焼岳〜西穂山荘へ縦走
長野県
岐阜県
nurupo
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,999m
- 下り
- 2,010m
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6:42中の湯焼岳登山口-8:16広場8:31-9:52焼岳山頂10:06-11:19焼岳小屋11:36-15:52西穂山荘
【2日目】
7:16西穂山荘-9:21田代橋-9:55大正池-10:45釜トンネル中の湯バス停-11:50中の湯焼岳登山口
| 天候 | 5月4日 晴れ後曇り 5月5日 雪（下界は雨） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
西穂山荘 テント幕営料500円 トイレ有り 水は自動販売機にて販売 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【アイゼン】 広場〜焼岳山頂 焼岳山頂から焼岳小屋への下り100メートルくらい（地肌が見えてるので外した） 焼岳小屋〜西穂山荘 西穂山荘〜上高地への下り 標高1800メートル付近 【ピッケル】 焼岳山頂から焼岳小屋への下り100メートルくらい 焼岳小屋〜西穂山荘手前のきぬがさの池 西穂山荘〜上高地への下り 標高1800メートル付近 ＊上記以外は全てストック使用 【登山ポスト】 中の湯焼岳登山口には無し（上高地側、田代橋から西穂への登山口には有り） 中の湯焼岳登道入り口〜広場 最初から締まった雪道。日当たりの良い場所は夏道になっている。トレースも沢山あり、急登な箇所はステップが形成され歩きやすい。次第に傾斜が緩くなると広場に着く。 広場〜焼岳山頂 広場にはテント幕営地としては最適なようだ。沢筋をひたすら直登して行く。山頂に近づくにすれ硫黄に匂いがしてくるとともに噴煙が上がっているのを目の前にする。 噴煙箇所から右に折れ、岩が露出した夏道が露わになっていた。スグに左に折れると山頂は目の前。南峰は立ち入り禁止だがトレースが見られた。 焼岳山頂〜焼岳小屋 少し戻り、雪の沢筋の急斜面を下って行く。岩に付けられたペンキマークを見ながらの岩と雪のミックス斜面の下り。後ろを振り返ると大岸壁が襲ってくるような気がした。落石には気をつけたい。100メートルも下ると夏道が露わになっている。コルまで下り目の前のピークを越え、焼岳小屋への下り道には雪が覆われていてる。 焼岳小屋〜西穂山荘 ココの縦走路はバリエーションルートでした。とにかく尾根上を歩いて行く。地図上よりも思った以上にアップダウンがあった。さらに雪の量も多くて数メートルのアップダウンも堪えた。 所々東側に雪庇が発達しているので、西よりをトラバースする。樹林を縫いながら、時にはズボッと埋まりながら地形と地図を確認しながら行く。西穂山荘が北にチラチラ見えるので北へ北へ、尾根上を歩いて行けば迷いはしないが、コースタイムの1.5倍はかかると思った方がよい。 西穂山荘〜田代橋（西穂への登山口） トレース有り、看板有りで安心感があります。ただ宝水までは急坂です。トレースが散乱していて困惑するかもしれませんが行く着く先は同じですので安心して下さい。雪も締まっているので歩きやすかったです。 宝水の水場には水は出ていませんでした。少し行くと丸太階段が見えるが、踏み抜くと危ないのでトラバースするルートが付けられていた。 次第に木階段が多く見られ、沢の音が聞こえてくると登山口に出る。 |
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感想
始めに。写真の中にnurupo分身が3ヶ所隠されてます。探してね→（｀・ω・´）
さてGWの4連休。1泊してどこへ行こうか…。前に焼岳敗退したし、焼岳〜西穂高岳の縦走記録もあまり記録になかったので、どんな縦走になるかワクワク。nurupoの探究心が騒ぐねぇ（｀・ω・´）
前日仕事終わり準備して車を走らせ、いつものごとく道の駅へ車中泊。ぬ〜今夜は冷えますなぁ。どうやら月曜日は天気悪くなるみたいだし、もしかしたら西穂高岳へは行けないことになるかも…。
翌朝。上高地へは国道19号線藪原駅から奈川方面へ抜け道で行くが、なんと奈川で通行止めに！！ぬ〜引き返して松本から上高地へ行くとなるとだいぶ時間ロスだ！！引き返してすぐ、乗鞍上高地スーパー林道なる道をみつける。ふむ（｀・ω・´） この林道を使って上高地へ抜けれそうなのでスーパー林道を行く事に。見事抜けれました。
GWで渋滞が起きてるかと思いきや、けっこう空いていました。紅葉の季節が1番ピークですかねぇ。駐車待ちで渋滞の列がすごかったですが…。
ウネウネと安房峠への道を行く。10号カーブから少し行くと無料駐車場があります。8台ほど停まってました。
少し遅れたので早々と準備をし、久しぶりの雪山テント泊装備。いつもは使用しないストックを使う。
やはりストックがあるとこんなにも楽なのかと思うくらい順調に、コースタイム通りで山頂まで行けました。
山頂へ着くと、展望は圧巻！！冷え込んだせいか、空気が澄んでいて遠方まで見渡せました。しかし、景色に見とれていると「ドスンッ」と地震が起きました。どうやら昨日から飛騨地方に群発地震が発生しているようでした。コエー((((；゜Д゜)))ガクガクガクブルブルブル
焼岳が噴火する予兆ではないかと思うくらい怖くなり、早々と西穂への縦走にとりかかりました。
鞍部まで下ると、一人焼岳へと向かう人とすれ違いました。上高地から焼岳小屋へと直接来た方なようで、nurupo以外にも一人西穂へ行った方が居たことを教えてもらいました。ほう…先行者がいたとは…。トレースが期待できそうだ。しかし焼岳小屋から先まったく不明瞭。トレースも無いし、どこへ行った？先行者よ…。
焼岳小屋で昼前になったので心を落ち着かせ、昼食タイム。天気が良いうちに西穂高岳まで行って明日下山予定をしていたが、時間オーバーするので西穂山荘までにしようと決めました。
地図と地形を見ながら、とりあえず尾根上へ出ようと雪の急斜面を登るnurupo。雪が締まっているから良かったものを…。何とか尾根上へ出て、西穂への縦走路を見ると…ん〜遠い！！近いようで遠い！！地図にないアップダウンを幾度となく越え、雪庇が発達してる箇所が多々見られた。東側に雪庇が発達してるので、西側をトラバースするが、スリップしたら谷底まで滑落するような箇所も…。初心者が行くようなルートではないですねぇ。まだまだ初心者なnurupoは無謀なのかは知らないが…けっこう初めから上級向けなことを果敢にも挑んでいます。
バリエーションルートっていうのは、どうも不安が常に付きまといますねぇ。早く西穂山荘へ着きたい思い一心でした。
しかしまだnurupoへの試練は続いた…。とあるピークをトラバースしないと尾根上へは行けなくて、トラバースの斜面が雪崩そうな感じでした。少し上部に亀裂入ってるし…。悩んだあげく決行することに。遅すぎず、急ぎすぎず慎重にトラバース。無事渡りきると、ホッと一安心。核心部を終え後はひたすらアップダウンの繰り返しで、どうにか西穂山荘まで到着。西穂山荘直前の登りでは、疲れた体に重荷が加わりバテバテでしたが…。コースタイムの1.5倍かかって無事到着。
雪上テント泊まだ2度目だが、上手く風よけブロックを積みテントを張れました。1時間ほどかかってしまったが…。
テントの中で食事をしていると、またもや地震が幾度となく起きた。怖い！！山体崩壊するんじゃないかと色々と考えてしまうnurupo。でも昨日よりは地震落ち着いてきたのでこれ以上起きないことを祈りました…。
夜になると風が出てきてパタパタとテントを叩く音でほとんど眠れませんでした。夜中になって風が止んできたかな？
翌日。荒天。雪で視界も悪し！！皆ロープーウェイ方面へと下山して行く方が多く見られた。nurupoも下山することに…。西穂高岳への登頂はまた今度ですな…。残念。
nurupoは上高地方面へと下り、さすがに人気が無い、でも2名ほどすれ違いました。次第に雪から雨へと変わり、無事上高地へと下山出来ました。雨の中でも上高地は人が多い！！一人上高地へとは逆に自然散策路を歩き沢山の人とすれ違う。大正池から車道に出て、ぬ？交通整理してる…どうやら一昨日の地震で落石があり道幅が狭くなっているからだとか…。地震コエー((((；゜Д゜)))ガクガクガクブルブルブル 途中焼岳方面の斜面も前来た時よりもひどく崩落してる感じがした。
後はひたすら車道歩き。観光バス、送迎バス、タクシーが次々と走っている中、黙々と雨の中一人歩いている人が居るなぁと思われた方が多いでしょう…そうです、その変人がnurupoなのです！！（｀・ω・´）
追伸：nurupo分身を最後に撮った場所に置き忘れてしまいました。宝水の水場の木にぶら下がっていると思われます。どなたか救ってやって下さい（´；ω；｀）
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