ぐんま県境稜線トレイル（志賀熊の湯→野反湖）

2022年06月05日(日) [日帰り]

• GPS: 10:17
• 距離: 21.0km
• 登り: 1,316m
• 下り: 1,501m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:28
• 休憩: 0:47
• 合計: 10:15

距離 21.0km 登り 1,324m 下り 1,504m

5:05 池めぐり登山口入口
6:03 横手山方面分岐
6:35 6:36 鉢山
6:49 6:50 四十八池分岐
8:04 8:05 忠右衛門新道分岐
8:24 8:43 赤石山
9:19 湯ノ沢ノ頭
10:13 10:30 ダン沢ノ頭
10:48 10:53 オッタテ峰
11:18 オッタテ峠
12:42 大高山
13:25 カモシカ平
14:23 三壁山
15:11 15:14 野反湖ビジターセンター
15:20 野反湖バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自家用車2台使用。1台は下山地点の野反湖の駐車場に、もう1台は登山開始地点の志賀高原熊の湯の駐車場で車中泊。

コース状況／危険箇所等

・コース上に雪田が数ケ所残っているがアイゼンを使うほどではない。
・昭文社の「山と高原地図」では、一部コースが難路指定（破線）になっているが危険個所はない。ただ、笹刈りがしていないと難路となりえる。状況は事前に担当役場等に問い合わせた方が良い。
・今回は、ダン沢の頭〜大高山間で数ケ所刈忘れ？とみられる箇所があったが、藪を漕ぐという程ではなかった。
・ダン沢の頭の手前に数日前とみられる熊の糞があった。今回は熊よけ鈴、熊よけスプレーを持参していた。

写真

6/5 4:52

熊の湯の駐車場から見る横手山方面。早朝はこんな曇天状態。

6/5 6:01

草津峠までの登山道に早くも雪田が出現。

6/5 6:04

草津峠分岐。2年前にはここを右にとり毛無峠まで行った。

6/5 6:36

鉢山山頂。快晴でも眺望は全然期待できない。

6/5 6:43

肉眼では立派な雲海が見えたのに・・・。

6/5 7:00

忠右衛門新道の笹。背丈を超える高さだがきれいに刈られている。ありがとうございます。

6/5 8:23

赤石山から見る大沼池。この頃から天気予報通り晴れて来た。

6/5 8:28

赤石山。これから未知の領域に入る。

6/5 8:47

多分コース上にあった一番大きな雪田。

6/5 8:50

仙人池付近には水芭蕉が咲いていた。低栄養のためか尾瀬のように大きくない。

6/5 8:52

仙人池をバックにもう一枚。

6/5 9:24

湯ノ沢ノ頭を過ぎた辺りもきれいに刈り込まれて快適だ。

6/5 9:47

ダン沢ノ頭の手前も快適だ。写真を撮った10m位先に大きな熊の糞があった。

6/5 9:54

ミネサクラが咲いていた。

6/5 10:14

ダン沢ノ頭に立つ標識。2018年のこの日にぐんま県境トレイルの様子を確認していたヘリが渋峠に墜落し、9名が亡くなった。

6/5 10:14

ダン沢ノ頭のすぐ先まできれいに刈ってある。

6/5 10:30

しかし、50mも行くとこの状態。コースは明確だが笹で地面が見えずペースは落ちる。でも、濡れていなくて良かった。

6/5 10:53

小高山へのトレース。遠方から見るときれいなトレースが付いているが所々膝上笹ラッセル。

6/5 10:57

笹の状態や昨年のヤマレコの記録から推察するに、多分昨年の秋に刈込みしたと思われる。

6/5 11:05

青空とミネサクラ。

6/5 11:08

標識には「小倉口三差路」とあるが、現在の「オッタテ峠」で白根開善学校に下りる道になる。笹刈りの状態は分からない。

6/5 12:27

大高山に着いた。ダン沢ノ頭からここまで笹刈りはしてあるが、忘れたのか手抜きなのか不明だが所々繁茂する箇所あり。これから盛夏を迎えると大変そう。

6/5 13:20

カモシカ平。向こうの山は高沢山。

6/5 14:24

三壁山に着いた。あとは下るだけだ。

6/5 15:13

野反湖キャンプ場にはシラネアオイが咲いていた。

6/5 15:23

野反湖キャンプ場の駐車場。日曜日なのに車はあまりなかった。

撮影機器：

arrowsM05 FUJITSU

感想

sa310

　本日（6月6日）関東地方は梅雨入りしたらしい。その前日にこの志賀熊の湯〜野反湖の縦走ができたことは良かった。今回の走破でぐんま県境稜線トレイルの未走破は野反湖〜三坂峠分岐だけとなった。今年実施の予定だが途中のムジナ平で小屋泊をするか、一気に旧三国スキー場までスルーするか悩ましいところだ。よく調査して考えよう。
　去年10月11日に同コースをスルーしたzawada氏によれば、ダン沢ノ頭から大高山間は背丈ほどの熊笹で約2時間の藪漕ぎを強いられたと記録にありその覚悟で決行したが、それ以後笹刈りをしてくれたらしく所々刈り忘れ？があるもののまあまあ快適に歩けた。関係者には感謝感謝です。
　「ぐんま県境稜線トレイル」と群馬県の肝いりで開発されたこのコース、整備予算不足や部局のしがらみもいろいろあるだろうが、適切な間隔で整備していかないと数年で廃道同然になってしまう。2018年に亡くなった9名の方々のためにも快適な稜線トレイルが確保され続けるよう要望したい。