阿弥陀岳 登りは中央稜+北稜 下山は御小屋尾根


- GPS
- 08:43
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ただし、駐車場の除雪は完全ではないので停められる台数は減っています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中央稜は初めてだったので下調べをして行ったのですが、踏み跡が全く無いと難しかった。 特に中央尾根取り付きと第一岩峰の最初のルートが分からなかった。 何とか行くことが出来ましたが結構な急斜面を登ったりトラバースしたりしました。 北稜は一部垂直に近い岩場もあるけど、足場もホールドもしっかりあるので特に問題なかった。 ただし、落ちたら無事では済まされないので緊張した。 |
写真
渋滞してます。。
でも、ご厚意で先に行かせてもらえました。
※これ、第二岩峰らしいですね。
ってことは、これより下に第一岩峰があったのでしょうか。
よく分かりませんでした。。
感想
天気図を見ると土曜日も西高東低の冬型なのですが、天気予報では晴れて風は穏やかだと言っています。
それを信じて阿弥陀岳に行ってきました。
今回の目的は中央稜の登りです。先人のレコをみて下調べをしていきました。
今回の心配事は3つ。
・天気は本当に大丈夫なのか。
・舟山十字路まで入れるのか。
・昨日雪が降ってたみたいだからかなりのラッセルかも。
佐久を過ぎ蓼科に近付くと雪が降ってきました。白樺湖あたりは本格的な雪でした。
山の方も月で照らされて雲が掛かっているのが見えます。やっぱり雪なのか。。
でも、南にいくに従って徐々に雪はやんできました。
そして問題の舟山十字路へ向かう林道。拍子抜けするくらい完璧な除雪がしてありました。
駐車場はあまり除雪がしてありませんでしたが。。
亀状態になった場合に備えてスコップを持ってきましたが全く使いませんでした。
最奥の路肩が広くなってるところに運良く停められラッキーでした。でも、後にこれが最悪の結果に。。
準備をして辺りが明るくなったころにスタート。最初は林道歩きなのでスイスイ歩きます。
前回間違った南稜への取り付きもちゃんと確認しておきました。
中央稜への先行者は一人の模様。
3つ目の堰堤で右側に渡り、二股に到着しました。
先行者の方は中央稜の末端から直登していったようでした。
自分は下調べ通り表示に従ってもう少し先に回ります。
たぶんここだろうな、というところから尾根に取り付いたのですが、なぜか道を見失ってしまいました。
仕方が無いのでGPS便りに直登していきました。
しばらくすると木に赤ペイントがありちょっと安心。尾根をぐいぐい登っていきます。
稜線に出ると先行者の方の足跡がありました。またこれに着いていきます。
しばらくすると先行者の方がアイゼンを付けるらしく先頭交代。
ここから先は全くのノートレース。表示やテープを探しながら登っていきます。
しばらくすると第一岩峰に到着しました。
周りはすべて急登で休める場所がありません。出た場所が悪かったのかな。
何とかアイゼンを取り付けて右から巻きます。ちょっと行くとテープがありました。
その後は特に問題なく第一岩峰を通過できました。
第二岩峰も行き方がまずかったのか表示を見失ってしまいました。
先行者の方は直下まで行ってしまったらしく戻りながらピンクテープを教えてくれました。
一人だったら同じように直下に行ってしまってたところでした。
無事に左側を巻き稜線に出ました。
森林限界より上なので風が出てきました。
視界も開け写真を撮りながらのんびり登ります。
摩利支天を越え無事に山頂に到着しました。山頂の方が風が弱かったです。
一通り写真を撮って時間を見るとまだ10時半。
このまま帰ってしまうと早く下山してしまうので北稜に行ってみることにします。
中岳のコルまで降り、中岳沢を下ります。
途中から北稜に向かってるトレースがあるので使わせてもらいます。
北稜に取り付き、急登をよじ登ります。
あまりの暑さに手袋を外していたのですが、風が出てきたり四つん這いになるくらい急登になってきたので手袋をしようとしたら落としてしまいました。。
運良く30m位下の木に引っかかっていたので取りに戻りました。
しかし、降りる時にぽろぽろと雪の塊を落としていたらしく、それが手袋に当たってさらに下に10mくらい落ちてました。。
何とか無事に手袋を回収しまた登り返します。そうすると目の前に第一岩峰が現れました。(※第二岩峰のようでした)
しかし渋滞しています。パンを食べ終わってもまだ4人待っています。
後ろで待っている二人組みの方に聞くと先に行ってもいいとのことで、ありがたく行かせてもらいます。
基本的にほとんどピッケルを使わずよじ登っていきます。
足場もホールドもしっかりあるので問題ありませんでした。
その次の第二岩峰も3人の方が待っていましたが、お願いすると先に行ってもいいとのこと。
こちらも問題なく登れました。ナイフリッジも雪がありすぎてそれほど怖くなくてよかったです。
あとは普通の登山道のように山頂に向かいます。
2度目の山頂は大盛況。天気もいいので皆さんのんびり休んでいます。
少し休んでから下山開始。予定通りに御小屋尾根です。
前回間違えた尾根を変わるところを注意してったところ問題なく隣の尾根に出られました。
何で前回はあの沢に下りちゃったんだろう。踏み跡があったとしてもちゃんと見てれば間違えなかったはずです。
無事に全工程を終え駐車場に戻ってくると出られないような停め方をしている軽トラがあります。
どうやら、のぼりを見ると鹿の駆除をしている原村猟友会のようです。
結局猟師が戻ってくるまで1時間半掛かりました。
その間どうにか出られないものかと、本来の駐車場の部分を除雪してました。持ってきたスコップが活躍しました。
もうちょっとで出られるようになるころで猟師が戻ってきました。
無駄な除雪、無駄な待ち時間になってしまいました。
通行の妨げにならないように路肩の広がっているところに停めたのになあ。。
コメント
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ルート教えて頂いてありがとうございました。
中央稜は全く下調べしていなかった(汗)ので助かりました。
それにしても最高の一日でしたね。
最後のさえなければ、、、
北稜を難なく登られたのなら、第一岩峰も巻かずにそのまま登ったほうが楽だったかもしれませんね。
では、またどこかで。(^^)
コメントありがとうございます!
こちらこそトレースをありがたくいただきました^^
第一岩峰の直登、次に行く機会があったら試してみたいと思います。
レコ拝見しました。
下りで南稜に行ったんですね。
P3のガリーを下るなんて。。想像するだけで寒気がします^^;
最後の除雪は、誰かがもう少し広げて駐車場がもっと広くなればいいですね。
とばっちりで大変な思いをしました。
それではまたどこかで。。
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