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Yamareco

記録ID: 419231
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳 登りは中央稜+北稜 下山は御小屋尾根

2014年03月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:43
距離
11.0km
登り
1,484m
下り
1,503m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

舟山十字路5:24-中央稜取り付き6:48-阿弥陀岳山頂10:32-北稜取り付き10:52-阿弥陀岳山頂11:51-美濃戸口分岐13:11-舟山十字路14:06
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道は舟山十字路まで除雪がしてあります。
ただし、駐車場の除雪は完全ではないので停められる台数は減っています。
コース状況/
危険箇所等
中央稜は初めてだったので下調べをして行ったのですが、踏み跡が全く無いと難しかった。
特に中央尾根取り付きと第一岩峰の最初のルートが分からなかった。
何とか行くことが出来ましたが結構な急斜面を登ったりトラバースしたりしました。

北稜は一部垂直に近い岩場もあるけど、足場もホールドもしっかりあるので特に問題なかった。
ただし、落ちたら無事では済まされないので緊張した。
薄暗い中、舟山十字路を出発します。
2014年03月22日 05:24撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 5:24
薄暗い中、舟山十字路を出発します。
南稜との分岐。
前のパーティーは南稜へ向かいました。
2014年03月22日 05:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
3/22 5:55
南稜との分岐。
前のパーティーは南稜へ向かいました。
前回南稜に行った時は、ここの手前50mあたりを右に曲がってしまいました。
テープもあるし、標識もありとても分かりやすいです。
前回南稜に行った時は、ここの手前50mあたりを右に曲がってしまいました。
テープもあるし、標識もありとても分かりやすいです。
1個目の堰堤。
左側を進みます。
2014年03月22日 06:01撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:01
1個目の堰堤。
左側を進みます。
2個目の堰堤。
これも同じく左側を進みます。
2014年03月22日 06:05撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:05
2個目の堰堤。
これも同じく左側を進みます。
3個目の堰堤。
これは堰堤の手前を右側に渡ります。
2014年03月22日 06:08撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:08
3個目の堰堤。
これは堰堤の手前を右側に渡ります。
そうするとテープがあります。
2014年03月22日 06:10撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:10
そうするとテープがあります。
岩に矢印もあります。
2014年03月22日 06:11撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:11
岩に矢印もあります。
そのまま右側をしばらく歩くと二股の広場に出ます。
正面が中央稜の末端になります。
そのまま右側をしばらく歩くと二股の広場に出ます。
正面が中央稜の末端になります。
下調べで見たことがある木の表示。
2014年03月22日 06:31撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:31
下調べで見たことがある木の表示。
雪はそれほど沈まないので歩きやすいです。
2014年03月22日 06:36撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:36
雪はそれほど沈まないので歩きやすいです。
GPSで見るとこのあたりから登るはずです。
表示もあるので登り始めます。
2014年03月22日 06:48撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:48
GPSで見るとこのあたりから登るはずです。
表示もあるので登り始めます。
傾斜がかなり急なのでスノーシューを履きます。
2014年03月22日 06:49撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:49
傾斜がかなり急なのでスノーシューを履きます。
木の表示を見失ったので、とりあえず直登します。
2014年03月22日 06:51撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:51
木の表示を見失ったので、とりあえず直登します。
かなりの急登を直登したら表示が復活しました。
2014年03月22日 06:56撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 6:56
かなりの急登を直登したら表示が復活しました。
地面に刺して木もたくさんあります。
2014年03月22日 07:03撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 7:03
地面に刺して木もたくさんあります。
表示もうるさいくらい出てきました。
2014年03月22日 07:08撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 7:08
表示もうるさいくらい出てきました。
それに従って登ると尾根に出ることが出来ました。
2014年03月22日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 7:14
それに従って登ると尾根に出ることが出来ました。
太陽とご対面。
2014年03月22日 07:50撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 7:50
太陽とご対面。
さらに登ると視界が開け、権現岳も見えてきました。
2
さらに登ると視界が開け、権現岳も見えてきました。
ここまでは先行者の方がいたのですが、アイゼンを付けるため先頭を交代しました、
ノートレース。。
大丈夫か?
2014年03月22日 08:04撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 8:04
ここまでは先行者の方がいたのですが、アイゼンを付けるため先頭を交代しました、
ノートレース。。
大丈夫か?
第一岩峰直下です。
2014年03月22日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 8:34
第一岩峰直下です。
ここでアイゼンを付けました。
もっと前に付けておくべきでした。
2014年03月22日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 8:34
ここでアイゼンを付けました。
もっと前に付けておくべきでした。
下調べでは右を巻くと言うことなので行ってみたけど、なかなか難しい。
トラバースがしんどい。
2014年03月22日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
3/22 8:40
下調べでは右を巻くと言うことなので行ってみたけど、なかなか難しい。
トラバースがしんどい。
やっとテープを発見。
これで安心。
2014年03月22日 08:42撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 8:42
やっとテープを発見。
これで安心。
そこそこの急登を上ります。
雪は締まっていて歩きやすい。
2014年03月22日 08:42撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 8:42
そこそこの急登を上ります。
雪は締まっていて歩きやすい。
振り返ってトラバース。
何気にこのトラバースが怖かった。
2014年03月22日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 8:49
振り返ってトラバース。
何気にこのトラバースが怖かった。
ここを登るようです。
2014年03月22日 08:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 8:55
ここを登るようです。
落ちたら下まで止まらないでしょう。。
2014年03月22日 08:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 8:55
落ちたら下まで止まらないでしょう。。
第一岩峰終了。
景色がすばらしい!
4
第一岩峰終了。
景色がすばらしい!
第二岩峰に近づいてきました。
2014年03月22日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 9:11
第二岩峰に近づいてきました。
先行者の方はすぐ近くまで行ってしまったらしく、戻りながらこのテープを教えてくれました。
第二岩峰に近付くルートが間違っていたかもしれません。
2014年03月22日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 9:11
先行者の方はすぐ近くまで行ってしまったらしく、戻りながらこのテープを教えてくれました。
第二岩峰に近付くルートが間違っていたかもしれません。
通常のルートに戻りました。
左側を巻きます。
2014年03月22日 09:18撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 9:18
通常のルートに戻りました。
左側を巻きます。
巻き終わって稜線に出ました。
2014年03月22日 09:20撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 9:20
巻き終わって稜線に出ました。
ここからは森林限界より上なので風が強いです。
ただ、飛ばされるほどではないです。
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ここからは森林限界より上なので風が強いです。
ただ、飛ばされるほどではないです。
フードを被って登ります。
2014年03月22日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 9:30
フードを被って登ります。
快晴の景色。
北、中央、南とすべてのアルプスが見えます。
もちろん富士山も見えます。
快晴の景色。
北、中央、南とすべてのアルプスが見えます。
もちろん富士山も見えます。
富士山がどーん。
2014年03月22日 09:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 9:55
富士山がどーん。
右の大きな尾根が下りで通る予定の御小屋尾根。
その左の小さな尾根が中央稜になります。
2014年03月22日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 9:41
右の大きな尾根が下りで通る予定の御小屋尾根。
その左の小さな尾根が中央稜になります。
雪の塊が風で飛ばされてくる中登っていきます。
2014年03月22日 09:44撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 9:44
雪の塊が風で飛ばされてくる中登っていきます。
急登です。
2014年03月22日 09:58撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 9:58
急登です。
真ん中の丸い山が阿弥陀岳の山頂です。
1
真ん中の丸い山が阿弥陀岳の山頂です。
真ん中の岩は摩利支天かな。
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真ん中の岩は摩利支天かな。
中央稜と御小屋尾根の分岐の標識。
2014年03月22日 10:16撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 10:16
中央稜と御小屋尾根の分岐の標識。
摩利支天の手前の岩場。
登ってしまいましたが右から巻いた方がいいようです。
2014年03月22日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 10:15
摩利支天の手前の岩場。
登ってしまいましたが右から巻いた方がいいようです。
最後の登りです。
2014年03月22日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 10:27
最後の登りです。
山頂には何人かいるようです。
2014年03月22日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
3/22 10:28
山頂には何人かいるようです。
標識がほぼ埋まってました。
大体積雪は2mくらいでしょうか。
2014年03月22日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 10:32
標識がほぼ埋まってました。
大体積雪は2mくらいでしょうか。
南稜方面。
4人が登ってきています。
2014年03月22日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 10:32
南稜方面。
4人が登ってきています。
八ヶ岳連峰のパノラマ。
八ヶ岳連峰のパノラマ。
赤岳が真っ白です。
2014年03月22日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 10:33
赤岳が真っ白です。
山頂にはたくさんの人がいるようです。
2014年03月22日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 10:33
山頂にはたくさんの人がいるようです。
時間も早いので北稜に行ってみることにします。
あっという間に降りてきました。
2014年03月22日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
3/22 10:45
時間も早いので北稜に行ってみることにします。
あっという間に降りてきました。
中岳沢から北稜に取り付くことにします。
遠くにトラバースしてるトレースがあるので、それを使わせてもらいます。
2014年03月22日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
3/22 10:45
中岳沢から北稜に取り付くことにします。
遠くにトラバースしてるトレースがあるので、それを使わせてもらいます。
トラバースして北稜に取り付きます。
2014年03月22日 10:50撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 10:50
トラバースして北稜に取り付きます。
北稜に取り付きました。
樹氷がきれいです。
2014年03月22日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 10:54
北稜に取り付きました。
樹氷がきれいです。
しっかりとしたトレースがあります。
2014年03月22日 10:58撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
3/22 10:58
しっかりとしたトレースがあります。
急登なので四つん這いになって登ります。
2014年03月22日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 11:05
急登なので四つん這いになって登ります。
第一岩峰に到着しました。
渋滞してます。。
でも、ご厚意で先に行かせてもらえました。

※これ、第二岩峰らしいですね。
ってことは、これより下に第一岩峰があったのでしょうか。
よく分かりませんでした。。
2014年03月22日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
3/22 11:26
第一岩峰に到着しました。
渋滞してます。。
でも、ご厚意で先に行かせてもらえました。

※これ、第二岩峰らしいですね。
ってことは、これより下に第一岩峰があったのでしょうか。
よく分かりませんでした。。
岩場なのでほとんどピッケルはいりません。
2014年03月22日 11:27撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
3/22 11:27
岩場なのでほとんどピッケルはいりません。
この二人の方に先に行かせてもらいました。
ありがとうございました。
2014年03月22日 11:32撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
4
3/22 11:32
この二人の方に先に行かせてもらいました。
ありがとうございました。
2ピッチ目はさらに渋滞してました。。
こちらもご厚意で先に行かせてもらえました。
写真は岩場終わった直後。

※こっちがナイフリッジ?
2014年03月22日 11:44撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
4
3/22 11:44
2ピッチ目はさらに渋滞してました。。
こちらもご厚意で先に行かせてもらえました。
写真は岩場終わった直後。

※こっちがナイフリッジ?
ここがナイフリッジかな。
2014年03月22日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
4
3/22 11:46
ここがナイフリッジかな。
最後の登り。
左のトレースは中岳方面のトレースです。
2014年03月22日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 11:49
最後の登り。
左のトレースは中岳方面のトレースです。
無事に阿弥陀岳に到着。
標識の頭にタッチ。
2014年03月22日 11:51撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 11:51
無事に阿弥陀岳に到着。
標識の頭にタッチ。
最初と違って山頂は大盛況。
快晴微風なので皆さんのんびりされています。
2014年03月22日 11:57撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
3/22 11:57
最初と違って山頂は大盛況。
快晴微風なので皆さんのんびりされています。
ちょっと休んでから下ります。
2014年03月22日 11:59撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
3/22 11:59
ちょっと休んでから下ります。
予定通り御小屋尾根から下ります。
2014年03月22日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 12:05
予定通り御小屋尾根から下ります。
あっと言う間にこんな下に来てしまった。
2014年03月22日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 12:12
あっと言う間にこんな下に来てしまった。
樹林帯に入ると視界はほとんど無いので退屈です。
2014年03月22日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 13:11
樹林帯に入ると視界はほとんど無いので退屈です。
前回間違えて沢に下りてしまいましたが、今回は間違えずに隣の尾根に出ました。
2014年03月22日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 13:43
前回間違えて沢に下りてしまいましたが、今回は間違えずに隣の尾根に出ました。
舟山十字路に到着。
ひどい停め方の軽トラ。
出られません。
鹿の駆除やってる「原村猟友会」のようです。
のぼりに書いてありました。
2014年03月22日 14:06撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 14:06
舟山十字路に到着。
ひどい停め方の軽トラ。
出られません。
鹿の駆除やってる「原村猟友会」のようです。
のぼりに書いてありました。
何とか出られないものかと、脇を除雪。
除雪がもう少しで終わるころに猟師がやってきました。
2014年03月22日 15:28撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3/22 15:28
何とか出られないものかと、脇を除雪。
除雪がもう少しで終わるころに猟師がやってきました。
帰りのビーナスラインから見た阿弥陀岳。
登った中央稜も見えます。
2014年03月22日 15:47撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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3/22 15:47
帰りのビーナスラインから見た阿弥陀岳。
登った中央稜も見えます。

感想

天気図を見ると土曜日も西高東低の冬型なのですが、天気予報では晴れて風は穏やかだと言っています。
それを信じて阿弥陀岳に行ってきました。
今回の目的は中央稜の登りです。先人のレコをみて下調べをしていきました。
今回の心配事は3つ。
・天気は本当に大丈夫なのか。
・舟山十字路まで入れるのか。
・昨日雪が降ってたみたいだからかなりのラッセルかも。

佐久を過ぎ蓼科に近付くと雪が降ってきました。白樺湖あたりは本格的な雪でした。
山の方も月で照らされて雲が掛かっているのが見えます。やっぱり雪なのか。。
でも、南にいくに従って徐々に雪はやんできました。
そして問題の舟山十字路へ向かう林道。拍子抜けするくらい完璧な除雪がしてありました。
駐車場はあまり除雪がしてありませんでしたが。。
亀状態になった場合に備えてスコップを持ってきましたが全く使いませんでした。
最奥の路肩が広くなってるところに運良く停められラッキーでした。でも、後にこれが最悪の結果に。。

準備をして辺りが明るくなったころにスタート。最初は林道歩きなのでスイスイ歩きます。
前回間違った南稜への取り付きもちゃんと確認しておきました。
中央稜への先行者は一人の模様。
3つ目の堰堤で右側に渡り、二股に到着しました。
先行者の方は中央稜の末端から直登していったようでした。
自分は下調べ通り表示に従ってもう少し先に回ります。
たぶんここだろうな、というところから尾根に取り付いたのですが、なぜか道を見失ってしまいました。
仕方が無いのでGPS便りに直登していきました。
しばらくすると木に赤ペイントがありちょっと安心。尾根をぐいぐい登っていきます。
稜線に出ると先行者の方の足跡がありました。またこれに着いていきます。

しばらくすると先行者の方がアイゼンを付けるらしく先頭交代。
ここから先は全くのノートレース。表示やテープを探しながら登っていきます。
しばらくすると第一岩峰に到着しました。
周りはすべて急登で休める場所がありません。出た場所が悪かったのかな。
何とかアイゼンを取り付けて右から巻きます。ちょっと行くとテープがありました。
その後は特に問題なく第一岩峰を通過できました。
第二岩峰も行き方がまずかったのか表示を見失ってしまいました。
先行者の方は直下まで行ってしまったらしく戻りながらピンクテープを教えてくれました。
一人だったら同じように直下に行ってしまってたところでした。
無事に左側を巻き稜線に出ました。
森林限界より上なので風が出てきました。
視界も開け写真を撮りながらのんびり登ります。
摩利支天を越え無事に山頂に到着しました。山頂の方が風が弱かったです。
一通り写真を撮って時間を見るとまだ10時半。
このまま帰ってしまうと早く下山してしまうので北稜に行ってみることにします。

中岳のコルまで降り、中岳沢を下ります。
途中から北稜に向かってるトレースがあるので使わせてもらいます。
北稜に取り付き、急登をよじ登ります。
あまりの暑さに手袋を外していたのですが、風が出てきたり四つん這いになるくらい急登になってきたので手袋をしようとしたら落としてしまいました。。
運良く30m位下の木に引っかかっていたので取りに戻りました。
しかし、降りる時にぽろぽろと雪の塊を落としていたらしく、それが手袋に当たってさらに下に10mくらい落ちてました。。
何とか無事に手袋を回収しまた登り返します。そうすると目の前に第一岩峰が現れました。(※第二岩峰のようでした)
しかし渋滞しています。パンを食べ終わってもまだ4人待っています。
後ろで待っている二人組みの方に聞くと先に行ってもいいとのことで、ありがたく行かせてもらいます。
基本的にほとんどピッケルを使わずよじ登っていきます。
足場もホールドもしっかりあるので問題ありませんでした。
その次の第二岩峰も3人の方が待っていましたが、お願いすると先に行ってもいいとのこと。
こちらも問題なく登れました。ナイフリッジも雪がありすぎてそれほど怖くなくてよかったです。
あとは普通の登山道のように山頂に向かいます。
2度目の山頂は大盛況。天気もいいので皆さんのんびり休んでいます。

少し休んでから下山開始。予定通りに御小屋尾根です。
前回間違えた尾根を変わるところを注意してったところ問題なく隣の尾根に出られました。
何で前回はあの沢に下りちゃったんだろう。踏み跡があったとしてもちゃんと見てれば間違えなかったはずです。
無事に全工程を終え駐車場に戻ってくると出られないような停め方をしている軽トラがあります。
どうやら、のぼりを見ると鹿の駆除をしている原村猟友会のようです。
結局猟師が戻ってくるまで1時間半掛かりました。
その間どうにか出られないものかと、本来の駐車場の部分を除雪してました。持ってきたスコップが活躍しました。
もうちょっとで出られるようになるころで猟師が戻ってきました。
無駄な除雪、無駄な待ち時間になってしまいました。
通行の妨げにならないように路肩の広がっているところに停めたのになあ。。

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コメント

雪カキお疲れ様でした。(^^;
ルート教えて頂いてありがとうございました。
中央稜は全く下調べしていなかった(汗)ので助かりました。

それにしても最高の一日でしたね。
最後のさえなければ、、、

北稜を難なく登られたのなら、第一岩峰も巻かずにそのまま登ったほうが楽だったかもしれませんね。

では、またどこかで。(^^)
2014/3/23 12:15
Re: 雪カキお疲れ様でした。(^^;
コメントありがとうございます!
こちらこそトレースをありがたくいただきました^^
第一岩峰の直登、次に行く機会があったら試してみたいと思います。

レコ拝見しました。
下りで南稜に行ったんですね。
P3のガリーを下るなんて。。想像するだけで寒気がします^^;

最後の除雪は、誰かがもう少し広げて駐車場がもっと広くなればいいですね。
とばっちりで大変な思いをしました。

それではまたどこかで。。
2014/3/23 13:34
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