樫ヶ峰〜社家郷山〜小笠峰〜焼石ヶ原
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 259m
- 下り
- 249m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 3:01
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)「エデンの園」停留所から阪急バスで阪急「逆瀬川」駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
「樫ヶ峰〜社家郷山〜小笠峰」について 現時点では特筆するような危険な個所や荒れた箇所などはなく、快適に歩ける。 「樫ヶ峰の山頂」について 樫ヶ峰の最高ピーク地点(一般的には山頂とも称されている)はこの山のほぼ中央にある。ちょうど中央付近の木々の合間にほんの少し盛り上がった場所があるが、そこが最高ピーク地点(いわゆる山頂)の正しい場所。国土地理院地図にもピーク地点の明確な記載があるが、まさに山の中央に位置する。 『社家郷山』と刻まれた石柱が山の北西端の少し広くなった場所に埋めてあるので、そこを最高ピーク地点(山頂)と勘違いする人が居るようだが、それは完全な誤りである。そこは単なる通過点であって最高ピーク地点ではない。この石柱から10mほどさらに東へ行ったところの太めの木の立つ周辺が本当の最高ピーク地点となる。この山に不案内な人達が石柱のところを最高ピーク地点だと思い込んでしまって、樫ヶ峰山頂と記された巨大な案内看板を本当の最高ピーク地点の場所からわざわざ移動させてしまっている状態なので、ここを訪れる際はうっかり間違えないようにしたい。国土地理院地図と現在位置を照合確認すれば正しい位置は分かるので勘違いしないように。 ちなみにこの「社家郷山」と刻まれた石柱は単なる境界標柱であって、山頂を示すものでもなんでもない。いわば境界杭と同じようなもの。ましてや三角点でもない。こういった類の境界標柱は高雄山にはやまほどある。 巨大な案内看板は元々は本当の最高ピーク地点(山頂)にちゃんと立ててあったのだが、前述のようにどこからかやって来た何者かが勝手に移動させてしまっている。不逞の輩がわざとここに移動して悦に入っているようだ。愉快犯でたちが悪いとしか言いようがない。こういうことは最近3〜4年の間に何度かあったのだが、その都度有志がちゃんと元のピーク地点へ戻してくれていた。然し今回再訪してみるとまたも石柱の付近に移動されていたのだが、そういうことをするのは本当に止めてほしい。 「焼石ヶ原」について (1)緑の植生がかなり増えてしまっていて、やや印象が様変わりしつつある。 (2)上からの落石などで道には岩や石がかなり増えて、やや歩きづらい感じ。 (3) 譲葉山の稜線上や、大谷乗越などに通じるいくつかのバリエーションルートへの取り付き地点がマーキングなどで分かり易くされていたのは朗報。 【過去の山行記録はコチラ(2017年以降分)】 <2017年8月26日 樫ヶ峰〜社家郷山〜小笠峰〜焼石ヶ原> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1239746.html <2018年2月4日 社家郷山(キレットルート)〜樫ヶ峰〜譲葉台〜逆瀬川〜宝塚> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1374466.html <2018年3月28日 夙川の桜〜樫ヶ峰〜社家郷山〜小笠峰〜焼石ヶ原> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1413511.html <2018年4月5日 キジ谷〜小笠峠〜大平山〜譲葉山〜岩倉山〜宝塚> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1420959.html <2018年4月10日 社家郷山(林間ルート)〜北尾根4ルート制覇〜樫ヶ峰〜譲葉台> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1425635.html <2018年7月15日 社家郷山(林間ルート)〜樫ヶ峰山頂〜北尾根(東)〜譲葉台> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1525139.html <2018年8月11日 社家郷山(キジ谷ルート)〜小笠峰〜焼石ヶ原〜譲葉台> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1551641.html <2019年7月21日 社家郷山(林間ルート)〜樫ヶ峰山頂〜北尾根(東)〜譲葉台> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1938412.html <2020年8月1日 社家郷山(林間ルート)〜樫ヶ峰山頂〜北尾根(東)〜譲葉台> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2469965.html <2021年5月3日 社家郷山・南ルート全制覇(キジ谷〜林間〜キレット〜樫ヶ峰)〜北山公園〜夙川> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3140526.html |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴(ローカット)のみ
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感想
今回も同行者希望のコース。本当は土曜日に行きたかったが、天候が不安定なため1日延期して日曜日に山歩き決行。翌日に疲れを残さないためというのと、温泉でゆっくりする時間をとりたいということで、距離も短い軽めの歩きにした。
選んだのは西宮市と宝塚市にまたがるルートの組み合わせで、「樫ヶ峰〜社家郷山〜小笠峰〜焼石ヶ原〜譲葉台」だ。この山域の最大の名所である「馬の背」からの景色が抜群なので、結構歩くことの多い道だ。快晴を期待したが意外と曇りで残念だったものの、この日はほぼ貸し切り状態だったので快適、快適。
「樫ヶ峰」山頂に関する残念ポイントは「コース状況/危険箇所等」の欄に記載。
北尾根は主要4ルートがあるが、その下り口には非常に分かりづらいものもある。以前に比べると小さなテープマーキングがあったりするので、よほど注意深く観察しながら歩いていれば何とか発見できるだろう。今回は下り口ポイントを5ヶ所確認出来た。そのうち東から4番目の下り口は今迄気付かなかった新たな?下り箇所なのだが、今回はそれらしい踏み跡とテープマーキングが施されてるのを発見した。ゆえに未踏になるのだが、もしかしたら従来の他の北尾根の道(一番西側もしくは東から3番目のいづれか)に繋がっているのかもしれない。今後の探索が楽しみだ。
さて「焼石ヶ原」は緑地化がだいぶ進んでしまっていて残念。「大谷乗越」の東側や、「譲葉山」へ繋がる超マイナーなバリエーションルートへの取り付き地点にマーキングと案内札が付けられていたのは朗報。私のようなマイナールート好きには助かることこの上なく嬉しい。いつまで残っているか不安だが、消えてしまわないうちに挑戦してみたいもの。
今回の山行後のご褒美は、中山寺近辺にある「宝乃湯」。そこまでは電車で移動した。日曜日なのでさすがに混雑していたが、いつの通り抜群に良いお湯で、有馬温泉とほぼ同じレベルの天然温泉。いわゆる名湯だ。館内に「さぬき家」という食事処が入っているので、湯上りはそこで食事を頂くことが出来る。店内は意外に落ち着ける雰囲気だ。「宝乃湯」は靴箱の鍵をフロントに預けて、代わりにロッカーの鍵をもらうタイプ。最近は運営コスト削減のために客に自由にロッカーを選ばせる自己責任型の入浴施設も徐々に増えてきているので、そういうのが珍しくなっていくのかな。個人的にはフロントからロッカーの鍵を貰う方式のほうが客同士のトラブルもなくて安心できるので好きだ。そんなことより、一日も早く世間は正気を取り戻して、入浴施設や食事処などでも人数制限やマスクなどをなしにしてほしいなと思うなあ。
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