入笠山（のんびり花鑑賞、貴重な花の数々を見ることができました。驚きの再会も！）

2022年06月25日(土) [日帰り]

• GPS: 11:05
• 距離: 16.9km
• 登り: 765m
• 下り: 753m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:56
• 休憩: 2:01
• 合計: 10:57

4:40 沢入登山口
5:30 5:50 入笠湿原
6:04 6:39 山彦荘
6:41 6:41 入笠湿原
7:12 7:13 アカノラ山
8:17 8:17 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
9:03 9:03 入笠湿原
9:11 9:11 山彦荘
9:45 9:45 岩場コース 迂回コース分岐
9:58 10:14 入笠山
10:37 10:37 首切登山口（仏平峠）
10:48 10:55 首切清水
11:04 11:05 大阿原湿原
11:14 11:30 テイ沢分岐
13:24 13:26 テイ沢入口
14:06 14:06 JA入笠ハウス
14:33 14:40 御所平峠登山口
14:42 14:47 マナスル山荘天文館
14:47 14:55 マナスル山荘本館
15:04 15:05 山彦荘
15:09 15:11 入笠湿原
15:37 沢入登山口

天候

曇りのち晴れ
強風→弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜入笠山沢入登山口駐車場＞
・無料で40台ほど駐車可能です。
・奥にあるトイレは24時間利用可能です。

以下、登山口ナビさんのページ（ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-2785 ）からの引用です。

緯度経度：35.901817 138.190742

入笠林道のマイカー規制地点にある無料駐車場。
アクセスは中央道の諏訪南ICを下りて国道20号線方面へ右折、国道につき当たったら甲府方面へ左折し富士見パノラマリゾート入口の交差点を右折、1.9kmほど先の十字路を入笠山の案内板に従い右折する。
入笠林道は11月下旬から4月下旬まで冬期閉鎖、沢入から先も4月末から11月上旬まではマイカー規制が行われ、8時00分〜15時00分は一般車の通行は禁止となるため、特にすずらんや紅葉シーズンは混雑する。
入笠山の登山口は駐車場のすぐ脇にある。

コース状況／危険箇所等

＜沢入登山口〜入笠湿原〜入笠山山頂〜大阿原湿原＞
良く整備された登山道で歩きやすく、危険箇所はありません。

＜テイ沢＞
沢沿いを緩やかに下っていきます。
目立った危険箇所はありませんが、沢のすぐそばを歩くため狭いところがあり、すれ違いに注意が必要です。
後半は、橋で何度も沢を渡ります。
一箇所、老朽化のため渡れない橋があり、そこだけは渡渉が必要です。

その他周辺情報

＜ゆーとろん水神の湯＞
入笠山の麓にある、100%源泉かけ流しの日帰り温泉施設です。
2種類の内湯、8種類の露天風呂（※）があります。
西側と東側があり、男湯、女湯の日替わり入れ替え制です。

※水神の湯（西側のみ）、樽風呂（西側のみ）、鉄平風呂（東側のみ）、うたせ湯、野ろま湯（西側のみ）、丸風呂（東側のみ）、洞くつ風呂（東側のみ）、かま風呂（西側のみ）

営業時間 11:00〜20:30（最終受付20:00）
入浴料金 910円（JAF／モンベル会員カード提示で100円引き）

URL
https://yuutoron.com/

写真

6/25 4:34

4度目となる入笠山。
今回も沢入登山口からのスタートです。
車は朝4時半時点で3台、もっと停まっているかと思ったのですが、ちょっと拍子抜け。

6/25 4:38

登山口に咲いていたウツボグサ。

6/25 4:38

ノイバラかな？

6/25 5:05

ヒメウツギ。

6/25 5:29

1時間かからず入笠湿原に到着です。

6/25 5:36

シロバナノヘビイチゴ。

6/25 5:37

ウマノアシガタがちらほら。

6/25 5:41

小さくて可愛いスズラン。
入笠湿原だけでなく、マナスル山荘付近のお花畑にもたくさん咲いていました。

6/25 5:42

昨夜の雨で水滴が付き、瑞々しいアヤメ。

6/25 5:48

去年の夏に来たときは、もっと咲いていたような？

6/25 5:50

クリンソウ。

6/25 5:51

レンゲツツジ。
ポツポツと固まって咲いていました。

6/25 5:53

もう終盤だと思いますが、綺麗ですね。

6/25 5:54

こちらはやや色が薄め。

6/25 5:56

さっき見たクリンソウはちょっと寂しい感じでしたが、コレはかなり花がたくさん付いていました。

6/25 6:00

上から見ると車輪のようで美しいですね。

6/25 6:09

キバナノアツモリソウ。
自分が好きな花ベスト5には入ります。
見たのは2017年の夏に鳳凰三山縦走したとき、鳳凰小屋の前にあったお花畑で見て以来、実に5年振りですね。

6/25 6:11

ほんと魅力的な造形です。
色も良いですね。

6/25 6:15

この花を初めて見たときのインパクトは、今でも忘れられません。

6/25 6:17

無事見ることができて良かったです！

6/25 6:21

入笠湿原にある、山彦荘前の柵内に結構な数が咲いています。

6/25 6:28

ちょっと風が強いですが、良い天気です。
ですが、曇りでもいいから風が無いほうが良かったというのが正直なところ。
風があると花を撮るのが大変なんです。

6/25 6:42

ではゴンドラ山頂駅前にある、山野草公園に向かいましょう。

6/25 6:47

木階段の脇にキバナノヤマオダマキが咲いていました。
コレはまだ花弁が開ききっていませんね。

6/25 7:03

今の時間は誰もいません。
ゴンドラが動き出すまでは静かなものです。

6/25 7:06

透け透けスズラン。
スズランもサンカヨウみたいに透明になるんですねー。

6/25 7:08

あれ、こんなところにベニバナイチヤクソウが。

6/25 7:14

ニッコウキスゲ。

6/25 7:16

ここのドイツすずらんはもう終わっています。

6/25 7:23

グンナイフウロ。
上から。

6/25 7:26

グンナイフウロ。
下から。

6/25 7:29

ニッコウキスゲは数はあるんですけど、萎れていたり形が悪いものが多かったです。
コレはまあまあかな？

6/25 7:29

コレも良いですね！

6/25 7:37

花弁が細い個体。

6/25 7:32

たくさん咲いていました。

6/25 7:31

ヨツバヒヨドリ。

6/25 7:34

八ヶ岳一帯は雲の中。
自分が入笠山に来て、八ヶ岳がハッキリと見えたことってあったかな？

6/25 7:43

ヤグルマソウ。

6/25 7:45

さて、楽しみにしていたイチヨウランを見にきました。
山野草公園の隅にあります。

6/25 7:49

ありました！
結構遠いので、ズームで見るしかないのがちょっと残念。

6/25 7:56

こちらにも。

6/25 7:56

最後に見たのは2018年の夏に登った燕岳で以来なので、4年振りですね。

6/25 7:58

風が吹いたら倒れそうなほど、か弱い印象がありますね。

6/25 8:02

素晴らしいです。

6/25 7:59

開花待ちの集団。
これが柵から一番近い位置にありました。

6/25 8:08

コウリンタンポポ。

6/25 8:15

ベニサラサドウダン。

6/25 8:15

花弁が開いたキバナノヤマオダマキを見つけました。

6/25 8:18

今日のメインディッシュ、釜無ホテイアツモリソウ。

6/25 8:18

間に合って良かったです。

6/25 8:19

柵で守られた実験園内に、数株が咲いていました。

6/25 8:20

色といい、形といい、素晴らしい！

6/25 8:26

コレは水滴が付いた株。

6/25 8:28

キバナノアツモリソウはここにも咲いています。

6/25 8:29

こんな感じですね。
キバナノアツモリソウはここでも見られますが、山彦荘前のほうが間近で見ることができます。

6/25 8:36

ベニバナイチヤクソウ。
なんか数が少ないような・・・。
場所が悪かったのかな。
それとも他の個体はもう終わっちゃったのかな？

6/25 8:51

ササバギンラン。

6/25 8:55

ウマノアシガタは、いたるところで見ることができました。

6/25 9:19

ここはクリンソウの大群落を見ることができました。

6/25 9:21

数多のクリンソウの中で、この個体だけ濃いピンクでした。

6/25 9:23

前回は行きませんでしたが、今日は天気も良いし、入笠山の山頂まで行くことにしました。
ポツポツと見えている赤はレンゲツツジです。

6/25 9:28

アヤメとキバナノヤマオダマキの競演。

6/25 9:35

登山道沿いにたくさんのスズランを見ることができました。

6/25 9:38

シロバナノヘビイチゴ。
これもたくさん咲いていました。

6/25 9:41

ツマトリソウ。

6/25 9:53

山頂手前の階段。
そういえば、雪の無い時期に山頂へ来るのは初めてかも。

6/25 9:57

オオヤマフスマ。

6/25 9:57

山頂に到着。
激混みですねー。
山頂標との自撮りは今日はいいかな。

6/25 10:01

八ヶ岳のガスはかなり晴れました。
自分が見た中ではベストかな？

6/25 10:08

南側には南アの山々。
左から観音岳（鳳凰三山）、高嶺、甲斐駒、鋸岳、仙丈ヶ岳（ガスってますけど）。
こちらもこんなに綺麗に見られたのは初かも。

6/25 10:02

甲斐駒（中央）と駒津峰（右）。

6/25 10:02

観音岳（左）と高嶺（右）。

6/25 10:03

鋸岳。
見えているピークは鋸山（左）と編笠山（右）ですね。

6/25 10:03

仙丈ヶ岳は厚い雲の中。

6/25 10:04

北八ツ。
左から蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山、丸山。

6/25 10:05

霧ヶ峰（車山）。

6/25 10:05

手前に高ボッチ山（左）と鉢伏山（右）。
奥にはぼんやりとですが、後立山連峰の山々が見えました。
諏訪湖も今日はクッキリ！

6/25 10:06

中アもかなり見えています。

6/25 10:06

経ヶ岳。

6/25 10:06

ガスっていますが、木曽駒も見えました。

6/25 10:07

大棚入山（左のピーク）。

6/25 10:07

戸倉山（中央）と右奥に陣馬形山。

6/25 10:09

薄いですが、富士山も見えました！

6/25 10:12

奥秩父山塊。
左から三宝山、小川山、金峰山。

6/25 10:31

大阿原湿原に向かっている途中、前から来たご夫婦に「どこかで会ったかいな？」と声を掛けられました。
（・・・どこかで会ったかな？）と自分が思案していると、旦那さんから「ほら、雨飾山で一緒に登った・・・」と言われたので思い出しました。
なんと、昨年の夏に雨飾山へ登った際、途中で仲良くなり、山頂まで一緒に登ったご夫婦だったのです！
凄い偶然に感謝です。
せっかくなので、また一緒に写真を撮りました。
そういえば、またお名前を聞きそびれてしまった・・・。
まあいいか。
お二人とは山を続けていれば、またどこかで逢える気がします。
二度あることは三度あると言いますし。
※レコへの写真掲載許可はいただいています。

6/25 10:43

首切清水まで下りてきました。
ここに設置されているテーブルベンチで、しばしお昼休憩しました。

6/25 11:04

大阿原湿原。
湿原という割には水が少ないような。

6/25 11:11

テカテカのウマノアシガタ。

6/25 11:28

八重咲きのウマノアシガタ。

6/25 11:29

今日はテイ沢を通り、周回して戻ります。
ここからは初めて歩くので、楽しみです！

6/25 11:42

テイ沢はいいですね。
沢の音も耳に心地良いです。

6/25 11:50

上から吹き下ろしてくる風が涼しいです。

6/25 11:55

ベンチかな？

6/25 11:57

豊富な水と苔むした岩。
素晴らしい！

6/25 12:18

小さな滝が連続する、こんな場所も。

6/25 12:30

ほとんど苔に覆われた大岩がありました。

6/25 12:36

オドリコソウ。

6/25 12:36

この大岩はかなり大きかったです。

6/25 12:40

下にはこんな隙間が。

6/25 12:46

直射日光が無いのと、水の音でこんなにも涼しく感じるとは。

6/25 12:46

ミヤマカラマツ。

6/25 12:48

今咲いているのは二輪ですが、サンリンソウですね。
元々は三輪咲いていたのが、左の花が落ちています。

6/25 12:49

ハリブキの巨大な葉。
名の通り、葉の上には針のような刺があります。

6/25 12:52

なんか派手な倒木です。

6/25 13:00

ヤマキマダラヒカゲが指にとまりました。
指を振ったくらいでは逃げません。

6/25 13:07

コンロンソウかな？

6/25 13:11

ここは滝の直ぐ横を通ります。

6/25 13:13

目の前に迫る岩壁が迫力ありますね。

6/25 13:16

カモシカさん（もしくはシカさん）の死骸に群がる大量のヤマキマダラヒカゲ。
動物の死骸や糞に群がるのは、蝶の習性だそうです。

6/25 13:18

蹄があるのでこれは脚ですね。
まだ肉が残っていて生々しいです。
蝶って、水や花の蜜以外にも、血液も吸うんですね。

6/25 13:20

この橋渡るべからずな丸太橋。
右を渡渉しました。

6/25 13:23

テイ沢出合に到着。
ここからはずっと林道歩きです。

6/25 13:25

ここにも、ほぼ白骨化した死骸が。

6/25 13:26

ムラサキサギゴケ。

6/25 13:32

ミゾホオズキ。

6/25 13:33

カッコイイ（？）人発見。

6/25 13:33

ビビッドな色のクリンソウを見つけたので、アップで撮ってみました。

6/25 13:34

とろろ昆布てんこ盛り。

6/25 13:35

いや〜、暑い。
ですが、右を流れる沢のせせらぎに癒されます。

6/25 13:36

白い葉が特徴的なマタタビの木。

6/25 13:44

この菜の花みたいな花は何だろ？
アキノキリンソウではなさそうだし。
オミナエシしては花が大きいし。

6/25 13:53

マルバダケブキの葉。
大きいですね。

6/25 13:54

あれれ、行き止まり？

6/25 13:54

どうやら、ゲートは乗り越えて進んでいいみたいです。

6/25 13:56

入笠牧場内の牛さん。
ここには5頭いました（写真に見えない位置にもう1頭います）。

6/25 14:00

金網越しに見ていたら、みんな近くに寄ってきました。
やっぱり近くで見ると大きいな〜。

6/25 14:07

向かいの斜面には、草を食む黒毛の牛が見えました。

6/25 14:08

入笠牧場脇にあった、1本の特徴的な木。
この〜木何の木、気になる木〜。

6/25 14:10

上に何かあるみたいなので、行ってみます。

6/25 14:11

南無入笠観世音菩薩だそうです。
奥には、ヘビの姿を浮き彫りにした石碑がありました。

6/25 14:29

ここにも八重咲きのウマノアシガタが。
今日はたくさん見ることができました。

6/25 14:32

ニガイチゴ。

6/25 14:32

開道記念の碑。
「雨風に
　　めげず
　　　拓きし
　　　　十余粁」

6/25 14:33

入笠ハウス紅葉軒。

6/25 14:33

マナスル山荘に戻ってきました。
いつか食べたいビーフシチュー。

6/25 14:45

マナスル山荘で、地図バンダナを購入。
1650円也。
ちょっと高いですが、作りはしっかりとしているので、その価値はあると思います。
ほんとは手ぬぐいが欲しかったのですが、売り切れでした。

6/25 14:49

あじくんハウスに姿がなかったので、散歩中かなと思ったら、少し先の倉庫前で寛いでいました。
あじく〜ん、また来たよ。

6/25 14:50

あじくん、もうちょっと警戒したほうがいいと思うよ。
まあ、嬉しいけど（笑）。

6/25 14:57

マムシグサ。

6/25 15:00

ここの水はかなり冷たかったです。
タオルを浸して首に巻くと、凄く気持ちがいいんです。

6/25 15:04

山彦荘前のキバナノアツモリソウとお別れ。
来年も元気に咲いておくれ。

6/25 15:07

見逃していた、入笠湿原のエゾムラサキ。

6/25 15:08

アヤメ。
これが今日、自分が見た中で一番の美人さんだったかな？

6/25 15:10

キバナノヤマオダマキ。

6/25 15:35

ただいま〜。
もう15時を回っているので、車はだいぶ少なくなったようです。

6/25 15:36

ん？ 自分の車のワイパーに何か紙切れが挟んでありました。

6/25 15:36

さっき逢ったご夫婦からのメッセージでした。
そういえば、自分も雨飾山でご夫婦のキャンピングカーに同じことをしたんだった。
そのお返しかな？

6/25 16:04

いつもそうなのですが、八ヶ岳は自分が下りてくると晴れます。
今日も例に漏れず（笑）。
左から横岳、阿弥陀岳、赤岳、西岳、権現岳、編笠山、三ツ頭。

6/25 16:03

左から西天狗岳、東天狗岳、根石岳、峰の松目、硫黄岳。

6/25 16:01

左から蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山。

6/25 16:02

東側には瑞牆山と金峰山。
五丈岩もはっきりと見えました。

6/25 17:50

帰り道、にわか雨が止んだ後に綺麗な虹が出てました。
よく見ると、二重になっていますね。

6/25 18:46

夕暮れ時。
富士山の山頂付近だけが雲にすっぽりと覆われていました。
雲がほんのりとアーベント。

6/25 18:45

まるでホイップクリームを乗っけたみたいですね。

6/26 22:23

代表写真用

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX10M4 SONY

サイバーショット DSC-RX100M6 SONY

装備

MYアイテム

MonsieurKudo

重量：7.14kg

感想

MonsieurKudo

今週末は、土曜日だけの山行です。
ちょっと出遅れ感はありますが、入笠山へ花鑑賞に出かけました。

早く入笠湿原やゴンドラ山頂駅前の山野草公園に着きたいので、今回も沢入登山口からスタートです。（自分としては、入笠山を登るときに使う登山口は沢入一択です。）
もっと車が多いかと思いましたが、朝4時半時点で自分の車含め3台だけでした。

1時間弱で入笠湿原へ到着。
誰もいません。
風が強く、花の撮影はちょっと手こずりました。
今日は景色が目的ではないので、曇りでもいいから風が無いほうが良かったなぁ。

入笠湿原はスズラン、アヤメ、レンゲツツジ、クリンソウを主に見ることができました。
そして、山彦荘前にある柵の中には、キバナノアツモリソウが咲いていました。
特徴的な模様・容姿で、自分の好きな花のベスト5に入ります。
初めて見たときの衝撃は忘れられません。
ゆっくりと鑑賞＆写真撮影を行い、たっぷり20分は柵の前にいたと思います。

キバナノアツモリソウを心ゆくまで堪能した後、湿原の中央にある木段を登り、ゴンドラ山頂駅へ。
ゴンドラの営業開始は8時半なので、山頂駅には誰もいませんでした。

山頂駅前にある入笠すずらん山野草公園をまわって花鑑賞。
ここではニッコウキスゲ、グンナイフウロなどの花が咲いていました。
そして奥にある柵内にはイチヨウランの可憐な姿を見ることができました。
咲いているほとんどの株が遠くにあるので、目の前でじっくりと見られなかったのは残念でしたけど・・・。

次に釜無ホテイアツモリソウを見るため、公園内にある実験園へ。
柵越しにですが、結構近くに咲いているので、間近に見ることができました。
ホテイアツモリソウをこれほど近くで見たのは初めてだったので、興奮しました。
少し来るのが遅かったので咲いているか心配でしたが、無事見られて良かったです。

これで今日の目的はほぼ達成。
せっかく天気が良いので、今日は入笠山の山頂を踏むことにしました。
何気に雪の無い時期に登るのは初めてだし。
山頂は大勢の人で賑わっていました。
八ヶ岳は少しだけガスっていましたが、それでも自分が山頂から見た中では一番でした。
甲斐駒がハッキリと見えたので、それだけで満足です（笑）。

小休憩して山頂を後にし、次は大阿原湿原へ。
その途中で、前から歩いてきたご夫婦の旦那さんから、すれ違いざま「どこかで会ったかいな？」と声を掛けられました。
（・・・どこかで会ったかな？）と自分が記憶を探していると、旦那さんから「ほら、雨飾山で一緒に登った・・・」と言われたので、それで思い出しました。
なんと、昨年の夏に雨飾山へ登った（ http://yamare.co/3384846 ）際、途中で仲良くなり、山頂まで一緒に登ったご夫婦だったのです！
凄い偶然に感謝です。
15分くらいお話しし、再会を軽く約束してお別れしました。
そういえば、またお名前を聞きそびれてしまいました。
まあいいか。
お二人とは山を続けていれば、またどこかで逢える気がします。
二度あることは三度あると言いますし。

その後は大阿原湿原を歩き、初めてのテイ沢へ。
この日は気温が高く暑かったのですが、沢の水音と直射日光を遮ってくれる新緑の木々のおかげで涼しかったです。
テイ沢まで来る人はあまりおらず、静かな山（沢？）歩きが楽しめました。

テイ沢出合からはずっと林道歩き。
途中にあった入笠牧場で暫し牛さんたちを鑑賞。
牛さんたちは、頭部に群がるアブなどの虫が鬱陶しいらしく、しきりに首を振っていました。

マナスル山荘まで戻ってきたところで、小休憩。
倉庫前で寛いでいるあじくんを見つけたので、逢いにいきました。
あじくんは自分が近づいても立ち上がったりせず、あくまで寛ぎの姿勢を崩しません。
それが可愛くて、自分もあじくんの隣りに腰を下ろして、暫し撫でたりして戯れました。

あじくんとお別れし、入笠湿原へ。
早朝はだれもいなかった湿原も、花を見るたくさんの人たちで賑わっていました。
・
・
・
入笠山はいつ登っても楽しいですね。
今回は貴重な花々を心ゆくまで見ることができたし、驚きの再会もあったし、この日入笠山を訪れてほんとに良かったです！

温泉でゆっくりした後の帰路はオール下道で。
夜間、山梨県内を走っていたら道路沿いの歩道をたくさんの人たちが走っていました。
皆さんランナーっぽかったのですが、何か大会だったのかな？

コメント

Noborincyu

初めまして
三度ある事は四度あるかも？

ヤマレコ登録しちゃいました。
まだ、操作慣れてないけど、ちゃんと届いているのか不安です。

オニヤンマ君、受け取っていただけましたか？

MonsieurKudo

Noborincyuさん、おはようございます😃
ヤマレコ上では、はじめましてですね！

コメントありがとうございます。
ちゃんと届いてますよ。

まったく違う山域で３度も逢えるなんて、ほんと奇跡ですよね！
自分もまた逢える気がしますよ。

おにやんま君、受け取りました。
ありがとうございます😊
自分は市販品を持っていますが、それと比べても遜色の無い完成度、さすがです。
今後の山行では、帽子の後ろ&ザックに付け、ダブルおにやんま君でいこうと思います。