそれを利用させていただきました。ここではピッケルを利用した方が良いかもしれません。

●その他装備について。
アイゼン装着のタイミングはその日の天候、気温により左右されると思いますが、当日私は花立山荘から12本爪アイゼンを装着しました。（特に丹沢山から先は前爪の付いたアイゼンの方がより安全でしょう。）また、ワカンを持参しましたが、当日は利用しませんでした。

写真

2/23 6:17

雪が多そうなので普段より1時間早めの出発です。大倉0番ここからスタート。

2/23 6:33

観音茶屋の崩落した屋根は登山道の脇に撤去されていました。早く新しい屋根ができると良いですね。

2/23 6:50

見晴茶屋から望む、朝の相模湾。

2/23 7:24

表尾根も雪がたくさんありそうですね。

2/23 7:31

所々雪がまったく無いところもあります。

2/23 8:02

花立山荘下の長い階段もほとんど雪に埋まっていました。

2/23 8:14

見晴らしの良さそうなトイレが設置されるようです。

2/23 8:26

金冷しの道標もかなり埋まっています。

2/23 8:41

ガスガスですが、塔ノ岳に到着。（富士山が見えないので標柱メインで撮影。。。）

2/23 8:41

手元の温度計だとマイナス4度ですが、こちらはマイナス8度を指していました。

2/23 8:41

雪がたっぷりの塔ノ岳山頂。

2/23 9:01

眺望は望めませんが霧氷を眺めにとりあえず先に行ってみましょう。

2/23 9:11

雪に埋まってかえって歩きやすい塔ノ岳北側の鞍部。

2/23 9:24

「日高（ひったか）」もこの通り。

2/23 9:28

日高の先で本日第一雪庇登場。

2/23 9:53

このあたりで待望の霧氷も多くなってきました。

2/23 9:58

塔ノ岳に引きつづきガスガスですが丹沢山に到着。たまにはこんな山頂も良いですね。（ただの負け惜しみ。。。）

2/23 10:10

時間も早いですし、おもしろい物が見れるかも知れないので先に行ってみましょう。

2/23 10:23

不動ノ峰へは雪の急登を行きます。

2/23 10:39

不動ノ峰休憩所もごらんの通り。

2/23 10:40

霧氷も良い感じ。

2/23 10:48

サーファーが喜びそう？

2/23 10:50

往路の不動ノ峰からの下りも気をつかいます。

2/23 10:51

行く先には雪庇が・・・。

2/23 11:04

この雪の量はすごいです。

2/23 11:05

道は険しいですが、良い感じの霧氷が増えてきましたよ〜。

2/23 11:05

これとか。

2/23 11:07

こんなかんじの物が。

2/23 11:08

雲の動きが早いので一瞬の青空をバックに。最高〜〜！

2/23 11:13

霧氷に一人興奮しながら鬼ヶ岩ノ頭に到着。（鬼の角が雪に埋まって見えません。）

2/23 11:15

鬼ヶ岩の鎖場（鎖は雪に埋まっていて使えません）からこれより進む道を撮影してみました。

2/23 11:18

よく見るとここにも怪しい雪庇が。。。

2/23 11:19

神奈川県の丹沢でこの景色・・・。

2/23 11:26

ふぇ〜。（汗）

2/23 11:38

だいぶ疲れましたが、もうちょっとで到着です。

2/23 11:39

三角点は雪の中。。。

2/23 11:40

いつもよりかなり時間がかかりましたが、山頂に到着です。

2/23 11:50

山頂の霧氷も今日は大盛です。

2/23 11:57

それでは体が冷えないうちに来た道を戻ります。

2/23 11:58

先は長い・・・。

2/23 12:00

ぼんやり不動ノ峰（左）と塔ノ岳（右奥）。

2/23 12:03

雪庇越しに鍋割山と熊木沢方面。

2/23 12:05

先ほどまで居た蛭ヶ岳を振り返る。

2/23 12:05

雪庇と丹沢No1とNo2。

2/23 12:08

鬼ヶ岩ノ頭への登り返し。

2/23 12:19

絶景・・・。

2/23 12:23

この時期にしか撮れない風景。

2/23 12:32

少し雲が多いですが、こんな景色を見れて大満足です。

2/23 12:33

陽の差す丹沢三峰。

2/23 12:42

歩いてきた稜線を振り返ります。

2/23 12:44

そしてこれから戻る丹沢主脈。

2/23 13:22

結局富士山は一度も見ることはできませんでした。

2/23 13:26

いつまでも歩いていたい・・・。そんな風景。

2/23 13:29

雄大な不動ノ峰と美しい檜洞丸。

2/23 13:31

雪をかぶると一層男前な大山。

2/23 13:53

かなり足が疲れてきましたが、ようやく塔ノ岳が近ずいてきました。

2/23 14:10

往路よりも天気が回復した塔ノ岳まで戻ってきました。
写真にわずかに写っていますが「イグルー」が製作されていました。作るの大変だったでしょうね。お疲れ様です。

2/23 14:26

最後に美しい風景を眺めてから長い大倉尾根を下山します。

2/23 14:29

大山（左）と三ノ塔（右）も雪をかぶると一層美しく見えますね。

2/23 14:40

雪がこんもり塔ノ岳。

2/23 14:58

帰りはドロだんご＆シャーベットの道を行きます。

2/23 16:22

足元の悪い道に悪戦苦闘しながら無事に大倉に到着。お疲れさまでした。

撮影機器：

EOS 60D CANON

感想

hajime1106

先日の大雪は下界でも大変な積雪でした。当然、地元丹沢も大変な雪の量です。おそらくどこかのアルプスに匹敵するのではないのでしょうか？丹沢では滅多に見れない景色を眺めることができて大満足の山行となりました。ヤマレコユーザーのみなさん、しばらくは神奈川県の丹沢でも本格的な雪山を体験できますので、ぜひ登りに来てみてください。