槍ヶ岳(南岳新道から)
- GPS
- 32:22
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,591m
- 下り
- 2,631m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 10:01
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 11:26
天候 | 6/12 曇りのち晴れ 6/13 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷の木橋は折れて使用不可であったが、水量が多くはなかったので石伝いで渡れました。槍平小屋の方によると梅雨明けに橋を掛け直すとのことでした。 アイゼンは南岳西面カール通過と飛騨沢の下降時に装着しました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
梅雨が来る前の槍ヶ岳、新穂高温泉から南岳新道を経由して登ってみることにした。今回は南岳小屋の冬期小屋を利用しての一泊二日の行程で計画した。荷物は重いがゆっくり行けば大丈夫(?)だろう。
右俣林道から白出沢、滝谷出合までは特に問題ない。滝谷の木橋は雪の重みで折れてしまっていたが、水量も少なくて石伝いで渡渉できた。槍平小屋の方によると、木橋は梅雨明けに掛け直すとのことでした。南沢出合からは水もほとんど出ていなかったので、沢をそのまま詰めて南岳新道に合流することにした。しばらくのゴーロ歩きで登山道に出るが、この辺りから残雪が出てくる、標高で言うと2000m超あたりだろうか。雪は緩んでいるので夏靴のままで歩行可能だが、急斜面の残雪は少し緊張する。滑落しても死にはしないだろうが、登り返しが嫌www
重荷に喘ぎながら急登していく、あまりのキツさに持ってきた水を全部捨てようかと思ったほどだ。だが、歩荷トレーニングも兼ねているので、グッと我慢して、最近のモットー「じっくり行こう」を唱える。鉄ハシゴからは南岳の西面カールに入る、まだ残雪が豊富で夏道は雪の下だ。ここでアイゼンとピッケルに換装してトラバース気味に尾根上部を目指す。ここも滑落したとして死ぬことはないと思うが、登り返しが嫌www。慎重に行こう。と言うか、重荷と3000m近い標高の所為で遅々として進まない。おまけに夏道復帰するポイントを見逃してそのまま雪に導かれて直登してしまった。道理でキツいはずだ。ともあれ時間を掛ければいつかは着くものだ、登山道に合流すると傾斜も緩んで直ぐに南岳小屋だった。
冬期小屋は綺麗で快適な小屋でトイレも内部に設置されている。それでも結構寒くて、冬用のシュラフを持ってきて良かった。3シーズン用だと寒かったかもしれない。
翌日は南岳から槍ヶ岳への縦走だ。所々、残雪が出てくるが、いちいちアイゼンにするのも面倒なので雪を避けながら歩く。ほぼ夏道なのでアイゼンにする場面はなかった。月曜日という事もあり、登山者は少なめの静かな槍山頂を楽しむ。梅雨前の貴重な好天、晴れ男の面目躍如だな(笑)
下山は西鎌尾根から千丈沢乗越経由で飛騨沢に降りて、槍平を経て新穂高温泉に戻った。槍平付近は山の春が真っ盛りの様子で、鳥のさえずりや新緑が心地良くて天国にいる様だった。
まかせて〜〜今度は小槍をやっつけに行くよ〜〜〜
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