鹿島槍・五竜

1978年07月25日(火) 〜 1978年07月28日(金)

• GPS: 80:00
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,599m
• 下り: 3,079m

感想

asakinu

後立山の主峰を踏破すべく、八方尾根から唐松岳の肩に上がる。ここから狭い岩稜を辿って五竜岳へと向かう。痩せ尾根上を数多くのパーティーが行き交っている。標高は高いが、東側はもう下界が迫っている。岩の急斜面上のためか、花は乏しい。なんとなく「足りない感」がある。五竜の小屋に泊まって夕食。その味噌汁がうまい。ひかり味噌だったと思うが、ヤマブキ味噌だったような気もしてくる。翌日は五竜の山頂を越え、鹿島槍、そして爺が岳へと向かう。八峰キレットを越えるにあたっては期待のような不安のような気持ちがもたげていたが、いざ行ってみればなんということもなく通過。「夕刻にはてっぺんでクマが相撲を取っている」という爺が岳を越え、種池小屋に泊地を求める。翌日、以前登りに使った柏原新道を通って扇沢へと下山した。後立山は今一つ、自分の感性に合っていないと思った。