浅草岳 花の山に感動したがヒメサユリには出会えず
- GPS
- 04:40
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 739m
- 下り
- 721m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | すき家魚沼国道17号線 道の駅「いりひろせ」 見晴らしの湯 こまみ |
写真
感想
今週末は北に行けば行くほど晴れ、関東南部は天気が崩れる可能性が高いという。それならば、北上するのみということでかつてから行きたかった浅草岳に行くことを計画した。
金曜日、職場を定時に出れるかどうかが第一関門、三浦半島から圏央道に乗るまでの渋滞に引っかかるか引っかからないか、これで1時間以上は変わる。急な残業が入れば、浅草岳の計画は先延ばしにして群馬や栃木の山に登るのみだ。
そこは無事に圏央道に乗ることができた。あとは関越道をひたすらに北上し、新潟県のPAにて車中泊となった。
4時起床、調べると魚沼市にすき家があるので、すき家5時になるように出発し朝食を頂いた。あとは登山口に向かって車を進めていく。どうやら雪崩で橋が流されてしまい福島県との県境は越えられないそうだ。ということは、県境前にある登山口から登るか、ネズモチ平登山口から登るかの二択である。初めての山は楽なコースから行くというマイ哲学をもとに登山口はネズモチ平を選択した。
6時30分ごろスタート。先客は3名のみだ。70台ほど停められる駐車場、雪解けが進み最近になってここまで来れるようになったらしい。登山口で地元ベテランさんがそう教えてくれた。
ネズモチ平からの登山道は2コースある。急登りで一気に登っていくコースと、桜曽根登山道という尾根道の道だ。基本は急な道で登り尾根道で降ってくるのが王道、私は最初の急登りの道を見つけられずに桜曽根登山道を登ることとなった。それはそれでよかった、桜曽根登山道はまるで花街道、花は下りより登りの方が見つけやすい。きっとここを下りで使ったら見つけられない花がかなりあったのではないかと思う。
花を見つけるたびに息をとり撮影してまた歩くを繰り返していた。
この時期の浅草岳は雪渓を何度か超える。アイゼンは必要ないがダブルストックは欲しい。基本締まっていて踵から踏みつけるとグリップがあるが、一旦滑ってしまったら落ちてしまうことも想像できる。この日登っていた人はアイゼンの人はいなかったがストックを持っていない人もいなかったように感じる。
最後の雪渓を超えると高層湿原、ワタスゲなどがもう咲き始めている。ここまでくれば、山頂まで標高差30mほどだ。
山頂はブヨの天国だった。あっという間にたかられる、とても山頂では休憩できなかった。山頂標識や三角点を撮影し、三角点にタッチし一旦は座るが、すぐに「ダメだこりゃ」ということになり下山を始めた。ブヨにたかられながら悠々とパンを食べている先客もいたが、ただただ凄いと思った。
下りは、来る時に歩かなかった急坂の道を選択する。川のように水が流れている登山道で、泥も滑る、木の根も滑る、岩も滑る、何もかも滑る道だった。やはりこの道は登りで使うのがふさわしい。コースタイム1時間4分の道を1時間40分かけて下ってきた。一度転び、一度右足を捻った。全体では、コースタイム5時間半の道を4時間半程度で戻ってきた。下では時間を稼げずオーバーしたが、登りやすい尾根道ではコースタイムを巻いている、自分にとって珍しいこととなった。
駐車場に戻ってくると車はかなり増えていた、3分の2程度は埋まっているようだ。車で降る時にもすれ違いが複数あった。この時間から登る人もいるのだろうな。
昼食は道の駅「いりひろせ」にある蕎麦屋さんで取ることとした。手打ちそばを注文すると、「ついでに野草の天ぷらはいかがですか?」と進められ同意した。蕎麦も野草も美味だった、ちょっと贅沢な昼食だったが値段相応と思う。
温泉は、かつて来たことがある温泉へ、600円は安い。露天風呂からは越後駒ヶ岳・中の岳・八海山が見えており、少々長湯してしまった。
その後、群馬に戻って車中泊、日曜日は群馬の山を歩く予定だ。
コメント
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浅草岳、まだヒメサユリは早かったですか。
実は今日、自分は浅草岳の福島県側の登山口である、田子倉登山口まで車で行きました。
まあ、今日登った山(蒲生岳)が早朝ガスガスだったので、ガスが晴れるまで時間を潰すためですけど。
本当はあいよし橋(雪崩で流された橋です)がどうなっているかを見に行ったのですが、田子倉登山口で通行止めになっていて確認はできませんでした。
新潟県側から浅草岳に向かい、県境が通過できないと案内されていたので「ネズモチ平」という選択肢になりました。
こちらからのヒメサユリは、北斜面ということでありませんでしたが、六十里から登れば咲いているそうです(当日のハイカーの話、当日六十里から登ったレコ)。
しかし、ヒメサユリがなくてもたくさんの種類の花に囲まれての幸せな時間を過ごすことができました。
蒲生岳のレコを楽しみにしています。
aideieiでした。
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